真の挫折話。
あずさの失敗からネーブラに対して、おそらくあずさと逆のアプローチ、距離を置く事で
ネーブラに接し続けた結果が両者の関係を悪化させ拒否という末路に。
さらに、姉と慕ってきたあずさによってネーブラのアイドル資格剥奪。
そしてトゥリアビータに寝返るという展開。ヒエムスのパイロットになるのだろうか。
モンデンキントとトゥリアビータには更に因縁ができてしまいましたね。
気になったのが、あずさとあの加持リョウジみたいなのが仮面がいっぱいある変な部屋で
謎なやつらと話していた事。なんかエヴァのゼーレみたいな演出。
課長はなぜか蚊帳の外ですし。
後はあずさが真にネーブラ剥奪を言い渡したとき、誰かが隠れて聞いていたのだが
それも誰かがわからない。モンデンキントにはスパイでもいるのかもしれない。
結構、伏線がいっぱいあり、設定の謎や謎を握るキャラの動機も掴めないですねぇ。
話の展開について。
途中まで、真とあずさが和解できるような良いムードを作り上げておきながら
結局、そのムードをあずさが壊すという落としっぷりがベタだけど良い演出。
でも話展開を見ると、真だけが勝手にあずさに期待して、怒って、泣いて、許してと
真だけが感情を変遷してるのに対し、あずさは真に対しずっと同じ感じなんですよね。
それはあずさの真に対する顔の表情とか見てるとずっと平静な事でよくわかる。
真が泣いているときでも、無表情だったし。
結局、真はあずさに振り回されてしまったという感じを受けた。
しかもあずさは他の人間に対して嘘(自主的にモンデンキントを辞めた)まで言ってるし。
今回、一番あずさが食えないというか怪しいキャラになりつつあるのを実感した。
今回はこうした真の心情描写を手振れや回す等といったカメラワークが、
見ている側の心情に揺さぶりをかけるような演出なのが印象的だった。
特に真があずさに言った「あやまらないでよ」の時の手振れがよかったっす。
レイアウトやカメラワークがいいと映像の引き締まり感が充実して見応えがある。
あと機会があったら振れてみたいけど、このアニメって過去のロボットアニメの
設定を上手くいいとこ取りして使ってるという印象がある。
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