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けんぷファー 14話 

結論:会長は最高!

kenpufa14000.jpg

今回見てわかったけど、けんぷファーを好きみたいだったようです。
 
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[ 2011/04/10 00:37 ] けんぷファー | TB(4) | CM(0)

化物語 15話「つばさキャット其ノ伍」【感想】 

3か月の期間を得て、最終話配信。
やっぱり、化物語って面白いんだなぁと再実感!!

「尾石!」「尾石!」とパソコンの画面を見ながら叫びたくなるほど
尾石達也ワールド全開の映像。
まずカット割りのタイミングが非常に気持ち良い。
オブジェから血しぶきから、動かし方も全て気持ちが良い。
一部、アクションも良く動いていていた。(原画に田中宏紀もいた)
まさに快感原則の映像美。
3か月間、精魂込めて制作されたのが伝わって来る。

話としては最終回らしく阿良々木暦のアイディンティティを追いつめる展開。
「本気で人を好きになった事ないでしょ」という台詞はグシっとした重みがある。

2人の会話劇が延々と続く展開が成立してるのは本当にすごい。
これって余程演出が上手く無いと、もしくは会話が面白くないと
飽きたり、見応えが無いケースに陥ると思うけど
化物語が凄いのはそういった所をクリアしてる所。
緊張感あるし、奇抜な映像なんだけど、話の趣旨は伝わってくるし。
これは原作力とスタッフの相乗効果なんだろうと脱帽。

このレベル(出来)なら売れると改めて思った。


アニメの総感想をちょっと

本作の最大の魅力は阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎとの関係なんだろうな。
二人の関係性や距離感が今の時代のリアリティを表していて、
それが視聴者には共感を得られたのではと思っている。
(ただのハーレムものとも一線を画している)
二人の甘酸っぱい話をエキセントリックにかつ雄弁に語ったのが
化物語の本質ではないかと。

シャフトとの出会いは本当に幸運だったと思う。
間違い無く尾石達也の代表作になったと個人的には位置づけた。
映像の魅力、渡辺明夫のキャラデが素直に良かったよ。
 
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[ 2010/06/26 01:00 ] 化物語 | TB(70) | CM(0)

涼宮ハルヒの消失【感想】 

涼宮ハルヒの消失を見てきたました!! まず面白かった+3回泣きました。

全体の感想を箇条書きでまとめると
①原作ファンの期待を裏切らない展開 
②内容を全て詰め込み解釈的にも面白い物語
③2時間43分の長時間でも退屈どころか見応え十分な映像

正直そこまでハルヒファンでない私でも非常に楽しめた。
何よりキャラ的に好きな長門は本当に愛らしく描かれ、彼女の挙動を見るだけで満足。

「ハルヒ」シリーズの中でも屈指の出来の「消失」を映画化したのは、製作陣の英断。
映画という時間の流れ方に「消失」は非常にマッチしていたと思う。
良い材料(原作)を良く調理(制作)した好例。

以降、気になった所を各項目でまとめた感想になります。ネタバレもあるので注意。


・原作について

ラノベは殆ど読まないタイプのだが、6年ぐらい前に「ラノベを勉強しよう」と思い
教材として「ハルヒ」を選んだ。そして「憂鬱」から「消失」まで読んだ。
所々に隠されたSF的テイストが個人的に性に合った。

そしてTV1期のアニメ化の時には、知ってるラノベ+京アニという事で喜んでいた。
「消失」については、このエピソードでハルヒで語られるテーマは
十分に書ききったような印象を当時受けたぐらい、非常に評価していた。


・原作とアニメの違い

最大の違いは原作の方が「世界改変」や「タイムトリップ」といった
SF的要素を重要視しているのに対し、アニメは下でも書いてるが「恋」の話を強調した事。
もう一つ、キョンをより視聴者に共感できるキャラに仕立て上げた事かな。
退屈な世界に不満を持つキョンは今の若者のメンタリティを代弁している気がする。
また杉田の演技力もキョンの魅力を引き出しているのは間違い無い。

 
・話の中心は「恋」

「消失」は長門がキョンを振り向かせたかった話だと解釈している。
長門はキョンが好き(恋的に)だからこそ、世界改変したのだ。
キョンは長門が世界改変してしまった理由を「感情の獲得」と表現していた。
この感情にはSOS団の活動で例えば「楽しい」という感情を獲得したのもあるかもしれない。
しかしメインはキョンへの「想い」「思慕」だろう。
ただキョンは長門の「感情」の奥底まで本当に気づいているのかは疑問点ではある。

また、大人のみくるが高校時代の事を懐かしんでいたが、
どう見てもキョンに対する未練タラタラなニュアンス発言が多く
こちらも相当キョンを意識していたと感じる。

さらに世界改変後の世界ではハルヒと小泉が良い関係でいるように見えた
キョンが嫉妬的な羨望で見ていたり等、高校生的な恋愛感情を各場面毎で
みせる事で、「涼宮ハルヒの消失」という映画が「恋」を扱った
作品である事を強調していた。「恋」という題材を取り扱ったからこそ
ハルヒという作品は原作ファン以外にも広くファンを獲得出来たのだと思う。


・序盤の緊迫感、絶望感

世界改変でキョンが一人、違う世界の住人になってしまった前半部分は
緊迫感と絶望感が凄かった。固唾を飲んでしまう展開であり、
これからどう巻き返すのか原作を知ってても、思ってしまうほどだった。
キョンは呆然としていたが、他者と認識や情報が共有されないと、
アイディンティティは保てないのだろう。


・長門

消失といえば、長門。世界改変によって力を失った彼女は
無口・無感動なキャラから顔を赤らめ、時には積極的に、非常に感情的なキャラになった。
キョンに好意を隠そうとして、全く隠し切れていない態度は可愛すぎて、悶えてしまう・・・。
いわゆるギャップ萌えだが、世界改変した時にこのような性格設定を己に課したのは
自分がそういう性格になりたかったのだろうか。気になる所である。


・ひたすら歩く、走るキョン

映像的に注目したのは、キョンが歩く・走る場面が非常に多かった事だ。
もし歩く・走るシーンをカットすれば、本作の上映時間はかなり短くなったかもしれない。
この歩く・走る場面が多いのは、キョンがある地点からある地点へ移動・場面転換する所で
キョンのモノローグが挟みこまれるからだろう。要はモノローグを語る場面として利用されたと。

またキョンが自然に歩き、走る事で様々な場所へ行く事で、世界の幅を獲得できたと考えておる。
学校やコンビニなどどこも身近に感じられる世界だが、だからこそ共感しやすい。

こんなにアニメで歩く・走るというシーンが多かったアニメ映画は非常に珍しい印象を受けた。
本作はアクション的要素として歩く・走るシーンが使われていたのかも。
歩く・走らせる作画は手間が掛かるし、地味でカタルシスを得にくいのに
こんなに描いてしまう力がある京アニの作画力には脱帽です。


・超現実的な背景

もう一つ映像的に注目なのは、現実に限りなく近い背景を多用していた事だ。
町並みやコンビニ、道路といった所は写真に出来る限り近づけるように描かれている。
この現実に見間違えるような背景はもちろん、本作のテーマの一つである
「世界改変」=「世界」について、説得力を持たせるためであある。
背景を我々の住んでる世界に近づける事で、ハルヒみたいな話も実は起こりえるのではと
自然に刷り込ませる事で、本作のリアリティは獲得されている。

クラナドやけいおんも含めて、京アニは背景をリアルにする傾向が非常に強い。


・京都アニメーション

パンフ買って、スタッフチェックしたが、京アニ総動員だった。
レイアウトが頑張ってると思って見ていたが、レイアウト監修に木上益治だったので納得。
あと超総作画監督って役職、総作画監督より上の役職か(担当は池田晶子)。

あくまで映像的にはTVの延長線上で作る事で見やすさを獲得した印象。
作画的には学校内で生徒達モブを動かしていたのが印象的だった。
しかしパンフに書いてあったが、全2000カットですか・・・スケジュールがあったとはいえ凄い。

京アニの総決算的な作品になるだろうし、会社の財産になるだろう。
今後の方向性が楽しみではある。


・最後に

当時一期のハルヒを見て思ったのは、内容云々よりアニメファンが質的に変容した事実だ。
youtube等でEDのダンスを披露するなど、ファンがより能動的になった事を印象付けた。
そして1期から4年近くが過ぎ、さらに4年前とは違う価値観が次々と出ている印象だ。
でも今の違う価値観もハルヒが先鞭をつけたのかもしれない。

キョンが傍観者から世界に積極的に関わっていくと決心した「消失」。
私が本作に感動したのは、キョンのように行動しなければいけないと感じたからだろう。
それは自分が生きる世界(会社・学校等々)に積極的に関わる必要性といった
普遍的なメッセージを「消失」から受け取れたからであろう。

 
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[ 2010/02/11 19:12 ] 涼宮ハルヒの憂鬱 | TB(20) | CM(1)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 最終話「星の方舟」 【感想】 

紫苑が作った別世界で蘇芳は・・・という話。
まさか別世界を作れるまでの能力が紫苑にあったなんて驚き。
壮大な世界観にやられました。

EDの歌詞に
君と二人のまま移りゆく世界にその足跡だけを残して
とあるが、これは色々意味が取れるなぁ。

黒と葉月のあのアクションはおそらく中村豊原画だろう。

全体の感想

1期をまだ全部見てない人間が言うのも何なのだけれど、
蘇芳の物語にオチがついたのは良しとするが、
黒や銀、契約者・ゲートの話にケリがつくのを期待して見てた人も多かったのでは。

友人が蘇芳が好きでないようで1期は好きだけど、2期は入り込めない話を聞き
2期のキモは蘇芳に感情移入できるかどうかなんだろうなと思った。
要は蘇芳の旅の経過の意味をどう我々が感じるかどうかなんだろう。

私の勝手な認識として、契約者・能力云々以外はサスペンス的な傾向が強かったけど
紫苑の能力で本作は本当はファンタジーだったんだなぁと納得。
蘇芳の魔法少女変身もこれで納得したんだけど、実はちょっと肩すかし。


全編通して、説明は野暮という作風を通したのはカッコ良かったけど、
逆にわからない部分も出てくるのでこの手法も一長一短。
世界観や設定に触れたいのが視聴者で、そこが魅力的に映れば尚更だ。

映像については文句無し。アクション描写には毎回溜息と感動だった。

しかしボンズのオリジナル作品は意欲は評価できるが(ラーゼフォンとかエウレカとか)
話を収束させるという点でもっと上手くできるのではという印象をもってしまう。
確かにオリジナルの話作りは非常に難しいだろうが、ボンズには頑張ってほしい。

個人的には監督の岡村天斎の名前が結構、色々なサイトで言及されるようになったのが驚き。
カウボーイビパップの絵コンテ担当からその高い演出力でファンだった身としては
この一点は嬉しいなぁと感じた。メダロットの監督としても非常に良い仕事をしたし。
そして最終的に岡村氏はどこまで本作の原作に関わったのかが気になるんだよなぁ。
 
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[ 2009/12/27 23:36 ] DTB流星の双子 | TB(4) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第11話「水底は乾き、月は満ちる・・・」 【感想】 

最終回手前。佳境へつながるエピソード。

博士を含めて説明台詞が多くなってきたので、
話をなんとか消化しようという試みがみられていた。

ちょっと脱線するけど、本作の魅力は設定や世界観の説明というより、
この世界観の中でどうキャラ達が振る舞うのかにかかっていると個人的には思う。
本筋よりちょっと逸れたキャラのエピソードが好きなだけなんだろうが、
本筋にあんまし魅力を感じないのは私だけだろうか。

だから契約者の成り立ちとか、ゲートとかのネタばらしには特に興味が無く、
強いて言えば、ネタばらし自体を上手く演出できるかの方が大事かな。
来週も説明台詞も多そうだ。

蘇芳と弦馬の戦いは尺が長く、見応え十分だった。
小さい女の子が長いライフルを持つというのは良いね。
(メタ解釈してください的な設定なんだろうけど)

ただ蘇芳のバトルシーンは、これでお終いなのかもしれない。
緊張感を強いる劇伴は良かったが、
砂を捲いて弦馬の目をくらませる展開はちょっと安直だったかな。
 
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[ 2009/12/20 09:52 ] DTB流星の双子 | TB(11) | CM(0)

けんぷファー 第12話 【感想】 

番外編

臓物アニマルとけんぷファー達が入れ替わる話。
やりっぱなし、投げっぱなしな感じで、枠があるので拵えてみましたという感じ。
田村ゆかりに「少し頭冷やそうか」と聞けたのは良かった・・・

全体の感想

ネットで流行ったものやアニメ好きの友人間の会話で使われそうなレベルでの
声優ネタを商業ベースに乗せると、こう表現が直喩的になるのかという印象。
本作みたいな声優ネタを使うとある部分でウケるのかもしれないが
それを楽しみの提供と取るか、それ以外と取るかは各人の判断になるだろう。

キャラ描写や個々の設定、物語の紡ぎ方に関しては最初から詰める気が無い
自覚的な作風なのはわかっていたのでそこへの突っ込みには興味が無い。
まぁ視聴者にも緩い作品だという事を先に伝え、免罪符を得ようとしている作品が
多い気もするが、この種のなあなあ感が作り手と受け手で成立している部分でもある。

ただ生徒会長だけがやたらエロくて、可愛くて、感情移入までできるような
描写の連続で会長の描写だけはスタッフも本気だったのかな。
とにかく生徒会長の存在だけで本作は楽しく見られてしまった。
一点突破全面展開だった。
 
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[ 2009/12/20 09:31 ] けんぷファー | TB(4) | CM(0)

けんぷファー 第11話 「Wahlen -歓喜の歌-」 【感想】 

実質最終回。

全キャラ制覇すると豪語したナツルが余りにもいえば余りにもだが
本作らしく真面目に話を進行させる事もなく
気持の良い展開だけを提供する、確信犯的なノリで突き進んだのが良かった。
いちいち喘ぐけんぷファー達も含め、本作らしく落とし所を見つけた回だった。

本当ならこのレベルのアクションシーンだとちょっとげんなりするのだが
全然気にならなく見せているのが、本作の目指していたモノがよくわかる。

正直、本作においては世界観の詳細な説明や伏線の消化は意味をなさない。
まぁわかったらわかったで、面白くもあるのだろうが。

野村道子・内海賢二夫妻の共演も含めて、声優起用に注力した作品だったなぁ・・ 
 
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[ 2009/12/13 18:09 ] けんぷファー | TB(9) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第10話「偽りの街角に君の微笑みを…」 【感想】 

蘇芳の素性が垣間見える話。ただ状況が語られ真実には届かずと言ったところか。

お母さんが過去の話を証言するシーン。
マンション玄関でこの話を行う場面設定が秀逸すぎる。
玄関の外の人間(蘇芳・霧原未咲・ジュライ)と玄関の内(母)で
明確な境界線がある事がはっきり分かるシーンでもあるし
組織を追いつめたい霧原と組織から手を引いた蘇芳母の関係の対比でもある。

5454_345.jpg

話が終わって、扉が閉じられながら、母親が膝を落とすシーン。
扉が閉じる事で、蘇芳と母の二人の関係も閉じられた事を示唆するようだった。

またお母さんの目つきが蘇芳と同じなのが、尚更この悲劇を印象付ける。

沢崎耀子の自白剤+惨殺ぶりが凄まじかった。
MBSアニメは容赦ないなぁ+放送する決断力には頭が下がる。
準キー局は、内容が過激であっても容認する傾向は強いが
その辺りは竹田氏がガッチリサポートしてくれるのだろう。

あと2回で話がまとまるとは、ちょっと思えないけど
スリリングなこの展開を今は楽しもう。
 
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[ 2009/12/12 11:01 ] DTB流星の双子 | TB(37) | CM(1)

けんぷファー 第10話 「Falle~ひと夏の経験~」【感想】 

楓さんがそろそろ、今までとは違う行動に出始める展開。

今回はナツルと生徒会長の事が起こりそうな展開が最大の見所だろう。

名塚佳織のエロ演技が聞けただけでもはや個人的に満足。
TVアニメではあの表現ができたのは凄いと思ったし
実写のドラマであそこまでは表現できないだろう。

生徒会長は己のプライドに殉じたが、
行為に及べなかった事に多少後悔している仕草もまた可愛かった。

生徒会長も含めて、戦場ヶ原ひだきみたいな非常にクールなキャラは
最近ウケが良いのかもしれないね。

古賀誠氏は毎回、総作画監督をやっているが凄い仕事量だ・・・
 
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[ 2009/12/05 23:28 ] けんぷファー | TB(11) | CM(0)

DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第9話「出会いはある日突然に・・・」【感想】 

蘇芳、母と出合うという、一見良さそうな展開に見えたが・・・
一筋縄でいかない本作らしいというか・・・

今回、場面場面におけるコメディとシリアスの緩急というか
バランスが絶妙で、この上手さは何だろうなぁとか思って見てて
絵コンテが監督自身だったので納得。
冴えてる時の岡村天斎は流石としか言いようが無い。

また戦闘シーンについては、今回も素晴らしすぎる。
黒と葉月水無のバトル、本当に尺が短いのに演出力が図抜けすぎている。
戦闘時間はたった10秒。しかしこの10秒に箱を投げて武器を有効活用する
アイディア性といい、無駄の無い表現にはもう感服するしかない。
また強い者同士の戦いは一瞬で終わるものという事まで考えさせてくれたし、
葉月のドラマ(母の事情を知った)の伏線もあったのも良かった。

それにしても最後の引きはびっくりさせられたなぁ。
来週以降の展開が気になってしまうではないか。
 
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[ 2009/12/05 23:01 ] DTB流星の双子 | TB(18) | CM(0)

けんぷファー 9話【感想】 

最近、感想書いてなかった。
と言っても、あんまし書く事ないけど・・・

生徒会長が好きです。今期では一番の萌えキャラです。
エロい、名塚という点でもうやられてます。
けんぷファーは彼女が出てるから視聴継続できてるぐらいです。

今回もナツルとディープしてました。うらやましい・・・

設定資料集(ナツルの表情集)とか出てきたが、
この作品は直球な比喩が好きだなぁと思った。
わかりやすい名セリフの流用も多いし。
  
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[ 2009/11/28 23:53 ] けんぷファー | TB(6) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第8話「夏の日、太陽はゆれて…」【感想】 

蘇芳とターニャの決別、そして死?

黒が言っていた「最低の人間が最低の契約者」になったという言葉が真実で
実は人間だとか契約者の区別には意味がないって話なんだろう。
契約者の傾向として感情の振れ幅の縮小や合理的になるってのはあるかもしれないが
それは人格の性質の一部であって、本質は全体に関わる問題だから。

ターニャの記憶が一瞬戻ったのは不幸といえば不幸。

ロシアの敵(人間)がナイフで黒に刺しかかる一連のシーン。
場面を極力抜き、結果(返り討ちにあう)だけ見せた演出は抜群に上手かった。

最後の進入禁止標識の道路を通過していく蘇芳達の姿が印象的。
ターニャを殺したと思い込んでいる事で、もう戻れない道に入った事が伺える。

個人的には特に後半からの音楽が異様に盛り上げてくれた印象。
2期の音楽が管野よう子でないから残念という意見もあったが、
これはこれで十分ではないだろうか。ちゃんと成立している。

やっと思いだしたが、暗殺者が少女を連れて逃避行というのは
「レオン」に限らずよくある話だったんだよなぁ。

そしてサブタイの意味を見終わった後に理解し、良いサブタイだと実感。
 
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[ 2009/11/28 07:52 ] DTB流星の双子 | TB(26) | CM(0)

WHITE ALBUM 第21話【感想】 

わかりやすい進展は無いが、徐々にみんなまずい方向なのはわかる展開。

1カットだけ挟まれた、やよいさんの煽情的な顔(行為中)はエロすぎた。

またマナが真実を知り、痛々しく傷ついたシーンは印象的。
机を倒す時、マナも自分の体を後ろに引くという動作があった作画がとても良かった。
もちろん、戸松遥の演技はキレキレだった。

徹底したキャラ描写によって、生々しさすら獲得しつつある本作。
keyというOVAで監督をしてから興味があった本作の脚本担当佐藤博暉氏。
氏のある種、悪趣味とまでいえるキャラ描写は相変わらず健在なんだなと思ったし、
ダメな男しか出てこない+メインヒロインは純真無垢な作風も同様だ。
 
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[ 2009/11/22 11:34 ] ホワイトアルバム | TB(3) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第7話「風花に人形は唄う・・・」【感想】 

黒と蘇芳の旅が続く話。

ゴルゴ13と荒巻課長が茶道を極める話。

目を見て相手の意識を奪う能力の契約者が出てきて、
強敵そうだなとか思ってたが、さすがというか黒はあっさり倒しちゃったなぁ。
能力の強さも大事なんだろうけど、トータルな戦闘能力こそが優劣を決する
世界観が本作のリアリティなんだろうなぁと思った。

しかし、相変わらず戦闘シーンの演出が上手すぎる。
上手い事をわからせないように、巧妙に地味に隠しているのも凄い。
何より引っ張りすぎず、短い尺で表現しきっているのが素晴らしい。
ワイヤーアクションや隣車線の車を利用して反動をつけたり、アイディアも抜群だった。
 
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[ 2009/11/22 11:18 ] DTB流星の双子 | TB(5) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第6話【感想】 

契約者にも家族がいるという話。
でも家族側もこうなる運命を薄々気づいてたのが逆に気の毒だった。

本当にあっけなく、キャラが出てきては死んでいく話。
キャラクター原案+デザインは死に物狂いでデザインやってるんだろうなぁ。

ノリオが泣きながら結局カステラ?を食べていたシーンは珠玉だった。
悲しさとそれを乗り越えていくという意味合いがこめられていた。
 
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[ 2009/11/16 07:39 ] DTB流星の双子 | TB(0) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第5話 「硝煙は流れ、命は流れ・・・」【感想】 

黒が掛けていた公衆電話の場所がカッコ良過ぎ!!

人間的に未完成なまま(合理的判断を形成する前)契約者なった蘇芳。
今後の蘇芳は契約者と一般人の境界が曖昧である点に注目していきたい。
そして前回より蘇芳は人間的な感情を押し出していて、そのブレが面白かった。
女性になったのも、感情を少し揺り戻した原因なのだろうか。

一方で黒もそんな蘇芳に戸惑いながらも無骨に優しさを投げかけている点も良かった。

あいかわらず、バトル・アクションはカメラワーク・作画とも素晴らしく良い。
アクション中に無駄なセリフを喋らせないのが、ちゃんとわかっている作り手だなとわかる。
また無駄に尺を延ばさず、見所を凝縮させた演出なのも好きだ。

車両警備隊はなぜマスクしてるのにガスでむせたのかが気になった。

あとオカマ姿の父と契約者の母がいる、ヤンキーな彼は死亡フラグ突進中かな。
 
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[ 2009/11/08 20:44 ] DTB流星の双子 | TB(6) | CM(0)

WHITE ALBUM 第19話【感想】 

めのうフラグ成立。
歩くだけで、女性と会うだけで、フラグが立ってしまう冬弥。まさにフラグの権化・・・

由綺もついに理奈の気持ちとみんなが嘘言ってるのがわかってしまった。
そして一生待つと理奈に言った由綺。理奈はさすがに驚いたようだ。
過去の真相に肉薄しつつありながら、現実はますます螺旋が絡みつく。
そんな由綺に待っていたのは虚飾に満ちた冬弥からの留守電。これはつらい。

そんな冬弥は相変わらず仕事ができないみたいだ。

嫉妬・怒り・諦めといった負の感情ばかりが凝縮され面白い。

絵柄の仕上げが甘かったのと、所々作画的にまずってたのが気になった。
 
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[ 2009/11/08 07:23 ] ホワイトアルバム | TB(7) | CM(0)

化物語 13話「つばさキャット其ノ參」【感想】 

やっと今日配信。しかも重い。
シャフトの制作状況・スケジュールが逼迫しているのだろう。
何作品も同時並行で制作しているし、ネット配信はテレビほど締切の重みはない。
まぁエンコード作業も素人が思っているほど楽ではないみたいだ。

おっぱい羽川 おっぱい羽川 彼女のパジャマおっぱいがひたすらに印象的。
もちろん、ネコミミを見て「ありがとう」と言ってしまう阿良々木は間違っていない。

この世界はアニメですかと突っ込んだり
ラジオの話が延々と続いたり、
媒体的なメタを意識した内容がネタとして目立った。
アニメがメタを取り扱いやすい媒体なのを再認識。

ロングとアップを交互に使い分けた会話シーン・画面構成が目立った。
ロングだと口パクであり、アップだと口は映さず目を見せる演出が多用され、
相変わらずモノローグでは極力動かさない方向性だった。紙芝居っぽい。
ただモノローグ自体が面白いし、動かさなくてもレイアウトで見せようとしているので
画面的にはまぁシャフトらしい充実性・情報密度の濃いものにはなっていたし
下手に動かして会話を聞くのに集中できないよりは、下手に動かさないという方法もある。
でもこうした画面作りを見ても制作が逼迫しているのはひしひし感じてしまう。

今回を見て、新房がアップで目を映すのが好きな演出家だった事を思い出したよ。

今回は鴨川つばめの絵がちらっと。
 
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[ 2009/11/03 19:49 ] 化物語 | TB(59) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第4話 【感想】 

蘇芳が契約者になって、ちゃんと感情が喪失されていることがわかる話。
と思いきや、節々では感情的な表現もあった。
今まで見てきたDTBの中ではコメディ色が強い。

契約者でも女のしての成長は行われた内容でもあった。

脚本が岡田麿里だったが、CANAANで岡村天斎が絵コンテやってた繋がりからかな。
 
 
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[ 2009/11/03 09:55 ] DTB流星の双子 | TB(0) | CM(0)

WHITE ALBUM 第17話【感想】 

アニメには(限らないけど)空気の重い作品とそうでない作品がある。
けんぷファー・キディガーランド・真・恋姫無双は空気が軽い。
DTBやホワイトアルバムは空気が重い作品だと思う。

ホワルバの空気感の重さは楽しい・快楽的展開が無く
キャラが悩み、それへの解決という意味でも中々に困難と所から発生している。
それはただ単に最近流通している鬱展開という意味だけでなくく
演出におけるリアリズム、現実と錯覚させるような展開を積み上げることで成立している。

ホワルバは1986年の日本を自動車電話や黒電話、新聞記事や時事ネタをはめ込め
一見、日本なんだけど少し位相をずれた世界観を獲得している。
ケータイ電話がある世界ならば、本作の話作りは破たんする。
アイドルで多忙、だから逢えない、擦れ違うという状況を作り出すには
ケータイは邪魔である。アイドル(アイドル性)を描くには
まだアイドルが神秘性を保持していたあの頃がベストだと思う。

冬弥が登場する場面が少なかった印象。
由綺と理奈の食事シーンといったお互いのやり取りが面白くかった。
由綺の純粋さはどんどん理奈を追いつめてるとしか言いようがない。
理奈は由綺の気持ちをわかってはいるとは思うが・・・

またマナとはるかの言い合いのエスカレート加減もお互いが冬弥を
意識していた事に自覚的になっていく様が浮き彫りになって面白かった。 
 
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[ 2009/10/25 10:04 ] ホワイトアルバム | TB(16) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第3話 「氷原に消える・・・」 

面白い。それしか言葉にしたくない。
3話を見てますます前期を見逃したのを後悔・・・
上質な背景と、キャラの丁寧な心情描写、そしてアクションの見事さが一体となった映像。
作品としての完成度が異常に高いよ。本作。よく練られている。

正直、設定や世界観はまだ掴みかねているが
あっけない人の死を描き続ける緊張感ある展開が堪らない。
岩原裕二原案絵が作品世界の貢献に多大だなぁと思う。

契約者の人の命を軽視する姿勢に憤慨してたのが、
結局、蘇芳の純真さをもって結局彼女をも契約者にさせてしまったのは悲劇だよなぁ。

どこに終着点があるのかも見えてこないが、その不透明さもまた面白い。
テロップ見て思ったけど、シリーズ構成がクレジットされていない。監督自身かなぁ・・・。
 
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[ 2009/10/23 22:38 ] DTB流星の双子 | TB(30) | CM(0)

DTB 流星の双子 1話・2話 

1期を見ないまま、2期目を見はじめた。
ギアスの時もだったが、MBS製作(竹田青滋)のアニメは妙に1期を見逃すケースが多い。
そのたびに悔しい思いをする。

まず映像から緊迫感が伝わり、スリリングな展開が表現できているのが非常に面白い。
極上のサスペンス(+能力バトル)を繰り広げている印象。
正直、ボンズのオリジナルアニメはクオリティを保障できるのだが、
お話に関して空回りしてた作品(ラーゼフォンやエウレカ)が多い印象だった。
でも少なくともDTBの2期2話まではドラマを丁寧に描いた話作りに好感を持った。

あと個人的には、各契約者の能力バトルの映像表現が素晴らしい。
過不足無く描かれ、契約者の能力が言葉で説明されなくても表現されてる素晴らしさ。
設定が映像レベルで良く練られている。
アクションは言葉でなく、映像で描かれるという基本ができている。

話の全貌がわからないが、まず映像として面白かった。
ただ正直1期見ないとたぶん面白くないと思い、借りてくる事にする。
 
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[ 2009/10/18 17:03 ] DTB流星の双子 | TB(2) | CM(0)

WHITE ALBUM 第16話【感想】 

ダメな男たちの話。

マネージャーとの関係におぼれる冬弥
これまた美咲におぼれたい七瀬
手に入れた絵画にひかれる緒方兄

その中で冬弥父だけが、清涼剤になっているなぁ

緒方理奈の独立、マネージャーのストーカーの件、冬弥がこれにどうからむのだろうか。


最近のアニメは設定からキャラの心情までを言葉で説明しすぎる作品もあるが
本作は心情のひだを決して語らず、断片的でしか映そうとしない。
わかりづらい部分もあるが、そこがキャラの心情考察をさせるようにもなっている。
個人的には記号化していないキャラ達がアニメ的なお約束事を廃して、
丁寧にドラマを積みあげている本作は珍しい作風のような気がする。

もともと原作も当時はその甘くない・非快楽的な世界観に賛否両論だったし。
これも原作の持つ力なのか。
 
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[ 2009/10/18 03:50 ] ホワイトアルバム | TB(16) | CM(0)

けんぷファー 第3話「Lilie ~秘密の花園~」【感想】 

女子学園モノになっちゃった。
男女(おとこおんな)が単身女子高に乗り込んで百合百合な展開に磨きがかかってるなぁ。

このダメダメ感漂う展開。しょうもなさすぎるのだが、
そのしょうもなさを受け入れられるとまぁそれなりに楽しめるなぁ。

そしてわかったのは沙倉楓が一番厄介な感情の持ち主であったという事かな。
感情が一途過ぎて大変だなぁと思った。

よくよく考えると、ナツルは家族いるのかなぁ。
一人暮らしっぽよね。まぁこういうお話なので単純に消去されたのだろうなぁ。
 
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[ 2009/10/18 03:06 ] けんぷファー | TB(2) | CM(0)

涼宮ハルヒの消失 

ここまで飢餓感を煽って、ついに映画化。
まぁ見に行っちゃうのだろうなぁ。
 
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[ 2009/10/10 06:16 ] 涼宮ハルヒの憂鬱 | TB(0) | CM(0)

【野村道子】けんぷファー第2話【感想】 

1回目は個人的に慣れない部分もあったけど、
2回目で慣れちゃったなぁ。なんでだろう。

というか、こういう作品は個人的には好み・・・

体は女なのに男の悩みを抱えるナツルくんはかわいいなぁ。
たぶん、ナツルくん(♀)がかわいく見えるのは、青髪が好きだからだろう。

あとは戦ってる理由がよくわからない展開にわざとしてるけどどうするのか。

「水樹奈々みたいな」「堀江由衣みたいな」っていう声優ネタ。
おそらく原作小説からそのまま使われるんだろうなぁ。
小説であれば、読んでその声を想像する行為というクッションが読み手にあるけど
その声の主が言っちゃうから、あからさま度が高くなってるんだなぁと思った。
 
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[ 2009/10/10 04:23 ] けんぷファー | TB(9) | CM(0)

【野村道子】けんぷファー第1話 「選ばれし者」【感想】 

アニメが現実逃避の装置であるならば、
本作はそれをわかりやすく表現した作品。

現実逃避の中身は、男が男でいる事に疲れているという現状がひとつ挙げられる。
それは、仕事の苦しみだったり、極端には現実の異性と接し方の苦しみでもある。
それを克服するには女になるというのが手段の一つとしてある。
本作ではこの現実逃避の手段(快楽性の追求)として男の女性化を採用した。
この手段が有効なのは、男には男の価値観だけでなく
女性的な価値観が潜在的に潜んでいるからである。
それは男の子が女の子になるという話は昔からある事で証明されている。
男の女性化の話は実写よりもアニメやマンガが適してると言えるだろう。

結局、ナツルは男でも女でも美嶋紅音や沙倉楓とハーレム的展開が待ち受けるだろう。
男であればわかりやすいエロサービス満載だろうし、
女であれば百合的なサービス満載になるだろう。
要はけんぷファーはハーレムものであり、百合ものであるわけだ。
だから2つの性別どっちでも今後美味しい展開が待っている主人公に対して
視聴者側は高い願望充足することが可能なのである。

もしかすると女性でもこの男と女が入れ替わる設定に共感できる人がいるかもしれない。

そういった意味で典型的にわかりやすいエッチな展開やサービスを導入しているし、
女の子願望がある男は女の子のバトルものが好きな傾向があるので
バトルものしてあるのもジャンルの選択として正しい。
おそらく原作者は今のラノベやアニメを見る層が望むものをよく知っているのだろうね。

まぁビジュアル面での刺激的で快楽的なサービスが作品を支えるだろうから
作画・演出が肝になると思う。ここはCCさくらやロザパンに参加し作品に大きく貢献した
実績ある萌えアニメーターの藤田まり子さんの頑張りに期待しよう。


それにしても野村道子の起用にはびっくりした。これだけでも1回は見る価値があると思う。
田村ゆかりの使い方もまた的確な使い方としか言いようがない。

声優ネタが直喩だったのも、わかりやすくサービスしたいんだろうなぁ。
前はこうしたネタの使い方は隠喩的で、隠喩が巧妙に隠れるほど評価が高かったが
今は直接的に表現した方がウケるのだろうね。
 
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[ 2009/10/04 17:57 ] けんぷファー | TB(9) | CM(0)

WHITE ALBUM 第14話【感想】 「チューニングが合ったためしがない。もっと良好な場所があると思ってしまう」 

後半戦スタート

正直、最初の絵を見てからまさかまさかと思ったが
吉成鋼の純度100%のOPが見られるとは。
絵の魅力が凄まじ過ぎる。
水樹奈々の楽曲も相まって、とっても良いOPだった。

またsuaraのEDも素晴らしいなぁ。本作は曲に恵まれすぎ。

PANの使い方が印象的で、実写志向の映像演出を心がけていたと思う。
心情表現をリアリスティックに描きたいからだろう。
楽しくないギスギスした空気感が心底に伝わってくるのが、面白かった。

あと本作はキャラの本心を言葉でなく、映像で表現しようといるんだなとやっとわかった。
それが断片的な印象も受けるし、そこから想像もできるから面白い。

正直、話を忘れていたので思い出すのに時間がかかった。
時間の断絶でテンション下がるので、理想はなるべく分割放送してほしくないなぁ。
まぁセブン・アークスは現状2クール作品を制作できない現場や状況かもしれない。
ただ単に放送枠を抑えられなかったという理由も考えられるが。
 
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[ 2009/10/04 14:24 ] ホワイトアルバム | TB(15) | CM(0)

咲 -Saki- 第25話「全国」【感想】 

ついに最終回

最後は温泉というサービス回。
咲の家族問題にちょっと触れて、咲と和の2人の仲良しぶりを再強調し、
最後のお守りの交換と、お互い下の名前で呼びあうというのは
やっと2人がカップルになった証拠だなぁ。オチとしては一番良い選択だったのでは。

最後まで、ビギバーズラックを押し通せてたなぁ。


全体の感想

面白い原作を上手くアニメ化した作品だった。
咲はアニメとマンガの双方の良い出会いだったと思う。

原作がキャラクター描写が非常に丁寧なので、その部分もアニメで上手く消化できた印象。
ステルスモモや池田、ワハハなどもちゃんとスポットが当っていたなぁ。
ステルスはアニメの演出的に映える存在だなぁと思った。
原作が追い付いた以降の話も多少大味になったが、問題無かったのではないかと。

人気の要因はキャラの多彩さとキャラ立ての上手さにあったと思う。

最後にあんなEDを見せられると、確実に2期はありますね。しかも準備段階なような。
全国大会は今まで以上に表現が過激になるのだろうなぁ。期待してしまう。
作るのはGONZOでは無いでしょうけど、メインスタッフが別会社で作りそうな印象です。
 
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[ 2009/09/28 06:27 ] 咲-Saki- | TB(42) | CM(0)

CANAAN 13話(最終話)【感想】 

1話以来の感想。

カナンとアスファルドの最終対決はアクションの質・量とも見応え十分で
ただ動いているのではなく、良く動いている点でとても良かった。

話のオチとしては友達がいて、未来を見ていたカナンが
過去に縛られ孤独だったアスファルドを倒すという話でオチをつけた感じかな。

また2人の戦闘後の幕引き的展開に関して十分すぎるほどの時間が用意されていて
終わらせ方に非常に余韻を感じる事が出来た。1クール作品は慌ただしく終わるのが多い中
こういう余韻の発生は最近の作品では珍しいと思った。

本作のシリーズ構成の岡田麿里。とらドラ!も構成は彼女だが、
この2つの共通の印象として、話の終わらせ方(時間配分)は非常に上手いのではと思った。


全体の感想

安藤真祐×PAという事でアクションを非常に期待したが、期待を裏切らなかった。
OP映像のテンポの良さ、本編でも見どころあるシーンが散見されて
映像的な魅力、アニメ的な魅力は十分にあった。
PAWorksの制作能力の高さは非常に評価したい。

話はポリティカル性を含んだサスペンス的展開から過去の因縁話に収束した感じ。
様々な要素が多すぎて1クールで捌けない印象だったが仕方ない。
カナンは正直誇張して言うなら、刀から銃に持ち替えた両儀式にしか見えなかったし
マリアはいかにも奈須作品のメンタリティを持ったキャラだったなぁ。

沢城・坂本・戸松・能登ら声優陣の頑張りも印象的で、特に田中理恵は凄かった。
逆に中盤は彼女のキャラに話が引っ張られ、横道に逸れてしまった印象もある。
それだけ怪演だったってことだろう。

後はエログロに容赦がない所も印象的だった。
 
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[ 2009/09/27 02:02 ] CANAAN | TB(39) | CM(0)