感想ああっ、これって「魔乳」って「柳生」の事だったのですか…。やっとわかりました。
千房と楓の珍道中
今回は放浪中の千房と楓のまさに旅の話でした。
二人が困窮し、金を稼いで、宿に泊まって、でもその宿の女将に襲われて成敗する。
そしてその女将を助けるという、まさに時代劇な展開でした。
そんな二人のコミカルな旅の描写がいっぱい見られたのは面白かったですね。
コミカルな演出
前回はシナリオの「乳」設定はともかく、ギャグ要素が強く無かったですが、
今回は千房や楓がマンガ的な漫符を多用して描かれ、
コミカルな表情を見せる事でコメディ色を強くした内容になっていますね。
前述するように、二人の旅の楽しさが描かれています。






楓が特にコミカルなキャラとして描かれているのがわかります。
今回のコンテは藤森カズマさん。
乳研ぎ!
宿場町で宿を取り、風呂に入る千房と楓。
先に入っていた千房でしたがそこへ楓がやってきます。
そして楓は千房にある秘術を用います。
それは
「乳研ぎ」。


乳研ぎ!糖と薬子を溶いた特製の白糖を用い、
秘伝の垢すり指圧法により乳を丹念に研く。
魔乳秘伝の美乳鍛練法である(ナレーション 大川透)
つまりローションプレイです!


最後の千房の表情がイイですね。しかし光が凄いですね。画面にレーザービームが発せられている感じです。
もしくは光の衣をまとっているかのようです。
時代劇っぽい解説演出
今回も「乳」にまつわる解説がありましたね。

まずは年貢取立ての為の
「検乳」制度。

また今回の刺客が用いた
乳無道!さてどんな技なのでしょうか。
乳無道。薬物と乳揺れにより幻覚状態を作り出す。
術を受けたものは悦楽と安らぎの中命を絶たれるという。
しかし敵の乳の動きは物理法則を超えています。
つまりこの作品では「乳」は物理学を超えているのです。今回も「乳」という言葉が乱舞しますが、でもそこが素晴らしいです。
まとめ
オチがこの世界のブラジャーの起源に遡れる感じでしたね。

作画監督は68歳の谷口守泰さん。
この内容を谷口さんが修正をしている事を想像すると、凄いと思いました。
この作品は「キングオブおっぱい」アニメですね。
もうおっぱいしか見えないですし、おっぱいしかありません。
おっぱいが至上であり、価値そのものなのでしょう。
Fateの衛宮士郎風にいえば、
「体は乳で出来ている。」なのでしょうね。
視聴者は「乳」という単語を音だけで聞いてますが、
このシナリオを作る時に「乳」とパソコンで入力する脚本家、
もしくは本の隅々に「乳」と書かれた台本をみる声優さん達は
どんな心境でこの作品に取り組んでいるのか興味深いです。
こうした作風は一歩間違えると、ギャグに取られてしまいますが
スタッフはギリギリで真面目にシリアスに描写し続ける事で回避していますね。
というのは、先ほどのコミカルな演出は乳とは関係がない部分であり、
乳に関する描写は基本シリアスムードで描かれているからです。
つまり乳描写・もしくはそこで起こる展開は徹底して真面目なのです。
今後はどんな展開に振ってくるのかわかりませんが、
おっぱいに命に掛けた女達と、おっぱいに命を懸けるスタッフ陣の今後に期待しましょう。
おまけ
千房が潜んでいた木についてです。どうみても木の形がアレを模しています。
洞窟の穴の部分をアレに見立てる手法はよくありますが、木でもあるのですね。