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アニメ横山光輝三国志における呂布の扱い 

アニメ横山光輝三国志の物語は原作マンガに忠実に展開されるが、
所々省略(劉備以外の群雄の動向)や追加(孔明の若い頃)がなされている。

特に飛将呂布に関しては変更が印象的だった。

まず董卓暗殺に加担し、貂蝉を郿塢城から救い出そうとしたら
貂蝉は既に自殺していという大筋は原作と同じ。
違うのは原作では城は燃えていないが、アニメでは城が燃える描写になっている。

ryohu15.jpg
(15話 乱世の美女・後編)

呂布が貂蝉を抱えて、後ろには燃えた郿塢城が映る描写もアニメで追加されたものだ。


次に呂布の最後。

原作では曹操との篭城戦の末に武将の裏切りによって捕縛され曹操の前に差し出される。
曹操の配下になりたいと命乞いをするも、劉備にたしなめられ処刑される。

アニメでは捕縛されるところまでは一緒だが、
捕縛を振りほどき城から逃亡を図るも、逃げる足になる馬もダメになり、武器も折れ
最後は全身に矢を受けて壮絶な戦死を遂げている。

ryohu22.jpg

ykoyama_2.jpg
(22話 呂布・雪原に散る)

アニメの死にっぷりの方が、よりドラマティックに見える。

ドラマティックに見えるのは、作画の力によるものも大きいだろう。
呂布メインの15話・22話共に齋藤浩信さんが作画監督。
緻密で描き込みの多い筆致で、劇画タッチの絵柄で
呂布の強さ・豪胆さ、傲慢さ・愚かさ・悲しさを作画で表現しているように思える。

呂布の死に方の変更がどの段階で決まったのかはわからないが、
少なくとも呂布という男の生き様を描くのに、齋藤さんの作画がマッチしていたと思う。
 
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[ 2018/08/15 19:22 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

リズと青い鳥・けいおん・たまこラブストーリー-それぞれのリズと青い鳥の役割 

アニメ映画「リズと青い鳥」を鑑賞。

静かにゆっくりと淡々と積み重ねる学園生活を、
繊細な輪郭線で描かれたキャラクターによって描き、
小さな機敏を丹念にすくい上げる柔らかいアニメーション。
アニメーションを壊さないように優しく奏でられる劇伴。
壊れやすいでも極度に洗練された映像がリズと青い鳥にあった。

また絵本「リズと青い鳥」部分のアニメーションは、
できるだけ絵本調の背景に合わせるようにキャラクターが描かれ、
色鉛筆で描かれたような青い鳥のアニメーションは、
「かぐや姫の物語」以降のものという感じ方をした。


さて本作の主題は鎧塚みぞれと傘木希美の関係。
希美に精神的に依存しがちのみぞれ。
みぞれに複雑な感情を抱く希美。
二人はこれまで同じ道を歩みながら、
もう一度これからも同じ道で歩めますか?と問うような話だったように思う。

そんな二人の関係性及びリズと青い鳥の役割を見ながら、
「けいおん!」の平沢唯と真鍋和、
「たまこラブストーリー」のたまことみどりを思い浮かべていた。

rizutoto03.jpg

「けいおん!」の唯と和の関係。
和の「そうなんだ。じゃあ私生徒会行くね」という言葉に象徴されるように、
和は唯に対する依存度は無いように思える。
(子供の時は和が唯に対して依存があったようではある)
唯も和に引っ張られることもなく、二人は互いの好きな時に集まって
話をして楽しくしている関係である。
リズと青い鳥でいえば、いつでも自由に飛びだって良いと
リズが青い鳥に最初から言っているような自由な関係のように思える。

むしろ、唯への依存心があるように思える梓の関係の方が
リズと青い鳥の比較でいえば有効かもしれない。


次に「たまこラブストーリー」のたまことみどりの関係。
みどりがたまこに片思い的なとても複雑な感情を抱いている。
幼馴染・友人以上、でも恋人ではないみたいな。
一方のたまこはみどりをきっぱり友人・幼馴染として見ている。
みどりがリズで、たまこが青い鳥のように思える。
リズなみどりは青い鳥のたまこに飛びだってほしくないようである。
(この辺りは最初みぞれがリズと青い鳥に抱いていた感情に近い)
結局、たまこが外に飛びだとうとしている(もち蔵との関係が展開する)のを
最初は辛く思いながらも、最後は飛び立つのを後押しする。


「リズと青い鳥」の鎧塚みぞれと傘木希美の関係は、みぞれ自身が言うように
自分がリズと青い鳥の役回りが入れ替わる事を示唆している。
みぞれが希美に依存しているように見えながら、希美もみぞれに引っ張られてる。
それでも二人は変化する状況(進路・吹奏楽部)によって
自分の道はありながらも、二人で寄り添う道がある事を気づいたように思える。


リズと青い鳥の関係ではなかった、唯と和。
みぞれが最初抱いていた感情に近かった、みどりとたまこ。
どちらもリズであり青い鳥だった、みぞれと希美。

「けいおん!」「たまこラブストーリー」「リズと青い鳥」と順に見ていくと
同性への恋愛にも近い感情、
好きなものは閉じ込めていきたい感情とどうやって向き合うのかという問題に
ホップ・ステップ・ジャンプで駆け上がってきたようにも感じてしまった。
 
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[ 2018/04/22 21:16 ] ニュース | TB(1) | CM(0)

火垂るの墓-過去から現代を描く物語 

「1945年9月21日僕は死んだ」には理由がある。

裕福な家庭環境が故にプライドが高く他者を拒絶し、
自分に都合が良い刹那的な選択を行い、肉親だけの閉じた世界に篭もり
その為に死んだ清太の姿は、現代(1980年代)の子供に通じるものがあるのではないか。

以上のような視座に立つことで、
火垂るの墓を描く意味を高畑監督は見出したのだろう。
言い換えれば火垂るの墓の時代を描くことは今を描くことに繋がる。
そして清太の姿を通して今はこういう時代でもあるという事にも言及していたのであろう。

その清太の姿を描くには確かな観察に基づいたアニメーションでなければ成立しない。
生活する人間の細やかな所作・動作を丁寧に拾い積み重ねるアニメーションによって
人間(キャラクター)を描けるという信念に基づいて行われているように思える。
そのアニメーションが描けるのは近藤喜文しかいないという確信の元、
高畑監督は近藤喜文の参加を絶対的な課題とした。

他者を拒絶し、閉じた世界に逃げれば死ぬ。
火垂るの墓に辛い・悲しい・怖いと感じてしまうのは死という結果より
清太の行動にみえる人間が生来持っている他者への拒絶心や刹那的思考を
視聴者にも感情移入をさせるより前に当時の神戸・西宮に降り立たせて
冷徹にまじまじと見せつけるように描いているところにあるのではないだろうか。
(一方で幽霊の清太も舞台に立たせている)

火垂るの墓は過去の問題を扱ったというより、
過去の物語を通して現代の問題を扱う作品だと思った。
それはラストカットの幽霊の清太と節子が
小山から人工の光に照らされた神戸のビル群を見ている姿で感じられた。
 
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[ 2018/04/14 17:24 ] ニュース | TB(1) | CM(0)

高畑勲監督の印象深いエピソード10選 

高畑勲監督が亡くなられた。そこで高畑監督の印象深いエピソードを10挙げてみたい。


①アニメージュの編集だった鈴木敏夫氏が「太陽の王子ホルスの大冒険」に感動して、始めて高畑勲にインタビューを電話で申し込んだところ「会いたくない」と拒絶。その会いたくない理由を鈴木氏に1時間とうとうと語り、その後宮崎駿氏に話を振る。(これがアニメージュのホルス特集になり、ジブリ始まりのポイントになる)


②富野監督と対談した時に「1stガンダム」に対して地球連邦という統一組織ができた世界なのに黒人が出てこないと突っ込む。富野監督「放送コードの問題で・・・」とかわそうとするが、高畑監督には納得せず。(富野監督もタジタジ)


③押井守監督との対談の中で、押井監督が赤毛のアンについて語る時に日常という言葉を使った途端「あなたの使っているその日常というのはどういう意味なんですか」とツッコミ、押井監督を黙らせる。この話を聞いた庵野監督は「押井さんを黙らせるのはすごい」と語る。(言葉に厳密さを求める高畑監督)


④宮崎駿監督から「風の谷のナウシカ」のプロデューサーになって欲しいと鈴木敏夫氏を通して依頼されるも首を縦にふらず、大学ノート一冊分に自分がプロデューサーに向いていない理由をまとめて書く。その話を聞き、宮崎監督は鈴木氏を飲み屋に誘う(滅多にないこと)。日本酒をがぶ飲みして「おれは…高畑勲に自分の全青春を捧げた。何も返してもらっていない」と大泣きする。結局「友人を困っているのに助けないのか」という鈴木氏の説得により高畑監督は引き受ける。


⑤そんな「風の谷のナウシカ」のプロデューサーの高畑氏の仕事・仕事方法は鈴木敏夫氏に多大な影響を与え、鈴木氏曰く「スタジオジブリの基礎を築いた」とまで評される。(監督だけでなくプロデューサーとしても才能発揮)


⑥ドキュメンタリー映画「柳川堀割物語」の制作時、ナウシカで得た製作資金が制作スケジュールの超過で底を尽きたため宮崎駿監督の自宅を抵当に入れることに。(プロデューサーの時は予算やスケジュールを守らせようとするが、監督になると湯水のように資金と時間を使ってしまうとのこと)


⑦「ホーホケキョとなりの山田くん」の完成打ち上げパーティで「この映画が当たろうが当たるまいが、例え観客が一人も来なくたって、アニメーションの表現上は成功したと思います」と語る。(この言葉通りなのか興行的には苦戦)


初音ミクの「ピロリ菌の唄」を西村義明氏に聞かせて「良い歌」と語る。後年「かぐや姫の物語」で劇中歌「わらべ唄」「天女の歌」の作曲し、デモ曲を初音ミクで自ら制作する。(音楽家としての高畑勲と新技術に貪欲な高畑勲)


⑨かぐや姫の制作時に原作の「もと光る竹なむ一筋ありける」という部分に対し「竹の光源ってどこにあるんですか」「いや(竹の光)貫通しません。この竹はまず孟宗竹じゃありません。真竹です。真竹であっても、皮がこんなに分厚いんですよ。だから、姫が光源だったら光は貫通しません。つまり竹は光りません。」と指摘。そして2ヶ月間コンテが止まる。(疑問を解決せずに作品を作り終えることはできない)


⑩アイカツの監督の木村隆一氏がアイカツのDVDを送ったところ、ちゃんと観ていた。(関係ないけどエヴァも見ていたらしい)


高畑勲監督の死が惜しまれるのは、高畑さんにしか作ることができないアニメーションの世界があり、その世界の可能性が閉ざされたことに尽きる。高畑さんが作品を作る姿をもう少しだけでも見たかった。ありがとうございました。
 
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[ 2018/04/06 21:13 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

「機動戦士ガンダム0080」のリアリズムと磯光雄の作画 

「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」は、
富野由悠季では描けないものを目指していたのではないだろうか。
あるいは富野とは違うリアルを描き出そうとしていた。

それは少年アルから見えた世界。
ニュータイプがいない等身大の人達の物語。
正義も悪も連邦にもジオンにも肩入れせず、
ただただ少年に戦争のリアルを突きつける。

誠実に丁寧にアル達の生活と営みと行動を描き出す事で、
臨場感と迫真性を生み出し、物語の説得力を与えた。
この試みが成功したのは、
1話冒頭の北極の連邦軍基地襲撃の作画によるものだと思う。

0080iso-2.jpg

当作画は磯光雄が主に手がけたのは知られている。(全てではない)。
磯が目指したのは存在感・実在感のある、
さも自分自身が体験させられているかのような臨場感ある作画。
(本人曰く「やはりその場にいて、こういう状況に遭遇したら何がどう見えるかを想像して描いていました」)
この作画が0080を支えるリアルがあったのではないだろうか。

つまり1話冒頭の作画が作品の方向性を指し示したと思う。
磯作画の実在感と臨場感とスケール感が物語冒頭で示されたから、
0080の物語は最後まで強いリアリズムに支えられた。

全6話を見返すと、1話の磯の作画がそこまで浮いているわけでもないことに気づく。
凄いアニメーターの作画は、作品内から浮く傾向もあるが。
0080は極めて作品及び物語の方向性とマッチし寄り添った作画なのだと思う。

さらにいえばヒーロー的に魅せるケレンの印象の作画でもなく、
肩入れしないドキュメンタリー的に魅せる作画だったからこそ
連邦でもジオンでもない少年アルの目線に立った作劇ができたのだろう。
 
作画のエポックとして見られやすい1話冒頭のシーンは
作品の方向性にも極めて貢献していと見返して感じられた。
 
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[ 2018/03/27 21:08 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

あえて岡田麿里視点を抜いて語る「さよならの朝に約束の花をかざろう」 

岡田麿里初監督の「さよならの朝に約束の花をかざろう」。

岡田麿里が脚本を手がける作品は、
岡田脚本でみられる作風というか味を中心にして語られやすい。
「さよ朝~」はさらに初監督ということもあり、
過去に岡田が脚本を手がけた作品との照らし合わせて語りたくなる。

ただ岡田麿里視点からの「さよ朝~」は一旦置いといて
岡田以外の視点で「さよ朝~」を語ってみたい。


私の率直な感想としては
国・都市・建築物・生活・自然を含めて世界を一から作り上げる
オリジナルなファンタジーな作品だった。

制作のP.A.WORKSのオリジナルTVアニメの元請作品は現代劇が多かったと思う。
その経歴の中で、本作はファンタジーを選択している。
(凪のあすからもファンタジー要素があるが現代劇)
PAは元請制作に舵を取ってから果敢に様々なジャンルを手がけているが、
「さよ朝~」ではファンタジーというジャンルに挑戦したのだろう。

ファンタジーに挑戦したいという点で見れば、
キャラクター原案に吉田明彦が起用されたのもわかる。

タクティクスオウガ・ファイナルファンタジータクティクス等のSRPGで
キャラクターデザインでファンタジー世界のキャラクターを描き
多くの後続のゲームに大きな影響を与えた吉田。

ファンタジーをやるなら吉田明彦のデザインを元に、という狙いがあるように見える。
今まで吉田がアニメのデザイン関係の仕事をしていなかった点でも
新鮮さを強調できる計算もあっただろう。

そんな吉田原案のキャラは服装及び服の色が際立つ。
特に酒場で働く頃のマキアの茶を基調とした服装は
「あぁ吉田キャラだなぁ」と思わせると共に
作品世界に馴染んでいる力を持ち合わせていると思った。

もっといえば吉田キャラ原案のアニメが見られるとは
本作が出るまで全く想像もしていなかった。
だから単純に吉田キャラが生活しアクションするだけでも私は嬉しかったし
ファンタジー世界を作る上で吉田キャラの力は絶大だなとも思った。

次に音楽。川井憲次。
私は川井憲次の音楽が好きなので、聞けるだけで嬉しい。

そして美術。
一から世界を作り上げるオリジナルアニメのファンタジー世界という条件の元、
城・都市などの建築物や自然・風景を存分に描きあげていたのが素晴らしかった。
段差や高低を感じさせる都市ドレイルの街並みや、
幻想的なイオルフの水場などが印象的だった。

ありきたりに見える風景がなく、
どんなシーンでも趣向を凝らした美術背景のように映った。
こうした設定を一つ一つ作り上げるのは
とんでもない労力とイマジネーションが必要だと思った。


以上のように本作は作品世界の根幹である
デザイン面でのキャラクターと美術が魅力的で
それがファンタジー世界を構築する上で大きく貢献したように思える。

さらに吉田キャラクターを石井百合子・井上俊之・平松禎史以下
一流のアニメーター達が吉田デザインの良さを損ねずに
存分に動かしていたのが良かったと思う。
 
よって私はファンタジーものに興味があるなら
「さよ朝~」は楽しめるのではと思った。
 
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[ 2018/02/27 19:52 ] ニュース | トラックバック(-) | コメント(-)

【レビュー】さよならの朝に約束の花をかざろう-時間の積み重ねによる感動 

「さよならの朝に約束の花をかざろう」を鑑賞。

見ながら、頭によぎったのは

「アニメの感動の本質は時間の経過の積み重ね」
「映像の本質は物理的な時間の流れよりもはるかに短い時間で時の流れを人に感じさせる事」

という言葉。

これは「星山博之のアニメシナリオ教室」という本に書かれた言葉だ。

この映画をまとめるに、この指摘がしっくりくる。

エリアルが子供から青年、生まれてから死ぬまでの
時間の経過・積み重ねを2時間で感じさせる事で感動を産み出した。
一方で長命のマキアが外見的変化を伴わないことで、
エリアルとマキアの関係性が、エリアルの成長に合わせて
変化していく経過が克明に描かれていたと思う。

身体的にも心の面でも成長し変化するエリアル。
身体的には変わらず、心は強くなっていくマキア。
それぞれに変わる面と変わらない面もありながら、
それでも母と子であり続けたのが、人の心を打つ要因になるのだろう。
 
逆にいえば母のマキアが身体的に変わらず少女であるのが、
子のエリアルにとって残酷でもあり、
いわゆる普通の乳離れとは違う形で乗り越えなくてはいけないのが大変でもあった。

衰退する国家。滅びゆく竜。繁栄する都市。
人の変化とともに世界も時間の経過に合わせて変化を見せていく。
(世界を紡ぎ上げる凝りに凝った美術設定・美術)
変わらないものなのなどないのだ。

そんな時間の経過により変わり続ける世界を、
(無垢性が際立つ造形の吉田明彦キャラを使い)
変わらないもの達からの視点で描いたのが
「さよならの朝に約束の花をかざろう」であろう。
 
こうした時間と経過の物語の集約している点、
(モチーフとしての機織りに時間の意味を込めている)
時間の経過を経ても見た目が変わらないキャラクターを使用した点でも
極めて星山がいうアニメの感動の本質を有効活用した作品だったと思う。
 
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[ 2018/02/24 14:05 ] ニュース | トラックバック(-) | コメント(-)

日本酒とアニメ-その魅力楽しみ 

最近、日本酒を家で飲むようになった。

DTVS9VEVQAA-Mmw.jpg

理由は自分に新しい嗜みがほしいから。
そう思ったときに、居酒屋の日本酒が美味しかった記憶が蘇り、
日本酒なら続けられるかもしれないと思ったからだ。

とはいっても、下戸なので飲むペースは四合瓶を10日ぐらい。
去年の年末から始めたので、まだ6本しか飲めていない。
初心者である。

・まんさくのはな 純米吟醸
・風の森 雄町 純米吟醸
・鳳凰美田 初しぼり 純米吟醸
・川中島幻舞 美山錦 純米吟醸
・川中島幻舞 山田錦 特別純米
・磯自慢 本醸造 

それにしても日本酒は奥が深く沼のようだ。
銘柄によって様々な味や香りがあり美味しさが違うのが
まるで日本のアニメのようだと思った。
アニメもまた作品によって、絵も話も違えど面白いからだ。

しかし私は日本酒の事を知らない。
まだ流行の人気銘柄しか手がついていない。
そして日本酒の情報収集をしている内に感じたのが
人気銘柄を追いかけるよりも、
自分に合う美味しい銘柄を見つけることが大切だということ。

アニメも同じで、流行や人気で作品を見るのも全く悪いことではないが
例え不人気であっても自分に合う作品を探せた時の喜びが大切なのではと思う。

私は香りが高くフルーティーで甘い日本酒が好きではあり、流行の一つであるようだが、
それだけが日本酒の魅力ではない。

日本のアニメで例えるなら井上俊之や沖浦啓之の作画だけが魅力ではない。
他のアニメーターの作画にも魅力がある。
富野監督のアニメは好きだが、他にも面白い・好きなアニメはたくさんある。
そういう流行やトレンド、自分の好みだけではない
日本酒及びアニメの魅力を感じていきたいのだ。


話は変わるが、私が訪ねた酒屋の店主は面白い方が多かった。
酒のうんちくを面白く語り、自分の好みを伝えると
美味しいお酒を勧めてくれる店主。
銘柄についての説明を事細かく面白く伝える店主。
酒屋によって、方向性が全然違う。ただ良い酒を扱いたい気持ちは一緒。

いい酒屋は美味しいお酒をただ揃えて売っているのではない、
店主を通して、酒(銘柄)の魅力を売っているのだと感じた。
私も酒屋の店主のように、アニメを語れればなぁと思った。


最後に。まだ流行の日本酒にしか手がついていない立場ではあるが、
日本酒もアニメもその数だけ、美味しさと面白さがあり、
新しい美味しさや面白さを発見するには、新しいものに挑んでいくことが大切かなと思った。
 
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[ 2018/02/16 20:32 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

青春の閉塞感と焦燥感-ダーリン・イン・ザ・フランキス 

ダーリン・イン・ザ・フランキスのEDでのイチゴの走りを見ながら
本作は青春の閉塞感と焦燥感を描きたいのかなぁと思った。

イチゴの走りは焦っている、何かから逃げるように見えたからだ。


コドモしかいない閉塞な人間模様
鳥カゴ内だけでの閉塞な世界
そして閉塞な世界から(叫竜によって)外に出られない状況。

3話ではヒロがゼロツーに誘われて始めて都市の景色を見る中で
ゼロツーに外の世界に出てみないみたいな事を言っていた。

このシーンで本作は外へ行きたい、
でもコドモだから行けない(力がない)
話なんだなと思った。

力がないから、焦りイライラする。
ヒロもイチゴもゼロツーもミツルもそれぞれが焦燥感に駆られている。
自分の心の気持ちの整理もできないまま(整理できる言葉も知らない)。

焦燥感がコドモ達自身を追い詰める。
ヒロが絡む事案に敏感に反応しすぎるがあまり
ストレリチアの救援が来た時にヒロとゼロツーが乗ったと思い
ヒロへの気持ちからデルフィニウムを動かせなくなってしまったイチゴ(ゴロー)。

ミツルもヒロに名前をつけてくれたことから始まる羨望と
フランクスに乗れない事がわかってからの失望と反動としてのヒロへの対抗心。
自分の心がわからないまま、その感情に飲み込まれ行動し最後には傷つく。

青春も性についても全く知らない彼ら彼女達が
戦いを通してこうした事に目覚めて外へ行こうとするのが本作の物語の筋なのだろう。
 
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[ 2018/01/28 21:37 ] ニュース | TB(1) | CM(0)

ヴァイオレット・エヴァーガーデンをより面白く見る為の提案 

ヴァイオレット・エヴァーガーデンをどう楽しんだら良いのか。
一つ思いついたので提案してみたい。

vetyan.jpg

それはキャラや設定を京都アニメーションやアニメ作りに置き換えてみることである。

早速置き換えてみよう。

まず

ヴァイオレット・エヴァーガーデン=新人アニメーターもしくはキャラデザの高瀬亜貴子さん
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ギルベルト(少佐)=堀口悠紀子さん(いない繋がり)
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クラウディア=石立太一さん
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自動手記人形=先輩アニメーター
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客=スポンサー
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CH郵便社=京都アニメーション
手紙を書く=アニメ作り
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最初、少佐は上司ということで木上益治さんにしようかと思ったが
「いない」という点に注目した時に、
京アニを退社したと思われる堀口悠紀子さんの方が当てはまるのかなぁと思った。
(まぁ少佐は戻ってきそうな気もするが)

以上のように京アニ関連で置き換えてみた時に大筋はどうなるのか
ポニーキャニオンのニュースサイトに掲載されていた、
本作のストーリーの文を置き換えてみる。

<ストーリー>
かつて「武器」と呼ばれた少女、高瀬亜貴子は、
戦場を離れ京都アニメーションで新たな人生を歩み始めようとしていた。
彼女はそこで相手の想いをすくい上げ言葉を紡ぐ
アニメという仕事に出会い、心を動かされる。
アニメーターとして働き始めた高瀬亜貴子は、
人の心と向き合いながら、さまざまな感情や愛のかたちに触れてく。
あの時の、あの言葉の意味を探しながら。
<了>

なんとなくこれでも意味の通じる話に聞こえる。

よって本作は「愛してる」という言葉の意味を知りたい高瀬さんが
自動手記人形という先輩アニメーターさん達やクラウディア石立さんの協力を得て
手紙を書くというアニメ作りを通して「愛してる」事を知っていく話しなのである。

以上のように置き換えるとより本作がよりクリアに見えるのかもしれない。
この見立てが当たってるかどうかは、今後の展開を見守っていこう。 
 
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[ 2018/01/18 19:43 ] ニュース | TB(2) | CM(0)

「ラーメン二郎」が登場したアニメの紹介 

「スペース☆ダンディ」2話を視聴。

内容的には宇宙ラーメン食べ歩き人情紀行みたいな内容だったが、
その中で注目したいのが「ラーメン二郎」をモチーフにした
「ラーメン三郎」が登場していたこと。

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ラーメン二郎がそこそこ好きな私は、ラーメン二郎ネタにどうしても反応してしまう。
今回の記事では私が知っている範囲で、
「ラーメン二郎」が登場したアニメ作品を取り上げていきたい。


①「真・恋姫†無双~乙女大乱~」4話「魏延、一目ぼれするのこと」(2010年4月~)

脚本:雑破業 絵コンテ:藤原良二 演出:井上茜 作画監督:大田謙治 総作画監督:平塚知哉

私がアニメで二郎ネタを初めて見た作品が「真・恋姫†無双~乙女大乱~ 第4話」だ。

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架空の世界、しかも中国の三国志をモデルにして
英雄豪傑を女体化した恋姫無双にも関わらず
そんな世界で現実世界のラーメン二郎を出してきたのが、素晴らしい。

このネタを仕込んだのは、脚本の雑破業さん。
雑破業さんは「絶対防衛レヴィアタン」で牛丼や麦茶を登場させるなど
異世界における飯ネタを使うセンスが卓越していると思う。


②「THE IDOLM@STER」15話「みんな揃って、生放送ですよ生放送! 」(2011年7月~)

脚本:高橋龍也 絵コンテ・演出:伊藤祐毅 作画監督:山口智、中路景子

次に二郎ネタと出会ったアニメはアニマス。

「四条貴音のラーメン探訪」という番組の一コーナーで登場。
ここでは「ラーメン二十郎」と呼ばれている。

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この立地の感じだと、店のモデルはラーメン二郎:旧三田本店だと思う。

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見事なまでの野菜タワー。

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美味しそうではあるが、食べるのが大変そうだ。

③「スペース☆ダンディ」2話「幻の宇宙ラーメンを探すじゃんよ」(2014年1月~)

脚本:佐藤大 絵コンテ・演出:山本沙代 作画監督:青山浩行

そして今回の「スペース☆ダンディ」2話。
スペダンでは、野菜タワーと普通っぽい二郎が描かれる。

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野菜タワーをSF的に宇宙人がいる世界の中で描くとこうなるよって感じが面白い。
個人的にはあんまし美味しくみえない…

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これぐらいの量なら食べられそうであり、旨そうでもある。

④よんでますよ、アザゼルさん。Z(2013年4月~) 6話「純天使、ベィビィ」

脚本:後藤みどり 絵コンテ・演出:ひいろゆきな 作画監督:つなきあき、谷口元浩

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二郎ならぬ一郎で登場。
盛りの量としては、今まで紹介した作品より大人しめ。

⑤サムライフラメンコ 5話「正義とは」(2013年10月~)

脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:北條史也 作画監督:山本航、池田早香、袴田祐二

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出てきたのは、店の外観のみ。ラーメン二郎立川店がモデルとされる。

⑥ラーメン大好き小泉さん 1話
ラーメンが題材のアニメではあるが最初のラーメンから二郎だった。

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本家、三田二郎のような立地である。

⑦カードキャプターさくら クリアカード編 11話

脚本:大川七瀬 絵コンテ:夏目真悟 演出・アクション作画監督:菊池聡延
総作画監督:濱田邦彦 作画監督:藤田まり子

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ユエが撮影したものらしい。

まとめ

ラーメン二郎の映像的に盛りの良い点は、絵的に使われやすいという印象を持った。
特に野菜タワーはインパクト大で、絵的にもつ意味でも貢献度が高そうである。

私が知っている中で二郎が出てきたのは以上の作品だが他にもあれば教えてほしい。
 
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[ 2018/01/05 23:27 ] ニュース | TB(1) | CM(2)

喪失と結びから観る「君の名は。」 

大ヒット映画、新海誠監督「君の名は」。

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本作では幾度と「結び」というキーワードが語られる。
そして新海作品に通じる「喪失」の物語であった。
今回はこの「結び」「喪失」から「君の名は」を考えてみたい。

「結び」のモチーフ性

まず空の上で二つに別れた
彗星の軌道(動線)こそ、
瀧と三葉の二人の「結び」の最たる象徴だった。
※上の画像が象徴的。

また瀧と三葉でやり取りされた携帯端末のやり取り
※LINE-線-糸

糸守という「糸」の名前。

三葉が瀧に飛騨から東京へ迎う間で生まれる動線、
瀧と三葉が互いを探しに、糸守のご神体ですれ違う動線
※動線を糸に見立てる

物語最後で、瀧と三葉が互いに乗る電車ですれ違うのも、
電車を糸として見立てれば、全て「結び」の一種だと思う。

幾度も幾度も、携帯端末、二人の動線、電車、といった「結び」を通して
瀧と三葉が、組糸のように繋がっていく物語であった。

瀧の腕に付けている紐。
瀧と三葉の身体が入れ替わること。
物語の謎が、一つに結ばれ昇華し、
最後は「名前」というコードを通して、二人は「出会う」資格を得る。


過去の新海作品と君の名はにある「結び」

また過去の新海作品と「君の名は」の間での「結び」という側面もあった。

「言の葉の庭」の雪野百香里が登場(CVは花澤香菜さん)。
もしくは瀧と奥寺に見られる、年上の女性に憧れる年下の少年の関係性。

「ほしのこえ」のウラシマ効果的な、時間軸の違いで生まれる悲劇。

「雲のむこう 約束の場所」で見られた“夢からの目覚め”と符合する
瀧と三葉の入れ替わり(二人共、最初は夢だと思っていた)

「秒速5センチメートル」のラストシーンを彷彿とさせる、瀧と三葉が出会う場所。

「星を追う子供」のビジュアルを彷彿とさせる、糸守のご神体とその周辺。

最後に、瀧の家にあった新海さんが描くネコをあしらったマグカップ。

自身の過去作品のモチーフ・要素・設定と新作を「結び」つける。
その行為は集大成的ともいえるのかもしれない。

私自身、新海さんは前作の問題点を検証し、
新作に反映されるスタイルだと思っている。

作中でも一葉おばあさんがいっていた
過去の宮水家の人間には入れ替わりの現象があり、
このことを聞いた三葉が彗星の落下を教えるためにあったこと。
(一葉⇒二葉⇒三葉・四葉、という名づけ方も、繋がり「結び」を感じる)

このシーンのやりとりは、
過去の作品があったからこそ、今の作品(君の名は)があるメタファーのようにも思える。

こうしたスタイルこそ過去と新作を「結び」つけるといえるのではないだろうか。

「喪失」と「結び」

新海作品で語られる「喪失」。
「喪失」とは、手に入れられたかもしれないものを失った意味での喪失。
そして喪失を取り戻すために動く物語。

どう喪失し、どう喪失を取り戻そうとし、結局喪失心はどう決着つけるのか。
作品ごとで「喪失」の描かれ方は違う。

瀧は三葉を失っていた(糸守の崩壊=喪失)事を知り、
三葉と糸守を救ったものの(喪失を取り戻す)、
互いの存在と名前を忘れる(再び喪失)。

しかし前述した今まで瀧と三葉の二人で起こった「結び」によって
最終的に二人は出会える機会を得られたのだと思う。

「喪失」しても「結び」によって喪失からは解放される。
喪失は結びで乗り越える。そんな風に感じられた。

瀧と三葉、互いに名前を言える時が来た。
ここからが本当の二人の物語の始まり。
「結ばれたこと」を描くのではなく「結ばれるまで」を描く物語。

まとめ

「結び」とは縁でもあると思う。
飛騨のラーメン屋で瀧の絵を見たおじさんが「糸守」だと言った偶然も縁であり
過去の作品との縁があって、「君の名は」がある。

過去と現在の縁、人との繋がりという縁、こうした中に自身(新海誠さん)がいて
作品を作っているのだという決意を見せられたかのような作品だった。

瀧と三葉のお互いの思う様子に涙し、
二人が名前を呼び会える機会を与えられたことに涙した。

2010年代を代表するアニメ映画になるのではという思いと、
今後の大作オリジナルアニメ映画は新海誠さんと細田守さんが
牽引していくのではという確信を抱く作品内容だった。
 
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[ 2018/01/03 20:50 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選 

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選

ルール

・2017年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。

1 魔法つかいプリキュア 49話
2 けものフレンズ 3話
3 エロマンガ先生 8話
4 異世界はスマートフォンと共に 1話
5 プリンセスプリンシパル 6話
6 メイドインアビス 13話
7 少女終末旅行 6話
8 ブレンドS 9話
9 Fate/Apocrypha 22話
10 このはな綺譚 4話


1 魔法つかいプリキュア 49話

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大人になったみらい達を描いてプリキュアの物語のさらなる可能性を示した。
作画演出ともに最高潮でシリーズを通してスタッフのテンションが高かったことを感じさせた。

2 けものフレンズ 3話

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けものフレンズの新しい世界を旅するロードムービー的雰囲気が一番伝わった回。
トキとアルパカのキャラが強烈でどっちも好き。

3 エロマンガ先生 8話

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注目の演出家若林信さんの絵コンテ・演出回。
原作ものだけど作り手がいるぞという気概を感じさせる絵作りが良かった。

4 異世界はスマートフォンと共に 1話

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主人公の虚無性(葛藤や悩みといった内面を感じさせない)と
演出の虚無性(ひたすらじわPANで画面をもたせる)が絶妙にマッチングして
異世界スマホの世界観を突きつけてくれた。

5 プリンセスプリンシパル 6話

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シリーズ構成・脚本の大河内一楼さんには
大河内さんの中にある富野成分を期待して作品を見ているが、
私に反応する富野成分がこれでもかとにじみ出た回。
家族の理解のボタンの掛け違いを見せるのが上手かった。

6 メイドインアビス 13話

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(このカット大好き)

グロいのも凄かったし、泣きの演技も凄かった。
何よりEDでのたっぷりと画面を見せてくれる演出に痺れた。
これだけ余韻あるEDは∀ガンダムにも匹敵するなぁと思った。

7 少女終末旅行 6話

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空を飛べそうで、飛べなかったという展開が好き
希望が無い世界で、でも飛べれば何かが変わるかも。
イシイの思いが伝わってくるかのようだ。

8 ブレンドS 9話

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コミカルな作品だけど、シリーズの中でも一番上手くコミカルに見せていたと思う。
コミカルなアニメは画面分割するのが良いと思う。松本顕吾さんの演出が冴える。

9 Fate/Apocrypha 22話

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こと作画に関しては2010年代を代表する1本の仕上がりだろう。
この回に参加した若手アニメーター達が
今後のアニメのアクションを支えていくのだろうと予感させた。

10 このはな綺譚 4話

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蓮が可愛いことがやっとわかった回。
よって蓮が大杉漣の転生体であることが確信的となった回でもあった。

以上。
来年は良いアニメ年でありますように。
 
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[ 2017/12/31 20:14 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

話数単位で選ぶ、TVアニメ10戦 

話数単位で選ぶ、TVアニメ10戦
 

ルール
・1963年1月1日~2017年12月31日までに放送されたTVアニメから10本選定 
・1作品につき上限1話 
・順位は付けない
戦闘(アクション)メイン回から選定


 ①蒼き流星レイズナー 28話「クスコの聖女」
 

脚本:星山博之 絵コンテ・演出:今西隆志 作画監督:貴志夫美子 メカニカル作監:吉田徹  

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2部でのエイジ(レイズナー)とゴステロ(ダルジャン)の戦い回。
レイズナーのアニメアール回は谷口班と村中班と貴志・吉田班の3つがあり
どの戦闘回も甲乙つけがたいが、質・量、キャラ同士の掛け合いの点でこの回が好き。

ゴステロが聖女さんたちを次々にどけていく、裸にされるジュリア、
ザカールのキラキラ感など色々好きなポイントが多い。


②魔神英雄伝ワタル 45話「輝け!創界山の虹」

脚本:小山高生 ストーリーボード:高橋資祐 演出:近藤信宏 作画監督:中村旭良

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ワタルとドアクダーの最終決戦。
ワタルはスタジオライブ回と中村プロ回の作画合戦が見所で、この回は中村プロ回。
美麗かつ濃い絵柄でたっぷりアクションするのもポイントだが
何より物語的に盛り上がるので好き。


③宇宙の騎士テッカマンブレード41話「エビル・蘇る悪魔」 

脚本:山下久仁明 絵コンテ・演出:吉田英俊 作画監督:佐野浩敏

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キャラデの佐野浩敏が唯一作画監督として参加した回。
サンライズ2スタ系→ボンズ的な原画陣が集まっている。
タカヤとシンヤの生身のアクションが冴に冴え渡る。

番外編としてLD特典の「TWIN BLOOD」もおすすめしたい。


④魔法騎士レイアース 第30話「ノヴァと悪魔の魔神レガリア」
 

絵コンテ:きくちみちたか 演出:元永慶太郎 作画監督:石田敦子
 
  
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レイアースは1部(1話~20話)と2部(21話~49話)で分かれるが
2部から絵柄や影がこってりし始める。そして作画的に最初の頂点を迎えるのが30話。
大張・山根系のロボットアクションによる
光(レイアース)とノヴァ(レガリア)の戦いがたっぷり見られる。 


⑤天空のエスカフローネ 2話「幻の月の少女」 

脚本:山口亮太 絵コンテ:赤根和樹 演出:吉本毅 作画監督:工原しげき 

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学生時代エスカフローネは何話まで見れば良いのかという議論が起こった時 
「2話だけ見れば良い」という結論に達した程の名回。
 エスカフローネ起動からのガイメレフとの重厚感と
人とガイメレフの対比も見事に描かれているアクションが見事。
特に戦闘メインのBパートは中村豊の代表的な仕事の一つで140カット担当。


⑥るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 第三十幕「復讐の悪鬼・志々雄真実の謀略」

脚本:島田満 絵コンテ・演出:古橋一浩 作画監督:柳沢まさひで 

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剣心と斎藤一が唯一戦う回。目が離せないほどの死闘。
紫を基調とした色彩の画面で戦うのが今後の暗雲を予感させて良い。


⑦OVERMANキングゲイナー 14話「変化! ドミネーター」 

脚本:浅川美也 絵コンテ:横山彰利・斧谷稔 演出:横山彰利 作画監督:吉田健一

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キングゲイナーはオーバースキルなアニメーションに満ち溢れているが、
 その中でも特筆して話題にもなった回。
ドミネーターの自由自在なアニメーションが心を掴んで離さない。


⑧NARUTO 133話「涙の咆哮! オマエはオレの友達だ」

脚本:隅澤克之 絵コンテ・演出・作画監督:若林厚史

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30話・71話と続いた、若林回(若林・井上敦子・松本憲生)の頂点。
既に語り尽くされている回ではあるが、
話の面白さと作画(アクション)の面白さが高次元で
成立しているのが後世まで語り継がれる理由だろう。


⑨ViVid Strike! 8話「勝者と敗者」

脚本:都築真紀 絵コンテ:飯野まこと 演出:吉田俊司
作画監督:宮地聡子、大塚あきら、大西秀明、中西和也、服部憲知、坂田理
飯塚葉子、保村成、河本美代子、石井ゆりこ、土屋祐太、飯野まこと

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ヴィヴィオとリンネの戦い。
意外性ある展開と決着、そして決着に至るまでの構成がお見事。
都築作品の美少女にガチ格闘モノをやらせた意外性が面白さに繋がった。


⑩Fate/Apocrypha 第22話「再開と離別」

脚本:三輪清宗 絵コンテ・演出:伍柏輸 作画監督:伍柏輸 浜友里恵 りお

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エフェクト!アクション!エフェクト!!エフェクト!!!アクション!!!
と言いたくなるぐらいの質・量ともに素晴らしいアクション。
爆破も煙もエフェクトもイメージを喚起させるものが次々に出てくる。
2010年代のアニメで代表的なアクション回に仕上がっているのではないだろうか。


とりあえず以上。来年以降にこの10戦を塗り替えるアニメが出てきてほしい。
 


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[ 2017/12/23 23:02 ] ニュース | TB(0) | コメント(-)

ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々・もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代 

今月読んだ本の紹介。



① ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々 ちば かおり (著)

日本テレビアニメの金字塔「アルプスの少女ハイジ」がどのようにして生まれたのか。
そのルーツと制作秘話を当時のスタッフの取材を通して描いていく労作。

まず企画の瑞鷹の高橋茂人さんの生い立ちからハイジの企画の根本を探る内容。
高橋さんの中国の天津租界での生活がハイジに繋がるというのが興味深かった。
他には高畑・宮崎・小田部氏達のスタッフの制作手法を通して
ハイジがいかに惜しみない工夫と労働を費やして制作されたのかを描いている。

個人的にはスタッフの高野登さんがハイジの1話を
「ハイジが山へ登るだけの話なのに面白い」と評していたのが面白かった。



「アルプスの少女ハイジ」については
本著と「幻の『長くつ下のピッピ』」を読むことで作品の輪郭は見えてくると思う。





② もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代 木原 浩勝 (著)

「天空の城ラピュタ」の制作進行で、現在は作家の木原浩勝氏による創作秘話。
木原氏がなぜアニメ界の門を叩き宮崎アニメに関わっていったのか。
作家らしく起伏あるストーリー仕立てのような内容でスラスラ読める。

宮崎氏が様々なコンテ案やアイディアを木原氏に語りながら
苦心して絵コンテを切っていたエピソードが秀逸。
「失敗は許されない」という宮崎氏の言葉には
当時の宮崎さんの立場がにじみ出ている。

ジブリ関係の本ではあるが
本の中で鈴木敏夫氏の名前を見かけないのが逆に新鮮だった。
 

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[ 2017/08/31 22:47 ] ニュース | TB(1) | CM(0)

夏コミ新刊「Vivid Impressions!」の紹介  

夏コミ(C92)にて、アニメ「ViVid Strike!」感想本
「Vivid Impressions!」を頒布します。

びびすと表紙告知用

表紙:エーテライト

<概要>
頒布日:8月13日(3日目)
スペース:東U37b
サークル名:失われた何か
頒布価格:300円

<目次>
・予想は裏切り期待を裏切らない作品…おはぎ(@ohagi2334)
・ノーヴェの物語としての『ViVid Strike !』 …メイ・ナカハラ(@nakaharamei)
・『ViVid Strike!』についての覚書-「なのはViVid」との比較を通して…古戸圭一朗(@kei_furuto)
・繋いだ手の中で(マンガ)…磯貝佑司(@isoisoyuji)

当サークルにとって富野監督関係以外の初めての同人誌になります。
レビューあり、マンガありのバラエティな感想本になっています。
当日はぜひ3日目 東U37bにお越し下さい。
 
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[ 2017/08/13 00:00 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

半勃起アニメとしての「はじめてのギャル」 

はじめてのギャルが面白い。

私の半勃起アニメセンサーにビンビン来る。

半勃起アニメはアニメでキャラクターが半勃起する展開で
我々視聴者も半勃起してしまう事で、
キャラクターと我々が共犯関係に陥ることを指すアニメだ。

つまり「はじめてのギャル」はキャラクターも我々も半勃起しているアニメだ。

主人公の妄想は半勃起を誘導し、

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八女ゆかなも、リアルではおっぱいとパンツを強調。
我々を半勃起に導く。

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全編通して、キャラもしかけもしちょうしゃをはんぼっきにみちびくアニメ。

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パンツマイスターとして山内則康さんの参加も高ポイント。
ソフトバンクのサファテのストレートような安心感を与える。

ほんさくの古川博之監督は
「おくさまが生徒会長!」も「魔装学園H×H」のカントクだが
どちらもハンボッキアニメとしてゆうしゅう!!!!
ふるかわかんとくはえっちいあにめおつくるのですごい。

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「おくさまが生徒会長!」

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「魔装学園H×H」

ふるかわかんとくぅの「真ストレンジ・プラス」はみてないのできになりはじめている。
 
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[ 2017/07/21 18:32 ] ニュース | TB(1) | CM(0)

【夏コミ】ViVid Strike!感想本作ります【公募】 

夏コミ受かりました。
配置場所は「日曜日 東地区 "U" 37b 『失われた何か』」です。

無題

今回はサークルカット通りに
TVアニメ「ViVid Strike!感想本」を作ります。
つきましては原稿を公募したいと思います。

・原稿内容
 
  ① ViVid Strike!の内容に関する感想・評論・批評・二次創作小説
  ② イラスト・マンガ(エッチなものは×)
 
・原稿文字数

  ① 800文字~3000字程度(3000字以上の場合、事前連絡お願いします)
  ② 1P~

・原稿データ様式

  ① テキストファイル・ワードファイル
  ② PDF PSD

・締切
 
   2017年7月16日 (日曜日)。

・送り先・問い合わせ先

  ツイッター(@ohagi2334)にDM下さい

・その他
 
  原稿内容によっては掲載不採用とさせて頂く場合があります。
  予めご了承下さい。

ふるってご応募下さい。
 
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[ 2017/06/18 12:49 ] ニュース | トラックバック(-) | コメント(-)

アニメブログを始めてからの10年間を振り返る-アニメ語りの変遷とともに 

アニメ感想ブログを「失われた何か」を始めて10年が経った。
10年も経つと色々変わる。
今回はブログの10年間を振り返りつつ、アニメ語りの変遷を語りたい。

2007年~2008年

まずこのブログは2007年4月に立ち上げ。
放送中のアニメの各話感想を中心に活動を始める。

アニメを見たらすぐに感想を書くスタイルで記事を更新。
文量は短く、時間がある日曜は1日に何作品も記事を書いていた。

2007年~2011年ぐらいの頃は、各話感想ブログの傾向が強かった。

記事を書いていた作品の中で
思い入れが強いのは2008年の「コードギアスR2」。
日曜5時放送終了後にすぐに記事を書いていた。
いかに早く感想を書いて更新するかを気にしていた頃。
それは記事の更新が早い方がアクセスや反応が良かったから。

放送終了後の5:30には既に「ギアスR2」の記事を投稿しているブログもあって
凄いなぁ、見ながら書いているのかなぁと思いながら驚いていた印象がある。
私も負けじと早く書いていた。

この頃は各話感想ブログを書く方も多く見かけられ、
記事のトラックバックが100~150、多い時は200近く送られてきた。
ギアスR2の最終話のトラックバック数を確認したら262だった。

2007年08年はブログというメディアが
アニメ語りで盛り上がっていたのではないかと思う。

ブログはまとまった感想を書ける点。
特に各話感想はブログのカテゴリ機能によって
作品別に分けられるのが可能で整理がしやすく
HPでの更新より手軽なのが利点だった。

「ギアスR2」の次に放送されていた「ガンダム00 2期」も
「ギアスR2」と同様にいかに早く感想記事を更新しようかと心をくだいていた。
「ギアスR2]「00 2期」共に日5が立ち上がった当初で話題性があり
記事の反応も良かったので、書く動機につながっていたと思う。

2009~2010年

2009年10年も引き続き各話アニメ感想をメインに記事を更新。

この時期で思い入れ深い作品は「けいおん」。
特に「けいおん!!」2期。

今となってはありふれているがいわゆる「日常系」のアニメとして
新感覚な内容で多くのアニメ語りを生み出した作品だったと思う。

2期の方に力が入ったのは
1期で徐々にキャラを好きになっていったから。
特に眞鍋和さんが2期で好きになり、和さんの見るためにアニメを見ていた。

「けいおん!!」もトラックバックが多く、
1記事あたり平均150のトラックバックが送られてきた。
この頃はトラックバック数の多さを人気の指標の一つにしていた。
ただトラックバックが多くてもアクセスがそこまで伸びない作品もあった。
ブログの感想記事が多くても、アクセスに繋がるかどうかは作品次第。

また10年ごろになると、ツイッターのようなSNSのアニメ語りが広がっていった。
私も面白いアニメ語りの人を追っかけるためにツイッターのアカウントを取り
フォロ-して追っかけていた思い出がある。
またUstreamといったネット配信で個人がアニメを語る番組があることも知り、
ツイッターと連携してやりとりできる事は画期的だなぁと思いながら聴いていた。

2011年~2012年

2011年は特に思い入れが深い年かもしれない。

まずは「魔法少女まどかマギカ」。
1話から反応が多かったが、特にマミさんが死亡した3話の記事は
毎日のようにアクセスやweb拍手が多く、
3話以降の記事も多くの方にアクセスして頂いた印象がある。
それだけまどかマギカの反応や感想を知りたい人が多かったのだと思う。
この時に語りたい・語りを聞きたい作品はあるという確信を得た。

これはツイッターでも同様で、放送後ずっとタイムラインは
マミさんの問題で費やされていたという印象がある。

また放送中には震災も起こり、放送期間の変更もあり
様々な意味で記事を書いていた点で思い入れ深い作品だった。

次に「STAR DRIVER 輝きのタクト」。
厳密にはスタドラは2010年10月からの放映だが、
この後の「輪るピングドラム」と関わり11年3月終了なので11年として扱う。

五十嵐卓哉監督、榎戸洋司脚本というウテナスタッフのロボットアニメ。
ウテナ好きとして期待度マックスで視聴し、一生懸命見ていた。
日5のアニメは話題にのぼり易い点でも作品語りも多く、
それに負けないと記事を書いていた印象がある。

そして「輪るピングドラム」。
私にアニメという表現を始めて意識させた
「少女革命ウテナ」の幾原邦彦監督による12年ぶりの新作アニメ。

00年代からずっと待っていた幾原監督の作品。
今までにない以上の労力を割いてブログ更新をしていたと思う。
特に1話の感想は時間に時間をかけて全てを網羅したいぐらいの
意気込みで書いていたように思う(意気込みだけは)。

輪るピングドラム1話「何だかわからないけど、最高に面白い幾原邦彦監督12年ぶりの新作!」(感想)

記事を書くために何回も見返す事もなかったが、
何度も見返しながら記事を書いたのはピングドラムが始めてだったと思う。
「ウテナ」への恩返しだと思って記事を更新していた。
1話と最終話の記事は最低限人前に出せる内容になったのではと思う。

「輪るピングドラム」の最終回をセーラームーンR劇場版、セーラームーンS、少女革命ウテナを交えながら振り返る。

この時期は個人的な観測範囲においてブログを更新する方も多く、
ツイッターやustの発信も多く見受けられた。
アニメ語りが盛り上がっていた年だったと思う。(個人的な印象でしかないが)

2012年~2013年

2012年もアニメの各話感想の記事を中心に書いていた。
2012年は「戦姫絶唱シンフォギア」がとにかく好きだった。
シンフォギアの感想記事は、ストレートに好きだという意識で記事を書いていた。

2013年になると各話感想だけでは飽き足らないと思うようになり
各話感想以外の自分が本当に書きたい記事を仕込んで記事にするようにし始めた。

キッカケは次の記事。

逆襲のシャアにおける、ミライの重要性についての考察。

「逆襲のシャア」についてきちんとした記事を書きたいと思って書いた記事。
クエス・パラヤだけが逆シャアの真髄ではないと思って書いた。
反応も良かったので、好きな富野監督作品についての記事が多くなっていく。

この記事を境に各話感想記事は減らしていく方向性にして
書きたい作品や現象を書いていく方向性になっていった。

また

アニメのBD購入に必要な鉄くずの量を調べてみた

のような方向性の記事も模索するようになっていった。

2013年ごろになるとトラックバックを送るブログも減少した印象を受けた。
人気作品の感想記事のトラックバックは100以上を超えることも多かったが、
この頃は3桁の数字を出す感想記事も少なくなった印象。

トラックバックを送るブログの減少と共に
ツイッターでのアニメ語りは多くなっていった印象。
ツイッターはブログよりも手軽で気楽にアニメ語りを投稿できるのが強み。
元々ブログもHPに比べて手軽に投稿できる点が強みであり、
ブログより手軽に扱えるツイッターを利用するのは自然な流れだと思う。

2014年~2015年

2014年は「ガンダム Gのレコンギスタ」だった。

一番好きな富野由悠季監督の新作。
感想記事を書かないわけにはいかない。

さらにいえばリアルタイムで富野監督作品を
ネットに書くチャンスがなかった私にとって
富野作品の各話感想は一番やりたかった事だった。

しかしブログを始めて7年も経っていたが
「リーンの翼」以降、まとまった富野アニメの新作の発表は無く
「リング・オブ・ガンダム」で最後なのかという思いもあった。

水面下では富野監督の企画が動いていると知りつつも
各話感想更新のチャンスは無いのか…と思っていた矢先の「Gレコ」の発表。
嬉しかった。ブログをやり続けた意味があったと思った。
というかその為にブログをやっていた。

思えば「Gレコ」は「輪るピングドラム」と同じぐらい労力をかけて記事を書いていた。
何回も何回も見返して、各回ごとに切り口を決めて書いていた。

「Gのレコンギスタ 3話」の排泄描写の意味-日常と非日常の接続

各話感想以外も思いついたら記事を書いていた。
ツイッターでも「Gレコ」についていろんな事を投稿していた。
書いている時は本当に楽しかった。

また「Gレコ」の最終話の感想記事を書いていたら涙が出ていた。
ブログを書きながら涙したのは初めての事だったので自分でも驚いた。

「Gレコ」最終話は「T(富野)のレコンギスタ」である

「Gレコ」をリアルタイムで見られたのは感謝でしかない。


2015年は「響け!ユーフォニアム」の記事が印象深い。
反応も上々で視聴者の語りを誘発する作品だったと思う。
京アニ作品ではトップクラスに好きな作品かもしれない。

2016年~2017年

2016年になると更新記事も減っていった。
ツイッターの投稿が中心となり、月に数回の更新頻度。
ブログを続けていくうちに、持ちネタが不足し書く事が無くなっていった。

そんな中でも徐々に盛り上がっていった「Vivid Strike!」は
後半なんとか各話感想を書くほど好きになっていった。

2017年は「けものフレンズ」。
こちらも思いついたら記事を書くスタイルでやっていった。
「Gレコ」ほどでは無いが、記事を書きたくなる作品であり
リアルタイムで大いに盛り上がる状況が面白かった。
最近見直したがやはり面白かった。

まとめ

以上、ブログ更新で印象に残った作品を挙げてみた。

アニメ語りは年数を経るごとに徐々にブログから
ツイッターやまとめサイトが勢いを増していった印象。
機能が追加され、実況もしやすい、投稿もしやすい
ツイッターはアニメ語りに便利なSNSだと思う。

今後はツイッターよりアニメ語りに使いやすい何かが現れれば
そちらに移行すると思われる。
今のところはツイッターがアニメ語りの一番盛んな場所であるように思える。

10年も経つとブログをやらなくていいのかと思うときもあるが
「けものフレンズ」みたいな作品が現れるから、続けていきたいなぁと思ってしまう。
アニメは油断ならない。

今後も

きちんとまとまった内容はブログ。
思いついたことはツイッター。
たまにツイキャス。

今後もこんな感じでやっていこうかなと思うので
「失われた何か」をよろしくお願いします。
 
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[ 2017/05/21 17:54 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

スラムダンクの魚住包丁所持事件について 

スラムダンクの魚住包丁所持事件について。

まずスラムダンクの簡単な説明。
1990年代の少年ジャンプに連載されていたバスケ漫画である。

次に魚住とは。
主人公の湘北高校が練習試合と県大会の最後で戦う陵南高校のセンターである。
2メートルを越す巨漢から“ビッグ・ジュン”の異名をもつ。
湘北の赤木とはライバル。

さて本題の魚住包丁所持事件について。
それは湘北が最後に戦う山王高校戦で起こった。(単行本28巻74P)

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魚住がライバル赤木の不甲斐ないプレイに業を煮やし
激励のため試合会場に包丁と桂剥きした大根を持ったままコートに上がってきたのだ。

2メートルの巨漢が包丁を所持して試合会場にやってきた。
同じような事が他でも起これば、現場は騒然とするであろう。

湘北・海南関係者は魚住を知っているので安心感はあったのだろうが、
山王含めて他の会場全ての人間は魚住を知らない。不安になるだろう。

包丁も画像を見るととても長く大きく、銃刀法違反の基準である
「刃渡り6センチ以上の刃物を所持」に当たると思われる。
すぐに警備が来て、魚住を取り押さえたのも頷ける。

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その後は警察沙汰にならず
魚住は両脇に警備員をつけられて観戦することが許されている。

業務のために板前が包丁を所持していたということで
現場の判断として銃刀法違反とみなされなかったのではと考えられる。

そんな魚住包丁所持事件。三井寿湘北高校バスケット部襲撃事件と並んで
スラムダンクにおいて極めて事件性が高いといえよう。

事件の最大の疑問

さてこの事件の最大の疑問を取り上げる。

それは「魚住は銃刀法違反の包丁と大根と鉢巻をいつ所持していたのか」ということだ。

事件が起こったのは広島県大竹市の体育館。
神奈川県在住の魚住は応援のために広島まで駆けつけたわけだが
神奈川から広島に移動中でも包丁と大根を所持していたのだろうか。
一ついえるのは魚住が会場に包丁と大根を持ち込んでいたことである。

これには板前修行中の魚住が旅行中でも
いつでも桂剥きの修行ができるように用意していたと考えられる。
「俺の夢、板前だ」と語る魚住が、旅行中の時間の空いた時に
いつでも修行ができるよう包丁と大根を持っていてもおかしくはない。

しかしこの解釈には致命的な欠点がある。
それは遅れてきた魚住が試合会場に向かうまでの描写で
包丁や大根といった荷物を持っていないのだ。

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森重寛とすれ違う魚住。(27巻113P)
後ろ姿の魚住だが荷物を持っている感じがしない。
またタクシーから出る姿の魚住も他のページで確認できるが、
荷物が全くないのである。

荷物が無い状態でどうやって包丁と大根を持ってきたのか。
疑問はますます深まるばかりである。

魚住は包丁と大根を服の中に隠し持っていたのか。
しかし会場へ向かう服装を見ても用意していたようにはみえない。

試合会場のどこかに包丁と大根があったのか。
ドラえもんの4次元ポケットでも持っていたのか。
どちらも考えづらい話だ。

真相

以上、魚住包丁所持事件について語ってきた。

魚住が包丁と大根をもって試合会場に降りてきた動機はわかる。
赤木を助けたかったからだ。
しかしその包丁と大根を持ち込んだ手口が全くわからないのだ。

魚住がどのようにして「包丁と大根を会場に持ち込んだのか」
これが解けない以上、この事件の真相に辿り着いたとはいえない。
 
魚住の包丁と大根そして鉢巻。
永遠の謎ともいえる要素を残し、魚住の赤木への激励もあって
試合は湘北が山王に対して奇跡的な決勝シュートで勝利したのである。
 
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[ 2017/05/15 20:38 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

「初恋」(村下孝蔵)が使われたアニメ達 

「月がきれい」3話で、
名曲中の名曲村下孝蔵「初恋」が使用された。
カバーしたのは東山奈央。

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この曲はとても好きなので、流れると食い入るように見てしまう。
映像作品における音楽・音の重要性を改めて感じさせる。

ちなみに「初恋」は多くの歌手にカバーされているが、
アニメに使われたのが他に2作品ある。

①「BOYS BE…」13話OP

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今井由香がカバー

②「そらのおとしもの」9話ED(2009年)

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イカロス(早見沙織)と五月田根美香子(高垣彩陽)がカバー。

ちなみに「そらのおとしものf」8話では
同じ村下孝蔵の「踊り子」が使用された。

ちなみに村下孝蔵も「めぞん一刻」の最後のOP「陽だまり」を歌っている。

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「初恋」は時代を超え、多くの歌手にカバーされていくだろう。
そして今後のアニメでも使用されることもあるかもしれない。
 
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[ 2017/04/21 21:23 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

岡田麿里さんの自伝を読んで-母と秩父とアニメと 

脚本家 岡田麿里さんの半生を綴った自伝。
「学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで」を読んだ。

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故郷秩父に住んでいた不登校時代。
友人・先生たちのやりとり。
母親との葛藤。

上京後の学生生活及びアニメ脚本家になるまでの道。
そして「DTエイトロン」「天使のしっぽ」「シムーン」
「花咲くいろは」「あの花」「ここさけ」といった作品に触れながら
自身の脚本家としての仕事を振り返っている。

読んでいると、岡田さんは自分自身の置かれた立場も含めて
俯瞰の視点を先天的にもっている方だということがわかる。
学生時代の友人とのやり取りの中で、いかにキャラを作り振舞うかを考え
自分の置かれた状況を深く想像する岡田さんの姿に
自身も物語のキャラだという位置づけで動いていたのではと思ってしまう。

現実を物語のように感じるのは作家的な資質だと思う。
脚本家に作家的資質も求められるのであれば、
学生時代からやってきたこと感じてきたことが血肉となって
岡田さんの脚本に宿っているのだろう。

その作家的資質は周りを山に囲まれた秩父という環境と
母親とのやり取り、様々な先生や友人たちとのやり取りの中で
培われてきたのだと思う。特に下谷先生との読書感想文との
やりとりは大きかったのではないかと推察される。

読んでみると「花咲くいろは」「あの花」「ここさけ」は
岡田さんの人生の断片が散りばめられた作品だというのもわかる。
そうした血肉の断片が作品に物語に迫真性を与えているのだろう。


岡田さんのアニメ脚本家デビューとなった「DTエイトロン」にも触れられ
アミノテツロー (アミノテツロ)さんとのやり取りが面白かった。
よくよく考えていみると、アミノさんの作品で岡田さんがデビューしたというのも
今では意外なような気分もしてくる。

私の好きな「天使のしっぽ」にも結構触れられていたのは嬉しかった。
キャリア初期の岡田さんが全話脚本をした本作だが、
作品を自由にやれた(特に後半)思いと
作品へのリアルタイムの反響に揺れる岡田さんの心境が印象的だった。

本書で最後で触れられている「ここさけ」は相当難産だった事が伺える。
長く一緒にさまざまな作品をやっている長井監督とでも
作品の方向性が噛み合わないなど様々あったようだ。
それでも最後はきちんと仕上り、岡田さんも作品に手応えを感じたようだ。

岡田さんが脚本を手がけると、岡田さんが注目される時も多い。
そんな岡田麿里さん(主に作家的視線で)研究をする上で、
基本的な資料となる一冊が本人の手から出たのは大きいと思う。
 
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[ 2017/04/16 20:54 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

冬アニメのツイッターのフォロー数・フォロワー数を調べた。 

2017年冬アニメの公式ツイッターのフォロー数、フォロワー数を調べてみた。

2017あにめつい
(2017年4月13日調べ)

30分アニメとショートアニメでも数字の傾向は違うだろう。
 
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[ 2017/04/14 06:28 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

プリキュアシリーズの作画監督の参加回数を調査(2017年版)  

はじめに

「全プリキュアシリーズの作画監督と参加回数」を集計しランキング付けしてみた。

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※集計作品はTV放映された作品(ふたりはプリキュア~魔法つかいプリキュアまで)
※魔法つかいプリキュアは今回はカウントせず
※連名の回でもそれぞれカウント

プリキュアシリーズの作画監督の参加回数集計表

プリ作
※爲我井克美さんのみ総作画監督として1話から10話・16話でクレジット。


「魔法つかいプリキュア」の作画監督参加回数は次のとおり。

プリ作2

参加回数TOP5


1位 河野宏之 82回

2位 青山充 59回

3位 稲上晃 38回

4位 フランシス・カネダ 36回

5位 飯島秀一 35回


まとめ

プリキュアシリーズ1位はシリーズ皆勤賞の河野さん。
魔法つかいプリキュア!では、
フランシス・カネダさんとアリス・ナリオさんのコンビが1位。

シリーズ通しての1位2位は河野・青山が堅持。
稲上・フランシスもここ数年安定して参加しているので、
今後も3位4位を守っていきそう。

作画監督は連名での参加の場合もあり、一概に回数の質まで問えないが
ある一定のクレジットの見方や、シリーズにどの方が参加していたかが
わかる資料の一つにはなると思う。

特に魔法つかいプリキュア!からは
シリーズ始まって以来の総作画監督制もできた。
プリキュアもシリーズを重ねることでシステムが変わっているということだろう。

「キラキラ☆プリキュアアラモード」は
どんなアニメーターが作画監督になって、ローテを作っていくのだろうか。
 
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[ 2017/04/09 14:44 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選 

年末の恒例企画となった話数単位で選ぶ2016年テレビアニメ10選をやってみた。

①「ViVid Strike!」1話「フーカ・レヴェントン」

10選-1002

脚本:都築真紀 絵コンテ:西村純二 演出:菱川直樹 作画監督:柴田志郎、中西和也 総作画監督:橋本貴吉

私にとって今年は「ViVid Strike!」だった。
広島弁を使いやさぐれたフーカに昭和のテイストを感じた。
なのはシリーズが新境地を開く手応えを感じさせた仕上がりだった。

②「ViVid Strike!」4話「リンネ・ベルリネッタ」

10選-1003

脚本:都築真紀 絵コンテ:西村純二 演出:吉田俊司 作画監督:平田賢一 飯島友里恵 柴田志朗 総作画監督:新垣一成

1話のインパクトを超えることは難しいなと思っていたら、軽々超えてしまった衝撃回。
リンネをいじめる3人娘の執拗性や暴力性の酷さもさることながら、
報復するリンネの暴力性が彼女たちをはるかに上回る展開に痺れた。
リンネが右手で相手の少女の腕を持ったまま暴力を振い続ける姿が恐ろしかった。

③「ViVid Strike!」8話「勝者と敗者」

10選-1004

脚本:都築真紀 絵コンテ:飯野まこと 演出:吉田俊司 作画監督/宮地聡子、大塚あきら、大西秀明、中西和也、服部憲知、坂田理、飯塚葉子、保村成、河本美代子、石井ゆりこ、土屋祐太、飯野まこと 総作画監督:新垣一成

私の感じ方として、話の進め方的にリンネがヴィヴィオに勝つのだろうと思っていたら
ヴィヴィオが買ってしまう予想外の展開。予想外でも説得力ある話もまとめ方に、
都築真紀の腕を見せつけられた。
格闘技の描写がすさまじく、格闘技漫画を美少女アニメの格闘ものに移植をすると
こんな仕上がりになるのだという、好例を見せつけてくれた。

④「ViVid Strike!」10話「雨」

10選-1000

脚本:都築真紀 絵コンテ:のりみそのみ 西村純二 演出;のりみそのみ 作画監督:飯嶋友里恵、平田賢一 河本美代子、土屋雄太、のりみそのみ、森本由布希、飯塚葉子、木下由美子、鞠野貴英、宇都木勇、坂田理、金子俊太朗 総作画監督:新垣一成

フーカとリンネ。
お互いが言いたいことをぶつけ合いながら、ひたすらなぐり合う展開に手に汗握った。
フーカが何を言っても頑なに心を開かないリンネの頑固さ。
リンネに救われたと思っているフーカがリンネを助けたいと思う一途さ。
二人の感情が伝わってくる仕上がりだった。

⑤「ViVid Strike!」11話「撃ち抜く一撃(ストライク)」

10選-1001

脚本:都築真紀 絵コンテ:のりみそのみ 西村純二 演出:高林久弥 作画監督:服部益美、金子俊太朗、服部賢知、宮下雄次 総作画監督:橋本貴吉

意識を失いかけながらも練習通りにリンネがフーカにアッパーを浴びせる展開に鳥肌。
リンネの株を落とさずにむしろ株を上げる描写を見せつけながら、
リンネがフーカを通して純粋に格闘技に向き合うことで、心が浄化されていく姿に感動。
最後のフーカがリンネの頭を寄せる描写が好きだ。

⑥「鬼斬」12話「気焔万丈」

10選003

脚本:岡篤志 絵コンテ:山本天志 作画監督:船道愛子

キレのあるショートアニメ。
アニメーターが絵を描くことで動くロボットという設定が面白かった。
今年はアニメ業界・アニメ制作の話題がネットで散見されたが
振り返ると、怖い内容でもあるなぁと思った。

⑦「魔法つかいプリキュア」29話「新たな魔法の物語 !主役はモフデレラ!?」

10選002

脚本:坪田文 演出:土田豊 作画監督:稲上晃

シンデレラをモチーフにしたシュールギャグ回。
冷凍みかん押しの展開。お母様役のガメッツ。
1話丸々面白い要素が満載で、ずっと楽しく見られた。
ギャグが得意な演出の土田豊さんの力量が存分に発揮された回だと思う。

⑧「ドラゴンボール超」69話「悟空VSアラレ! ハチャメチャバトルで地球が終わる!?」

10選001

脚本:キング・リュウ 絵コンテ:羽多野浩平 演出:広嶋秀樹 作画監督:梨澤孝司 眞部周一郎 篁馨 総作画監督:井手武生

久しぶりにDrスランプのキャラがDBに登場。
ベジータのメタなセリフが全て。

Drスランプ的なおおらかな鳥山明の世界観が好き。
アラレに一方的にやられるベジータ。ボツボツと呟くマシリト。
羽目を外した内容が面白かった。

⑨「灼熱の卓球娘」10話「わたしの卓球」

10選000

脚本:小柳啓伍 絵コンテ:入江泰浩 演出:阿保孝雄 作画監督:樋口香里、佐藤友子、池津寿恵、森かや乃、ぎふとアニメーション、多田靖子、森賢、齋田博之、工藤利春、佐藤このみ、沼田広

こよりとくるりの決着回。
こよりに技を破られたくるりが、カーブドライブを進化させて
こよりを打ち破ろうとするが、さらにこよりが返すという展開が熱かった。
「ViVid Strike!」に通じるが、戦いを通して互いを高めあう展開は良い。
監督・コンテの入江泰浩さんの卓球とキャラの見せ方が光る回だった。

⑩ふるさと再生 日本の昔ばなし208話「桃太郎」

10選-2000

文芸・絵コンテ・演出・作画・美術:湖川友謙

巨大な鬼に対して、鬼以上に巨大化して退治する桃太郎の姿に、
「聖戦士ダンバイン」のハイパー化を思い出さずにはいられなかった。
桃太郎にこんな解釈があっていいのかと驚愕した。
ほぼ全てを手掛けた湖川さんのアオリも顕在。


まとめ

今年もあと一週間。本数の多さもあってか面白い作品に多く出会えた。
ユーリ on ICE!!、昭和元禄落語心中、このすば、僕だけがいない街も良かった。

来年も面白い作品に出会えるように期待して年を越したい。
 
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[ 2016/12/23 21:19 ] ニュース | TB(0) | CM(1)

ViVid Strike! -幼馴染が格闘技を通して再び寄り添う物語 

ViVid Strike!について監督の西村純二さんは
公式サイトで次のように語っている。

美少女キャラ物×格闘。肋骨が砕け、鼻血が滴り、歯が吹き飛ぶ、そんな格闘物を彼女たちがやれるのか!

 

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肋骨が砕け

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歯が吹き飛ぶ(歯も記号的ではなく、リアルな形にしているなぁと。)

※鼻血が滴りが無くてすいません

放送開始前にこのコメントを残した監督の目論見通りとなった。
美少女ものではあまり見られない、血や肉が凄惨に交じり合う展開があることで
ViVid Strike! は格闘技モノとして珠玉の出来栄えとなったと思う。


フーカとリンネ。
心が離れてしまった幼馴染の二人が、格闘技を通して再び心を通わせる。
リンネはおじいちゃんが死んで心を閉ざしていた。
ただ格闘技を始めたことがリンネの心を救った。

心を救ったキッカケはフーカだったが、リンネは自力で自らを許せる境地に至った。
リンネが格闘技を選んだ選択もあながち間違いではなかったのがよかったなぁと。

拳で交えてでしか理解できないこともある。
「リリカルなのはシリーズ」のなのはVSフェイト以来の伝統でもある。
 
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[ 2016/12/11 17:29 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

話数単位で選ぶ、2026年TVアニメ 9選 

ルール
・2026年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。


1 「超☆錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」11話
⇒面白かった

2 「てーきゅう28期」 331話
⇒「先輩と君の名は」というタイトルが懐かしかった。

3 「鬼斬2」 6話
⇒鬼斬シリーズ、一番のハイテンションだった。

4 「機動戦士ガンダム ラブライブ」 48話
⇒ガンダムが9体揃って踊り歌うライブシーンに感動した。

5 「ウィッチブレイド2」1話
⇒相変わらずエロかった
 
6 「キックの鬼W」25話
⇒沢村忠は強かった

7 「母をたずねて三千里(リメイク)」19話
⇒感動した

8 「KUROBAKO」25話
⇒みゃーもりがやっと登場して感動した。

9「資本論」1話
⇒まさかマルクス原作のアニメを見ることができるとは思わなかった。
 
9本目で力尽きた…
  
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[ 2016/12/07 19:32 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

日ハム 西川 サヨナラ満塁ホームラン! 

西川満塁ホームラン すごい!
これで3勝2敗でマツダスタジアムか。

広島がホームを死守し2連勝して優勝するか。
日ハムがロードで勝ち抜くか。

今年の日本シリーズは面白い。
 
 
 
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[ 2016/10/27 21:38 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

アニメアスリート論ーアニメを見るにも体力が必要 

年をとって感じるのは
アニメを見るのにも体力が必要だということ。

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学生の頃は体力も時間もあり
「Gガンダム」「ガンダムW」全話を1日で通して見ることもできた。
当時1日中見られたのは「作品が面白いから」「アニメが好きだから」
と思っていたが、「体力も時間もあった」という理由も大きかったのだろう。

体力の衰えがアニメの視聴に影響を及ぼしたのは社会人になってから。
友人に借りた「ローゼンメイデン」のDVD全巻を一気見しようとしたが
3話ぐらい見たら、なんか疲れてしまった。
休息も十分にとった日曜の午前中に見始めたのに、ぐらっと疲れてしまった。

結局「ローゼンメイデン」は、
3話視聴⇒1時間休む(別のことをする)⇒3話視聴⇒1時間休む(以下同じ)
という流れで思った以上に時間をかけてしまった。

若い頃は全話通しで続けて見ることなんて楽だったのに、
社会人になったらできなくなってしまった。正直辛かった。
調子が良い時でも、TVシリーズ6話分ぐらい連続で見ると休みたくなる。
体力と集中力の衰えを毎年感じるようになった。

結局、社会人になってからは、運動をすることなく今まで生きてしまった。

最近は帰宅しても疲れて、アニメを見る気力がおきづらい。
見ようとしても疲れていて、アニメの内容が頭に入らない。
むしろアニメを見ようとする前に寝てしまう。

おそらく体力がないからだ。

元々、子供の頃から持久走では最下位クラスなど体力には自信がない。
社会人になって運動しないことで、体力が落ちてしまい、
特に平日中の帰宅後の活動力が落ちてきている。

そこで体力をつけ、仕事で体力を使い果たさなければ、
余った体力を帰宅後のアニメ視聴に使えるという考えに至り、
ジョギングと筋トレをすることにした。

ジョギングは1日15分でやっていたが、
有酸素運動としては20分以上が良いと
今日知ったので明日からそうする。

筋トレはスクワットとクランチと背筋と腕立て伏せ。

まだやり始めて1週間ぐらいなので、効果などいえる状態ではない。
ただ帰宅後にジョギングと筋トレとストレッチをした後は、
息も切れ疲れるが、呼吸をするので酸素が身体中に回り、頭の冴えはよくなる感じ。
よって運動して少し休んでからアニメを見ると、
集中力が高い状態で頭に内容がよく入ってくる実感がある。

ジョギングにはストレス発散する効果もあるので(実感もある)
よりアニメに集中できる心構えになれるかもしれない。
 
また運動だけではなく、食生活の見直しも少しやり始めた。
まず外食と砂糖を控えるようにした。
砂糖の摂り過ぎると、インシュリンが大量に分泌され血糖値が下がり
エネルギーが落ち、眠気に襲われたり、集中力の低下を引き起こすからだ。
砂糖はアニメの天敵なのかもしれない。

まだ1週間程度の実践ではあるが、
体力はともかく気持ちの面ではリフレッシュできた状態でアニメを見られる。
時間が限られる社会人にとって、運動できる時間を取るのは難しいと思うが、
長くアニメと付き合うのであれば、アニメの視聴に耐えうる
肉体の維持管理や食生活の改善もまた大切なのではないかと思う。
 
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[ 2016/10/18 20:51 ] ニュース | TB(0) | CM(2)

レッドタートルと志村けんのだいじょうぶだぁ 

レッドタートルを鑑賞。

まずアニメーションとして素晴らしく、
動きと背景、動く絵に込められた
様々な思いを感じずにはいられなかった。

レッドタートルは、
一切セリフなし、音楽で盛り上げる、一人の男の人生を書き切る作品である。
以前同じようなものを見たことがあると思ったら、
志村けんのだいじょうぶだぁでやっていた、通称シリアス無言劇だと思い出した。

シリアス無言劇。
コントではなくドラマ仕立て。セリフが一切なく、
主に宗次郎の「悲しみの果て」を使用したBGM。
そして一人の人間を中心とした人生を描く(主に悲劇で終わることが多い)。

笑わせるコント番組で、あえて感動させる勝負に出た志村けんの真骨頂の企画である。

もちろん違いはある。

レッドタートルは寓話的な世界観と舞台(島)であり、
メタファーで作品が作られている。
シリアス無言劇は日本が舞台であり、
現実に根ざした設定で作られている。

ただどちらも人間を描くことに向き合っていて、
セリフがないことで見る側の想像力が喚起され、
その想像力がBGMの力によって、
さらに膨まされる構造になっていると思う。

子供の時に志村けんのシリアス無言劇は、
今でも強く心に残っているが、
もし子供の頃にレッドタートルを見ていたら、
どんな風に思ったのだろうか。
 
レッドタートル。見てほしいアニメーションだ。
 
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[ 2016/09/29 21:10 ] ニュース | TB(0) | CM(1)


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