バクマン 3話「親と子」(アニメ感想) 

原作の面白さを忠実に引出し巧みに見せる手腕に評価!!
サイコーとシュ-ジンの姿勢に好感が持てるのが
この作品の最大の魅力の一つですね!!




-感想-
 
親と子というサブタイトル。
叔父と甥という親子に似た関係も描かれたのが印象的でした。

今回はサイコーとシュージンがサイコーのおじさん
川口たろうの仕事部屋に入る事で漫画家としてのモチベーションを高める話でした。
 
後半は川口たろうの遺品から、小豆のお母さんと文通していたことが発覚。
そして小豆のお母さんに二人が会いに行く、そして叔父の話を聞きにいくという
おじさんのルーツを探しにいくという話でした。

おじさんのルーツを探す、バクマンでは小豆のお母さんに出会うのは
実はサイコーとシュージンにとっても自己のアイディンティティを探す話なのでしょう。
まだ漫画家を始めるには経験も技量も何より覚悟が足りない二人。
なぜ漫画を描くのかという自分の動機を見つけるのに精一杯な姿がまぶしくもあります。


サイコーは血統良いですよね。叔父がマンガ家というのは
マンガ家を目指すの環境であれば理想的なポジションだと思います。
子供の時におじさんと触れ合って身につけたことは
サイコーにとっての大事な財産でしょうから。

小豆のお母さんの声は井上喜久子さんでしたね。
気品溢れながらも茶目っ気ある仕草が42なのに可愛らしかったです。

川口たろうと小豆のおかあさん・サイコーと小豆。
時代は違えども叔父・甥の思考回路は一緒という設定は良いものですね。
それは時代が変わっても変わらないものがある。
そしてシュージンが言っていた「ロマンティスト」につながっていくのでしょう。

集英社の作品なのにライバルの講談社の「巨人の星」「あしたのジョー」
単語が出てきて、作品の引用がされてって言うのにはビックリです。
おそらく講談社(そしてNHK)に許可をもらっているのでしょうね。
こうしたディテールは作品のリアリティに一役買っています。

またその中でも「巨人の星」「坂本龍馬の台詞を知っているか」という親父の台詞が
大河ドラマとの「龍馬伝」を暗に見て欲しいという宣伝になっているような気がしました。

私は「巨人の星」「あしたのジョー」とも読んでいますが、
二つとも日本のマンガの大金字塔作品です。今読んでも抜群に面白いです。
梶原一騎の哲学、今回で言えば巨人の星の「男は前のめりになって死ね」
あしたのショーでいえば「真っ白に燃え尽きる」
原作はまだ過程の最中ですが、彼らはどこまで登りつめるのでしょうか。
 
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[ 2010/10/16 18:34 ] バクマン | TB(51) | CM(0)

バクマン 2話「馬鹿と利口」感想(カサヰケンイチ) 

マンガ家になる熱い想いを、祖父にぶつけ承認を得た真城。
職業選択、進路相談、親との対立。
思春期の問題を真正面から取り扱った2話でした。



-感想-

マンガ家になるというのは大変です。
デビューをする事はある程度できるとも言われていますが
一生食べ続けられる人はホンの一握りの存在です。

そして一般の企業に入って退職しても再就職は可能ですが、
マンガ家は廃業しても、一般社会へ再就職にはつぶしがきかないといわれています。
負けたら、即崖っぷち。その意味でまさに人生の賭けです。

それが日本一のマンガ雑誌「少年ジャンプ」という舞台であれば
ライバルも多数いるでしょう。勝ち上がるのは険しい状況です。

昔は中学生や小学生でマンガ家デビューした方もいるそうです。
例えば、8マンで有名な桑田次郎氏は13歳でデビューしたとか。
でも最近は多くのマンガ家は将来のリスクも考えて高校まで進学していますね。
「神のみぞ知るセカイ」の若木民喜さんは32歳で初連載ですし。

そんな中、中学からマンガ家を志望する真城と高木は偉いです。
夢に向かうのは早ければ、早いほどいいと私は思います。
それは準備が出来るし、それだけ熱意がある表れなのだから。

祖父から熱い思いを受け取った真城のエピソードは良かったです。
祖父も自分の子供が最後まで出来なかった事を孫に託したかったのかもしれません。
最初は祖父も反対しそうな感じに見せておいて、実はそうではない展開が良かったです。
ただ祖父からの承認はまだマンガ家への最初のステップであって
今後次から次へと試練と困難が訪れるでしょう。
そして真城と高木がそれを乗り越えていくのでしょう。
それを友情・努力・勝利で勝ち得る。まさにジャンプ的な展開ですね。

カサヰケンイチ監督はこの作品を大きく間口を広げて作ってますね。
アニメファンだけではない、
この夕方6時という時間にたまたまチャンネルを合わせた人をも取り込もうと
自然な感じでアニメを紡いでいるような感じです。
(この傾向は「ハチミツとクローバー」でも同様です)

変な演出などもなく、自然にお話が進む感じです。
こうした事には原作の力が不可欠です。そして原作の面白さを再現していると感じました。

 
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[ 2010/10/09 18:13 ] バクマン | TB(62) | CM(0)

(アニメ)バクマン 1話「夢と現実」(感想) 

「DEATH NOTE」の大場つぐみ 小畑健コンビが送る
少年ジャンプの人気漫画をJC STAFFがアニメ化。
ジャンプアニメをNHK教育で放映っていうのが新鮮ですねぇ。
NHKでの放映意図はDVD売上より、コミックの売上を優先させている印象です。



-あらすじー

中学生の真城最高は、クラスメートの高木秋人から
「一緒に組んでマンガ家になろう!」と声をかけられる。
だが、真城はマンガ家だった叔父の死によるトラウマから秋人の頼みを断る。
その夜、秋人に呼び出された最高は、あこがれの亜豆美保の家を訪ねる。
そこで秋人は亜豆に「2人のマンガがアニメ化されたら結婚してほしい」と申し込むのだった。

感想は【続きを読む】からでどうぞ。
 
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[ 2010/10/02 18:36 ] バクマン | TB(77) | CM(0)