「俺、ツインテールになります。」が1話が面白かった。
変身後の物語の運び方、敵戦闘員の存在
アクションの方向性と合わせて、特撮っぽい仕上がりになっていた。
一方で

テイルレッドが勇者パース(あるいはサンライズパース)を
披露するなど、ケレン味ある絵も見せていた。
これら特撮っぽい仕上がり、勇者パースは
おそらく本作のアクション監督である山根まさひろ(理宏)さんのディレクションだろう。
勇者シリーズのメカアニメーターといえば大張正巳さんが有名であるが
山根さんも「勇者特急マイトガイン」「勇者警察ジェイデッカー」では
チーフメカ作画監督を担当し、他の勇者シリーズにも参加している
勇者シリーズのメカを語るに欠かせない方だ。
山根さんは特撮ものの「天体戦士サンレッド」にも参加し
ヒーローとメカのかっこよさを追求される方でもある。
そんな山根さんはメカの合体や変身時の瞬間のアクションに
火花のようなエフェクトを施す作画が目立つ印象。

こういう火花が、画面にさらなる見栄えを与えてくれる。
もし無くなってしまうと、画面的には物足りなくなってしまうだろう。

上記のように「勇者特急マイトガイン」の合体シーンでも
同様の火花のようなエフェクトを見ることができる。
他にも「勇者警察ジェイデッカー」「魔法騎士レイアース」でも
これに近いエフェクトを見ることができる。
「俺、ツインテールになります。」は山根さんが参加しているのを
知っていたので、どういうアクションをするのかと思っていたら
山根さんらしいアクションを見せていたので、安心した。