ひだまりスケッチも4期目。
TVスペシャルも合わせると
結構な数をやってますねぇ。
長期シリーズの様相を呈してきました。
感想流行り廃りが激しいアニメ界隈の中で
4期目まで突入できる作品は中々ありません。
その意味でひだまりスケッチは
3期までずっと商業的実績(BD・DVD販売)で一定の成果が出ているのでしょう。

ゆのっちはいつみても可愛い。
で、4期を見ていても安心して見られるのが強みだなぁと思います。
前のシリーズを見ていればわかる、馴染みの深いキャラクターと世界観。
このシリーズを何度も制作して培ってきた安心感が、この作品にはあります。
この安心感がとてもアドバンテージになっているとも思います。
最後はきちんとゆのっちはお風呂にはいりますし。
逆に言えば、流行り廃りが激しいからこそ、
生き残り続けている作品に安心感という価値が生まれるのかもしれません。

絵的にはかなり原作っぽい仕上がりになっていました。
うめ先生の絵柄をよりアニメのスタッフ側が理解してきたということでしょうか。

さて今回は修学旅行へ行く沙英さんやヒロ。
学校・ひだまり荘に残るゆのっち達という流れになりました。
個人的に面白いなぁと思ったのは、
修学旅行先で、沙英さん達がお土産を買う中で見た器の描写。
沙英さんやヒロが器に映りこんでいる描写が素敵だなぁと思いました。
ひだまりシリーズは初期に、絵で描かれたものではなく
実物の写真を取り込んだ画像が使われることもありましたが
何気にひだまりシリーズは技術的にもいろいろ実験をしていそうで
可愛いキャラの安心する話の中に、面白いことをやっている作品でもあります。