花澤香菜劇場アニメ！
幸福な少女と貧乏神の壮絶な戦いが
この作品の基本構造になりそうです。
銀魂スタッフの流れを組む為
楽しい雰囲気とパロディ描写が
面白い作品になりそうです。
感想
紅葉が転校してきたことに表面上は取り繕いますが心底嫌がる市子。
メインスタッフが銀魂の流れを受け継ぐからでしょうか、
銀魂で冴えに冴えたパロディ描写も本作で見ることができます。
ガンダムとドラゴンボールですね。
そしてドラゴンボールのパロディのところでは
紅葉の髪が長すぎて、微妙に悟空の真似をしきれていないのが笑いどころです。
もう一つ漫画パロディネタ。
ソードマスターヤマトっぽくもあり、石垣で出来た道はまんま車田正美さんの男坂。
この漫画打ち切りネタは鉄板ですなぁ。
この多くの打ち切り漫画ネタを出しているのが少年ジャンプです。
今回は懋毘威(ボビー)という僧侶がやってきて
市子の並々ならないものに気づくようですが、ただのドスケベのようです。
すぐに市子のおっぱいを揉みたがります。
市子さんに隠し持っていた、幸福エナジーの具現化。
この具現化された生物たちが一堂に会するこの絵はカッコイイですね。
一方で紅葉も具現化能力を使いますが、
どうやら具現化されたものは能力者の性格が色濃く反映されるようで
具現化された者達は紅葉らしく全くやる気がないものばかりのようで戦力にならず。
このあとは紅葉と市子で戦いを繰り広げて
なんとか市子が紅葉を追い払いますが、
ボビーや紅葉が呼び出したものなで居着いた為、
とても面倒になってしまった市子だったのでした。
最後は神田沙也加さん劇場で締め。
まとめ
上記のような漫画打ち切りネタもありましたが、
今回は、手書き風の文字や擬音などを多用して
漫画っぽい描き方、テイストをふんだんに盛り込んだ演出だったのが特徴的でした。
また所々の絵も、漫画のコマ割りっぽい見せ方をしているのも特徴的。
こうした演出が作品の軽妙で楽しい感じを作っているのだと思います。
何より花澤香菜劇場ですね。この作品。
このハイテンションな花澤さんの演技は特筆するものがあります。
喉や声帯をよく傷めないなぁ、なんて思っちゃいますが
声優さんの面白い演技もこの作品の面白さに繋がっています。
