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(3期?まで幾久しく)セキレイ~Pure Engagement~ 第13話「真実ノ絆」 (感想) 

「皆人さんの力を下さい」(結)

セキレイ2期も最終回です。



-あらすじ-

御中による帝都タワー大爆発による大脱出劇。
皆人、結・くーちゃん・月海・松・風花・焔、それぞれの戦いが区切りに
皆人と掬は御中から千穂の薬を手に入れるが、帝都タワーは完全爆破。

タワー周辺が崩壊する中、皆人と結は助かるが、
2人に待ち受けていたのは、懲罰部隊筆頭鴉羽だった。
結以外のセキレイが倒れ、結も鴉羽との圧倒的力の差を見せ付けられる。
その時皆人は、そして結の中で何かの変化が・・・

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-感想-

お話としては御中を宇宙に放り出すという展開。
懲罰部隊の鴉羽との戦いを通して、皆人のセキレイ達の団結力と
千穂の病気が治る事で一応途中経過の区切りをつけた感じでした。
出来うる範囲でそれなりにまとめたのではないかと思います。

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今期のメインで描かれてきたと思われる千穂と細女。
細女が死なず、二人がいつまでも一緒にいられたらと考えると
どれほど良かったかと思います。それだけ細女の死は重かったですね。
ただ千穂の病気が治り、一人立ちできたのが救いなのでしょう。


皆人と結の接吻を行って、挿入歌が流れますが
最終回でのこうしたベタ演出は盛り上がりますねぇ~。
また絶望的な状況下の中でセキレイ全員があきらめずに
鴉羽に立ち向かう姿はサブタイトルの「真実の絆」
つまりアシカビとセキレイの理想的な関係を見せたのでは無いでしょうか。


最終回は作画レベルが段違いで上がっていて、
キャラが可愛いくて、見ているだけで十分眼福なビジュアルでした。

作画監督:友岡新平 原画:細田直人 加藤剣 小田裕康 砂川正和 他




-シリーズ全体の感想-

ほとんどの原作有のアニメはアニメが始まってから読むのですが
この作品は原作から先に入りました。

原作が終わっていない、それも多くの部分が語られていない状況下の中、
アニメは原作に誠意を見せたオリジナル展開を行う事で
アニメ的な面白さを追及した作品だったと思います。

「セキレイ計画」などの設定に関しては、語られないだろうというのが
わかっていましたので、展開に関しては割り切って見ていました。

正直、原作よりお話の展開がテンポ良く、
またキャラのアクションがよりしっかり表現されているので
アニメが原作の良さをきちんと拾いあげて上手に昇華した作品だったと思います。

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2期は「くーちゃん」=花澤香奈を所々で可愛いキャラとして目立たせていて
ロリキャラ好きな私としてはその部分で満足のいく仕上がりでした。

セブンアークスの追っかけとしては、毎回でこぼこな作画レベルが好きですね。
悪いときもあれば、良い時もある。後半は総じて良かったと思いました。
砂川正和さんや玉木慎吾さんの力量も拝見させて頂きましたし。
あと最終回もそうでしたが、福田道夫コンテは空気感が違いますね。

3期があるかはわかりませんが、伏線貼りまくりなので期待しましょう。
最近の途中で終わってしまう作品は最終話で続編がある事を期待させるような描写をして、
ファンに続編を見たいと思わせる作りをするんだなぁと今更わかりました~♪。
 
草川監督、吉岡たかを氏以下スタッフの皆様ありがとうです。
いつまでも幾久しく・・・

 
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[ 2010/09/27 08:16 ] セキレイ | TB(34) | CM(0)

【ガンダムサバーニャ】劇場版 機動戦士ガンダム00 2回目行って来ました!!【感想】 

昨日、劇場版機動戦士ガンダム00、2回目の鑑賞に行ってきました!!

1回目は一人で行ってきたのですが、あの出来を見て
私以上のガンダム好きの知り合い2人を誘っていきました。

見終わった後、知り合い2人も満足してくれたようで嬉しかったです。
終わった後は3人でひたすらメカについての談義が始まりました~。

以下ネタバレ有の2回目の感想です。
「私が思うガンダム的とは何かについて」を語っています

 
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[ 2010/09/21 21:49 ] 機動戦士ガンダム00 | トラックバック(-) | CM(2)

セキレイ ~Pure Engagement~ 第12話「乱戯ノ塔」【感想】 

-あらすじ-

御中がいる帝都タワーに突入する皆人達。
それを「タワー内は制限時間は60分」とあざ笑うかのように告げる御中。
皆人達は階段でタワー頂上まで目指す。
しかしトラップにより風花と月海と分断される皆人。
風花は紅翼と月海は灰翅とそれぞれ待ち構えていた敵と戦うこととなる。

一方、松とくぅが制御室をのっとり、トラップを止める。
しかし制御室に不法侵入プログラムが作動。
帝都タワーの爆発が始まり、御中は「ビル爆破大脱出」と告げるのだった。
皆人達は帝都タワーから脱出できるのか!!

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-感想-

ビル破壊大脱出オチ!!まさに打ち切り展開・・・

生きるか・死ぬか。千穂を助けるどころではない展開。
ビルから大脱出して、皆人のセキレイ達は無事生き残り2期は終了という流れなのだろう。
最終回では今回戦わなかった結の力が皆人を助けたりするのかもしれない。
せめて千穂の話は回収してほしいが。

個人的には打ち切り的、駆け足気味展開、やりっぱなし展開が好きなので
問題ないけどね。今期も途中で終わるから3期への期待にもつながるしね。
(毎度の事だけど売上が続編の成否に直結する)

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今回は御中が「ゲーム」と言った様にまさにゲーム的展開!!。

落とし穴、跳び箱、針の床、風花が閉じ込められた空間
次々に味方が分断され、個々人で戦うソードマスターヤマト的展開。
トラップのベタさには失笑しても良いんだけれど、その安直さが妙にツボ。
また松の進入も見越してか「裏技」を使ったらお仕置きというのも
「ゲーム」を意識した話作り、「ゲーム」を意識した画面作りという
意味では今回は中々に面白い作り方をされていたと思う。

そしてゲームを楽しみ、御中の幼児性と非道ブリも中々サマになっている。

それにしても今回もアクションを始めとして作画が良かったあぁ。
セブン・アークスのアクションの方向性ってまずカッコよく動かそうとするので
作画が良いとちゃんと見栄えに反映されるんだよなぁ。
橋本貴吉氏はなのはの作画監督の頃から気になっていたけど、
00劇場版の原画に参加されていたり、実力派なんだろうなぁ。
 
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こいつら好き。特にアシカビは何度も鉄バットで頭を全力で叩かれては死ぬと思うが、
そんなことでは倒れない彼の生命力と神秘な肉体に敬意を表したい。



次回、最終回「真実ノ絆」 いつひさしくですね。
 
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[ 2010/09/20 09:26 ] セキレイ | TB(30) | CM(0)

(デカルト・シャーマン)劇場版 機動戦士ガンダム00〈感想2〉〈石川智晶〉  

「機動戦士ガンダム00 劇場版」のメイン感想
では書ききれない事を簡単にまとめようかと思います。
メイン感想をご覧頂いてから、見て頂くと嬉しいです。

ガンダム00劇場版の感想、ツイッターやブログの反応見てますと
話の評価が分かれている部分があるのを感じます。
この部分は仕方ないかと思いますね。

以下ネタバレありの記事です。
 
 
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[ 2010/09/18 23:12 ] 機動戦士ガンダム00 | トラックバック(-) | CM(0)

【エルス】劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー) A wakening of the Trailblazer(感想)  

「機動戦士ガンダム00の劇場版本日公開!!」
という事でさっそく見に行ってきました!!

新作内容が上映されるガンダムは「ガンダムF91」以来19年ぶり。
オリジナルストーリーのガンダムを見られるだけも興奮してました!!
楽しんできましたよガンダム00!!



-劇場用パンフレットについて-

まず感想の前にパンフレットについて。
映画行ったときには大抵はパンフレットを買いますが、
ガンダム00もいつもの通り購入しました。

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パンフレットは刹那・ロックオン・アレルヤ・ティエリアが表紙の限定版と
通常版があるみたいですが購入したのはティエリア表紙版。
刹那表紙版はすでに売り切れていました。
どうやら各限定版の中身にはその表紙キャラのグラビアと声優のインタビューが
あるみたいですね。つまりパンフの内容は各キャラ全て集めないとわからないのです。
まぁキャラの紹介部分だけとはいえ、中々に商売上手でもあります。

ちなみに限定プラモは入荷分が瞬殺されてました・・・
 

-メインスタッフ・主題歌・挿入歌-
監督 :水島精ニ 
脚本 :黒田洋介 
助監督:角田一樹 長崎健司 名取孝浩
キャラクターデザイン:千葉道徳 高河ゆん
音楽 :川井憲次
作画監督(キャラクター):千葉道徳 牧孝雄 大貫健一 森下博光 松川哲也 池田佳代
作画監督(メカ)     :中谷誠一 大塚健 西井正典 阿部邦博 有澤寛
原画(気になった人)  :渡部圭祐 田中宏紀 重田智 阿部宗孝 大塚舞 鎌田晋平
 
種・種デス・そしてダブルオーで活躍されていた作画監督・原画マン大集結だぜ!! 

主題歌:THE BACK HORN「閉ざされた世界」・UVERworld「クオリア」
挿入歌:石川智晶「もう何も怖くない、怖くはない」 



-全体の感想-

素晴らしかった。声を大にして言えるほど素晴らしかった!!

ずっと私は泣いていました。終了後泣き続けて疲れてしまったほどです。
泣いていた部分は大体「戦闘シーン」ですが・・・。
まぁ兎にも角にもガンダム00を締めくくるのに十分な内容でした。
TVシリーズと劇場版と合わせて綺麗なまとめ方をしています。
これ以上に無いぐらいの、良いオチをつけたと個人的には思っています。

では、特に何が素晴らしかったといえば「戦闘」と「音楽」です。
目が追いついていかないほどのスピーディーで情報量満載な作画。
正直動かしすぎてわけがわかりません!!
ただアクションのド迫力性には目も心も奪われその濃密な
戦闘空間は何物にも変えがたい至福な時間を満喫する事ができました!!

そして、音楽。川井憲次の織り成すサウンドは劇場でこそ聞くべき。
音楽の荘厳さと迫力さにはただただ驚かされるばかり。
空前絶後と言ってもキッパリいえるテンションの高いサウンドが体感できます。

いやー本当に良かった。メカアクションは満足しましたし、
こんなにカッコイイと脱帽です!!お手上げです!!完敗です!!


さていよいよ本編に踏み込んだ感想を書きます。
ここからネタバレ全開になります。
(トップページからご覧の方は【続きを読む】をクリックしてください)
 
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[ 2010/09/18 14:33 ] 機動戦士ガンダム00 | TB(74) | CM(14)

セキレイ~Pure Engagement~第11話「祭ノ準備」【感想】 

-あらすじ-

東の氷峨が皆人の前に姿を現し、千穂の病気に関するデータが入ったメモリを皆人に渡す。 
しかしそのデータでも病気を完全に治せないという。
皆人はMBIに協力をと考え母に連絡するが、母は「自分で何とかしろ」と言う。
その最中、御中がテレビ越しで現れ、皆人に病気の治癒に協力したいと言うのであった。
それには皆人がMBI本部に来るようにというのが条件。それを承諾する皆人。
御中は全てのセキレイを集めて、何かを画策しようと企んでいるのであった。

そしてMBI本部に向かう皆人以下彼のセキレイ達。そこにいたのは多くの葦牙とセキレイ達だった。

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5人みんなで光に向いているショットが希望に満ちていて良いなぁ。

-感想-

拍子抜けな展開もありつつ、まだまだ凄く盛り上がってきたぞ。
いよいよ懲罰部隊とも戦い、2期としてのオチを期待したいところだ。
まぁ物語の全容を語るのはおそらく原作の状況からしても無理なので
まぁ2期なりにどうオチをつけられるか見ものである。

びっくりしたのは、御中によって呼び出されMBI本部に集まった葦牙達やセキレイ達が
皆人達と戦う展開になるのかなぁなんて思っていたら、
変な乱入者の登場で、皆人なんか目もくれずにみんなで戦い始めちゃったところかなぁ。
以下戦闘状態↓

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ここで戦いたくない皆人と、戦わざるを得ない葦牙やセキレイ達の戦いを期待していたが
そういう展開にはならなかったのね。伏線が生きる場面のような気もしたが。
まぁ主要なセキレイ以外の戦闘も増やしても尺的には間に合わないだろうし、
みんな呼び集めておいて、この展開の強引振りは中々凄かった。

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左の4人が横一列に並んだショット。
書き割りの背景にキャラを配置しただけで、テキトーっぽい印象。

-光が良い仕事-

最近はストライクウィッチーズでも同様の現象が起きていますが
光が良い仕事されています。光のお仕事をご覧下さい。

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いよいよ次回、戦闘が多く見られそうだ。楽しみ。
3期も期待したいのだけどねぇ。
  
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[ 2010/09/13 08:18 ] セキレイ | TB(32) | CM(2)

新コードギアス・プロジェクト始動決定!!【コードギアス GAIDEN 亡国のアキト】 

新コードギアス・プロジェクト始動決定(公式サイト)

まず久しぶりにコードギアスの記事書けるのが嬉しいなぁ。
どんな展開であれ、ギアスの新作は待ち遠しいので。
(あのまま終わった方が綺麗というのも重々承知はしているが)

ということで発表された「コードギアス GAIDEN 亡国のアキト(仮)」
「亡国」ってつくと「亡国のザムド」とか「亡国のイージス」を思い出しちゃうよ。
まぁそれは置いといて・・・。

公式サイトではあきまん氏がデザインしたKMFが公開。
ずいぶんとまぁ凄い有機的というか線が多いデザインでビックリ。
勝手な印象なんだけど、女性型ロボットのようにも見えてしまったよ。
これを手描きで動かすのかなぁと思ったら大変だなぁと思った。

放映形態はTVかOVAか劇場かはたまたネット配信か。
まだわからないが、追加情報に期待したい!!


-メインスタッフについての感想-

コードギアス GAIDEN 亡国のアキト(仮)
原作:サンライズ、大河内一楼、谷口悟朗
キャラクターデザイン原案:CLAMP
キャラクターデザイン:木村貴宏
ナイトメアデザイン:安田朗
脚本:森田繁
監督:赤根和樹

赤根監督久しぶりの古巣のサンライズでの監督作品かぁ。
赤根監督作品は面白いアニメーターさんが多数参加されるから、
ギアスでもうまく引っ張ってきてくれると作品が面白くなりそう。

あと脚本が森田繁氏で大河内氏からバトンタッチになるわけだが、
うまくギアスの世界観を描いてくれればと期待したい。

音楽は発表されていないが、中川光太郎+黒石ひとみでお願いしますm(._.)m。
 
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[ 2010/09/11 02:13 ] コードギアスR2 | TB(1) | CM(0)

【鈿女】セキレイ~Pure Engagement~ 第10話「果ツル空」【感想】 

鈿女は結と月海に戦いを申し込む。戦いを受け入れざるを得ない結と月海。
結が細女の心意気を買い、戦うことに。一方、月海が戦いを見守る役となる。
この戦いを察知した東の勢力側もさらなる暗躍の網を張り巡らす。
千穂とくーちゃんは戦いが起こっていることも知らずに・・・。

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すごく面白くなってきたぞ!!
まさかセキレイでグッと来る展開が待ち受けていようとは・・・。

最初はもっと甘い話展開で進むかと思ってたら、まさか細女死亡とは。
(正式には機能停止なんだろうけど)
1期から明るく気さくなキャラを演じてきた細女。
そして1期から細女には助かってほしかったという願望があったが、
彼女にはこうなる運命しかなかったのか!!残念だ!!

今回は細女と千穂の出会いがアバンタチトルで描かれ、
また彼女達の思い出が途中途中で挿入されるなど、
いやがおうでも細女と千穂に感情移入してしまう展開。

細女は結も月海もくーちゃんも皆人もみんな大好きだった。
でも何より彼女にとって大事なのは千穂だった。
千穂の存在はセキレイとしての生きる意味そのものなのだ。
それでも最後は結を庇う。彼女の複雑な心境が全て出た瞬間だった・・・
こうした繊細なキャラ表現ができていたからこそ、
彼女の喪失に心を動かされてしまうのだ。

そしてBパート以降は細女という存在を失った喪失感が半端なかった。
以下、彼女の喪失感を感じさせるショット。

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3人で酒を飲んでいるシーン。部屋内の暗さが喪失感を物語っている。
また美哉の後姿にも寂しさを感じさせる。
天井を見上げる皆人。天井を見上げるというのはエヴァ以降よくあるパターンだが
人の喪失感を表現するには、この演出はまだ効果的だなぁと思い知らされる。

しかし友といって良い存在を失ったのだから、風花の言うとおり酒でも呑みたくなるよ。
また美哉が「家賃を払わないで帰ってこない住人は一人で十分ですから」
という台詞には美哉の彼女に対する思い溢れる気持ちが伝わってきて潤んじゃったよ。

鈿女の話で一気にシリアスな展開にもっていった構成は中々上手い。
原作とは違う話を進んでいる本作だが、うまく盛り上げている印象がある。
1クールは東の勢力と一定のケリをつけて終わらせるような感じだと思うが、
願望を言うなら、3期もやってほしいと思う。
スタッフ側の作品に対する愛が伝わってくる本作はまだまだ見たい。

絵コンテは福田道夫 原画に玉木信吾
 
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[ 2010/09/06 19:12 ] セキレイ | TB(30) | CM(0)

セキレイ~Pure Engagement~ 第8話 「草ノ遊戯」【感想】 

勝ち星の無いセキレイは強制停止させられることに。
それぞれの葦牙とセキレイは戦う選択を強いられる。

くーちゃんが可愛い。いとおしい。萌える!!

今回は皆人の一日デート権を巡っての
セキレイ達の勝負するコメディ的要素もありながら
うずめに関する描写や日村のセキレイがやられる描写など
後半はシリアス的な面が強調されていた。
案外本作はコメディ色も強い部分が目立つけど
ことセキレイの戦闘に関しては血が出るし、えぐい描写が多い。

そして柄の悪い葦牙(日村)が初めて出てきた事で、
今回は日村を通して、皆人を試す展開だった。
皆人のスタンスが間違ってない事を再認識させるとともに
彼の成長も描かれた一面だったと思う。

今回は8話で後4話ぐらいだと思うけど、
原作も終わってない+オリジナルな展開なんだけど、本作はどうまとめるのか。
まぁ何かしらシリーズとしてのオチはつけるとは思うが。
DVDが売れれば3期に繋がるのだろうけど・・・。今後に期待!!

本作に限らないが、DVDの売上が続編を見せてくれる引換券になっている構造は
少年ジャンプのアンケートシステム的な感じではある。


今回は作画良かったなぁ。
また今までとは違うキャラ絵の解釈もあって楽しめた。
大家さんの過去回想シーンでのおっぱいの描写がとても良かった。

作画監督は伊藤克修氏か。久しぶりに見たなぁ。
伊藤氏は小麦ちゃんの作画が好きだったなぁ。
シリーズ通しての絵柄の統一感は毎回でこぼこなんだけど
そんな毎回のばらつき感がセブンアークスらしい。
個人的にこの制作会社はなんか好きだ。 
 
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[ 2010/08/23 01:35 ] セキレイ | TB(33) | CM(0)

セキレイ~Pure Engagement~ 第03話 「風ノ答エ」【感想】 

今回は非常に良く動いていて演出も独得だったので
斉藤良成回かなとも類推したが、後半になるにつれて違うとは思った・・・

結局、今回は玉木慎吾、絵コンテ・演出・作画監督・一人原画(2原有)。

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今回の特徴は、こうしたデフォルメされたキャラの崩し絵が頻繁に見られる。
戦闘という緊張感を求める場面にギャグ的掛け合いが多く、
緊張感は乏しいが、これもセキレイらしいといえばらしいのかも。
(逆にいえば、気楽に見られる)

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ぺったんと風花に罵られ、うるうるしている表情は可愛い。

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紅翼の回し蹴りを主体としたアクション。紅翼がよく回る。
風花もこの後、技で応酬するが、技のエフェクトも良好。

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紅翼が技を出すシーン。斉藤良成やシャフトにも通じそうな文字演出だが、
インスパイアされてるのかなぁ。真ん中の☆が非常に良い味出している。

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恋と聞かれて、鯉と連想する皆人。皆人の鈍さを表現しつつ、コミカルさが伝わってくる。

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皆人とお母さんをナメておいて、結びと月海の表情を見るシーン。
個人的に気に入った構図。

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懲罰部隊の方が始末をするシーン。コメディタッチが主体の回でありながら
剣を胸で刺し、血が多量に出るエグい表現であり、緊張感が伝わる。
つまり、今回はコメディ主体でありながら、緊張感も表現し
緩急ついた演出な点を評価したい。
 
アクションシーンも芝居も積極的に動かそうとしてたのは好印象。
しかしセキレイは1話で友岡新平1人原画といい、今回といい
珍しい制作スタイルをとっているような気がする。
 
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[ 2010/07/19 11:57 ] セキレイ | TB(45) | CM(0)

乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪ 第2話【感想】 

サブタイトルのミスリードぶりが面白い。
前半はラジオドラマみたいなネタだなぁと思った。

同人誌3冊しか売れないというのは、リアルな数字だなぁ。
絵が上手く無いサークルって本当にこんな数字を出してしまう(実経験有)
あと売れないと、だんだんテンションがガタ落ちになるのも良くある話。

でも信長の言うとおり、自分が愛情をもって作るのが大事なんですよ同人誌は。
あとは劇中劇をちゃんと話のオチと絡ませたのは良かったなぁ。

作画監督が斉藤良成だったとは。たしかに絵柄がそれっぽいカットがあったが、
今回はそれほど良成チックな印象は無かった。
 
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[ 2009/10/13 21:14 ] 乃木坂春香の秘密 | TB(25) | CM(0)

乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪ 第1話【感想】 

2期目。

前期と同じ、もどかしい、お約束でしか動かないキャラ達。
見ている方が恥ずかしくなる展開。テンプレ的ラブコメの話だったが、
クオリティが高く、見ているだけで満足な仕上がりだった。

特に肉感溢れる体の描き方がサービス度が高かった。

最初から、温泉回という構成方法もあるんだなぁと思った。
色気でツカミを確立させたいのだろうね。

OPは前期も頑張ってた印象があったが、今期のも相当演出が凝っていて中々の仕上がり。
EDも悪くはないが、こっちは前期の方が好きかな。
 
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[ 2009/10/06 21:34 ] 乃木坂春香の秘密 | TB(26) | CM(0)

かんなぎ 14話「もしもこんなかんなぎがあったら」【感想】 

道端で落ちていた100万円の謝礼として10万を貰った木村部長。
彼女は10万の予算で映画を作ろうと言い出す。
美術部全員の意見を聞くが、てんでばらばら。
部長は秋葉に全ての意向を取り入れた脚本を作るよう命じる。
彼の脚本はみんなを泣かせ、早速撮影が始めることに。


かんなぎメンバーで自主映画を作る過程を見せる話。
要は朝比奈ミクルの冒険と同趣向の展開。
ヤマカンは自主映画を題材にした映像作品が好きなんだなぁと思った。
逆にはそこしか引き出しが無いのかとも思ってしまうが・・・。

全体的に前半は自主映画のチープさやウェルメイドな所を見せつつ
後半の雨が降って撮影中断以降の内容も一見自主映画と関係ないように見えるが、
実際そこも映像本編だったというわかりやすいオチ。
どこまでが映像作品なのかわからなくする構成を狙ったのだと思う。

最後に映画2本目というのは、もちろん本編2期への期待を込めての話。

サブタイトルの拝借はおそらく「ドリフ大爆笑」の「もしも」シリーズから。
タケちゃんマンやブラックデビルも出ていたから80年代のお笑いネタや
ドラゴンボールや黒澤明の小ネタもいっぱい入っていた。
雨の時間つぶしにやってたゲームは「たけしの挑戦状」だし。

TV放映時より、女性キャラ含めて体格が逞しくなっていた。
みんな肩幅とか凄くて、華奢さが無くていまいち可愛さを失っていた。
リアルな芝居をするのには適しているのかもしれないが、引っかかってしまった。
この作画監督の門脇聡のキャラの描き方の変化には驚いたなぁ。

EDイラストは武梨えり本人。体は大丈夫なのだろうか・・・。
 
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[ 2009/05/28 07:32 ] かんなぎ | TB(7) | CM(0)

機動戦士ガンダム00 【全体の感想】【リボーンズキャノン】 

機動戦士ガンダム00、ついにテレビシリーズは完結。
残った伏線やら、外宇宙の脅威という話は劇場版に任せるとして・・・。
それでは全体の感想を書いていきたいと思う。

まずは1期の感想を。

武力介入をして戦争根絶を目指すというソレスタルビーイングの行動理念は
武力という絶対的な矛盾を最初から孕みつつも、それゆえに緊張感ある展開が続いた。
特に北アイスランド問題を解決するエピソードは「スタッフ本気か!」を印象付けた。
このテーマに沿っていた時期はキャラの話(ドラマ)は控えめにしつつ、
政治情勢や経済問題を積極的に取り上げる事でリアリティを確保していた。

ただトリニティが出てき始めた頃から話の方向は一変する。
話の主軸は各キャラクターの因縁に引っ張られテーマ的なものは奥に引っ込んだ。
そしてルイスの事故やソーマ(マリー)とアレルヤの話がクローズアップされていった。
ただ話がキャラクターに寄り添う事で、感情移入でき見やすくなったのは確かだ。

そして1期の最後がソレスタルビーイングの敗北という結末は
彼らの行動の限界があったという意味で説得力があったと思う。


続いて2期の感想を

2期の印象として、前半は勢いがあった物語を後半ではちゃんとまとめようとして、
作品そのものの勢いを削いでしまったかのような印象を持つ。
前半は00への主役メカチェンジ、マリーとアレルヤの邂逅、メメントモリ攻略戦等
盛り上がる話が多く、その盛り上がりは軌道エレベーターのデブリを全勢力が
取り除こうと一致団結した所で頂点を達したかのように見えた。

しかしそれ以降はキャラの在庫整理的な展開が進展し、
キャラの絡み合いも前半に比べて大きく進展することも無いように見えた。
またリボンズや、アロウズのグッドマンや八尾一樹の敵も含め
敵キャラが小悪党な感じになり、陳腐化してしまった。
これは00という作品が、キャラクターより物語先行の作劇で、
話(物語)を畳む為にキャラクターをある一定の枠にはめてしまったからだろう。
この手法はうまく機能すればまとまりが良いのだが
逆に失敗するとキャラが立たず、キャラの良さや勢いを殺す事にも繋がる。

比較するとすれば、ガンダムSEEDは逆にキャラクター先行の物語で、
キャラクターが物語を引っ張っていくスタイルの作品だ。
ただキャラクターと物語のバランスがギリギリ取れていた
前半はお話的にもまだ盛り上がれたが、後半、そしてデス種になるにつれて
キャラクターに物語が引っ張られすぎて、物語が崩壊してしまった。
象徴的なのは種デスは最初、シンが主人公だったのに最後はキラに変わってしまった事だ。
監督や脚本がキラやラクスに凄く肩入れし、良くも悪くも作品を大くき捻じ曲げてしまった。

さて00に話を戻すと、00のテーマは戦争根絶の為に何をなすべきか?だったのだが、
結局は「そうした心持ちを持ち続ける」という所で終ってしまった。
そこを最初から目的と定めていたのかは知らないが、
1期前半をみると、もっと描けたのではないかと少し残念に思う。

結局、00を見ると、何度もアニメ化を試み、膨大な作品数と多数の作り手が関わり続けた
ガンダムというシリーズを新たに立ち上げることの困難さを改めて思い知る。
噂レベルの話だが、ガンダムSEEDは最初監督が決まらず、福田監督だけが
やりたかった話を聞いた事がある。作り手にとってもガンダムは鬼門なのかも。

ここまでガンダムをやりつくしていると、お話やキャラ、MSのデザインも含めて
新しい切り口というのを獲得するのが非常に困難なのは容易に察しがつく。
これは話の面で黒田洋介という力量のある脚本家でも突破できたかというと、
相当に困難だったのではないだろうか。結局、私見だが体裁を整える段階で
00は終ってしまった印象がある。

黒田は特に富野監督作品のガンダムのネタをちりばめて本作の話を構成した。
後半各キャラに言わせていた「わかりあう」「わかりあえない」というテーマの切り口は
富野の十八番話だしね。黒田の思うところは「その再生を破壊する」
という言葉に象徴されるように、既存のガンダムを破壊して、新しいガンダムを
作りたかった願望があったはずだ。だからこそ最後の敵を1stガンダムそっくりの
機体に乗せたアムロの声の人でシャアみたいな選民思想もあるリボンズにし、
「俺がガンダムだ」という刹那という新しいキャラに倒させる事によって
成就させようとしたのではないか。と思う。

この試みが成功したかはともかく、00はそんな話だったのではないかと思う。

作画については、驚異的な安定度だったた印象。
特に印象に残ったのはメカ作画の高瀬健一氏かな。
全体的なメカ作画について質は問題ないが、演技というか見せ方に若干不満がある。
それは動きすぎていて、印象に残るほどのカッコいいシーンがあんまし無い点にある。
ただこのレベルで不満を言うと、もうこれ以上は無いのも現状ではある。

音楽は私の大好きな川井憲次がガンダムに参加してくれた事実だけで満足。
いつもの通りの川井憲次節が発揮されてた印象だが、ガンダムの世界観との
親和性が高かったは疑問かな。

とりあえず、こんな感じです。

25話の感想はこちら、TBもこちらに↓
【リボーンズガンダム】機動戦士ガンダム00 2nd season 第25話「再生」【感想】



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[ 2009/03/30 13:33 ] 機動戦士ガンダム00 | トラックバック(-) | CM(5)

【リボーンズガンダム】機動戦士ガンダム00 2nd season 第25話「再生」【感想】 

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いよいよ最終回!!

そして2010年に映画化決定!!
最近、流行ってますな。最終回放映後の映画化報告・・・。

全体的にすっごく綺麗にまとまった終わり方だった。
ソレスタルビーイングはこれからも戦争根絶の為に世界の抑止力となっていくというオチは
最初は戦争根絶というテーマを掲げながらも、それをどう実行するかという時に
どうやっても無理があり限界が生じる事をある意味露呈してしまった印象をもった。
結局、戦争根絶というのは「言うに易しで行うに難し」というわけで。
だから最後は、「戦争根絶という心持ちを持ち続けましょう」という流れになったなぁ。
ただこのテーマ自体、上手く裁ける代物で無いから仕方ないといえば仕方ない。

大本のテーマはともかく、メインのキャラクター達のテーマは過不足無く描けた感じ。
それぞれ自らが行ってきた事を罪として背負いつつ、それでもソレスタルビーイングとして
生きていくという結論はそれなりに共感できるなぁ。ただマリナ様は刹那に
自らも幸せになってほしいと願ったが、果たして彼にそれが叶うのか?
そこまでにたどり着くにはまだまだ時間がかかりそうな印象をもった。
一方でキャラの多すぎで上手く描けなかったのも多少いることはいるなぁ。

しかし50話掛けていて、それなりにまとまっているのに「俺達の戦いはこれからだ」
というこの妙な少年ジャンプの打ち切りっぽい終り方・・・と思えてしまう・・・。

あのリボンズが乗っていたリボーンズガンダムと00ガンダムの戦いは相当に見応えがあった。
前回がアクションシーンが余り盛り上がらなかったので、この部分では非常に満足。
ただまさかあのリボンズの機体、表はガンキャノンで
裏がガンダムになるなんて夢にも思わなかったなぁ。
またリボーンズキャノンって一回りしたネーミングセンスがかっこいい・・・。
しかし本作のジンクスである、よそ見や人の声を聞いてしまうと
その間に被弾してしまうのはリボンズでも変わりなかった。

リボンズは何か逆シャアのシャアっぽい印象を今回受けたなぁ。

そして最後の対決が0ガンダムVSガンダムエクシアというのは燃えた。
しかもまんまシチュエーションがガンダムVSグフ・・・。
刹那とリボンズの二人の関係性をそれぞれの機体で表すというのは良かった。
1stガンダムな0ガンダムをエクシアが戦う。刹那にとって超えるべき存在は
やはりかつて刹那を導いた0ガンダムだったというべきか。
そして黒田洋介的にとって超えるべき存在は1stガンダムだったのだろう。

そしてコーラサワーが無事だった事に彼の不死身さを印象付けるとともに
マネキン准将とも結婚して、00世界で一番の幸せ者になった事は微笑ましい。
沙慈とルイスも元さやに納まって、こちらも微笑ましい。
一方、イノベイター、もといイノベイド達は全滅。彼らに合掌。

全体のまとめはまた別記事にて。とりあえずスタッフの皆様ありがとうございました。

最後に、00劇場版はやるのはいいとしてSEEDの劇場版はどうなってるのですか?
バンダイ、サンライズ、福田監督夫妻・・・答えてください・・・

 
全体の感想はこちら→機動戦士ガンダム00 【全体の感想】【リボーンズキャノン】
 
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天体戦士サンレッド FIGHT.26+全体の感想 

全然書かなくなっちゃった「サンレッド」だけど、これもちゃんと全部見ていた。
いよいよ最終回だなぁ。さびしいよ。

アバンは見た瞬間にわかった、まさひろ山根のスパークした原画が炸裂。
特にヴァンプ将軍が岩の中から巨大なスケール感を漂わせて出て来る所はかっこよすぎ!!
まさひろ山根のヒーローに対する愛情ほとばしる素晴らしいアニメーションだった。

今回OP無かったけど、前回バイクが売れたから、OPが必要なくなったんだなぁと思った。

最後の話は非常にサンレッドらしい展開。
正義のヒーローという概念の相対化を顕著に表したエピソードで
ヴァンプ将軍達のレッド擁護も滑稽な所が非常に面白かった。
それにしてもかよ子さん、どんどん綺麗になってったなぁ。

そして最後はソドムとゴモラで締めるのが、本作らしいというか。

全体の感想

まずは川崎・溝ノ口に行ってみたくなる作品。これに尽きるだろう。

ジャンルとしてはアニメーションなんだけど、単純にアニメと言えない作品だった。
岸誠ニ監督がある雑誌で「お笑い番組のように作っている」とコメントしてて
非常に納得したのだが、13分の中に何本も話が入って、その中にはショートな話もある。
これって「ごっつええ感じ」のようなコント番組に近い形式なんだよなぁ。
平たく言えば、アニメーションの手法を使ったお笑い・コント番組なのだろう。
さらに「ごっつ」を目指してるとも監督は言っていて、「ごっつ」ファンとすれば
嬉しいなぁと思うと同時に、地上波ではもう純粋なお笑い番組はなかなか
出にくくなっているのだなぁと感じてしまった。

ニコニコ動画で配信されていたというのも、本作が面白かった理由の一つだろう。
みんなで実況しながらコメつけてく事で、高揚感が上がっていったはずだ。
お笑いってライブ感のような新鮮さが重要だと思うから、みんなでコメントし見る事で
自分達で「サンレッド」というライブを演出するような感覚が味わえたのが楽しかった。
ある種、作り手と受けての相互作用が上手く機能した作品だったと思う。

FLASHアニメに近いような手法だったが、そこが親しみやすく面白かった。
また髯男爵やAKB48のメンバー等々、本業でない異色の声優陣を大胆に起用した事で
お笑い要素が強いゆえに通常のアニメとは違う演技が必要とされた本作では
非常に上手く融合していた。これは本作がプレスコ方式だった事も追い風になっている。
瀬戸の花嫁同様、岸監督のキャスティングセンスが存分に発揮されたと言えるだろう。

アニメの面白さって、泣ける話とか、感動できる話、作画・演出がイイから評価する。
様々な要素があるけど、本作は新しいアニメの見方、楽しみ方を発掘できた作品だった。
こういったゲリラ戦術に近いアニメがニコニコの中で人気が出たのは興味深い。
媒体によって、作品のあり方も変容する好例だった。

これは第2期を非常に期待したい!!

スタッフの皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。
 
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[ 2009/03/28 02:57 ] 天体戦士サンレッド | TB(3) | CM(0)

clannad after story 24話(総集編)「緑の樹の下で」【感想】 

今回は総集編。22話のラストシーンからの
汐と風子がいたあのシーンから朋也が汐に昔話をするという構成だった。
総集編のまとめ方も見ている側に優しく、わからない人でもさらっと内容を
大筋で掴める内容ではなかったか。

岡崎朋也が古河渚と出会い、あそこまで到達したのかと思うと
感慨深くなりながら、物語の底力をまざまざと思い知った。

そしてこれにて完全終了。区切りは22話でついているので、
案外冷静に見られたが、終ってしまうと寂しいものがある。

全体の感想

京都アニメーション×key原作の力をまざまざと見せられた作品だった。
全てが原作通りではないのだが、原作を徹底的に尊重し映像化した本作。
アニメにおいて原作をどう料理するかという方法の一つの終着点のような作品だった。

本作は「町」という世界観を作り、その中で生きる人々を舞台にする展開にした事は
宮沢や相楽の話、親父の話も含めて様々な物語が紡げたのではないかと思う。
それはクラナドが岡崎朋也と古河渚の恋愛成就だけではない、それ以降の
生きていくことも含めて描きたかったからこそ「町」を物語の大枠に設定したのだと思う。
もし本作の大枠が定番の「学校」だったら。それだと「卒業式」が最後になってしまう。
例えば、「とらドラ」は「学校」を大枠にしているから最後が「卒業式」だったわけだ。
クラナドはそれ以降の話も描きたいから「町」にしたのだと思う。


作画はafterの方がキャラ絵がこなれてきたのか、表情や動きがより闊達になって
見ている方に否応無く感情移入できるような風味や感じになっていた。
橋真梨子さんや植野千世子さんの作画監督回は特に印象的で
名前を存じ上げなかったので、改めて京都アニメーションの層の厚さを思い知らされた。
勿論、堀口悠紀子担当回は相変わらずの可愛さだった。

それにしても京アニは何故にこんなに風子を贔屓してたのかねぇ。
監督とかスタッフが好きだったとしか思えない!!
 
次の新番組は「けいおん」だったのか。またも京アニ。
堀口悠紀子作画をまた拝めると思うと幸せになれそうだ。
 
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[ 2009/03/27 02:38 ] CLANNAD | TB(65) | CM(1)

とらドラ!【気持ちの変遷と全体の感想】 

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とらドラ!は私にとって、最初と最後の印象が大きく変わった作品だ。
正直、最初は舐めていた。しかし段々見続けていくうちに、
「これはちょっと違う」と思うようになってきたのだ。
特に運動大会と16話の大河と生徒会長のケンカ話はそれを決定的にさせた。
今はちょっとうろ覚えになってしまっている所もあるが、
自分の気持ちの変遷と全体の感想を書いてみたいと思う。

最初の印象

最初はオタク向けラブコメな雰囲気と原作を未見だったので
乃木坂春香の秘密と同系統の作品と思っていた。でもそれは2話の段階で殆ど崩れ去った。
ラブコメなんだけど見ている男に半分媚びていて、半分媚びていない作風だったのだ。
絵柄は若干媚びているけど、キャラは媚びずにちゃんと描いていたのだ。

また櫛枝や川嶋の内面が序盤で少しづつ明らかにされていく。
自己の気持ちを奥底に封じ込め、明るく振舞い自らを隠す櫛枝や
表面的にはとっつきやすく、でも本当の自分を出せず傷つきやすい川嶋
こうした二人の内面は明らかに女性原作者でしか描けないものだった。
大河に萌えようとしていただけの私は作品の見方が変わってきた。

中盤の印象

中盤になるとみんなで旅行に行ったり竜次と櫛枝が接近する運動大会
大河が北村の為に全力になる生徒会長とのケンカが印象的だった。
特にケンカのシーンは非常に印象的でここまでまっとうにドラマをやるのは
すごいなぁと関心しきりだった。またこうしたドラマがテンプレ的な段取りで進むのではなく、
キャラクターの心情に寄り添った内容で非常に好感が持ててきた。
大河のひたむきさ、櫛枝の痛さ、川嶋の取り繕い方も含め内面描写の加速が
非常に面白く、どんどんのめり込んでいった。

後半の印象

後半は物語に釘付けだった。単純に一つ一つの展開が気になってハラハラしてた。
まぁ結論は見えているが、それにどうやって辿り着いていくか。そこが見ものだった。
後半は追い詰められていくキャラ達が攻撃的になり、痛々しさ弱弱しさを見せ始めていた。
正直、現実世界ではそこまで恋愛に首っ丈ではないだろうが、
気持ち的には「このくらい比重を占めてしまうのだろう」事を上手く表現していた。

最後の駆け落ちという展開は本当に衝撃的で、駆け落ちというネタがまだ
こんなにも効果があると思いながら見てしまった。

全体の感想

少年少女のありのままで等身大のお話を描いた作品。
私の中で今の時代の恋愛物語というのはこういうものなのだろうと
非常に納得させられ、勉強させてもらった印象が強い。
今の若い人たちは異性に対してフラットな事が前提であり
恋愛も良くも悪くも軽くなっている感じなのだろうねぇ。

傑作かどうか言われると、個人差があるので何と言えない。
ただ丁寧な演出と若干突飛な展開はあるもののキャラを丁寧に描いた構成、
総じて高かった作画を含めると、佳作の領域には値すると思う。

私が何よりびっくりしたのが原作が電撃文庫だった事である。
私はラノベに詳しくないので、他に同じような作風や内容があるかもしれない。
正直電撃のイメージは「キノの旅」「狼と香辛料」「空ノ鐘の響く惑星で」のようなファンタジーや
「ブギーポップ」「灼眼のシャナ」「とある魔術の禁書目録」のような能力バトルが
主流だと思っていた。どこか現実を舞台にしながらも、非現実的な要素が強い作品が
人気で、それはどこか男性的な願望が強いものが多いと思っていた。

しかしとらドラ!は原作者が女性ということもあり、女性の視点から見た作品で
特殊能力や超人的な力といった非現実な設定や世界観が存在しない。
電撃の主流とはかけ離れた作風だったのが、レーベル的に衝撃だった。
この現実をベースに等身大の人間を描こうとするキャラクターで
余りにもまっとうな「普通」すぎるお話がウケたのも時代なのだろうか。
そして少女的小説、少女漫画的な要素をも取り込んだ若い作品だった。

同時期にやっていたクラナドとは対象的な作品だと思う。
クラナドは男性的な視点から母性の暖かさが男性を救いもし奈落させる
人生の展開を描きつつ、家族>恋愛の価値観で描かれていた。
口悪く言えば「女キャラが男に徹底的に優しくしてくれる世界」だった。
家族という機能を信じ、それを描いていった作品だった。

一方のとらドラ!は何回も言うが作者は女性で虎と龍が並び立つという話であり
男女の対等意識というある意味「男に優しくない世界」であった。
恋愛≧家族の価値観であり、親が必ずしも良い存在ではなく
竜次の家も大河の家も家族として機能不全でありそこが現代らしいと思った。
家族は信じられずとも、二人が対等になって生きていくという話でもあった。
キャラに媚びを入れず、今の時代を作者なりに切り取った所が好きだ。

監督の長井龍雪氏の代表作になると思う。「かんなぎ」の山本寛氏がインタビューで
気になった演出家の名前に彼を上げていた。正直作風の違いこそあるが
色々な事をやりたくて不自然さを残し作品に1本筋を通せなかった「かんなぎ」より
自然にキャラクタードラマとして1本筋を通した「とらドラ!」の方が評価は上だ。

キャラの心情に寄り添った展開を丁寧な演出を色や光で上手く表現していた。
トリッキーなカメラワークもありながら絶対にキャラの心情を外さない映像。
コンテ・演出家陣もカサヰケンイチ、大畑清隆、桜美かつし、下田正美、高田耕一と
JCでも主力級の演出家が揃ったのも大きい。でこれは推測だけど
「ハチミツとクローバー」の経験が「とらドラ!」の演出に応用できたと推測できる。
カサヰ氏はハチクロ1期の監督で長井氏は2期の監督。
「ハチクロ」でも等身大のお話を描いてた経験は絶対に生きていたと思う。

とらドラ!には色々考えさせられた。
「リア充向けアニメ」という評価をどこかで聞いたが、その言葉は象徴的だと思う。
やはり若い人向きの作品で若い価値観のお話なのだ。
その原作を瑞々しい感性で切り取ったアニメ化は本当に良い出会いだったと思う。
 
25話の感想はこちら。TBもこちらでお願いしますとらドラ! 第25話(最終話) 「とらドラ!」【感想】
 
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[ 2009/03/26 16:27 ] とらドラ! | トラックバック(-) | CM(2)

とらドラ! 第25話(最終話) 「とらドラ!」【感想】 

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「そういうふうにできている」

とらドラ!のアニメはこれにて終了。お疲れ様でした!!

いやぁ過不足無いすっきりした展開でこれは良い結末だった。
大河の家族の問題を携帯の着信だけで表現してたのがちょっと不満だったりするけど
まぁ大河の家族は殆ど登場してこなかったから、盛り上がらなかっただろう。
でも泰子の問題もちゃんと回収したし、川嶋も竜次にちゃんとほぼ告白してたし
写真の中身も判明。全てが綺麗に収まった、大団円と言っても良いでしょう!!
唯一気になるのが、高須の進路具合だが、まぁこの進路というのも
あの時の煮え切らない高須の心情を表現するためだけの設定だったんだなぁと思う。

一方、泰子の方は竜次がヤバイという嘘の電話でおびき出して、
彼女の両親共々和解という中々に見事な展開のオチ。
実際はそんなに上手くいかないだろうが、テンポが良かったので許す。
泰子は母親の役目を終え、これからは竜次を見守っていくのだろうね。

余談だけど「終った」と大河や泰子が言ってたのを竜次が「終っちゃいないよ」と言う辺り
北野武の「キッズ・リターン」の「まだ始まっちゃいないよ」というあの台詞を思い出す。

そして、このキスシーンはエロ過ぎだろう。
釘宮の「もう一度」は凄かった・・・。

川嶋もおそらく今の立場で竜次に言える事は体育館で全て伝えきったので
ずっと可哀相なキャラだった彼女もなんとか救われた印象。
櫛枝はその前に決着していたが、能登も含め殆どのキャラが補完されたと思う。
とらドラ!はそうしたキャラ描写の丁寧さが光っていたと思う。

大河と竜次は2話の約束通り、二人並び立った。虎と竜が「とら」と「ドラ」になったのだ。
正直、もう2話の約束で二人は結ばれていて、それをお互いが恋とわかるまで、
25話を使った物語だったんだなぁ。上手い。上手いです。

最後は監督:長井龍雪の渾身の絵コンテ・演出。
案外おとなしめな映像の見せ方が凄かった。具体的には中々説明できないけど、
映像を見せる力量が本当に桁違いだ。見ているこっちがニヤニヤしてしまったり
「普通」に感情移入できるというのが演出では一番評価できる。
音楽の掛け方も抜群に上手くて、心情をより上手く表現できてたなぁ。

とらドラ!については色々語りたいことがあるので、
別記事で全体のまとめを書きたいと思う。
簡単に書くと、最初はただの釘宮の声を聞く為だけの作品だったのが
あれよあれよというまに物語における恋愛の扱い方、今の流行の恋愛物語までと
私に対して様々考えさせられる作品になってしまった。
クラナドが恋愛や家族を描いた作品なら、
とらドラ!も違う切り口で恋愛や家族を描いた作品で非常に好対照だった。
まぁその辺りも別記事でうまくまとめられたらと思う。

監督の長井龍雪氏 シリーズ構成の岡田磨里女史 キャラデの田中将賀氏
声優陣のみなさん、JC・STAFF制作陣 本当にありがとうございました。

この作品もクラナドと同じく、完敗です!

全体の感想も書きました→とらドラ!【気持ちの変遷と全体の感想】
 
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[ 2009/03/26 02:38 ] とらドラ! | TB(116) | CM(6)

機動戦士ガンダム00 2nd season 第24話「Beyond」【感想】 

ヴェーダに進入しリボンズと対峙するティエリア
ルイス・アンドレイと戦う、刹那・沙慈
サ-シェスと戦うロックオン
機体を見失ったマリーを探すアレルヤ
艦内でビリーと遭遇したスメラギ
それぞれの戦いが進行する。

まずはティエリア、いきなり殺されてしまったので、どうするんだと思ったが
対のリジェネと一緒にヴェーダを乗っ取ってしまった。
また斜め上の展開になってびっくりしたよ。

沙慈とルイスの決着は沙慈の引き金を弾く事によって執着。
二人が直接めぐり合い、ルイスも死なずに済みそうなのが良かった。
この二人のカップリングが最初はそれほどでもなかったけど、
なぜか自然に好きになって行きましたね。

ロックオンはサーシェスに勝てないと思ったら、GN粒子によって
圧倒的優位で勝ってしまいましたね。ただ正直、サーシェスの最後は
ちょっと拍子抜けだった。あの戦闘狂で狡猾な彼があっけなさすぎる死だったし
彼みたいなタイプの主張する正当性もどこかなくなってしまって悲しい。

アレルヤとマリーはこれまたGN粒子が救ってくれましたという感じですかね。
ここの話はあまり膨らまなかった感がある。

スメラギとビリーの決着も、スメラギがビリーを許すという流れで終了。
ここも女に優しくされた男は弱いという流れで拍子抜け。

とそれぞれが片付いて、ヴェーダに乗り込む刹那にティエリアは
イオリアの真の目的は「外宇宙への進出前に人類が分かり合うこと」と伝える。
この目的は、武力介入による戦争根絶からスタートした
ソレスタルビーイングにとってどういう意味を持つのだろうねぇ。

そしてリボンズは最後の決戦を刹那に挑む。
しかしあの赤いMSは一体。アレハンドロのあの機体と同じ匂いがする。

批判的な書き方をするが、正直風呂敷を綺麗にたたもうとしたけど、
綺麗にたたみすぎようとして、作品としてのダイナミックさが欠けてしまったかのような感が。
話が思った以上に膨らまなかった印象を受ける。

面白かったのは00ガンダムから出たあの凄いGN粒子がまるで逆襲のシャアの
最後のサイコフレームの輝きみたいだった所。絶対狙ってるよなぁ。
今回のサブタイが「Beyond」だったけど、逆シャアの歌は「beyond the time」だし。
逆シャアのサイコフレームは人類へ光を見せる象徴として使われていたが
今回も人々の意思と共通理解を深めるような使われ方をしてたなぁ。
またも黒田洋介の富野ネタを垣間見た感があったなぁ。

来週で最終回、いったいどんなオチになるのやら。
リボンズと刹那がちゃんと戦ってくれることを期待してます。
 
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[ 2009/03/22 18:58 ] 機動戦士ガンダム00 | TB(78) | CM(0)

鉄のラインバレル 第24話(最終話)「鋼鉄の華」【感想】 

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城崎の死に最終的な覚醒段階に至ったラインバレル。
早瀬浩一は正義の味方として突進するのだった。

最終回。

早瀬浩一が24話かけてたどり着いた道は「正義の味方」でいる事。
そして力が大事なのではなく、何をしたいのかという意志だった。
ラインバレルは力の象徴でもあったが、彼に何をしたいのかを
諭し続け、見守っていたのもラインバレルだった。
早瀬が自らのやるべき事がわかった時、ラインバレルは使命を終えたのだ。
だからこそ城崎に命を与え、二人を祝福したのではないだろうか。
ちょっと好意的解釈かもしれないが、そう感じた。

みんなの力をラインバレルに集めて、ドラゴンボールの元気玉方式で
最後は敵を倒していたけど、これも王道パターンだよなぁ。
そして城崎も生き返り、死ぬといわれいた他のファクターも全員無事で
まぁご都合主義的な側面もあるが、だがそれが良かった。
後は山下が森次を大気圏間際で救ったシーンも上手く伏線を回収してたなぁ。

最後の浩一と絵美のノロケ会話は気恥ずかしいが、良いオチだった。

早瀬たちが異次元?に巻き込まれた時に出てきたロボットは何だったのだろう・・・。
どうやら原作側のサイドのキャラみたいだが。

原画に千羽由利子、中田栄治、金子ひらく、後藤雅巳。
あの謎のロボットは中田氏の原画のような気がする。
千羽さんは日高監督の奥さんだし、中田氏は平井久司の後輩だからの参加かな。

全体の感想

「あなた、最低です」で始まり「あなた、最低です」で終ったラインバレル。
勿論、使用者のニュアンスの変化している所が重要なんだけど・・・。

前半はコメディとシリアスの緩急で緊張と緩和を使い分けた作風で
軽い展開なりに上手く成立してた。コメディは結構シュールな展開もあって
南の島の話とか結構好きだったし、「あなた最低です」は良いフックだった。
後半は流石にシリアスに流れていったが、キャラクターも過不足無く
描けていたしわかりやすい構成で何も問題なかった。
最後も上にも書いたがご都合主義的でもあるが綺麗にまとめられたのは良かった。

話の大筋としても早瀬浩一がラインバレルを乗って成長するという
ロボットアニメの王道を今の時代なりにまとめたのは上手い構成だった。
話が殆ど大筋においては脱線せずに、主人公の成長物語を真っ当に描けたのは
原作の力も大きいが吉村清子さんの脚本の力も大きいだろう。
結構この「主人公の成長」をブレ無く描くというのは本当に力量が無いと
成立しないので、お話のあり方として好感が持てる。

原作的はそして途中から完全に別物になってしまったので何ともいえないが
アニメ単体においては問題無いと思った。

作画的には絵柄が変わるのは仕方ないのだが、多少きついレベルも散見され
もう少し頑張ってほしい感もあるがこれは目を瞑るとする。
後は3Dの戦闘だけど、昔は3D戦闘に見慣れなかったが、
マクロスFとか見てきた為か、苦手感触が無くなり普通に見れた。
それなりにカッコよく動けていたし、3Dでしか表現できないような動きもしていたし
まぁ及第点だったのではないかと。

何回も書いているのだけれど、個人的に音楽が総じて好みで
戦闘中や盛り上がるシーンでかかる曲がさらに作品を盛り上げていた。
特に挿入歌の出来は非常によく、これをOPに使ってもいいぐらいだった。
一番評価できるのは音楽と言えてしまうぐらいラインバレルの音楽が好きですね。

個人的には評価の高い作品になりました。
最終回のまとめ方が非常に好感が持てたのが大きなポイントですね。
ハッピーエンドもこれぐらい清清しいとこれはこれでいいものです。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
 
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[ 2009/03/21 10:35 ] 鉄のラインバレル | TB(53) | CM(4)

clannad after story 番外編「一年前の出来事」【感想】 

どうやら舞台は朋也と渚が出会う前、高校時代の話。

朋也と春原は無気力ながらも二人の友情は続いている。
渚は新しいクラスで友人を作れずに困っている。
秋生と早苗はいつもの調子。
杏は朋也、春原と知り合い、二人を矯正しようと頑張る。

懐かしい面々というか、懐かしいあの頃を回想するかのような感じで
見てしまえるというのが、クラナド的というか。
こういったわかりやすく明るさをもっているのも魅力のひとつだよなぁ。
最近の展開はこの頃の雰囲気と全く別物だったんだなぁ。

お話の意味としては、渚と朋也が直接関わる事はないのだが、
それでもあのくす玉の件から二人の因縁は初まっていたという感じかな。
渚が友達を作れたキッカケを与えたのは朋也と春原なんだなぁと。

最後の書かれていた言葉
「この先の困難に負けずに頑張れ」
今までの展開から考えると重い言葉ですね。
彼女は朋也と知り合い、結婚し、子供を産み、死んでゆく。
この先楽しいこともあるけど、つらいこともある。
余りにも単純な言葉だけど、それだけに説得力を持つ言葉になった。
そして渚にとっても励みの言葉になったようだ。

来週は総集編で最終回。
もうアホな言い方丸出しですが、彼らと別れるのはつらいです・・・。
 
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[ 2009/03/20 02:44 ] CLANNAD | TB(80) | CM(1)

とらドラ! 第24話 「告白」【感想】 

教室から飛び出していった大河を追っかける竜次と櫛枝。
しかし二人の追撃を振り切り大河は逃走する。
そこで竜次はある場所で大河を待ち伏せするのだった。


高須竜次・逢坂大河の二人がやっと告白した回。
まさにクライマックスな展開だがこの流れは必然だったから特には驚かないが、
それにしても「好きです」とか「付き合ってください」とかの告白ではなく
「嫁になってくれ!!」だから物凄くビックリ!!
交際ではなくいきなりプロポーズですよ奥さん!!(笑)
とらドラ!は良い意味で私の期待を見事に裏切ってみせる。

逆に言えば、お互いは恋人宣言する前から家族同然の存在で
家族という意味では既に心を許していたと思うので
恋人としての道のりは曲折あったにしても、恋人からの
結婚までの道筋は先にお互いで築きあっていたわけだ。
だから告白→結婚→駆け落ちという流れになってしまったのだろう。
まぁ駆け落ちまで行くと飛躍しすぎている所もあるんだけど。

でも駆け落ちって響き的に今でも通用する甘美な言葉だよなぁと思った。
聞くだけでちょっとビビリますしね。しかも若い高校生二人が・・・。

その大河の背中を押してくれたのは櫛枝。彼女の言葉を聞いて
大河はやっと決心したんだなぁ。納得納得。

今回唐突に大河の実母とかでてきてどういう意図なのかと思ったが
確かに交際であれば親は気にしなくても成立するが、
結婚となると親の合意や理解も必要だもんなぁ。
だから竜次と泰子の対立、大河と実母の対立項が明確になるわけだ。
でも泰子はどっかいなくなっちゃったけど、どう決着つけるのかねぇ。
あのまま終るのは竜次も泰子も忸怩たる思いだろうに・・・。

櫛枝の涙が後は気になった。一体彼女は何に泣いていたのだろうか。
そんなこと先にされたら川嶋が何にも言えないとは思った・・・。
川嶋にも最終回で何らかのフォローがあるのだろうか・・・。
そして櫛枝。「ジャイアントさらば!」って覚悟のススメかよ!!

冒頭、いつもはアバンは長くなかったが、今回はかなり長い尺を割かれ
OPに入ったのが5分以上経過してからだったのが
見る側をどぎまぎさせる、怒涛の展開を見事に演出してうまかったなぁ。
あとは竜次と大河が二人で告白しあってた時の雪の描写が一際美しく
画面に彩りと演出的効果を与えていた。

とらドラ!の演出力、見る側へのインパクトの与え方は素晴らしいです。
原画に田中宏紀 櫛枝が最初走っているあたりかなぁ・・・。
 
来週はいよいよ最終回。後日談みたいな形になるのかな。
 
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[ 2009/03/19 03:07 ] とらドラ! | TB(86) | CM(2)

キャシャーンsins 最終話の感想と全体の感想 

始めはちゃんと感想を書いていたが、段々書かなくなってしまったキャシャーンSins。
でも続けて見ていた。他の感想書かなくなった他のアニメも大体見ているのだが・・・。

最終回の感想としては、私の読解能力が足らずわからなかった部分もあったけど、
多分大事なのは24話かけて、キャシャーンが何を選びどう進むのかって所だろうか?

キャシャーンはただ存在する命ではなく限りある命を一生懸命生き抜く存在に心打たれ、
命をただ与えるルナに対しての死神になる事を選んだ。
リューズ、オージ、ディオ、レダ、ブライキングボス、他様々なロボットと出会い
そして散っていった命。不死のキャシャーンには命が有限だからこそ
意味があるという結論に達するまでの旅だったわけだ。
生きることはつらいけど、生きていくことこそに意味があるわけだ。

テーマとしてはありきたりだけど、テーマというのは宮崎駿も言ってるけど
「テーマが言って済むものなら、紙に書いて壁に貼ればいい」って類なので
要は今まで全部の流れで感じて我々が受け止めれば良いのではないかと思う。
良く言えば、我々に考えさせ、悪く言えば多少投げた感のあるお話ではある。

ブライキングボスが赤い帽子を被ったのは最後の最後でツボを衝いてくれてよかった。
落とし前つけるために生きてたボスの最後はかっこよかったなぁ。

結局リンゴは新しい死ぬことが出来るロボット?人間?
レダの娘でいいのかな?そこは気になった。
しかし疑問も残る点もあるが、こんな綺麗な終り方なら評価しないといけない。

全体の感想

最近では珍しいぐらいにテーマを徹底し、映像を情調的に詩的に紡ぎだした本作。
派手なアクションはありつつも、全体のテンションは押さえ気味。
音楽も退廃的でもの悲しい世界を奏でていた。
最近の深夜アニメの主流である萌えアニメ(ハーレムアニメ)からは一線を画した作風。
こういうアニメがあってもいいんじゃないか?いやあって欲しいと思わせる作品だった。
まだまだアニメも色々な可能性があると思わせてもらえた。

監督:山内重保、シリーズ構成:小林靖子、キャラデ:馬越嘉彦以下スタッフの情熱が
存分に感じられた。作画レベルも総じて高く、馬越氏以下多くの有名アニメーターが
参加されて腕を振るっていった印象を受けた。
そして山内監督の映像表現が良い意味で相当キテいたのが印象的だった。
監督にとっても代表作といえる作品になったのではないだろうか。

しかし悲しい事に友人達は誰も見ていないし、ネットの盛り上がりもそれほどという事で
こうした作風は多くの人に受け入れてもらえないのかもしれない。
正直娯楽性は高くないかもしれないが、映像作品としてとても面白かった。

最後に・・・。キャシャーンとしてどうか?という話。
この話をどうしてもキャシャーンという原作を使わないとできない話だっただろうか?
正直、キャシャーンというのはただの看板だった印象を受けるのだが・・・。

昨今、オリジナルアニメの企画が成立しづらい現状を考えれば
この話をオリジナルでやるにはリスクが大きすぎるだろう。
かくいう私もキャシャーンという看板が無かったら見なかっただろうし・・。
キャシャーンの設定とキャラをある程度利用して、スタッフのやりたい事を優先したのが
キャシャーンSinsという作品だったのだろう。

スタッフの皆様ありがとうございました。
 
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[ 2009/03/17 15:09 ] キャシャーンsins | TB(6) | CM(0)

機動戦士ガンダム00 2nd season 第23話「命の華」【感想】 

リボンズはリジェネに銃殺された。しかしその後ろに立っていたのはリボンズだった。
リボンズはヴェーダと意識を直結させていた。逆上するリジェネは
サーシェスに撃たれるのだった・・・。


リボンズの復活とその理由もまぁ順当として
リジェネ可哀相。シーズン通して殆ど活躍が無かったなぁ。
なんかリボンズを恨んでいただけのキャラになっちゃった。

超兵器がでたと思ったら、コロニー型大型母艦「ソレスタルビーイング」とは。
これでどう人類を変革させるつもりだったのかイオリアは・・・。
あのビームといいまたまたとんでもない兵器が出てきたなぁ。
個人的にはオートマトンが久しぶりにお目見えしたのは良かった。

コーラサワー戦死ですか・・・。最後に「大佐」ではなく「カティ」と言った所はぐっときた。
ただのお調子者から一転して最近はかっこよかったのに残念・・・。

それにしても今回はずっと戦闘でスペクタクルですなぁ。
トランザム特攻はあるし、みんな全力全快だなぁと。
一方、因縁の消化も進んで、

恋人を取り戻す戦い:刹那・沙慈VSルイス・アンドレイ(こいつは殆ど関係なし)
兄貴の復讐戦:ロックオン(ライル)VSサーシェス
イノベイターとしての決着:ティエリアVSリボンズ
かつての恋の対決:スメラギVSビリー
と戦いは最終段階に向かっているのがわかる。

そして沙慈の言うとおり、戦わない方法で人はわかりあえるのか!?
戦争根絶を武力介入で行うという話から、人の革新という話にスライド
している感はあるが仕方が無いのかも。

そして前回、切腹を断念したブシドーに再チャンスはあるのか!!
Oガンダムに乗ったラッセは死んでしまうのか!
(0ガンダムの色がまんま1stで吹いた。)
来週もたくさん死人がでそうだ。ラッセ、ビリー、サーシェス辺りはやばそう。


でちょっと批判的な事を書くのですが、
戦闘シーンの描写は物凄く気合入っているのはわかるし、
これまでのTVでのガンダムの中でも高クオリティなのは承知してるけど
何か人間描写がちょっと淡白すぎるというか・・・。
ただ台本を淡々と沿っていく感じがちょっと悲しいと思った。
コーラサワーの死に際も言わされた感が強い印象もあったし・・・。
戦闘の迫力の割りにあんまし盛り上がっていない気もした。
あくまで私見なんですが、どうなのでしょうかねぇ?
  
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[ 2009/03/15 17:29 ] 機動戦士ガンダム00 | TB(126) | CM(0)

鉄のラインバレル 第23話「死に方が決める生き方」【感想】 

あっちの世界からやってきた通称マキナ人間。
早瀬浩一率いるJUDAと加藤機関が総力を結集し地球を防衛する。
しかし敵戦力との差は激しく増すばかりだった。

「その方がかっこいいからだろう」

今回はこの早瀬の言葉に尽きるだろう。
無力になりつつあるこちらに対し、菅原マサキの降伏勧告を撥ねつけた早瀬。
菅原のグダグダした御託を一蹴した良い台詞だった。
良い台詞に感じるのは今までの展開を見てる側が踏まえているからだろう。

菅原の御託もワザと大仰にしてあって面白かったが・・・。

とにかく正義の味方の早瀬は小賢しくない、むしろバカなのだ。
バカだからこそ正義の味方なのだ。と言わんばかりだった。
バカって書くと言い方悪いので、純粋と言った方がいいかな。
そういった早瀬の純粋さにJUDAも加藤機関も心を一致させるのだ。

一方で加藤久嵩は進入路を作るために特攻を勘考する。
お兄さん、最後の最後で妹に「すまない」だけで済ませてしまったなぁ。
また菅原によって城崎絵美が討たれてしまう。
そして城崎を失った悲しみでラインバレルがついに最終形態に・・・。
怒りと悲しみでパワーアップと、本当に王道な展開を突き進むなぁと思った。

兄貴から「妹を頼む」という伏線はどうなってしまうのか?
あっちの世界の敵をどう駆逐すのか?
早瀬はやっぱり理沙子より城崎を選んでしまうのか?

あといつも書いてますが、ラインバレル劇中曲がかっこいいですね。
今回は早瀬の決めセリフの時の曲がちゃんとかっこよかった。

いよいよ来週が最終回。
次回予告で城崎の声が聞けないという初めての展開は
ずっと見てきた私には中々にショックだった。
 
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[ 2009/03/14 08:11 ] 鉄のラインバレル | TB(53) | CM(0)

clannad after story 22話(最終話)「小さな手のひら」【感想】 

今回がラストです。お名残惜しいですが・・・。

岡崎朋也と古河渚の、そして汐の物語はこれにて終了です。
最初から見ていて感想は全部書けなかったけど、ここまでの展開まで導いた
原作の物語力とそれを映像として定着させた京都アニメーションに多謝です。

最後は今まで朋也が集めた光の力で、誰かが言っていたように
どんな願いでも叶う、つまり渚の死を止める展開になりました。
これは全てに対して絶望していた朋也が渚との出会いによって変化し
人に対して誠実に一生懸命になり光の玉をあつめたからこその結果でした。
朋也の行動が多くの人を助け、それが町の力にもなったのでしょう。
そして町の意志で死を迎えてしまった渚や汐を助ける事に繋がったのです。

あっちの世界(幻想世界)にいた少女は汐だったのですね。
つまりクラナドの世界における世界の終わりというのは
極端な話、汐が死んでしまう事だったのでしょう。
だから汐の死で、朋也は渚が初めて出会う所や
渚の出産場面に戻ることが可能なのでしょう。

時間軸が一つの方向ではなく、ぐちゃぐちゃになっていく感じ、
つまりこの物語のあり方がリセットできるようなゲーム的な感覚なのでしょうが、
こうした展開にこそ我々は彼らを祝福できるのではないでしょうか。

また主要キャラがだんご大家族の曲とともに紹介されるカットの連続は
大団円なんだなぁという印象を与え、安心感を与えてくれました。

そして風子と公子のやりとり、そして最後の流れは正直鳥肌でした。
これに関しては直感的に思ったのが、深い意味を読み取れる印象を持ちました。
風子の会話の繋がらなさが作品を象徴しているかのようで・・・。
少なくとも向こうの汐も救われたという完全なハッピーエンドでした。

全体的なまとめは、また別の記事で書いてみようかと思います。
今は正直、気持ちの整理ができていないので・・・。
強いて言うなら、多くのオタク向け作品が恋愛成就がゴールなのに対し
クラナドはそのもっと先をゴールとして描いた所、それも描ききった所に共感しました。
恋愛成就だけが物語ではない、他にも価値のある物語がある事を
示したのがクラナド(家族)だったと思います。

トータルで1年半、ありがとうございました。完敗です。
 
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[ 2009/03/13 02:40 ] CLANNAD | TB(102) | CM(2)

とらドラ! 第23話 「進むべき道」【感想】 

竜次と大河は進路相談が決まらず、先生から指導を受ける。
大河はそれを無視するが、泰子が貧血で倒れてしまった。
ショックを受ける竜次と大河。二人は泰子のバイトを代わりに受け持つ。
そしてバイトの金で買ったチョコを自分で作り直して教室でみんなに配る大河。
その時、大河の一言が事態を急変させる。


いよいよみんなの恋愛模様も佳境。テンションが高鳴り、無茶苦茶面白い。

今回のお話は進路について本気で考えない竜次と大河は
おそらく恋愛についても本音を避けていたツケが全部出たという展開だった。

大河は今回進路相談後「何もしたい事がない」って行ってたけど、
実は一番したい事はハッキリしていて、しかも竜次以外の川嶋や北村、
そして櫛枝はそれを理解している。それなのに本音をごまかす大河に
一番の友人として櫛枝は激情してしまったのだろう。
また大河を助けたのは竜次ではなく北村と嘘をつかせてた事にも
櫛枝は怒るが、結局大河も竜次も自分をごまかす行為をしたって意味で
両者の行動は一致している。二人とも正直になれよという感じである。

櫛枝も竜次と大河の本当の気持ちを知っていたなら、
ちゃんとクリスマスに完全に振るべきだったと思う。
事態を混乱させている一因は櫛枝にもあるだろう。

川嶋は報われないなぁ。このままだと好きな相手に自分の好意すら
気づいてもらえないなんて・・・。それでいて大河のバイトのサクラや
教室を封鎖して、最後には竜次に追いかけるように促すなど
竜次と大河のアシスト役をきちんと果たしているだもんなぁ。
そう考えると、櫛枝が川嶋に敵意が合ったのは、川嶋が自分の本心を
隠しすぎている所にも原因があったのかもしれないなぁ。
櫛枝からしたら「川嶋も告白すればいい」いう認識なのかもしれないね。
ただ川嶋は状況がわかっているので勝負できないんだろうねぇ。

しかし春日に彼女が出来ていたとは・・・。能登の方がカッコいいのに・・・。
今まで恋愛に一番関心が無い彼が一番に恋愛にゴールしてるのが
「世の中なんてそんなもんさ」って気を起こさせる。

今回も教室での竜次・大河・櫛枝の取っ組み合いが情感たっぷりな
激しい動きで描かれ、見ている側の心を揺さぶられずにはいられなかった。
本当にとらドラ!は心を抉るような演出が上手だと思う。
ドラマと演出が一体となった上手い作品だよなぁ。

正直、とらドラは最初、釘宮の声と大河のキャラの可愛さだけで見ていたのだが、
今は純粋にお話の部分や殆どのキャラの結末に興味関心がいっているなぁ。
小説は物凄く読みたいのだが、知り合いが誰も持ってないので買うしかないか。

ここまで来たら、竜次は最後の勇気を振り絞るだけ。
来週、そして再来週の最終回が待ち遠しい。
 
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[ 2009/03/12 01:54 ] とらドラ! | TB(81) | CM(0)

clannad after story 21話「世界の終わり」【感想】 

病気に倒れる汐。病状は渚のものと同様という。
朋也は退職し汐の看病に専念する。そして汐は「旅行に行きたい」と言う。
朋也は娘の最後の願いを叶え、旅立つのだが・・・。


私の中でクラナドは臨界点をついに超えた。
どこまでもどこまでも何度も何度も叩きつけられる展開。
汐の健気さ、父への想い、それすらもこの町は押しつぶす展開だった。
正直、ここまで凄いとは全く予想だにしなかった。
友人が「アフターから本編」と言っていたが、その通りだった。

クラナドのメインテーマは「変化」だった。
今回、朋也と秋生の病院のベンチでの会話でそれがやっとわかった。
町の変化によって渚や汐が命を散らせてしまった事。
町の自然が、森が壊されたから死んだというよりは、町の変化によって
渚も汐もこうならざるを得ない宿命を背負ってしまったかのようだ。
世界は変わるものであり、それをも受け入れていかなければならない朋也。

町は変わっていく。人は移り変わっていく。必然の出来事としか言いようがない。
森は壊され、人の生命を守るものとして「病院」ができたが、その代償として
渚と汐が失われると言う皮肉。しかしそれこそが「人生」と言えるだろう。
何か良かれと思っていた事が、実は良くないことだったという事を
「病院」を通じて暗示させている話なのだろう。

そして渚とのスタートに立つ朋也。
結局、朋也が思うのは渚との出会いが間違っていたという認識。
「変化」の大元こそが間違っていたという認識。
しかしそれがなければ朋也の心の「変化」も無かった。
高校生活、渚や汐との想いまでも無くなってしまう。
その想いはたとえ彼女達が死んでしまっても変わらないのではないか。
死は「変化」だが、朋也が渚、そして汐を愛した想いは「不変」だ。
変わるものがあっても変わらないものもある、クラナドとはそういう話なのだろう。
変わらない想いをみせてほしい。

今回は丁寧なロケハンをした成果を思わせる「町」の写実的な背景カットが
物語に彩りを添えていた。テーマが「町」そのものにシフトする中、
「町」を描き、そして語らせるために一生懸命取材した印象を受ける。
「町」の断片的なカットの連続は見ている側に何かを想起させずにはいられない。
この北之原演出と、堀口作画も文句無く素晴らしかった。
話も凄ければ、映像表現としてもそれに十分に応えていた。

来週はいよいよ最終回。
正直、ゲームをやらなかったのを最初は後悔していたが、今ではどちらでもよい。
この話の決着は見届けなければ。
 
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[ 2009/03/06 02:48 ] CLANNAD | TB(80) | CM(0)

とらドラ! 第22話 「君のいる景色」【感想】 

雪山の遭難から大河を救出し、彼女の本心も知る竜次。
学校では進路相談も始まり、恋の決着もつけなくてはいけない状況だ。

今回は前回が大きいイベントだった分、地味めな感じだったけど
クライマックスに向けて一歩づつ踏み出している感はあったなぁ。
このもどかしさ、焦らしは中々に上手い構成。

櫛枝と川嶋の会話。櫛枝から川嶋へ会話をするのは非常に珍しかった。
その点から重要な会話になるのはある程度予想できるのだが。
ただ内容は非常に婉曲的な表現での強がりで川嶋も辟易してしまった。
櫛枝は本音を言いたい時に回りくどくなってしまう性格だと今更わかった。
一方、川嶋もこの状況では自分は何も言えずじまいな感じではある。

櫛枝はラーメン屋バイトしたりソフトボールの部長やるなど、
竜次から離れたいのか、忘れたいのか、とにかく距離は置きたいのだろうね。
ちなみにラーメン屋の親父の麺の湯きり方はアホ過ぎ・・・。

あれ以降、竜次が完全に大河を意識してしまってる所が微笑ましい。
あの手この手で家に大河を引き止める様は面白かった。
ただ意識しても、結局彼女をどうするんだっていう部分にまで踏み込められていない。
それは進路の部分も同じで、高須竜次の考えがまだ決まってないからだ。
また前回のような盗み聞きのような感じで大河の本心を聞いてしまったら
逆に動けないというか、そういった部分もある。

竜次は、他人の顔色や状況を伺いすぎているんだよなぁ。
そして彼自身が自分がどうしたいのか見えていないので、
大河や櫛枝にはもっと見えていないのだろうなぁ。

竜次は踏み切るだけなのに。じれったい(それが物語であるが・・・)
進路相談みたいに、誰か彼の恋の相談も乗ってあげられたらいいのにね。
出来るとすれば北村かな。今回の北村は察しがよくて頼もしかった。

大河の実のお母さん、存在は語られたが今回みたいな感じだと
登場する事はなさそうだなぁと思った。

殆ど結論は出ていて、後は断を下すだけという所までセッティングしている印象。
ただ残り3話でどう下すのか。そのプロセスが楽しみだ。
  
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[ 2009/03/05 02:00 ] とらドラ! | TB(88) | CM(0)