自転車乗りであった「私」がひょんな事からバ-ドマンに。
1つの話としての構成が綺麗に整理され、オチも見事だった今回。
よくよく考えると、本作はきちんと毎回オチつけてるよなぁと感じる。
今回のバードマンコンテスト。まぁ日テレの鳥人間コンテストがモチーフだと思うが
京都は会場の琵琶湖の近場だけあって、
京都の学生さん達は実際にコンテスト参加に関心が高いのかなぁと思った。
今回、結局最後は水に落ちてしまうバードマンコンテストは
誰かがいってたように徒労かもしれないし、馬鹿げた行為かもしれない。
しかしこうした行為が出来るのも、学生が一番のめり込めるというのは共感できる。
前半、「私」が自転車に命を燃やしていた時もそうだが、
金は無くとも情熱があるのが学生時代なのだ。
こうした学生時代の愚かさやひたむきさを描いていく本作。
登場人物も徐々に増えてきて、話の広がる感じを受ける。
気になるのが毎回「私」は学生時代の最初へループされるのだが、
ハルヒのエンドレスエイトやヱヴァ「破」もだけど
多少の技法的な差があっても、ループする話が増えつつ印象。
この意味は何なのだろうね。ゲームの影響なんだろうけど。
時計の針が戻ってしまう3話までは、フラグ進行が間違っていたという展開なんだろうね。
相変わらず、ビジュアルのクオリティが高い。
自転車のシーンとか、カットが多いなかで、さらに動かしていた。
このクオリティを週ペースで維持するのは大変だろうけど、頑張ってほしい。