冒頭、こなた達4人が「涼宮ハルヒの激奏」に参加した所から始まる。
こなたが平野綾の「God Knows」に聞き入り、イベント終了後も放心状態なのが印象的。
僕も同様の感覚に襲われた感があるからわかるなぁ。
こなたが飼ってたペットが転生して主人の下に行くアニメがあるっていって
「天使のしっぽ」について触れてたけど、平野綾のデビュー作なんですよね。
ハルヒのネタもだけど、平野綾を被らせておく所が京アニの用意周到さというか。
キディグレイドも角川だったような気がするから、何らかの形ででるかもね。
今回でメイン4人は2年進級。かがみだけまた違うクラス。バックの音楽が切なかった。
一方、岩崎みなみ、ゆたかは入学。みなみの台詞が少ないのがちょっと残念。
長門はダウナーだけど結構喋る機会があるのがねぇ。もうちょっと台詞ほしいなぁ。
ダカーポいきなりやり始めたのは、凄かったなぁ。絵柄もそれっぽく修正されて
リボンとか帽子とかも、ちゃんとつけながら、全キャラをこなたが演じる。
唐突過ぎて、前後のつながりは無いけれど、面白かった。
EDは白石みのるの「恋のミノル伝説」。どこまでこの路線を引っ張れるのだろうか。
また歌自体がよりも画面がニコニコ動画的に文字の弾幕な演出があるのが印象的。
本当にオタネタの最前線に立っているアニメだよなぁと思う。
らき☆すたって最初は、ゆったりテンポな演出が多い印象を受けたけど、
最近は各回でバラつきがあるような気がする。(悪い意味ではない)
前回の前半はスピード感があったし、今回は緩急がついていた印象がある。
また微妙に悲しくなる曲やシチュ(あともう学生生活も2年だよねぇとか)が
盛り込まれていたのが、らき☆すたでは珍しい試みだったと思う。
―らき☆すたの評価―
EDを見て感じたのだが、数年後この映像を見たときに僕はどう感じるのだろうか。
あの頃はニコ動みたいなのが流行ってたなぁ的な感慨に陥りそうだ。
そんな事が気になった。数年すれば、ニコニコ動画は存在してるのかもわからない。
そう考えると、らい☆すたは今この時代を切り抜いた作品なんだよなぁ。
だから受けている事にも繋がる。
京アニが受けているのはクオリティや演出云々もそうだけど、
時代の波を的確に掴んだ、演出や作画をやるから強いのだよなぁとか思う。
それは90年代のガイナックスにも言えるんですけどね。
要は時代と寝ているアニメがハルヒでありらき☆すただと思う。
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