御坂美琴の光と影。
御坂美琴は学園都市に7人しかいないレベル5であり、
かつ学園都市の中でも屈指のお嬢様学校であり、名門校の常盤台中学の所属だ。
そして常盤台のレールガンという通り名で知られていることは、1期・2期で描かれてきた。
そんな御坂美琴は学園都市の光り輝く存在であり、
常にスポットライトが当たり続けた存在であるともいえよう。
しかし御坂美琴にも影がある。
この事が描かれるのが妹達編なのであり、
この光と影がある事を本格的に語られたのが、3話だったと思う。

例えば上記のショットは、
美琴が今まで見聞きした色々な情報などを振り返って考えているのだが、
この時点では美琴は真実を掴んでいない。
ただ光射す部分と影の部分のはざまに美琴を配置することで、
美琴の光と影が同居する事を示唆する印象を与え、
美琴にも影がある可能性を見せている。

また美琴が事の真相を暴くために、施設に潜り込むのだが、
ここでも研究素体が培養されている施設が置かれていた場所からは光が差している。
美琴の暗い部分=影が存在していた場所から、光が差しているのは何とも逆説的だ。
今回は夜、つまり暗い影の時間帯で美琴は動いていた。
その意味でも、真実を暴くかれるのは夜の時間帯で行われるのだろう。
1期でも主に物語が動く時間帯は主に昼間でありと記憶している。
変な化物も、最終話も時間帯は昼だったと思う。
それが今までの御坂美琴の光の部分だけを描いてきたともいえる。
そして2期の3話では主に夜の時間帯で描かれたことで、
光だけでない美琴の影の部分を暴き出し、
これに対して美琴がどう立ち向かっていくがを期待させる展開だった。
※追記
美琴の光と影についてキャラクターの関係で見るなら
光の部分を支えるのが上条さんで
影の部分を支えるのが一方通行さんなのだろう。
おまけ

ちはやふるの若宮詩暢さんと瓜二つです。