カテゴリー  [俺の妹がこんなに可愛いわけがない ]

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兄に追いつきたい-俺妹13話における桐乃とマイケル・ジョーダン 

桐乃が陸上をやり始めたのは、京介に脚で追いつきたい、
ひいては兄そのものに追いつきたい為という目的がわかった今回。

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桐乃の行動原理、目的は全て兄である京介に繋がる。
その桐乃の想いが伝わってきたエピソードだった。

ちなみに陸上=走るという行為は、誰かに何かに追いつく、
追いつきたいというメタファーとしてわかりやすいものではないかと思う。

そして今回のエピソードを知るとOPがまた味わい深く感じられる。
それは、秋葉原で京介が桐乃に振り回されているシーン。

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追いかける立場から、追い越した立場に逆転しているのが心地よく感じられる。
桐乃は努力家であり、自分を常に向上させたい子なんだなぁと思う。

以上のような兄に追いつきたいというこのエピソードで思い出したのが
アメリカプロバスケットリーグNBAのスター、マイケル・ジョーダンだ。

リーグ優勝6回、MVP5回、得点王10回のマイケル・ジョーダンも
子供の頃はバスケットの才能が開花しておらず、
兄であるラリー・ジョーダンとの1on1で勝てなかった。

※兄ラリーも170センチの身長ながら360°のダンクができるなど、
 ひとかどのプレイヤーだった。

そんなマイケルも桐乃と同じように兄に追いつきたい、
せめて兄の半分でもバスケットが上手くなりたいという想いから
自分がつける背番号を兄がつけていた45番にあやかり、
45の半分の23番をつけるようになったという。

そして練習し、挫折し、また練習してジョーダンは
バスケット界で世界最高の選手と評されるようになった。



桐乃もマイケル・ジョーダンも兄という目的があった。
そんな兄をバネに頑張ってきた二人といえる。


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今回でTV放映は最後。
原作も最近終わったようで、今後の二人の物語が気になってしまう。
配信が待ち遠しい。
 
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京介とあやせの距離感と失恋、そしてキャベツ-俺の妹がこんなに可愛いわけがない。12話 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。12話。
あやせが京介に本心を打ち明け失恋を体験するせつない話だ。

さて、今回は京介とあやせの話だったので、
二人の距離感が気になってしまった。

特にあやせが実質通い妻状態になって京介をお世話する
Bパートになってから、二人の距離/距離感をみていくと面白い。

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Aパートでも、京介のお世話役を巡って、みんな火花を散らす中、
桐乃を除いて、参戦しなかったのがあやせ。
ここでも京介とあやせの距離は遠い。

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基本的にはあやせが京介に暴力行為を行う時以外は、お互い距離を詰めない。
この詰めないけど、フレームに収まるぐらいの距離感がベースとなっている感じだ。

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一回、京介が悶々としてあやせのシャワーを覗こうとするシーンがあり
これは唯一といって良いほど、今回京介の側から距離を詰めてきたシーンだった。
ただまだ二人には距離がある。

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流石にコーヒーを入れてあげるシーンの時には距離がグッと近くなる。

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お互い、大事な感じで話していても、
二人は部屋の対角線上に位置する感じで、距離をとっている。
あやせが京介の勉強の邪魔にならないよう、視覚に入らないようにする為でもあるが
あやせが京介にアタックしたいなら、もっと距離を詰めてもいいような気もする。

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そしてあやせの告白シーンでも、二人の距離感は近からず遠からず。
この距離感が京介とあやせの距離感ではないかなぁと感じる。
結局、あやせは振られてしまうのだが…

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それでも、あやせが最後の最後で距離を一気に詰めていったキスシーン。
今まで距離感を詰めなかった描写をベースに置き、その描写を積み重ねているので
こうした距離感の縮まり具合が、グッと来るように演出的効果をもたらしている。
この二人の距離感が今回、面白かった。

※以下妄想

あやせはたぶん恋が実らないのは薄々わかっていて
でも京介と一緒にいられる機会があったのは嬉しかったのだろう。
だから度を超えず、世話役に徹したのだろうし、
あやせも結果がわかっているからこそ、
そこまで積極的に距離は詰めなかったと思う。

※おまけ

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あやせの千切りキャベツ。ちゃんとキャベツの千切りに見える作画。
あやせが手料理ができる事、家事ができることを視聴者に分からせる描写でもあった。
 
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手錠と自転車が示す京介・桐乃・あやせの関係性-俺の妹がこんなに可愛いわけがない。10話 

今回の俺妹10話。
前半は京介とあやせ、後半は京介と桐乃の関係を描いた展開。

このあやせと桐乃の対比を手錠(あやせ)と自転車(桐乃)という
小道具を象徴的に用いて描いたのが面白かった。

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黒猫と別れたことを知り、
それが自分のせいだと思うぐらい自意識過剰気味なあやせ。
そんなあやせは京介をどうにか自分の手元に置いておきたいようだ。

このあやせが京介に示す態度として手錠が用いられる。
相手の自由を奪う拘束するものとしての手錠。
あやせが「京介の自由を奪いたい」と自覚しているかはともかく、
京介を自分の手中に収めたいといろいろ思っているのだろう。
真奈美に相談しているのも、その一つ。
端的にいえば、あやせは京介を「拘束」したいのだ。

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一方、メルフェスに参加できなさそうだという桐乃のメールを受け取った京介は
桐乃のために一目散で、桐乃がいる現場へ急行。
移動手段として自転車を使ったわけだが、これが痛チャリだったわけで…。

桐乃は当初、この痛チャリを乗っているのが兄貴だと言えなかったが、
恥ずかしそうでも、ちゃんと兄ですと周りに言えたのは、
2期の間にあった様々な出来事の積み重ねがあったからだと信じたい。

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兄弟で自転車に乗るシチュエーション。
今回はこの兄弟で自転車に乗る絵を見せたくて
作っているのではないかと思うぐらい決まっていたショットの連続。
兄弟一緒に自転車に乗る、むしろ二人乗りは絵になる。

自転車の移動中でも、赤信号になったり、
急な上り坂になり、漕ぐのが大変な状況になったり、
でも最後は下り道になったり、二人の道のりには様々な状況が訪れる。
上り坂から最後の下り坂になった時の、カタルシスは良かった。

二人で乗るの自転車には、おそらく「共生」「共有」という意味合いがあるのだろう。
兄弟として、いやそれ以上の関係として二人は生きていく。
こうした事の意味を込めて、京介は自転車を漕ぎ、桐乃は寄り添っていたのだろう。

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あやせは強迫的な態度や手錠を含め拘束的な手段を使っても、
桐乃に何かがあれば、京介は桐乃の元に向かってしまう。
一方で京介と桐乃は、自転車を使い「共」に生きていく。

そんな京介とあやせと桐乃の関係性をズバリ的確に
手錠と自転車を用いて描いたのが、今回の見所だったなぁと感じた。
 
絵コンテは及川啓さん。及川さんは上手いなぁ。
 
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なぜ俺妹9話の舞台は草津温泉だったのか? 

俺の妹がこんな可愛いわけがない。9話を視聴

京介と桐乃が失踪し連絡がつかなくなった黒猫を探し、黒猫に真意を問いつつも、
実際には京介や桐乃の真意もあらわになっていったのが9話のメイン展開。
お互いの本音がどんどんエスカレートしていきながらも、
桐乃も黒猫も京介が好きだってことがわかっていく、
今シリーズの一つのクライマックスともいえる名エピソード。

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今回、黒猫を探しに行った先は、群馬県の草津温泉だった。
温泉街の中心部に湯畑があるのが草津温泉の特徴だろう。

さて気になったのが、なぜ今回の舞台が草津温泉である必要があったのか。
早速、今回の物語のテーマに連想させて
「草津温泉 恋」と検索をかけてみたら、以下のような単語が見つかった。

お医者様でも草津の湯でも、恋の病は治りゃせぬ
(参考:草津節

どうやらこれは草津温泉にちなんで生まれた草津節という民謡の一節。
元々、恋にまつわる話題/恋の病が草津温泉にあったのが、
今回の俺妹9話の舞台に選ばれた理由だろう。

恋の病。

黒猫が抱える恋の病。
桐乃が抱える恋の病。
京介が抱える恋の病。

問題の全てが今回で解決したわけでもないが、
それぞれに抱える恋の病の問題をぶつけ合い、
お互いの関係が進展したのが今回の醍醐味だろう。

そして、恋の病は治らない、といっている草津節だが、その後には

惚れた病も治せば治る好いたお方と添りゃ治る

なんて唄っていたりする。いかにも民謡らしいおおらかさだ。
京介は一体誰を添い遂げるのだろうか。今回は以上。
 
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コミュニティの崩壊と結成から見る「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」3話 

俺妹3話は、沙織・バジーナの話。
むしろ槇島沙織の話といった方がよいのかもしれない。
そしてオタクサークル的コミュニティの描写と崩壊の描かれ方が秀逸だった。

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12歳頃の沙織は体が弱く、そんな沙織を姉の香織は連れ回していたようだ。
ただ今回、香織が沙織を連れまわす場所は今までと違っていた。
香織は親の資産であるマンションの一室を
オタクサークルの集まりの場として使い、沙織をそこに紹介する。

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マンション先で出会ったのは、香織のサークル仲間達。
そこで沙織は人と話すにも顔を隠しながら自己紹介する。
この顔を隠す描写でもわかるように、沙織は顔を隠す性質があるようだ。
グルグルメガネを付けるのもその一環。

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そんな香織達の仲間の中でも、沙織の今後の方向性を決定づけたのが彼方だ。
それはこのメガネを見れば一発でわかる形。
彼方は沙織と親しくしてくれたようで、他の香織の仲間達が、
沙織を香織の妹という形で接し、一歩距離を取っていたのとは違い
先輩-後輩的な形で親密に接したようだ。

体が弱く、友人関係も少なかったであろう沙織にとっては
友人もでき、趣味も得られた意味では充実した時期だったであろう。
これも香織についてきたおかげでもあったのだろう。でも状況は変わる。

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香織は海外で結婚するということで、サークルからいなくなるという。
それは、今まで沙織を連れ回していた香織がいなくなることでもある。
そして中心人物を失ったサークルは徐々に仲間が去っていくことになる。

この中心人物が去っていくと、サークルが機能しなくなる描かれ方はリアルだ。
特に少数のコミュニティが、人間関係を取り持つ中心人物の
カリスマ性に頼っていた場合、一瞬で崩壊してしまうこともある。
香織が去った後のサークルはまさにこんな感じだと思う。

ただ、香織はサークル沙織が彼方と仲良くしている姿をチラチラ見ていた。
そしてその姿に何かしら思うところを感じていたようであり、
これが香織の結婚とどう結びついてくるかが、今回のポイントなのかもしれない。

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友達をサークルを失ってしまった沙織は、香織を憎んでしまう。
そして彼方と再開するも、彼方も漫画家デビューが決まり
仕事で忙しいからここには来られないという。

そして沙織は自分のサークルを作り、香織に見せつけたいという決心を彼方に伝える。
そんな香織に優しい言葉を投げかける彼方。そして沙織は彼方を師匠と呼び、
彼方は沙織に免許皆伝と称し、グルグルメガネを渡す。
顔をすぐ隠してしまうぐらい沙織が、今使っているもう一つの顔を手に入れた瞬間。

内気な素顔の自分では、コミュニティを作ることができない。
このメガネは内気な自分を隠し、コミュニティを主催する
沙織バジーナの顔であるともいえよう。
この辺りは自分の顔を隠して行動し、エウーゴという組織のリーダーだった
Zガンダムのクワトロ・バジーナ大尉(シャア)そっくりだ。

それにしても彼方が来栖可奈子の姉なのだろうから
この世界の縁というか、世界の狭さは面白い。

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そして沙織の回想は終わり、現在へ時は戻る。
どうやら沙織を驚かせるために、京介達がアポ無しで沙織の家へ訪れたようだ。
そこで京介達は、沙織バジーナではなく、沙織という超美人さんと出会ったわけだ。

そんな中で、香織が部屋へやって来たようだ。
小さかった妹も、今では姉をも超える背丈に。
身長で時間経緯を感じさせる演出はやはりわかりやすくグッとくる。

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かつての仲間たちとオフ会をやるということで帰国した香織。
あっという間に崩壊したサークル仲間を、こういう形で集めさせる香織に嫉妬しながらも
沙織も自身の仲間たちを紹介して、かつて誓った姉に仲間をみせる事を行う。
ここで姉の背中を追ってきた沙織が、はじめて香織と並んだ瞬間。
姉も心身共に成長した安心したのではないだろうか。
 
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最後は沙織バジーナに戻ってEDに。
今回は沙織と沙織バジーナの二つの顔(側面)を楽しめた展開だった。

まとめ

結論からいうと、香織がかつてのサークルを
自然消滅させるようにしたのは、沙織の為を思ってのことだと思う。
確かに沙織は楽しそうにしていたが、それは沙織の力によって獲得したものではない。
みんな香織が沙織に与えたものだ。そこに妹を安住させてはいけない。
だから、みんなと仲良くしている沙織を香織はずっと見つめていたのだ。

そして沙織は沙織で自身の力で仲間を作れるようになった。
ただそれも、香織がかつてのサークルを壊したからこそであろう。
その意味では、香織は最初は手を引っ張って沙織を導きつつ
仲間との付き合い方を教え、独り立ちしても大丈夫であろうと判断してから
沙織を独立させるようにしたのだろう。全て姉の計算通りなのかもしれないし、
それは沙織も「まだ姉には追いつけていない」というセリフでもわかる。

出会いと別れ、そして新しい出会い。
コミュニティの崩壊と新しいコミュニティの結成。
そんな狭間を体験した沙織・バジーナは、
京介達の仲を今後どう深めていくのであろうか。
 
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劇中ゲームが本編アニメを侵食する「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」2話は傑作回! 

はじめに

俺の妹がこんなに可愛いわけがない2話。

今回は劇中で話題になる劇中ゲーム「ラブタッチ」の使い方が面白かった。
それはゲームにハマり、さらに桐乃とあやせの問題を解決するために
ゲームのように振舞うキャラクター達が面白かったからである。

ふたりのあやせ~劇中のあやせとラブタッチのあやか

物語のスタートは、あやせが桐乃がゲームばかりをしていて、
自分を見てくれていないことを感じて京介に相談するところから始まる。

京介は問題解決のために桐乃にゲームについて聞いたら、
ラブプラスのような恋愛ゲームであり、
ゲームに登場するのがあやせに極めて似たキャラだった。

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ラブタッチというゲーム。ここに出てくるあやかは、早見沙織さん声の少女。
容姿はあやせにそっくり、声も同じ人なので、
まるであやせ自身がゲーム化した錯覚を覚えさせられる。
ここで、劇中と劇中ゲームがシンクロしていく展開なのがわかる。

さらに、京介はゲームを進めるうちにあやかにハマったようであり
そしてゲームのように振舞うことが、桐乃を振り向かせる事につながると
京介はあやせを説得する。劇中がゲーム化(ラブタッチ化)していく展開だと言っても良い。

劇中の美少女ゲーム的画面作り

劇中がゲーム化していく予兆は、アバンからあった。
「お兄さん、ご相談があります」というあやせの映し方は
いわゆる美少女ゲームの立ち絵的な、バストショットともいえる。
つまり最初から「今回は美少女ゲームの話」ですと宣言していたともいえるのである。

他にも今回は、真正面のあやせのバストショットが多用されている。

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こうしたのあやせの撮り方も、ゲームと劇中が混同させられるように作られている。
特に後半の京介の部屋で、あやせがゲームのように喋ることを訓練するシーンは
まさに本編(劇中)のゲーム化を推し進めた決定的シーンだと私は思う。

そんなこんながあって、翌日の登校する朝。
麻奈実は京介をまるで美少女ゲームの立ち絵のように、
そしてゲームのような言葉遣いで出迎え
さらにあやせも麻奈実と同じように桐乃を出迎える。

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あやせと麻奈実の背景が同じ(使い回し)であることを考えると、
麻奈実を見ていた京介と、あやせを見ていた桐乃はほぼ同じアングルであるようだ。

まさにここで劇中が劇中ゲームに侵食、ゲーム化した瞬間だと私は感じた。
そして極めつけにあやせが

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極めてヤンデレ的な記号(表情・目を含め)で描かれてオチをつけたのは面白かった。
あやせというキャラを記号的に表現すればヤンデレが相応しいのだから。

おまけ~あやせと京介の暴力的距離感

ちょっと、話を変えよう。あやせと京介の関係は面白い。
あやせは京介に対し何か思うと、暴力的な行為で距離を詰めてくる。

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今回でいえば、胸ぐらを掴む→パンチする→回し蹴りをする、というように
暴力の方法がエスカレートし、攻撃性が高まっているといえるだろう。
あやせと京介の関係を見る際に、あやせの暴力性と暴力行為は押さえておきたい。

まとめ

「ラブタッチ」はゲームでありながら、
アニメのキャラクターや美術と馴染んだように描かれる。
つまりアニメ本編のあやせとラブタッチのあやかは等価なのだ。
等価であるがゆえに、劇中ゲームはアニメの俺妹世界を侵食することが可能なのである。
 
これができるのは、上記でも言ったようにあやせとあやかの容姿が酷似している面もあるが
声優:早見沙織さんがあやせとあやかを演じている点が大きいだろう。
かつて聖闘士星矢やルパン三世などでも、声優交代に対して大きな反響があったが
それだけ声はアニメのキャラのパーソナルに根本的に関わる要素なのだ。
声が同じなことで、アニメ(本編)とゲーム(劇中劇)を無理なく繋いでいる。

さらにいえば、このおしとやかでプレイヤーの京介に惚れている
ラブタッチのあやかというキャラは、
本編のあやせというキャラのもう一つの可能性として見ると面白い。
 
劇中ゲームの扱いに関して、俺妹2期2話は珠玉の出来栄えだったと思う。
さすが原作者の脚本を元にした展開だったと思う。
 
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手堅い物語構成術が光る「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」1話 

はじめに

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。が帰ってきました。
ざっと1期から1年半近くが経ったのでしょうか。時間が経つのは早い。
そんな2期の1話を見て、手堅い。実に手堅いと思いながら見ていました。

きちんと全キャラに見せ場を持たせる構成

なぜ手堅いのかといえば、全キャラに見せ場を与えていた展開だったからです。
おそらく分割2期ものの宿命ではあるのでしょうが、
2期ものの1話は1期の復習も兼ねて、
もう一度キャラクターの有り様ををおさらいしないといけない。
それがこの1話では上手く出来ていたのではないかと思うのです。

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まず桐乃と京介の幼少時代のエピソードが描かれました。
ここで京介と桐乃の因縁というか、二人の遠からず近からずの関係が始まったのかも。
物語の起点は京介と桐乃である事を再確認できるエピソードを最初に持ってきました。

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そんな妹との距離感に悩む京介は幼馴染の田村麻奈実さんに相談。
妹の次は、幼馴染の登場させます。

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次に桐乃の親友である、あやせと再開。

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キマシ!
見せ場をきちんと作っています。

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来栖加奈子さんとも再開。さっそくあやせにチョップされています。

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次に黒猫さん。
前期であった京介とのキスは、遠まわしの告白なのか。
黒猫さんに聞いたら、とても困ってしまった様子で・・・
二人の恋愛関係もここでさらっと描いています。
結局、外部の乱入でうやむやになってしまいしたが。

ここである程度キャラの紹介が終わらせて、次のステップへ。
そして京介は桐乃に引きづられながら、秋葉原へ向かいます。

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学校が桐乃や黒猫の表の姿なら、
秋葉原にいる彼女たちは裏(真)の姿。
そして秋葉原にいる桐乃や黒猫の知り合いといえば沢城バジーナさん。

これで主要な女性キャラの紹介は一通り揃ったというところでしょうか。

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散々秋葉原で散財をして、さらには通販グッズも溜め込んで欲望を全開にした桐乃。
結局、裏の顔の時には兄貴に頼ってしまう感じの桐乃。
最初と最後は桐乃で締めるという物語構成でした。

まとめ

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各キャラの紹介と見せ場をきちんとお披露目しつつ、
京介と桐乃の過去の因縁から、現在の京介と桐乃の関係までを描いた1話。

1期を見ていたけど、忘れてしまった部分がある人でも
過去の因縁や展開を踏まえた内容を描きつつ、おさらいしていたので
とても内容的に見やすかったものだったのではないかと思います。
この辺りの構成術はシリーズ構成・脚本である倉田英之さんの腕といったところでしょうか。

またキャラクターの作画がとても端正。原作絵の魅力を存分に引き出しています。
今期も前期に続いて、総作画監督に石田可奈さん、川上哲也さんを迎え、
さらに渡邊敬介さんも参加。
キャラクター作画を崩すまいぞという気合の入った布陣だと思います。

元々小説挿絵のかんざきひろさんがアニメーターということもあって
挿絵自体がアニメ的なフォルムで描かれているからこそ
アニメでも挿絵の再現度がしやすくなっている面も見逃せません。

そんなこんなで俺妹はどんな物語が展開されるのか。期待です。
 
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(黒猫可愛い)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 12話「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない TRUE ROUTE」(感想)(ニコニコ動画で配信中) 

俺妹12話分岐ルート
ニコニコ動画等で配信。


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桐乃の想いは秘められたまま、
京介は旅立ちに寂しさを抱えたまま
物語は次のステップに進みます。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 12話(終) 「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOODEND」(感想) 

「人生相談あるんだけど」
桐乃のこの言葉は京介を呼んでしまう
魔法のランプみたいな言葉ですね。

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この「人生相談あるんだけど」という言葉を
桐乃が京介に対して自覚的に使っているのかどうか。
まぁ半分は自覚的で半分は無自覚に使っていると思います。
この曖昧さがこの作品の魅力なのでしょう。

 
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 11話「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」 (感想) 

最後の最後で見せた桐乃の素直な気持ち。
まるでゲームのような関係に見えました。


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最後、京介へのプレゼントがゲームであるという相変わらずな所に
京介は和解の印として妹の頭をなでます。
このショットがいかにもオタク的な姉妹を描写していますね。

 
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(伏見つかさ脚本)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9話「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」(感想) 

今回は桐乃、黒猫、沙織、あやせ
それぞれの日常生活が淡々と描かれます!!


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兄とエロゲーで口論する妹が、もしいたらと考えさせられました。
兄にとっても妹にとっても、嬉しいのか、嬉しくない状況なのか、
今回そんな事を考えながら見ていました。

 
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(倉田らしい脚本)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8話「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」(感想) 

今回は黒猫が良い所を掻っ攫いました!!
彼女の魅力が伝わってきます!!


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アニメオリジナル回でした。
内容には賛否両論ありそうですが、
賛否は問わずに、描かれた内容を中庸な視点で見ていきます。

 
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 7話「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」(感想) 

感想

桐乃が書いた小説が出版化されるかもしれないというお話です。
今回はまず桐乃と黒猫の価値観の相違が面白いですね。

例えば、まるで世間で流布しているイメージのようなケータイ小説を書く桐乃。
一方で設定過多(設定用語集を作るぐらいに)で難しい言葉遣い小説を書く黒猫。
アニメ見るときも素直に楽しんでいる桐乃と物語の整合性を重視する黒猫。
見方が違えば、同じものを見ているのに全然違う見え方をしています。

この見え方が全然違うのが、実際でも同様ですがアニメの楽しみ方の一つですね。
お互いがお互いの価値観を認め合うのは、現実においても架空においても難しいようです。
私なんかは桐乃視点も黒猫視点もどっちも持っていたら
物事が2倍楽しめる可能性があるなんて思っていますが。
まぁ、この作品ではそんな価値観が違う二人を見ている方は楽しいわけです。

まぁ劇中では桐乃・黒猫がお互いの真似をする展開が面白かったですね。
声優さんの芸達者振りがうかがいしれます。

それにしても桐乃は才女なのかもしれません。
容姿端麗・成績優秀といった彼女の設定はあんまし表に出てきて内容にも見えましたが
ここに来て、プロの編集にも(一応)小説に興味を抱かせているのは凄いと思います。


「小説家」というのは多くの人が憧れる言葉ではないでしょうか。
小説家になりたいという人は今でも多そうな気がしますが、
自分の心情を文章で人に伝える生業は憧れの的なのでしょう。

多くの本が出版される中、小説家デビューという話も決して絵空事ではありません。
現実に桐乃みたいな感じで書いている人もいると思いますし。
また原作の電撃文庫を支えているのは若い人達であり、
電撃文庫を読んでいる若い人達が電撃文庫に投稿しようとするサイクルが
あそこのレーベルの強さでもあると思うのです。

この作品は視聴者の自意識を揺り動かすのが得意ですね。
今回も小説(小説家)という題材を持ってきて、
視聴者に色々考えさせる・思わせるような作りになっていました。
 
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(田村麻奈実可愛すぎ!)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第6話「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」 

今回は田村麻奈実さんが最高に可愛い!!
それ以上何か言う必要があるのでしょうか!!


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京介の一挙手一投足全てが気になる麻奈実さん。
彼を信頼しきっている、その嫁にしか見えない姿は
見ている側に安心感を与える、心温まります。

 
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第5話「俺の妹の親友がこんなに××なわけがない」 (感想) 

あやせに秘密がバレてしまった桐乃!!
京介の機転が兄貴を救います!!


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あやせと仲直りしたい桐乃の本気!!
桐乃を助けたいというあやせの本気!!
この本気同士が交わらない悲劇を描きつつも、
兄貴が二人のクッション役となり、再び二人が仲良くなれました。

 
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 4話「俺の妹が夏コミとか行くわけがない」(アニメ感想) 

ついに京介は桐乃に手を出す。
その余りの大胆な行動に隠された京介の真意とは!!

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今回でコミケデビューを果たした桐乃。
コミケの楽しさの後に待っていたのは、
意外な人との遭遇でした!!さて桐乃はどうする?

 
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 3話 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(アニメ感想) 

兄貴が自分全力でかばう姿勢についにデレた!
妹は「妹ゲー」を攻略していますが
京介は桐乃を徐々に攻略し始めていますね。


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妹フラグがたち始めたとも言っても良い今回。
その最大の障壁は頑固な父でした。
作画力が高く、それだけでも眼服な作品です。

 
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(黒猫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」(感想) 

二人で協力する事を誓った京介と桐乃。
今度はどんな新展開が待っているのでしょうか!


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肉感を感じる桐乃のショット。可愛いですねぇ。
本編見ると、色々着飾っていますが、
このファッションにも注目したいところです。

 
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(高坂桐乃)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第1話「俺が妹と恋をするわけがない」(感想) 

この作品は究極の妹萌え作品なのでしょうか?
新しい妹キャラを開拓する作品になりそうです!!


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-あらすじ-

主人公、普通の高坂京介には出来の良い高坂桐乃という妹がいた。
二人の関係は冷え切っているのだが、京介は家の中で所有者不明のエロゲーを見つける。
京介はエロゲーの話をカマ掛けの為に家族にしたら、どうやら桐乃が怪しい。
外に出るフリをして、自分の部屋に明かりがついたので戻ってみると、そこには桐乃が。
桐乃は重度のオタクだが、京介は彼女の趣味を理解し協力関係を結ぶのだった



-感想-

この作品への興味は本屋のラノベ棚で表紙とタイトルを見た時に、
「これはいいタイトルと絵だなぁ」と思っていました。
アニメ化されて、さらに挿絵担当がアニメーターでアニメにも関わるという珍しさ。
原作は読んでないので、作品に触れられる機会があるのは嬉しいです。

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さて感想ですが、まずまずの出だしだったのではないでしょうか。
ラノベ原作という事もあリ「とらドラ」「乃木坂春香の秘密」にも通じる構成でした。
それは主人公がヒロインの秘密や目的を知り、それを容認して、1話を締める点ですね。
この妹はエロゲー、しかも妹モノが好きというヒロインも珍獣ですね。

それにしても妹がオタクというのは、オタクの願望なのでしょうか。
「乃木坂春香」もそうですが、
オタクなヒロインを主人公が容認する作品を、電撃は仕掛けてくる印象があります。
これはヒロイン(桐乃・春香)を承認すると見せかけて、
実はそんなヒロインを逆承認されているという構造になっていますね。
要は「俺の妹はオタクだけど、それを承認している俺エライ」って事です。


後は授業中に「宮澤賢治」の話題が出てきた事は面白かったですね。
一部では究極の妹萌えな方として認識されていますから、
このネタを持ってきた辺りよくわかっていらっしゃる。
まぁその後の小野妹子は完全にネタでしょうが。


なにより、絵(作画)が良いですね。
挿絵の方がアニメーターという事もあって原作の絵を忠実に再現しています。
というより元々の絵がアニメに再現しやすいからだと言えるでしょう。

カメラワークが凝っていて、面白いです!!

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パース強調しすぎだろうと思いますが、画面から空間性が感じられるのが良いですね。
京介が手にした異物(エロゲー)への恐怖感が伝わってきます。


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食卓のシーン。俯瞰で食卓を見せるのは、良くあるパターンですが
空間がよく描けていると感じたのと、家族が全員食べる所を丁寧に作画していた所に高評価です。
ちなみに桐乃のスプーンを持った右手を見せるショット(画像左)がありますが
これは京介がエロゲーの話題を出した後、
彼女がスプーンを右手が震えるという伏線につながります。


ちなみにお父さんの性格は碇ゲンドウっぽいから立木文彦さんをキャスティングしたのでしょうか。

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桐乃がイイお尻をしています!!ともかく、カットに空間を感じられるのが凄くイイ。
まず、お話に興味があって作品を見ようかと思ってたのですが、作画の良さに釘付けです。

それにしてもすんごく作画が丁寧すぎる、良すぎるぞと思っていたら
作画陣がこれまたマンパワー大投入ですね。

総作画監督:石田可奈 
総作監協力:千羽由利子 中田栄治 森寛之 ジミー・ストーン 森賢 下田功一
作画監督:谷川亮介 永田正美
作監協力:佐古宗一郎 松原豊 朴日烈 織田広之+原画陣18人という

錚々たる布陣。どういう作業工程で仕事をしているのか気になります。

特に千羽由利子と中田栄治がこの作品に参加してたのがサプライズでした。
他にもジミー・ストーンや森寛之などギアス組の参加が目立っていますね。

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EDのイラストは「BUNBUN」。京アニ堀口悠紀子の弟のイラストレーターですね。
 
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