感想ストライクウィッチーズ以来の高村和宏監督作品。
「やらなくっちゃいけない」と言い
可愛らしく信念が強い女主人公あかねには
宮藤芳佳にも通じる高村さんらしいキャラ造形だという感じです。
それにしてもアバンでのタワーの上に立つ少女の股間の間から
日差しが降り注がれている描写に高村監督は全くブレないなぁと感心です。
それにしてもタワーというのがそもそもちんちんみたいなもので、
そのちんちんの上に立った少女の股間の間から陽が指すのは背徳的なのではと感じます。
やはりキャラクターが可愛い。さすが高村さんデザインは良い。
一発であかねには入り込めました。
ただあかねが極度のマヨラーというのには多少引きましたが、
インパクトあるキャラ設定を1話で見せて話題を起こすのは
有効な手段ではあるのでこれはこれでありです。
物語的には、次元エネルギーの開発で平和になった世界に
あかねのおじいちゃんがアローンと呼ぶ敵が次元エネルギーの大元を襲う。
あかね達が次元エネルギーの大元に向かうと、
あかねの友人のあおいが乗るヘリがアローンに襲われ不時着する。
ビルの上にヘリは落ちましたが、あおいを乗せた部分が落下し･･･
そしてあかねはあおいを助ける為に覚醒するという話でした。
あかねがビビッドシステムを発動させるバンクシーン。
バンクシーンは華ですね。テンションが俄然上がります。
パーツ部分のメカのディテールの描き込みが凄くて、興奮してしまいます。
そしてあかねが変身後はおじいちゃんからドッキングを指示されます。
もうドッキングですか～という感じでますます燃えます。
まとめ
監督の高村和宏さんはメカと美少女の気持ちが一番分かっている人だと改めて思いました。
メカと美少女の気持ちの良いところを見事にすくい取った1話だと思いました。
そしてバイクに乗る女主人公と孫の為に武装システムを作るおじいちゃんという設定を見ると、
マジンガーZ的なロボものの原点回帰的な側面もあるように感じました。
主人公が戦う直前で終わる1話っていうのが旧エヴァの1話っぽいなぁと思いました。
旧エヴァの1話もシンジ君が初号機に乗るところで終わりましたし。
そして次回はドッキングということで「瞬間、心重ねて」なのかもしれません。
こういう戦う美少女の話が好きなんだと毎度のこと思いつつ、次回に期待です。
