感想欲望の無い人も欲望が生まれるという話。
そして伊達さんは男も羨む良い男!伊達さんの憎い奴
今回のヤミーの元になった優美さん。妹のように美しくなりたくて、
そこをカザリに漬け込まれ卵を埋め込まれます。ただ卵を孵化させるには至らないです。
優美さんにとって「美しくなりたい」事はささやかな欲望でしかなかったのでしょうね。
でも状況が変わると、欲望が肥大する事がわかってきます。
どうやら伊達さんとの再会が、優美さんの欲望を増大させたようでした。
優美さんの態度を見ると、伊達さんの事を片想いしていたのでしょう。
久しぶりに会った伊達さんい対し、美を見せたい欲望が増大したようです。
そしてヤミーを孵化させ、自身も美しくなった優美さん。
殆どの近づいた男が我を忘れたかのような優美さんへの賛美をしてます。
あの映司であれ、どうしようもない態度になってしまいましたね。
まるでロマンシングサガ2のロックブーケのテンプテーションにかかったかのようです。
でも伊達さんには全く効果が無かったですね。
本当であれば、魅了したい人は伊達さんのはずなのに。
伊達さんはそういう見てくれに興味が無いのか、優美さんに別の魅力を感じているのか
何にせよ伊達さんのメンタルが光る展開でした。
伊達さんピンチフラグの発生
でも今回、真木がメディカルチェックを受けろと言ったのに、伊達さんは拒否しました。
バースが人体に与える影響を真木は気にしているようです。
もしこれが事実ならバースの致命的な弱点にもなりかねません。
来週は伊達さんはピンチになってしまうのではないでしょうか。
メダル争奪はカザリが優位
使えるメダルが少ないと嘆くアンク。
今回もタジャドルコンボでなんとかカザリを退けたとはいえ、劣勢は明らかです。
カザリからメダルを取るのか、弱いウヴァからコアメダルを取るのか。
今回はメダル争奪に関しては特に進展は無かったですね。
まとめ
今回、欲望が薄かった優美さんが伊達さんとの出会いで欲望を増大させた事。
欲望は人間関係の中からも発生するという話だったのでしょうか。
それにしても欲望を肥大して、ヤミーを生み、今回のように優美が綺麗になっても
最終的には良くないという結果で終わります。
こう考えると、「○○したい」欲望をすぐ叶えようとする行為自体がいけないのでしょう。
話は変わりますが「魔法少女まどか★マギカ」というアニメでも
少女が契約し魔法少女になる事で、一つ願い・奇跡が叶いますが、
7話時点までは、魔法少女になった子達は大抵不幸になっています。
だからオーズも同様のことが言えると思うのですが、
叶えたい欲望は、すぐ即物的に叶えても最終的には悲劇しか起こらないこと、
そして映司のように地道に行動する人間こそ最終的に目的を叶えるというのが
仮面ライダーオーズの目指している話ではないのでしょうか。
脚本:小林靖子 監督:諸田敏 アクション監督:宮崎剛
次回24話「思い出と恋と海のコンボ」