ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々・もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代 

今月読んだ本の紹介。



① ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々 ちば かおり (著)

日本テレビアニメの金字塔「アルプスの少女ハイジ」がどのようにして生まれたのか。
そのルーツと制作秘話を当時のスタッフの取材を通して描いていく労作。

まず企画の瑞鷹の高橋茂人さんの生い立ちからハイジの企画の根本を探る内容。
高橋さんの中国の天津租界での生活がハイジに繋がるというのが興味深かった。
他には高畑・宮崎・小田部氏達のスタッフの制作手法を通して
ハイジがいかに惜しみない工夫と労働を費やして制作されたのかを描いている。

個人的にはスタッフの高野登さんがハイジの1話を
「ハイジが山へ登るだけの話なのに面白い」と評していたのが面白かった。



「アルプスの少女ハイジ」については
本著と「幻の『長くつ下のピッピ』」を読むことで作品の輪郭は見えてくると思う。





② もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代 木原 浩勝 (著)

「天空の城ラピュタ」の制作進行で、現在は作家の木原浩勝氏による創作秘話。
木原氏がなぜアニメ界の門を叩き宮崎アニメに関わっていったのか。
作家らしく起伏あるストーリー仕立てのような内容でスラスラ読める。

宮崎氏が様々なコンテ案やアイディアを木原氏に語りながら
苦心して絵コンテを切っていたエピソードが秀逸。
「失敗は許されない」という宮崎氏の言葉には
当時の宮崎さんの立場がにじみ出ている。

ジブリ関係の本ではあるが
本の中で鈴木敏夫氏の名前を見かけないのが逆に新鮮だった。
 

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[ 2017/08/31 22:47 ] ニュース | TB(1) | CM(0)

夏コミ新刊「Vivid Impressions!」の紹介  

夏コミ(C92)にて、アニメ「ViVid Strike!」感想本
「Vivid Impressions!」を頒布します。

びびすと表紙告知用

表紙:エーテライト

<概要>
頒布日:8月13日(3日目)
スペース:東U37b
サークル名:失われた何か
頒布価格:300円

<目次>
・予想は裏切り期待を裏切らない作品…おはぎ(@ohagi2334)
・ノーヴェの物語としての『ViVid Strike !』 …メイ・ナカハラ(@nakaharamei)
・『ViVid Strike!』についての覚書-「なのはViVid」との比較を通して…古戸圭一朗(@kei_furuto)
・繋いだ手の中で(マンガ)…磯貝佑司(@isoisoyuji)

当サークルにとって富野監督関係以外の初めての同人誌になります。
レビューあり、マンガありのバラエティな感想本になっています。
当日はぜひ3日目 東U37bにお越し下さい。
 
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[ 2017/08/13 00:00 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

リフレクションから読む「魔法少女リリカルなのは Reflection」感想 

「魔法少女リリカルなのは Reflection」を鑑賞。

nanohareh000.jpg
(2種の特別鑑賞券のデザインは、タイトルのリフレクションを盛り込んだものになっている)

なのはA's後の時間軸を舞台にした物語。

ゲームでは登場していた
荒廃した惑星エルトリアに住むアミティエとキリエの二人の姉妹の物語。
キリエは幼馴染のイリスとともに惑星再生と病の父を救うために
異次元の地球に向かい、アミティエもまた後を追って地球に向かう。
キリエとイリスの目的は八神はやての闇の書であった…。

物語の感想ーキーワードはリフレクション

まず「なのはシリーズ」の伝統的な何かを助けたい・守りたいために
やむを得ず戦う敵(キリエ)と戦う構成。
話し合わないとわかりあえない事が繰り返される展開。

キーワードはタイトルの「リフレクション」。

親を救うために犠牲はやむを得ずに戦うキリエは
無印の頃のフェイトを彷彿(似ている存在という意味のリフレクション)とさせる。
本作のタイトルである「リフレクション」を象徴するキャラであるといえよう。

姉アミティエが両親からしっかりものという評価の反響(リフレクション)によって
キリエが内気で甘えがちな存在になった事も指摘できる。

一方のアミティエはかつてフェイトを止めた
なのはの(似ている)リフレクションなのかもしれないし、
フェイトの尋問時は、過去のフェイトの(似ている)リフレクションに見える。

なのは・フェイト・はやての3人の容姿と資質を移植された
ディエーチェ・シュテル・レヴィはそのまんま
リフレクション(似ている、もしくは投影)な存在。

黒幕的存在のイリスもコンピュータの板から
反射・投影(リフレクション)され映されていた存在であり、
目的のためには手段を選ばない点で、
キリエと(似ている意味の)リフレクションしていた。

本作はキャラクターとその関係において、
様々な意味でのリフレクションがなされることで、
キャラクター同士の関係が多角的・重層的に描かれていたと思う。

他には主に序盤だけだったがアリサやすずか、彼女達の親も登場したのは
日常シーンに華が添えられた感じがして良かった。

なのはシリーズ最強のアクション

全編通してアクション、アクション、アクション展開で見応えありすぎた。
上映時間100分程度だと思うが体感として尺の8割が
アクションだったような感覚に陥るほどだった。

なのはは収束砲を撃ちまくるし(接近した状態で)
フェイトは高速戦闘を繰り広げるし、
シグナムはバッタバッタと敵の機械を一刀両断していく。
StrikerSのようなリミット制限もなく
どのキャラもよく動き、出し惜しみなく技を繰り出す。

ただアクションだけではなく、キャラ同士が戦いながら話すことで
ドラマやストーリーが盛り上がり進行するので、
アクションのためのアクションに陥っていないので面白い。
話しながら戦う作劇は、富野ガンダムにも通じ、
敵側のロボット(重機械達)を、なのは達が魔法という兵器で戦うことで
リリカルなのはのロボットアニメ性の手法に自覚的がアニメだと改めて思い知る。

そして舞台が東京の都市部のど真ん中で行われることで
建造物や道路が次々に破壊されていく爽快感に溢れている。
道路・建造物がアクションのギミックになっているのもポイントの一つ。

コンテ・演出は監督の浜名孝行さん一人。
昨今の劇場アニメのコンテ・演出が複数で手がける作品もある中で
あのアクションの物量を一人で処理したのは驚異的な仕事量だ。

浜名監督の劇場アニメといえば
手塚ゾーンで恐竜を滅ぼした怪作「テニスの王子様劇場版」が有名。
「魔法少女リリカルなのは Reflection」にも
テニプリ劇場版のような爽快感溢れた仕上がりになっていた。
浜名監督はぶっとんだアクションものがイケル方なのかも。

舞台挨拶

・田村ゆかりさんのコメントが簡潔でクール
・水樹奈々さんはテンションが高い、腕がモリモリしている
・植田佳奈さんは和服。大阪弁(はやて)と標準語キャラ(ディアーチェ)の同時収録は無理
・戸松遥さんもハイテンション。模範的な回答。
・佐藤聡美さんは「後編は爆発に期待」とのアドバイス
・日笠陽子さんは台本無視の悪ノリ傾向が目立った
 アイムに所属して初めて受けたオーディションが「なのはStrikerS」だったが落ちた。

まとめ-終わり良ければ全てよし…ではない結末

Vivid Strikeとこのなのは劇場版で私の都築真紀さんへの熱が再び戻った。
この2作の都築さんの話はキレキレだなぁと思いながら楽しく見られた。

ミティエとキリエの父親からは
まず病気になったら民間療法的に自宅で療養するだけではなく、
きちんとした病院や施設で処置をした方が良いという事を教えられた。

最後の感想として、ここでより一層盛り上がる!というところで
まさかのエンドロールが流れ始め…
見ている側のテンションが最高潮でぶった切られる幕引きは
「エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(春エヴァ)」で
量産型エヴァシリーズが空に登場して幕引きする時に味わった生殺し感と同じだった。
これは辛かった。

それにしても前編でここまでアクションで押してくるのだから
後編の「Detonation(爆発)」は、爆発ってあることからよりアクション押しだと推測。

ああ後編が待ち遠しい。
  
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半勃起アニメとしての「はじめてのギャル」 

はじめてのギャルが面白い。

私の半勃起アニメセンサーにビンビン来る。

半勃起アニメはアニメでキャラクターが半勃起する展開で
我々視聴者も半勃起してしまう事で、
キャラクターと我々が共犯関係に陥ることを指すアニメだ。

つまり「はじめてのギャル」はキャラクターも我々も半勃起しているアニメだ。

主人公の妄想は半勃起を誘導し、

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八女ゆかなも、リアルではおっぱいとパンツを強調。
我々を半勃起に導く。

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全編通して、キャラもしかけもしちょうしゃをはんぼっきにみちびくアニメ。

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パンツマイスターとして山内則康さんの参加も高ポイント。
ソフトバンクのサファテのストレートような安心感を与える。

ほんさくの古川博之監督は
「おくさまが生徒会長!」も「魔装学園H×H」のカントクだが
どちらもハンボッキアニメとしてゆうしゅう!!!!
ふるかわかんとくはえっちいあにめおつくるのですごい。

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「おくさまが生徒会長!」

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「魔装学園H×H」

ふるかわかんとくぅの「真ストレンジ・プラス」はみてないのできになりはじめている。
 
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[ 2017/07/21 18:32 ] ニュース | TB(1) | CM(0)

【夏コミ】ViVid Strike!感想本作ります【公募】 

夏コミ受かりました。
配置場所は「日曜日 東地区 "U" 37b 『失われた何か』」です。

無題

今回はサークルカット通りに
TVアニメ「ViVid Strike!感想本」を作ります。
つきましては原稿を公募したいと思います。

・原稿内容
 
  ① ViVid Strike!の内容に関する感想・評論・批評・二次創作小説
  ② イラスト・マンガ(エッチなものは×)
 
・原稿文字数

  ① 800文字~3000字程度(3000字以上の場合、事前連絡お願いします)
  ② 1P~

・原稿データ様式

  ① テキストファイル・ワードファイル
  ② PDF PSD

・締切
 
   2017年7月16日 (日曜日)。

・送り先・問い合わせ先

  ツイッター(@ohagi2334)にDM下さい

・その他
 
  原稿内容によっては掲載不採用とさせて頂く場合があります。
  予めご了承下さい。

ふるってご応募下さい。
 
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[ 2017/06/18 12:49 ] ニュース | トラックバック(-) | コメント(-)

アニメブログを始めてからの10年間を振り返る-アニメ語りの変遷とともに 

アニメ感想ブログを「失われた何か」を始めて10年が経った。
10年も経つと色々変わる。
今回はブログの10年間を振り返りつつ、アニメ語りの変遷を語りたい。

2007年~2008年

まずこのブログは2007年4月に立ち上げ。
放送中のアニメの各話感想を中心に活動を始める。

アニメを見たらすぐに感想を書くスタイルで記事を更新。
文量は短く、時間がある日曜は1日に何作品も記事を書いていた。

2007年~2011年ぐらいの頃は、各話感想ブログの傾向が強かった。

記事を書いていた作品の中で
思い入れが強いのは2008年の「コードギアスR2」。
日曜5時放送終了後にすぐに記事を書いていた。
いかに早く感想を書いて更新するかを気にしていた頃。
それは記事の更新が早い方がアクセスや反応が良かったから。

放送終了後の5:30には既に「ギアスR2」の記事を投稿しているブログもあって
凄いなぁ、見ながら書いているのかなぁと思いながら驚いていた印象がある。
私も負けじと早く書いていた。

この頃は各話感想ブログを書く方も多く見かけられ、
記事のトラックバックが100~150、多い時は200近く送られてきた。
ギアスR2の最終話のトラックバック数を確認したら262だった。

2007年08年はブログというメディアが
アニメ語りで盛り上がっていたのではないかと思う。

ブログはまとまった感想を書ける点。
特に各話感想はブログのカテゴリ機能によって
作品別に分けられるのが可能で整理がしやすく
HPでの更新より手軽なのが利点だった。

「ギアスR2」の次に放送されていた「ガンダム00 2期」も
「ギアスR2」と同様にいかに早く感想記事を更新しようかと心をくだいていた。
「ギアスR2]「00 2期」共に日5が立ち上がった当初で話題性があり
記事の反応も良かったので、書く動機につながっていたと思う。

2009~2010年

2009年10年も引き続き各話アニメ感想をメインに記事を更新。

この時期で思い入れ深い作品は「けいおん」。
特に「けいおん!!」2期。

今となってはありふれているがいわゆる「日常系」のアニメとして
新感覚な内容で多くのアニメ語りを生み出した作品だったと思う。

2期の方に力が入ったのは
1期で徐々にキャラを好きになっていったから。
特に眞鍋和さんが2期で好きになり、和さんの見るためにアニメを見ていた。

「けいおん!!」もトラックバックが多く、
1記事あたり平均150のトラックバックが送られてきた。
この頃はトラックバック数の多さを人気の指標の一つにしていた。
ただトラックバックが多くてもアクセスがそこまで伸びない作品もあった。
ブログの感想記事が多くても、アクセスに繋がるかどうかは作品次第。

また10年ごろになると、ツイッターのようなSNSのアニメ語りが広がっていった。
私も面白いアニメ語りの人を追っかけるためにツイッターのアカウントを取り
フォロ-して追っかけていた思い出がある。
またUstreamといったネット配信で個人がアニメを語る番組があることも知り、
ツイッターと連携してやりとりできる事は画期的だなぁと思いながら聴いていた。

2011年~2012年

2011年は特に思い入れが深い年かもしれない。

まずは「魔法少女まどかマギカ」。
1話から反応が多かったが、特にマミさんが死亡した3話の記事は
毎日のようにアクセスやweb拍手が多く、
3話以降の記事も多くの方にアクセスして頂いた印象がある。
それだけまどかマギカの反応や感想を知りたい人が多かったのだと思う。
この時に語りたい・語りを聞きたい作品はあるという確信を得た。

これはツイッターでも同様で、放送後ずっとタイムラインは
マミさんの問題で費やされていたという印象がある。

また放送中には震災も起こり、放送期間の変更もあり
様々な意味で記事を書いていた点で思い入れ深い作品だった。

次に「STAR DRIVER 輝きのタクト」。
厳密にはスタドラは2010年10月からの放映だが、
この後の「輪るピングドラム」と関わり11年3月終了なので11年として扱う。

五十嵐卓哉監督、榎戸洋司脚本というウテナスタッフのロボットアニメ。
ウテナ好きとして期待度マックスで視聴し、一生懸命見ていた。
日5のアニメは話題にのぼり易い点でも作品語りも多く、
それに負けないと記事を書いていた印象がある。

そして「輪るピングドラム」。
私にアニメという表現を始めて意識させた
「少女革命ウテナ」の幾原邦彦監督による12年ぶりの新作アニメ。

00年代からずっと待っていた幾原監督の作品。
今までにない以上の労力を割いてブログ更新をしていたと思う。
特に1話の感想は時間に時間をかけて全てを網羅したいぐらいの
意気込みで書いていたように思う(意気込みだけは)。

輪るピングドラム1話「何だかわからないけど、最高に面白い幾原邦彦監督12年ぶりの新作!」(感想)

記事を書くために何回も見返す事もなかったが、
何度も見返しながら記事を書いたのはピングドラムが始めてだったと思う。
「ウテナ」への恩返しだと思って記事を更新していた。
1話と最終話の記事は最低限人前に出せる内容になったのではと思う。

「輪るピングドラム」の最終回をセーラームーンR劇場版、セーラームーンS、少女革命ウテナを交えながら振り返る。

この時期は個人的な観測範囲においてブログを更新する方も多く、
ツイッターやustの発信も多く見受けられた。
アニメ語りが盛り上がっていた年だったと思う。(個人的な印象でしかないが)

2012年~2013年

2012年もアニメの各話感想の記事を中心に書いていた。
2012年は「戦姫絶唱シンフォギア」がとにかく好きだった。
シンフォギアの感想記事は、ストレートに好きだという意識で記事を書いていた。

2013年になると各話感想だけでは飽き足らないと思うようになり
各話感想以外の自分が本当に書きたい記事を仕込んで記事にするようにし始めた。

キッカケは次の記事。

逆襲のシャアにおける、ミライの重要性についての考察。

「逆襲のシャア」についてきちんとした記事を書きたいと思って書いた記事。
クエス・パラヤだけが逆シャアの真髄ではないと思って書いた。
反応も良かったので、好きな富野監督作品についての記事が多くなっていく。

この記事を境に各話感想記事は減らしていく方向性にして
書きたい作品や現象を書いていく方向性になっていった。

また

アニメのBD購入に必要な鉄くずの量を調べてみた

のような方向性の記事も模索するようになっていった。

2013年ごろになるとトラックバックを送るブログも減少した印象を受けた。
人気作品の感想記事のトラックバックは100以上を超えることも多かったが、
この頃は3桁の数字を出す感想記事も少なくなった印象。

トラックバックを送るブログの減少と共に
ツイッターでのアニメ語りは多くなっていった印象。
ツイッターはブログよりも手軽で気楽にアニメ語りを投稿できるのが強み。
元々ブログもHPに比べて手軽に投稿できる点が強みであり、
ブログより手軽に扱えるツイッターを利用するのは自然な流れだと思う。

2014年~2015年

2014年は「ガンダム Gのレコンギスタ」だった。

一番好きな富野由悠季監督の新作。
感想記事を書かないわけにはいかない。

さらにいえばリアルタイムで富野監督作品を
ネットに書くチャンスがなかった私にとって
富野作品の各話感想は一番やりたかった事だった。

しかしブログを始めて7年も経っていたが
「リーンの翼」以降、まとまった富野アニメの新作の発表は無く
「リング・オブ・ガンダム」で最後なのかという思いもあった。

水面下では富野監督の企画が動いていると知りつつも
各話感想更新のチャンスは無いのか…と思っていた矢先の「Gレコ」の発表。
嬉しかった。ブログをやり続けた意味があったと思った。
というかその為にブログをやっていた。

思えば「Gレコ」は「輪るピングドラム」と同じぐらい労力をかけて記事を書いていた。
何回も何回も見返して、各回ごとに切り口を決めて書いていた。

「Gのレコンギスタ 3話」の排泄描写の意味-日常と非日常の接続

各話感想以外も思いついたら記事を書いていた。
ツイッターでも「Gレコ」についていろんな事を投稿していた。
書いている時は本当に楽しかった。

また「Gレコ」の最終話の感想記事を書いていたら涙が出ていた。
ブログを書きながら涙したのは初めての事だったので自分でも驚いた。

「Gレコ」最終話は「T(富野)のレコンギスタ」である

「Gレコ」をリアルタイムで見られたのは感謝でしかない。


2015年は「響け!ユーフォニアム」の記事が印象深い。
反応も上々で視聴者の語りを誘発する作品だったと思う。
京アニ作品ではトップクラスに好きな作品かもしれない。

2016年~2017年

2016年になると更新記事も減っていった。
ツイッターの投稿が中心となり、月に数回の更新頻度。
ブログを続けていくうちに、持ちネタが不足し書く事が無くなっていった。

そんな中でも徐々に盛り上がっていった「Vivid Strike!」は
後半なんとか各話感想を書くほど好きになっていった。

2017年は「けものフレンズ」。
こちらも思いついたら記事を書くスタイルでやっていった。
「Gレコ」ほどでは無いが、記事を書きたくなる作品であり
リアルタイムで大いに盛り上がる状況が面白かった。
最近見直したがやはり面白かった。

まとめ

以上、ブログ更新で印象に残った作品を挙げてみた。

アニメ語りは年数を経るごとに徐々にブログから
ツイッターやまとめサイトが勢いを増していった印象。
機能が追加され、実況もしやすい、投稿もしやすい
ツイッターはアニメ語りに便利なSNSだと思う。

今後はツイッターよりアニメ語りに使いやすい何かが現れれば
そちらに移行すると思われる。
今のところはツイッターがアニメ語りの一番盛んな場所であるように思える。

10年も経つとブログをやらなくていいのかと思うときもあるが
「けものフレンズ」みたいな作品が現れるから、続けていきたいなぁと思ってしまう。
アニメは油断ならない。

今後も

きちんとまとまった内容はブログ。
思いついたことはツイッター。
たまにツイキャス。

今後もこんな感じでやっていこうかなと思うので
「失われた何か」をよろしくお願いします。
 
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[ 2017/05/21 17:54 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

スラムダンクの魚住包丁所持事件について 

スラムダンクの魚住包丁所持事件について。

まずスラムダンクの簡単な説明。
1990年代の少年ジャンプに連載されていたバスケ漫画である。

次に魚住とは。
主人公の湘北高校が練習試合と県大会の最後で戦う陵南高校のセンターである。
2メートルを越す巨漢から“ビッグ・ジュン”の異名をもつ。
湘北の赤木とはライバル。

さて本題の魚住包丁所持事件について。
それは湘北が最後に戦う山王高校戦で起こった。(単行本28巻74P)

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魚住がライバル赤木の不甲斐ないプレイに業を煮やし
激励のため試合会場に包丁と桂剥きした大根を持ったままコートに上がってきたのだ。

2メートルの巨漢が包丁を所持して試合会場にやってきた。
同じような事が他でも起これば、現場は騒然とするであろう。

湘北・海南関係者は魚住を知っているので安心感はあったのだろうが、
山王含めて他の会場全ての人間は魚住を知らない。不安になるだろう。

包丁も画像を見るととても長く大きく、銃刀法違反の基準である
「刃渡り6センチ以上の刃物を所持」に当たると思われる。
すぐに警備が来て、魚住を取り押さえたのも頷ける。

uozumi2.jpg

その後は警察沙汰にならず
魚住は両脇に警備員をつけられて観戦することが許されている。

業務のために板前が包丁を所持していたということで
現場の判断として銃刀法違反とみなされなかったのではと考えられる。

そんな魚住包丁所持事件。三井寿湘北高校バスケット部襲撃事件と並んで
スラムダンクにおいて極めて事件性が高いといえよう。

事件の最大の疑問

さてこの事件の最大の疑問を取り上げる。

それは「魚住は銃刀法違反の包丁と大根と鉢巻をいつ所持していたのか」ということだ。

事件が起こったのは広島県大竹市の体育館。
神奈川県在住の魚住は応援のために広島まで駆けつけたわけだが
神奈川から広島に移動中でも包丁と大根を所持していたのだろうか。
一ついえるのは魚住が会場に包丁と大根を持ち込んでいたことである。

これには板前修行中の魚住が旅行中でも
いつでも桂剥きの修行ができるように用意していたと考えられる。
「俺の夢、板前だ」と語る魚住が、旅行中の時間の空いた時に
いつでも修行ができるよう包丁と大根を持っていてもおかしくはない。

しかしこの解釈には致命的な欠点がある。
それは遅れてきた魚住が試合会場に向かうまでの描写で
包丁や大根といった荷物を持っていないのだ。

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森重寛とすれ違う魚住。(27巻113P)
後ろ姿の魚住だが荷物を持っている感じがしない。
またタクシーから出る姿の魚住も他のページで確認できるが、
荷物が全くないのである。

荷物が無い状態でどうやって包丁と大根を持ってきたのか。
疑問はますます深まるばかりである。

魚住は包丁と大根を服の中に隠し持っていたのか。
しかし会場へ向かう服装を見ても用意していたようにはみえない。

試合会場のどこかに包丁と大根があったのか。
ドラえもんの4次元ポケットでも持っていたのか。
どちらも考えづらい話だ。

真相

以上、魚住包丁所持事件について語ってきた。

魚住が包丁と大根をもって試合会場に降りてきた動機はわかる。
赤木を助けたかったからだ。
しかしその包丁と大根を持ち込んだ手口が全くわからないのだ。

魚住がどのようにして「包丁と大根を会場に持ち込んだのか」
これが解けない以上、この事件の真相に辿り着いたとはいえない。
 
魚住の包丁と大根そして鉢巻。
永遠の謎ともいえる要素を残し、魚住の赤木への激励もあって
試合は湘北が山王に対して奇跡的な決勝シュートで勝利したのである。
 
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[ 2017/05/15 20:38 ] ニュース | TB(0) | CM(1)