苹果の運命が予期せぬ形で訪れます。
ノート通りに進行してますがはてさて。今回は間違いなく、ミュージカル演出が面白かったです。
アニメはまだまだ色んな事ができる!
アニメにはこういう可能性がある!
なんてことを思い起こさせてくれました!!
感想ミュージカル
今回の見どころは間違いなくミュージカル仕立ての演出でしょう。
音楽(音)と映像(光)の融合は見るものを魅了します!







ここで大事なのは、キャラ絵が切り絵のように描かれ、
そして切り絵の劇のように動かしている所ですね。
この演出と画面に花の額面を飾る事で、虚構空間を作り出す事に成功しています。
見ている側も「あぁミュージカルなんだ」と自然に入っていける意味でも
この画作りは素晴らしいなぁと思いました。
あと何が凄いかっていえば、アニメの表現として中々無かった事でしょう。
新しいアニメの表現を貪欲に取り込んでいく姿勢がまずこの表現は素晴らしい。
この切り絵をアニメのように(作画として)動かす事とミュージカルは
中々事前にアイディアを仕込んでいないとできないでしょう。
要は「輪るピングドラム」で幾原監督がやりたかった表現の一つなのでしょう。
元々幾原監督は絵と音をシンクロさせて、
ものすごい映像を作り上げるのが得意な方です(おそらく個人的には最強クラス)。
特にセーラームーンR劇場版のクライマックスで流れる「moon revenge」などは
幾原さんの音響へのこだわりが存分に発揮された部分だと思います。
今回の絵コンテ・演出は金子伸吾さん。少女革命ウテナの助監督です。
つまり幾原監督にとって最も気心が知れているスタッフの一人です。
おそらく今回は、ミュージカル回をやりたいという幾原さんお意向を汲んで
絵コンテを切ったと思われます(もちろん幾原さんも多分にチェックしてるはず)

(このモブの演出はいかにも幾原さん+金子さんぽいです)
それにしても金子さんまで参加されたので、
今後はもう一人のウテナの助監督だった高橋亨さんにも参加してほしいですね。
スタッフリスト


絵コンテ・演出 金子伸吾
作画監督 田村正文 進藤優
田村正文 古川知宏
伊藤憲子 太田都
桑原周枝 本多恵美
小島崇史 イニシャルK
九鬼朱 久利弘志
佐々木貴宏 荒川絵里花
貞方希久子 吉原達矢
佐々木勅嘉 小倉寛之
草刈大介 武藤信宏
中野圭哉 後藤圭二
進藤優 竹内一将
小林由美
童夢
まとめ
今回は苹果が水におぼれた展開は
「少女革命ウテナ」でも同様にキャラが水におぼれる展開あった事なども触れたかったですね。
さらにいえば劇場版ではウテナが幼少時代におぼれたエピソードもあります。
幾原監督にとって少女が水におぼれるというのはどんな意味を持つのでしょうか。
最後の最後で久宝阿佐美が何者かに突き落とされるショッキングな展開になりました。

犯人はこのベージュの服を着た人間のようですが、はたして誰か。

ますますミステリー色が強くなってきた感じです。つなり謎が謎を呼ぶ展開ともいえそうです。
ここで思うのは、オリジナルアニメは謎で引っ張るのが一番面白いかなと思います。
原作ものでは、どうしても謎が謎を呼ぶ展開にも限界がありますから。
本編でいっぱい、謎や仕掛けを用意して、視聴者に考えさせる。
そして視聴者は考える事によってますます作品にのめりこむ。
この先行きの見えなさがオリジナルアニメの醍醐味だと思います。
つまり先行きの見えないのを自分達で何とかしながら
作品と接するのが、面白さにつながっていくのではないでしょうか。
EDイラスト

告知7/30の21時からアニ☆ブロさんのラジヲに出演させて頂きます。http://animebloger.blog112.fc2.com/blog-entry-165.html今期最もイチオシの「輪るピングドラム」についてお話しますので
お時間ある際はぜひご視聴ください。
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感想ミュージカル
今回の見どころは間違いなくミュージカル仕立ての演出でしょう。
音楽(音)と映像(光)の融合は見るものを魅了します!







ここで大事なのは、キャラ絵が切り絵のように描かれ、
そして切り絵の劇のように動かしている所ですね。
この演出と画面に花の額面を飾る事で、虚構空間を作り出す事に成功しています。
見ている側も「あぁミュージカルなんだ」と自然に入っていける意味でも
この画作りは素晴らしいなぁと思いました。
あと何が凄いかっていえば、アニメの表現として中々無かった事でしょう。
新しいアニメの表現を貪欲に取り込んでいく姿勢がまずこの表現は素晴らしい。
この切り絵をアニメのように(作画として)動かす事とミュージカルは
中々事前にアイディアを仕込んでいないとできないでしょう。
要は「輪るピングドラム」で幾原監督がやりたかった表現の一つなのでしょう。
元々幾原監督は絵と音をシンクロさせて、
ものすごい映像を作り上げるのが得意な方です(おそらく個人的には最強クラス)。
特にセーラームーンR劇場版のクライマックスで流れる「moon revenge」などは
幾原さんの音響へのこだわりが存分に発揮された部分だと思います。
今回の絵コンテ・演出は金子伸吾さん。少女革命ウテナの助監督です。
つまり幾原監督にとって最も気心が知れているスタッフの一人です。
おそらく今回は、ミュージカル回をやりたいという幾原さんお意向を汲んで
絵コンテを切ったと思われます(もちろん幾原さんも多分にチェックしてるはず)

(このモブの演出はいかにも幾原さん+金子さんぽいです)
それにしても金子さんまで参加されたので、
今後はもう一人のウテナの助監督だった高橋亨さんにも参加してほしいですね。
スタッフリスト


絵コンテ・演出 金子伸吾
作画監督 田村正文 進藤優
田村正文 古川知宏
伊藤憲子 太田都
桑原周枝 本多恵美
小島崇史 イニシャルK
九鬼朱 久利弘志
佐々木貴宏 荒川絵里花
貞方希久子 吉原達矢
佐々木勅嘉 小倉寛之
草刈大介 武藤信宏
中野圭哉 後藤圭二
進藤優 竹内一将
小林由美
童夢
まとめ
今回は苹果が水におぼれた展開は
「少女革命ウテナ」でも同様にキャラが水におぼれる展開あった事なども触れたかったですね。
さらにいえば劇場版ではウテナが幼少時代におぼれたエピソードもあります。
幾原監督にとって少女が水におぼれるというのはどんな意味を持つのでしょうか。
最後の最後で久宝阿佐美が何者かに突き落とされるショッキングな展開になりました。

犯人はこのベージュの服を着た人間のようですが、はたして誰か。

ますますミステリー色が強くなってきた感じです。つなり謎が謎を呼ぶ展開ともいえそうです。
ここで思うのは、オリジナルアニメは謎で引っ張るのが一番面白いかなと思います。
原作ものでは、どうしても謎が謎を呼ぶ展開にも限界がありますから。
本編でいっぱい、謎や仕掛けを用意して、視聴者に考えさせる。
そして視聴者は考える事によってますます作品にのめりこむ。
この先行きの見えなさがオリジナルアニメの醍醐味だと思います。
つまり先行きの見えないのを自分達で何とかしながら
作品と接するのが、面白さにつながっていくのではないでしょうか。
EDイラスト

告知7/30の21時からアニ☆ブロさんのラジヲに出演させて頂きます。http://animebloger.blog112.fc2.com/blog-entry-165.html今期最もイチオシの「輪るピングドラム」についてお話しますので
お時間ある際はぜひご視聴ください。
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えらく出世したなw