感想「まだ何も決まったわけじゃない」「夢も希望もここにある!」夢も希望もある水着回、そしてメリーのスク水
今回は水着回です。
メリーのスク水姿はあまりにも狙っていると思いますが
スク水好きの私にとっては、嬉しい展開なので問題ないです。

また最初のメイド姿のメリーも同じぐらいに可愛い。
メリーはこうしたヒラヒラした記号の服装がお似合いだと思います。






メインキャラが楽しむ姿は印象的です。
所々、おっぱいやお尻といったアップがあり、ちょっぴりエッチです。
お父さんの股間は強調されすぎです。
夢破れて絶望あり?
5話以降、自分のアイデンティティにゆらぐメリーにとって
今回は夢や希望を失っても、それでもヒーローをやる意味を問う話でした。
グリッチョの出会いと、一方で戦いによって夢を失った少年の話から
メリーの復活と、少年の夢を失う意味が同時に描かれます。
現実の世界は特撮ヒーローの世界ほど、勧善懲悪の世界でもないし
完全無欠なヒーローもいない。メリーの世界でもグリッチョのように簡単にはいかない。
メリーの世界でも、夢や希望が中々見出しづらい世界であるように描かれています。
今回のヒーローが好きな少年マサルの夢が壊れたように、あの世界には絶望が満ちています。
メリーも自分が夢魔を送り返せない事を知って夢や希望が中々見出せなくなります。
そんな夢路は色々気配りしながら、最後には「メリーこそヒーロー」と励まします。
確かに現実の世界もメリーの世界もそんなに単純ではありません。
でも夢路のように何かを信じて行動しなければ、何も踏み出せない。
そんな夢の路を作りたい「夢路」の信念が伝わってきます。
この作品で一番強いのは夢路の心の強さなのかもしれません。

逆に夢路にとって本当にメリーはヒーローなのでしょう。
強い力はもちろんですが、彼女の存在自身に憧れているのでしょう。
何より夢路はメリーに自分の夢を託しているのでしょうね。
夢路は今回、「諦めない」と言います。夢路が諦めなければ、メリーの力が蘇るのでしょうね。


絶望感が漂ってます。
一方で、少年マサルの絶望も描かれます。
夢路と同じ、特撮ヒーロー好きなマサルの夢が具現化したようなテルガが
ミストルティンに敗れ去ります。テルガが敗れた事で、その夢を打ち砕かれたマサル。
敗れた後、夢を失った彼の絶望的な表情もまさにあの世界のルールなのでしょう。
つまり夢や希望が壊されていく世界に、メリーや夢路がどう道を切り開くのか。
立ち上がらなければ、夢は叶えられないという事を今回は伝えたかったのだと思います。
まとめ
少年マサルの絶望とメリーの復活を描いた今回。
サービス回でありながら、バトルも行われつつ、メリーと夢路の物語を推し進めました。
バトルに関してはメリー以外の夢魔が戦う事で、作品世界が奥深く感じられる展開でした
物語はメリー以外の所でも進んでいる。彼らの戦いの結果を通して、事態は進んでいる事。
そんな事を感じさせてくれましたね。
今回は山内監督が絵コンテでは無かったですね。
今回は尾身名江子さんという方なのですが、検索しても何も出てこないので偽名でしょう。
さて誰なのかと気になるところですが、明かされると嬉しいですね。