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カテゴリー  [けいおん! ]

創業から継承への物語~けいおん! highschool~ 

けいおん! highschool を読む。
「あれっ。意外に面白かった。」というのが、率直な感想だ。
 


唯も澪も律も紬も、何より和さんが出てこない。
可愛く強烈でもあった彼女たちがいなくなった後の軽音部。
けいおん!という作品が、キャラクターの力で引っ張ってきたように私には感じたので、
彼女達がいない展開/内容で、大丈夫なのかなぁと思った。

でも面白かった。それは自分の体験と重ねることができたから。
簡単にいえば、私も学生時代にサークル活動をしていて
梓達のように先輩達を見送り、そしてhighschoolで新登場した
直やスミーレといった後輩達を迎える展開に対しての梓達の姿勢に共感できたから。

後輩ができて先輩になると、行動や考えが変わる人もいる。
梓が唯のように後輩にスキンシップをしたり、
楽しく振舞おうとする姿勢には、梓が先輩として振舞おうとする姿勢が見えた。
梓は先輩になって変わったのだ。

私自身でも、先輩になって後輩になった時に、
後輩への接し方など色々考えるようになっていたのを
highschoolを読んでいて思い出した。
こうした先輩として振舞う彼女達の行動に「こう振舞うよな」と思う私がいた。


けいおん!が、軽音部の創業の物語であるなら、
highschoolは、継承の物語のように思える。
唯達から梓達へ渡されたバトンは、重いのかもしれないが、
自分達のやり方「わかばガールズ」で進めばいい。
この自分達のやり方、継承方法を見つける物語がhighschoolだったように思える。
そして継承を手助けするのは、さわ子先生。
「わかばガールズ」と現軽音部を的確に表現した彼女の存在は、やはり大きい。

そして梓達は、直やスミーレに次のバトンを渡していくのだろう。
人の移り変わりはあるのかもしれないが、
少女たちの楽しく生き、音楽に打ち込む光景には変わりがない。
そんな予感を抱かせるhighschool。
機会があれば本編のようにアニメ化してほしい題材である。
梓達のちょっと変わった姿が見られるのだから。
 
そしてかきふらいさんの絵も好きになれたのも良かった。
 
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[ 2013/03/26 20:11 ] けいおん! | TB(0) | CM(1)

(HTT海外旅行?)けいおん!! 27話(番外編)「計画!」 

卒業旅行は彼女達にとっても
特別な想い出になるのでしょうね。
5人の未来はさらに眩しい!!


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今回は海外旅行を計画するHTTの姿が描かれました。
TV放映終了から半年ですが、
全く変わらない魅力をけいおんは放つ続けます。
彼女達の前向きに生きていく姿勢に共感できます!!

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[ 2011/03/16 11:57 ] けいおん! | TB(32) | CM(0)

「けいおん!」は何故人気があるのか?~現実感との関係において~ 

「けいおん!!」も最終回。
ただ「映画化」が決まり、もう少し作品世界を楽しめそうです。

シリーズのまとめを書こうと思っていましたが、
余りにも膨大になりそうなので、ちょっと最近考えていた事を書きます。

それは「なぜ、けいおん!が話題になるのか、人気なのか?」という事でした。
「アニオタ保守本流」さんの作品への批判的な問題提起も
あずにゃんのいわゆる「ぼっち問題」も含めて、
けいおんを巡る言説の「熱量の源泉」はどこからもたされるのか?
こうした諸言説の議論より、この「熱量の源泉」が気になってきました。

この熱量の源泉は「現実感」「現実を元にした描写」という
キーワードによってもたらされるのではと考えています。

それでは、お話させていただきます。
 
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[ 2010/09/30 01:13 ] けいおん! | トラックバック(-) | CM(6)

(映画化決定!)けいおん!! 番外編 26話「訪問!」(そしてありがとう) 

いよいよ、けいおん!!最終話!
平沢唯 秋山澪 田井中律 琴吹紬 中野梓
そして「真鍋和」 
かけがえのない時間をありがとう!!


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-あらすじ-


冒頭、律と澪が部室裏でコソコソやっている。唯や紬の態度も何か変に梓の目からは映る。
どうやら梓が入部した時に、一緒に記念写真を撮った事を思い出していた梓だった。

そして卒業式近くの日、唯・澪・律・紬が学校にやってきて
いつものように放課後を満喫。そこへ真鍋和がやって来る。
彼女は卒業アルバムを4人に見せる。写真写りにショックを受ける唯・澪・律。

そして卒業アルバムは、さわ子先生のチェックが必要だという。
しかしさわ子先生は風邪でお休み。さわ子先生であれば失敗した写真を何とかしてくれる。
そんな期待から唯達はさわ子先生の元へ向かうのだった。

さわ子先生のお宅に行く時に、彼氏がいるか気になる4人。
そんな事はお構いなくさわ子先生の家へ入り、家事などをこなす。

一方、梓は何やら先輩達には言えない隠し事があるみたいだった。
それは4人が先生の家へ行っている間に、憂・純と一緒に新歓ライブの練習をしていたのだった。



-感想-

ウィットになりすぎず、ギャグにも走りすぎず
いたって、いたって普通の普通なお話でした。
だけどその普通さこそがけいおん!のけいおん!!たるゆえんであり、
作品における最大の魅力が発揮されていたと思い知らされました!!


梓のぼっち問題が最終回でも念入りに取り上げられていたのは印象的でした。
さわちゃん先生がみんなに自信を持って大丈夫だと言った点といい、
この問題は梓が前向きになる事が解決への重要なポイントのでしょうね。

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そして梓が新勧ライブの練習をしていた事を知った4人が
梓の邪魔にならないよう、部室から去っていくシーンは
正真正銘、4人の部活からの卒業と梓へのバトンタッチを意味するものでした!!

24話の「卒業式!」が「学校生活の卒業」という意味でしたが、
今回は「部活からの卒業」という意味での話だったんですね!!

この違いを巧みに描き分けた京都アニメーション恐るべしです!!
そして、4人が悪く言えば、依存していた部室という場所に対して
そこから外に飛び出していく、象徴的過ぎるシーンでした!!

今回は「卒業アルバム」という「写真」のお話。
また「卒業」と「写真」というのは切っても切り離せない関係なのでしょうね。
僕の好きな「少女革命ウテナ」でもシリーズの後半は、
キャラ同士で写真を撮るシーンが増えていった事を思い出されます。
そんな話の冒頭、梓が過去の写真をまじまじと見ているシーンは
今回が「写真」と「卒業」を行うんだというお話をやる宣言だったのでしょう。

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そして最終回でも真鍋和さんは大活躍!!!
唯に対して、HTTに対して徹底的にドS振りを発揮します!!!!

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まず卒業アルバムの写りぶりに不満を言う律・澪を一蹴します。
そして特に不満な唯に対して唯が何を言っても聞く耳持たず、
「子供っぽいから」「いいじゃない印象に残って」
と唯の気持ちを汲まずに返答するドSな和さん。凄まじい活躍でした!

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ケーキの苺の件といい、唯は和には無条件で甘えてしまうのでしょうね。
おそらく、和と唯の間には高校を卒業しても一生こういったやり取りが続くでしょう。

この二人の関係が好きなのは、今回のように和と唯の間に嗜好や価値観の部分で
かみ合わない部分があっても2人が生涯の友人に感じられる関係が見えるからでしょう。
(さらに和が今のような性格になったのは唯の影響もあったと思う)
それだけ、お互いがお互いの事をキチンと言える理想的な友人関係だと思います。
この部分を感じられるから、2人に共感できるのです。

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5人がジャンプする最後のショット。ラストを締めくくるにふさわしい絵です。
この絵は我々の方には向いていない。これは物語の終了を意味しています。
しかしこの彼女達が向いている方向に太陽があるという事は、
「物語」の終わりのさらに先にある彼女達の「未来」であり「希望」なのだと思います。
そこに5人が全員ジャンプしているその姿は、まさに未来を象徴するにふさわしいのです。
ここで物語の終了を視覚的にも話の構成的にも訴えておいて、
最後の大どんでん返しを起こす布石となっています!!


それは!!!!




映画化・劇場版決定ですよ!!

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待ってました、期待してました!!
やってほしいとずっと思っていました!!!
生きる希望が湧いてきました!!
まずはみんなでこの時間を祝いましょう!!

 
とりあえず、スタッフの皆様お疲れ様でした。
映画も頑張ってください!!
スクリーンでの彼女達の活躍を期待しています!!




「けいおん!」は何故人気があるのか?~現実感との関係において~
という記事を書きました。合わせてご覧下さい!!
  
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[ 2010/09/29 02:06 ] けいおん! | TB(152) | CM(6)

〈次回予告〉 けいおん!! 26話 番外編「訪問!」  

「けいおん!!」。いよいよ残り一回です♪

25話の楽しい雰囲気にはやられてしまいましたね~♪
私はあの「けいおん!」という楽しい空間から抜け出せるのでしょうか。

それでは次回は番外編「訪問!」さわちゃん先生の家にお邪魔する回みたいです。
次回予告を見て、思いついたことを書いていきます。

トップページからキャプ下の【続きを読む】のクリックから続きが読めます。
 
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[ 2010/09/22 21:39 ] けいおん! | トラックバック(-) | CM(0)

けいおん!! 番外編 25話「企画会議!」【感想】(次回、訪問!) 

けいおん番外編!! 個人的には色々意表を付かれた展開。
一筋縄ではいかない展開なのが流石だなぁと思ったよ!!

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「けいおん部へようこそ!、にゃん!」


-あらすじ-

封印されていたけいおん部の新入部員勧誘ビデオが、梓によって発掘される。
そこに映る自らのナース姿を見られるのが恥ずかしい澪。
ビデオを見返すことで、今度こそ真面目な新入生勧誘ビデオを作る決心をする事に。

様々なアイディアを出しつつも、画に描いた餅状態。良い考えが浮かばず・・・。
そこで梓がビデオ用のシナリオを自ら書くと志願するのだった。
梓のアイディアはインタビュー形式で作ろうとの提案。その方向で進む事になった。

撮影は順調に進むつつ、いつものけいおん部のノリで進み、困惑する梓。
そして映像はたくさんの仲間達の応援コメント、
そしてさわちゃん先生の編集技術によって完成するのだった。

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-感想-

今回、印象に残ったのはキャラ達の元気さと明るさ!!
特にここ数回の展開はキャラが寂しさを抱えていたから、こっちまで寂しかったです。
でも元気で明るい5人でいるのが最高です。HTTは。


はボケてくれて、は恥ずかしがりやで、がツッコミを入れて
がほんわかしていて、が戸惑いながらも仲良くする。
それが放課後ティータイムなのです。

という25話でした。番外編らしく他愛も無いのだけれど、こういう話は好きです。
この番外編というのは前回で一度お話が終わったという気持ちになっているから、
再び彼女達5人の日常を見られると得した気分というか、嬉しい気持ちになれますね!!

アニメという映像作品の中で、部員勧誘ビデオという映像作品を作る回。
こうした展開は自己言及的なのですが、やはりいつものけいおん部のノリです。

京都アニメーションも「けいおん!!」を作っているときは
けいおん部の今回のノリのように作っていたのでしょうね。


カメラの画質と本編の画質の差が明確に違う点にもこだわっています。
途中見ながらこの回は「2期OPを作る過程を見せる展開」かと予想してみましたが、
最後まで見たらそういうわけでもなく、予想は外れて残念かなと思いますが、
むしろ本編OP以外の映像を紹介したのが今回なのではとも思ってしまいます。


違う意味で意表を付かれたのが、前回の次回予告を見た時に4人は出てこなかったので
卒業後の話、梓・憂・純の話だと思っていたら、在学中の話でした。
映像編集の巧みさがうかがえました・・・。

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澪のナース服姿は扇情的で良かったです。こりゃ可愛いですよ!!
元々清楚でロングの黒髪が特徴の彼女が、ピンク色の服を着させられるのは
たまったものではなかったのでしょうね。

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和「はーい!アタイ、スッポンもどきのトンちゃん チェケラッチョイ」
唯「和ちゃんがあたいって言った」

今回、個人的に衝撃のシーンです!!

和ちゃんが「アタイ」って言いましたよ!!!!!
唯の驚きが尋常ではありません。もうダメだ。もう和ちゃんにメロメロだ・・・。

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今回紹介ビデオにはさわちゃん先生、真鍋和、純ちゃんをはじめ
オカルト部やクラスメート、他の部を含めてコメントを寄せているシーンが良かったです。
「けいおん部!」はみんなに愛されている事が伝わるシーンでした。

さわちゃんの編集振りは素晴らしく、撮影技術や音楽の繋げがたのレベルが高すぎです。
まるでさわちゃんではなく京都アニメーションが撮影し編集ているようです。

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そしてそのコメントの中で異彩を放ちすぎていたのはいちご
「けいおん部。私には関係ないけど、別にいいんじゃない」
とはあまりにもクール!!あまりのクールさに全身が痺れ、衝撃が走りました。
モブキャラの中でもいちご人気が上昇するのも頷けます。

あの短時間の出演でこの圧倒的なインパクトのいちご。凄すぎ!!


次回「訪問!」
HTTがさわちゃんの家に突撃します!!

そしていよいよ最後!! 彼女達とお別れですね。
 
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[ 2010/09/22 01:54 ] けいおん! | TB(144) | CM(2)

〈次回予告〉 けいおん!! 25話番外編「企画会議!」〈天使にふれたよ) 

「けいおん!!」はあと2回番外編が続きます。
1回終わらせておいて、番外編で
メインディッシュを食した後のデザートという所でしょうか。
しかし放課後に彼女達が食べていたデザートのように
番外編こそがけいおんの本当の魅力なのかもしれません。

それでは梓・憂・純の3人が活躍するだろうと思われる
次回の予告を見てみたいと思います。
キャプ下の【続きを読む】のクリックから続きが読めます。

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[ 2010/09/15 06:54 ] けいおん! | トラックバック(-) | CM(1)

〈天使にふれたよ!〉けいおん!! 第24話(最終話)「卒業式!」〈感想〉 

ついに最終回!!本編はここで終わるけど、彼女達の人生は終わらない。
まずは1期も含めて、目いっぱい楽しい至福の時間をありがとうございました!!
http://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20100915/p1
「けいおん!!」を見ていた時は現実での喧騒さ・鬱屈さを忘れる事ができました。
そして、ただただ彼女達の楽しいひと時を切り取った時間と空間を
切り取った本作は新しい時代を切り開いた素晴らしい作品だったと言えるでしょう。

ここで終わるのは、悲しいし寂しいけど、まず言うべきは作品への感謝でしょう。
平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬・中野梓、
さわちゃん、憂、純ちゃん、唯の近所のおばあちゃん
そして最も好きなキャラだった真鍋和!!みんなみんなありがとう~!!
「けいおん!!」という作品に出会えた奇跡に「大大好き!!」って言いたいです!!

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-感想-

歌に震えた。心で泣いた最終回!!

いよいよ本編最後の感想です。
原作の方の最終回はアニメの最終回に新鮮な気持ちで望みたかったので
あえて見ませんでした。近々読もうかと思っています。

卒業式の描写はさすがに全部は見せませんでしたが、
卒業式が訪れる寂しさを表現していたのではと思います。

最後まで気になっていたのは最終回まで引きずった梓の気持ち、
一部では「あずにゃんぼっち問題」と言われた事についてです。
梓はみんなに「今後もけいおん部を存続させるよう頑張る」って言いました。
それだけで私的には十分な答えだと思います。
今の状況では、どうなるかっていう事はわからないですから。
ここは梓の決心こそ尊重してあげたいものです。

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そして梓は泣きました。「卒業しないでほしい」と。
梓はいつまでもいつまでも彼女達と「放課後」していたかったでしょう。
でも梓の気持ちを4人は知っていたのだろうね。
その返答歌として送った曲が「天使にふれたよ」でした。


「天使にふれたよ」

-歌詞-

ねぇ思い出のかけらに
名前をつけて保存するなら
『宝物』がぴったりだね
そう 心の容量がいっぱいになるくらいに
過ごしたねトキメキ色の毎日
なじんだ 制服と上ばき
ホワイトボードの落書き
明日の入り口に
おいてかなくちゃいけないのかな
でもね会えたよ 素敵な天使に
卒業は終わりじゃない
これからも 仲間だから
一緒の写真たち おそろのキーホルダー
いつまでも輝いてる
ずっとその笑顔 ありがとう
駅のホーム 河原の道
離れてても 同じそら見上げて
ユニゾンでうたおー
でもね会えたよ 素敵な天使に
卒業は終わりじゃない
これからも 仲間だから
大好きって言うなら 大大好きって返すよ
忘れ物 もうないよね
ずっと永遠に一緒だよ


この曲の歌詞特に「卒業は終わりじゃない」という部分に
梓への答えの全てが集約されていたと思います。

「卒業は終わりではない」始まりなんだと。
だから「けいおん!」も卒業してしまうけど終わりではないとも言えるのでしょうね

梓にとっては彼女にとってはあのあんまし上手くない曲を聞けた事で
今後の高校1年間頑張れるものだと信じたいです。

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他にも見所はありました。
けいおん部と写真撮りたいと言ったメガネかけた女の子が
「ライブ面白かった」って言ってた事です。
この彼女の台詞は見ている側を代弁した台詞だったと思います。
彼女以外にも今回はクラスの女の子みんなが事あるごとに描写されていました。
学校行事のお話の場合、2期はクラスメートが影に日向に目立っていましたね。

-真鍋和について-

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真鍋和さんにもちゃんと見所を用意してくれました。
卒業式で送辞を読む場面もそうでしたが、何といっても唯とのやりとりでしょう。
特に和に関しては唯が「一緒に帰ろう」って言ってくれた事です。
この瞬間もう私の心がウルウルしてきました。
それは、唯の和に対する気持ち・感謝の気持ちがわかる瞬間でした。

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けいおん部4人とは違って、和と唯はそれぞれ別々の道へ進むのでしょう。
唯を色々な面でサポートしてきたと思われる、真鍋和。
二人の関係は小中高からの絆は強く・深く感じさせてくれるものでした。

だからこそ、高校生活の最後は和と一緒に帰りたい。
和もそう心の中では思っていたと思います。そう信じたいです。
それにしてもこの和の手を振るショット。少しの別れの挨拶だと思いますが
こう見ると、本当の別れの手振りのようにも見えて辛い!!

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自分で描いた絵です。卒業おめでとう、真鍋和。

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そして最後のシーン。5人が演奏し始めるという所で終わらせたのは本当に良かったです。
「天使にふれたよ」の歌詞にあるように、「終わりじゃない」、ことを表現して
むしろ「始まりなんだ」という事を最も象徴的に伝えたかった絵だったと思います。
この絵が20話で唯が言った「放課後ティータイムは永遠に永遠に放課後です」
の答えなのかもしれません。そんな事も感じました。


監督の山田尚子さん、シリーズ構成の吉田玲子さん、
キャラクターデザインの堀口悠紀子さん、
制作会社の京都アニメーション、そしてスタッフの皆さんありがとうございました。
アニメの楽しさ・良さ・面白さを色々教えて頂きました。

本当にありがとうございました!!
そして、けいおんが無くなっても僕は生きる事ができるのでしょうか

 
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[ 2010/09/15 01:55 ] けいおん! | TB(166) | CM(4)

いよいよ けいおん!最終話!! 

頑張るぞ!!
 
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[ 2010/09/15 00:06 ] けいおん! | TB(0) | CM(2)

【あずさ13】けいおん 中野梓をゴルゴ13風味に描く!!【デューク中野】 


けいおんの中野梓をゴルゴ13風味、さいとう・たかを先生風味で描いてみました。
pixivでもアップさせていますので、よろしくお願いします。

余談ですが「伝説巨神イデオン」「戦闘メカザブングル」「聖戦士ダンバイン」の
キャラクターデザインを手掛けられた湖川友謙氏は自分の絵の影響に
さいとう・たかを氏の存在を挙げられていたが、描いてみてよくわかった。

それは上の元ネタ、ゴルゴ13ことデューク東郷の髪を無くして頭の骨格を多少変えれば、
ほとんど聖戦士ダンバインのドレイク・ルフトに近くなることも判明したので。
上記の富野作品にとって、さいとう先生の劇画の影響を
間接的に受けているのかなぁとも思った。
 
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[ 2010/09/12 21:38 ] けいおん! | TB(2) | CM(0)

けいおん!!真鍋和を描く 【23話を記念して】 

けいおんの真鍋和さんがはじめてメガネを取ったので
記念にイラスト書きました。
それにしても卒業というのは名残惜しいですね・・・。

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最終回なんて来てほしくないなぁというのは
贅沢な願望なのでしょうね。
 
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[ 2010/09/08 21:49 ] けいおん! | トラックバック(-) | CM(0)

けいおん!! 第23話「放課後!!」【感想】【人生の無駄使い】 

卒業式前日の朝。
たけのこTシャツを着てアイロンがけする唯に律から連絡が。
さっそく部室に向かう唯、そして澪・律・紬。
4人は朝から放課後のようにお茶を飲み、語らいあい、
購買で食べた事が無かったパンを食べたり、部室の清掃をしたり
心残りがあることを見つけてはそれを片付けるのだった。

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-全体の感想-

部室における彼女達の最後の部活動。4人が部室で1日中放課後のように過ごすお話。
この日常感覚がいかにも「けいおん」らしい。
高校生活最後の「放課後」というセンチメンタルな空気が漂うお話だった。
明日が彼女達にとって卒業式なんだなぁとしみじみ感じてしまったよ。

20話で唯が言った「放課後ティータイムは永遠に放課後です」という言葉。
律が言った「人生の無駄遣い」やカセットに「放課後ティータイム」って書いた事、
何より彼女達の今回の活動からうかがい知れるのではないだろうか。

個人的体験から学生時代にサークル活動を熱心にやっていたものとしては
卒業式の前になると、部室という存在をもっと味わいたくなるんだよなぁ。
私も卒業式前日には意味も無く部室に行き、整理や掃除をしていた。
そういった未練・寂しさといった、いろいろあるごちゃごちゃした気持ちを含みつつ
それでも部員と楽しく過ごしたい気持ちを、余さず残さず切り取ったお話だった。

一方で梓の寂しさは解消されず。梓の問題は最終回でどう回収されるか。
この部分はどうするのかは気になるなぁ。


-彼女達が残したものとカセットの意味-

自分達の曲を録音することにした彼女達。
4人もそろそろ自分達の足跡を残したくなったんだろう。
準備無しだったのでカセットで録音するって所が彼女らしいし、
アイキャッチにカセットが使用されていた意味もこれでわかった。
うまくそんなところまで回収するのがニクイ。

-和へのスポット 生徒会室に対する和の想い-

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生徒会長用の写真の話をする時の顔を赤らめている和が可愛すぎる。
こんな表情の和は見たこと無いよ!!

今回は和の話があってとても良かった。
生徒会長だった和だが、彼女も心残りあってか生徒会室でお片づけ。
和が感慨深く生徒会室を眺めているシーンがある事もそうだが、
4人にとってのけいおん部の部室と同様に
和にとっても生徒会室は彼女の中で大きく比重がある事が今回の話でわかる。

和の話、つまり「彼女が生徒会長で○○をした」というような話は
本編では具体的に描かれなかったわけだが、
4人が生徒会室を訪れた事であの生徒会室には
和の3年間のドラマが凝縮されている事は伝わり
彼女も彼女で3年間頑張ってきた事がわかったのが本当に良かった。

また彼女の写真を見てけいおん部4人は何かを残そうと思い立った。
和はけいおん部4人の行動に大きな影響を与えてるんだなぁと感じる。

この部分だけでも十分に和の話は回収してくれたと思うし、
和には中々スポットが当たらない状況だったので、ファンとして満足だった。

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何よりメガネを外した和を見られただけで幸せでした!!
見ることができないと思っていた光景が目の前に!!
メガネ取った和は女神のような美しさでした~♪
メガネを取ったら、美人。それがメガネっ子!!


絵コンテは武本康弘 作画監督は植野千世子 

次回、最終回「卒業式!」!!
いよいよ彼女達ともお別れか・・・
私は彼女達と本当にさようならできるのか?
最終回という事実を受け入れられるのだろうか?
でもここまで来たからには、彼女達を見届けなくてはと思います。
 
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[ 2010/09/08 02:11 ] けいおん! | TB(161) | CM(0)

【けいおん!!】植田まさし風にあずにゃんを描く【中野梓】 

「コボちゃん」「かりあげくん」「フリテンくん」といった4コママンガの大家。
植田まさし先生風にあずにゃんを描いてみました。
こういうパロディは個人的に大好きです。

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けいおん!!23話の感想はこちら
 
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[ 2010/09/07 23:51 ] けいおん! | トラックバック(-) | CM(0)

けいおん!!22話「受験!」で気になった演出【高雄統子】 

けいおん22話は、いままでの楽しい空気感を演出する感じより、
梓の寂しくなるという気持ちが前面に出てたお話でした。
そのため、楽しいというよりちょっと寂しい感じを受けました。

そんな今回ですが、梓が純とどうやって先輩達に
チョコを渡そうかと考えるシーンは楽しく見えました。
どうして楽しく見えるのか。そのキーワードは「ハート」です。

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[ 2010/09/01 23:24 ] けいおん! | トラックバック(-) | CM(0)

【あずにゃん】けいおん!! 第22話「受験!」【感想】【ぼっち】 

4人の本命校への受験、バレンタイン、そして合格発表。
梓は4人の先輩の為にチョコを作り、渡そうとするのだが。

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完全な梓視点で描かれたハートフルでありながら寂しさも感じさせたのが第一印象。
今までの楽しい雰囲気から一転。冬という季節もあいまって寂しさを感じさせた。

前回の志望校全員一緒にした勢いそのままに、受験そして合格まで描いた展開。
早いなぁと思いつつ、むしろこれぐらいの早さでいいのかなぁとも思った。
受験期間というのは体感的にも早い気がするし。
受験はあくまで通過点的位置づけで良いのだと思った。
現実でも確かに受験は難関なんだけど、大事なのは入った先で何をするのかがだしね。

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最大の問題。新しいステージへ旅立っていく4人と残されていく梓。
いわゆる「あずにゃん ぼっち問題」。
2期の最初から大きな伏線として張られていた訳だが、
今回も問題は保留にしつつ、梓の中でこの問題の位置づけが
大きくさせるような展開のさせ方だったなぁ。
いまだ梓は気持ちに踏ん切りをつけてはいない。
梓はナイーブなのだろう。純の行動と比べるとよくわかる。

4人の先輩達が自分達の進路という最大懸案を乗り越えたことで
梓はこの直面しすぎている「ぼっち問題」をどう乗り越えるのか。
答えの鍵は本人が持っているのか。それとも先輩達か。

前回が「髪」という絵作りというか表現描写が見所だったのに対し、
今回は完全に梓視点の「あずにゃん ぼっち問題」が大きくクローズアップされ、
いわゆる「テーマ主義」的構成で話が進められたと感じた。
正直1期はここまで「テーマ主義」的な物語を作ってはいなかったと思うが
この「あずにゃん ぼっち問題」が2期のお話的見所なんだろうね。

まずは4人の本命校の合格おめでとう!

現実的に仲良しな友達と同じ大学へ行けるというのは中々無くて、
そこは現実的では無いにしても喜ばしいことだと思う。
4人が一緒に受かった喜びを噛み締めようではないか。なんて思ったりする。
(逆に言うと「受験」という事にたいして、現実的に我々が見てしまうなぁと思う)

いよいよ最後なんだけれど、もうオチのつけかたで評価が変わってくると思うが
今までが十分すぎるほど楽しませて頂いたので、どんな話が来ても心では準備しておく。

脚本は花田十輝氏だったが、あずにゃんが4人へチョコを渡す時の
上手くいかない結果ばかりを想像していたのが、氏らしいなぁと思った。


追記みたいなのを書きました。良かったら合わせてどうぞ↓
けいおん!!22話「受験!」で気になった演出【高雄統子】
 
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[ 2010/09/01 02:06 ] けいおん! | TB(147) | CM(0)

【髪回】けいおん!! 第21話「卒業アルバム!」【感想】 

学園祭も終わり、ひとまずの落ち着いた時間を送るけいおん部。
唯は自分の髪型を気にする毎日だったが、
それは卒業アルバム用の写真撮影が近かったからだ。
また受験も近づき、彼女達は自らの進路を決断する。

前回の神回ならぬ、髪回!!
前回とはうって変わり、トーンが抑えられているのだが
逆に嵐の前(受験)の静けさのような印象を強くさせた。

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何より今回は唯の髪に対するこだわりを感じさせてくれる内容。
こんなにも「髪」そのものの表現に拘った話があっただろうか。
人間の生理的行為である「髪を切る」事を通して
けいおんは「生理的快楽」を根源的に刺激する作品だという事を改めて思い知らされる。
そして切る・結ぶ・流す、というように唯の現状の髪型で挑戦できる
様々なパターンを徹底的に見せてもらう事で
彼女の外見的魅力を色々堪能させてもらうことができた。
唯の色々な髪型を見る事ができて幸せだった。

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まずアバンにおける唯の洗面所で仕草が可愛すぎる。
髪型をいじっては少し形を変える行為に萌えてしまう。
こんなに「髪」に拘った表現はまぁアバンだけかと思ったら
ほぼ全編通して行わる徹底ぶり!!
こんなに「髪」の作画を色々な切り口で見せた作品は無いよなぁ。

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特に唯が自分の髪を切るシーンは素晴らしかった。
唯のおでこの内側にカメラを配置したレイアウトは
中々そういう風に見ることができないので、見応えあったなぁ。
京都アニメーションの描写力が無いと成立しない場面だよ。

また「髪」以外でも写真写る時の唯の真摯な姿には興味深い。
写真写りだけ見ると、真面目に見えるという律達の意見が印象的。

それにしても今回、髪止めを憂に渡しっぱなしの唯に
和が髪止め用にクリップを渡していたのだが
これは「借りぐらしのアリエッティ」を意識してのことだろうか。
アリエッティも後ろで髪を束ねるときにクリップを使うので。
そこはちょっと気になったのだが、スタッフの真意はどうなのだろう。

一方でいよいよ終わりに近づいてきた事を予感させる回。
たびたび描写されていた3年生運動部の活動も終了をみせるかのような
誰もいない教室やグラウンドのカットが挿入されることで
寂しさと終わりを近づかせていることを印象づけていた。
彼女達も進路を決めた事で高校生活も佳境に近づこうとしている。

作画的には全体的に芝居描写が細かいというか繊細すぎて大満足。
日常芝居がリアリズムに則って描写されているなぁとつくづく実感。
今回は、女性の髪を映像的に見せる事に主眼を置いたお話だったので、
絵コンテは女性の方だと推測したが北之原孝将氏だった。
観察力が自分なんかとは比べ物にならないんだなぁという事を痛感させられた。
(だからこそのプロなのだろうが) 

最後に、「ドアノブ」Tシャツはツボだった。
 
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[ 2010/08/25 02:13 ] けいおん! | TB(135) | CM(0)

【神回】けいおん!! 第20話「またまた学園祭!」【感想】 

ついに放課後ティータイムの学園祭最後のライブ。

素晴らしい。素晴らし過ぎる!!
いや素晴らしいなんて言葉では形容しきれない!!
今回は「けいおん!」という作品の全てが凝縮されていたよ。
まさかストパン6話よりも上が来るとは・・・。
正直、今回が最終回でも何の文句も言わない。
「けいおん」を見続けてきて本当に良かったと言える話だった。

それぐらい今回が「けいおん!!」という話において
一つのクライマックスな展開であっただろう。
そして本放映が終わってからすぐに感想を書いているが、
今、自分が全く冷静でいられないままの状態である。
あえて大げさに言うなら「ベルリンの壁」「ソ連崩壊」「911」に匹敵する
歴史的瞬間に立ち会えたかのような感動を味わっている!!
寝てしまうと冷めてしまうので、余韻を浸りたいよ。

まずライブの圧倒的な盛り上がり、臨場感!!
学生達の小宇宙的な盛り上がりと同時に手練手管にライブを魅せる映像演出によって
見ている我々視聴者も素直に憂や純ちゃんのようにライブの参加者になる事ができた。
ライブシーンでは各キャラの動きや演奏に命の鼓動が伝わり、
実際のライブと何が違うのというぐらい、グイグイ引きこまれた。
またライブシーンでもさわちゃんや和や憂にも見せ場を作る手抜かりの無い演出!!
唯が全てに「ありがとう!」と感謝を言っていたのを含めて
作品に感情移入させる京都アニメーションの技術には完敗だよ。

ところで現実のライブは演奏者と聴衆者が一体となって作っていくものだと思う。
そして「けいおん!!」のライブはアニメーションという媒体でありながら
本当のライブに負けない、いやそれにも匹敵するような
演奏者と聴衆者一体で作るライブ感や一体感をこれほどまで感じさせてくれた。
世紀末オカルト学院には悪いが「アニメノチカラ」とは
こういった表現を言うのではないかとさえ思う。
(別にオカルト学院を貶めたいわけではない)
アニメの底力というか新しい魅力を発見したかのような感覚すらある。

そんな最高のライブが終わり、見ている側のテンション下がらないまま
感情移入しっぱなしのまま最後に5人を泣かせるのは、
いくらなんでも最高すぎる展開だろう。

しかも唯は鼻水まで垂らしながら泣いているのですよ!!
鼻水まで垂らしているということは、その涙が本気だという事ですよ。
(あしたのジョーでもマンモス西は鼻水を流して泣くシーンがあるのだ!!)
そんな彼女達5人の美しい、まぶしすぎる青春の最高に盛り上がったライブを含め
その裏にある涙まで我々が立ち会えた事に感謝したいと思う。

しかしこの涙には最高という気持ちがあるのだが、
彼女達も薄々気づいているように、2期で様々な伏線が張り巡らされているように
彼女達4人の高校生活が終わりを迎えつつある。
今回が最高潮であるなら、例えて言うなら山の頂きに到達したならば
その頂きを下らなくてはいけないし、違う山を目指さなければならない。
そういった喪失感も含めての彼女達の涙だったと思う。

「けいおん!」という物語の終わりが厳然としてやって来る。
しかしそれはただの喪失を意味するのではなく
それが「生きる」という事そのものなのだ。
そして想い出があれば、人はちゃんと生きてゆけるのだと思う。
そんな事まで感じさせる事ができた今回は間違いなく傑作だったと思う。

最後に放課後ティータイムの6人目のメンバー(ファン)として
今回を体験できたのは至福の時間だった。


そんな傑作の絵コンテを切ったのは石原立也氏。
全てのシークエンスを手抜かり無く纏め上げ、
さらに情感を伝えきる技術は素晴らしかった。
 
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[ 2010/08/18 02:26 ] けいおん! | TB(157) | CM(0)

けいおん!! 第19話「ロミジュリ!」【感想】 

今回は学園祭のクラスの出し物「ロミオとジュリエット」の本番回。
クラスの出し物も終わり、いよいよけいおん部のライブに突入という流れに。


本作の学園祭の充実ぶりには脅かされる。
こんなに凄い催し物ができるのかって思ってしまうよ。
(まぁ、ヘボイ学園祭描写を見せられても面白くないだろうけど)
こんな学園祭なら行ってみたいなぁ。

梓がロミジュリに対する没頭ぶりを見て、
けいおん部の活動を忘れていると思っちゃうのは何故なんだろう。
穿った見方をすれば、梓と4人に信頼感が無いと感じてしまうではないか。
まぁ梓が心配性という部分の話で落すのかもしれないが、
今期は梓視点が多いからなぁ(梓視点については良く考えておこう)
作劇の手段としてこれしか無いのはわかるんだけどね。
 
学園祭夜の楽しさも描いた今回。私も体験した事があるのだが楽しかった。
あの学園祭の楽しさは、あの当時だけの特権なんだろうなぁ。

絵的に魅力的だったのは、4人の寝顔。
すやすやとした安眠の顔を描くのではなく、
疲労感から寝たという感じで描かれ、決して可愛くは無い。
でもその自然な描写がたまらなく魅力的である。
こういった描写を見せる点一つで本作は一歩抜きんでている印象はある。
  
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[ 2010/08/11 08:07 ] けいおん! | TB(122) | CM(2)

けいおん!! 第18話「主役!」【感想】 

学園祭の出し物は「ロミオとジュリエット」
澪がロミオで律がジュリエットに決定。(ムギが脚本)
はずがしがりやの澪は役から逃れようとする。
そんな澪は演劇の稽古に、恥ずかしさの克服に取り組むのだった。

久しぶりすぎる、正当な澪律回。
澪のはずがしがりやのネタも今回で見納めっぽいなぁ。

今回、クラス内の配役の投票のシーンがあったが
クラス内の描写がふんだんに盛り込まれていた。
メイン(律)とサブの絡みもあったし、
何よりモブキャラさん達がお披露目されてた。
それでもクラス内はけいおん部が中心で描かれたのか、けいおん部的な空気感。
おそらくあの4人はクラス内でも同じように振舞っているのだろう
それにしてもよく言われるが、美少女だらけだよなぁこの学校。

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澪回という事もあり、彼女の煽情的なカット群が散見。
他にもメイド服着用もあったけど、制服の方が好み。
個人的な意見なんだけど、本作で一番エロいのは澪だと再認識させられる描写だった。
他のキャラは可愛く、勿論澪も可愛いけど、そこにはちょっとのエロ成分もあると思う。

一番良かったのは、右下の澪と律が二人ベットで横たわるカット。
女性二人がベットな状況は百合的描写を連想させるが、
ナチュラルさがウリの本作では、
等身大の女子高生の日常の姿としてもちゃんと描かれている。
またこの横たわる格好でも律はざっぱくらん、澪は引っ込み思案的と
二人のキャラがちゃんと表現されているのも良い。
 
今回、そして来週と演劇が題材なのだが
既にアニメーションという媒体で「演劇」を演じている中で
さらに劇中で「演劇」を行う二重構造。
そんな中での澪や律の芝居が面白かった。
 
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[ 2010/08/04 07:48 ] けいおん! | TB(129) | CM(0)

けいおん!! 第17話「部室がない!」【感想】 

排水管の工事の為、部室が使えないけいおん部。
また文化祭も近く、新曲の為の歌詞も考える事になったメンバー。
練習する場を失い、さまよう事になった流浪のけいおん部。
工事も終了した、憂が風邪を引いてしまった。


今まで当たり前にあったものが、無くなって有難みがわかるという典型例回。
部室だけでなく憂の風邪と合わせて、この二つが唯にとって
大事だという展開に持っていき、良い歌詞を思いつかせるのは中々のアイディア。
また唯×憂が単純に好きな私にとっては願ってもないエピソードだ。
髪を下ろした憂は本当に可愛いよ。

興味深かったのは、みんなで自作の歌詞を声を出して読み合うシーン。
現実では、自分が作った創作物を他人が読み上げるのは中々に恥ずかしいものだ。
例えば、友人が描いた同人誌内の台詞を声を上げて読むと
友人は恥ずかしがる。こうしたリアクションを取るのは何人もいた。
正直、当人にとっては恥ずかしくなる行為のようだ(作品の出来を問わず)
しかも、けいおん部のメンバーの読みあげていた場所は
貸しスタジオだから、店員にも聞こえていたかもしれない。
実際であれば、黙読はできるけど・・・という感じではある。

今回、練習しようという状況設定が多かったのにも関わらず
演奏シーンは教室での練習の最初と最後だけ。
しかもこの演奏のシーンは、教室での練習は騒音になる事を描写が目的。
純粋な演奏描写を描きたかったわけではない。
演奏描写は文化祭で披露されるのか。乞うご期待かな。
 
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[ 2010/07/28 03:26 ] けいおん! | TB(134) | CM(2)

けいおん!! 第16話「先輩」【感想】 

梓視点で描かれた、各先輩に対する、そしてけいおん部への想いのお話。
梓はこのメンバーとは今年で別れてしまうけど、
かけがえの無い一日を過ごしているのはよくわかる回だった。

お昼に、おやつに、律の家で夕食と食事の描写が非常に多い。
「同じ釜の飯を食う」のが親密性を表すのに一番良いのだろう。

一方で、各部活の光景が立て続けに挿入された一連のカットが印象的。
時間の経過と高校生の青春を見事に切り取っていて見事だった。

堀口悠紀子作画はやはり良い。
毎度の事なんだけど、ディテールの描写が素晴らしい。

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食べ物をいつもながら美味しく描いてるなぁと思う。
左の昼食については、食べかけのホットドックがは気にいった。
あと紙パックのジュース。堀口さんの立体の描き方はほんわかしている印象。

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左は弦の張り替えの為に必要な工具を見せる1カット。
元の商品が特定できるぐらい、丁寧に描かれている。
ホンの1秒にも満たないカットにこのクオリティ。
このカットを入れなくても問題無いだろうけど、
ディテールこそ重要だと考えているのだろうか、手を抜かないよねぇ。


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「あずにゃんの為ならえんやこーら」と唯が水槽掃除で歌っていたシーン。
この元歌は1966年発表、美輪明宏の「ヨイトマケの唄」(写真右)
唯は随分古い歌を知ってるなぁ思った…。

余談だけれど、この歌は歌詞にある「土方」(どかた)「ヨイトマケ」が
差別用語の為、放送禁止歌にされていた。近年では放送禁止歌の制度も無くなり
民放でも歌われる機会が増えつつある。名曲です。
 
さらに余談だけれど、アニメ好きなら美輪明宏=ジブリとイメージするが
寺山修司と三島由紀夫が激しい争奪戦をしてたイメージの方が圧倒的に強い。
 
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[ 2010/07/21 10:06 ] けいおん! | TB(130) | CM(2)

けいおん!! 第15話「マラソン大会!」【感想】 

マラソン大会の準備と大会当日の話。
何とか回避しようとする唯の行動が焦点。

とにもかくにも、オリジナル話でマラソンなんて題材をよく選んだものだ。
作画力がなければ、ずっと走らせるのは大変だし。
(作画監督が池田晶子だったのは納得)
まぁ最終的に見てたら、走るシーン以外の描写も多かったのだが。
それでも走るシーンもそれなりにあってビックリではあった。

しかし、こう走るのと止まるのを繰り返し、
さらに途中で歌いながら走るというのは
逆に体力の消耗が激しそうな気もするのだが。


たまにある唯のダメダメ過ぎる回。
唯の行動を許容できるかどうかは、各人のモラルに委ねるとして
各話ごとで唯の行動が極端化している傾向はある。
このキャラの変化は2クールゆえとオリジナル展開を挟むからなのかもしれないが
TVシリーズのアニメの面白さの一つはお話全体の整合性だけでなく(破綻はマズいけど)
こうしたお遊び展開や各回のキャラの解釈にもあると思う。

一つ言えるのは、マラソン大会という状況設定でのお話作りをした場合
普通に走らせるだけでは面白くないという事と、では何をしたら面白くなるのかは
検討の余地があるのだろうなぁ。マラソン自体ただ走る事だけを求められるので、
プロットを汲みにくそうではある。

澪の髪を縛った+体操服や和の体操服(厚着ver)が見れたのは良かったよ。
あと修学旅行の回と同様、様々な舞台背景も面白かった。
  
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[ 2010/07/14 08:24 ] けいおん! | TB(109) | CM(0)

けいおん!! 第14話「夏期講習!」【感想】 

OP・ED変更

OPはfix主体の構成。手ぶれ感やぶつ切りのカット割りなど、
高校生が実際に撮影しましたかのような作り方をしているようだ。
まるで彼女達3年間の活動記録映像に見えた。

曲の方は、ニコニコとかの演奏する人達とのいたちごっこという印象。
つまり、曲の難易度を上げて、すぐ真似させないようにしているなぁと。


本編はムギのボケキャラになりたい宣言。
紬のこうした気持ちもよくわかるけど、
現実でもキャラ変更って相当に難しいんだよなぁ。
まして彼女達は出会ってから2年以上経っていて、
この期間の中で、けいおん部メンバーの琴吹紬のキャラが立っている面もあるし。

まぁ紬も律と澪の関係を見て、ボケキャラを望んだみたいだが。
さらに厄介なのは、紬が多少天然入ってるし。

花田十輝伽脚本が機能しているのは、あとで研究しないとかな。
 
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[ 2010/07/07 07:57 ] けいおん! | TB(15) | CM(0)

けいおん!! 第12話「夏フェス!!」【感想】 

結局、あずにゃんは日焼けするのね(笑)

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けいおん部+さわちゃんで夏フェスを体験するお話。
番外編のライブ参加回と同じぐらい、音楽的要素を通しての
彼女達の気持を表現したお話だったと思う。


部室でまったりする前回のようなシチュエーションもあれば
今回のようなアクティブに外で活動する話もあるのがけいおんの良い所。
特に今回印象的だったのは、澪がライブの高揚感に引っ張られ
テンションが高くなる光景。内気な子でもライブに来ればテンションが上がる。
こうした感情の起伏を丁寧に描写するのはうまいなぁと毎度毎度のこと感心。

私自身は野外フェスティバルのようなイベントには行った事が無いので
この雰囲気というかリアリティが掴みかねるが、
こうした野外フェスの楽しさはきちんと伝わってきた。

この楽しさが伝わったキーポイントはさわちゃんの存在だろうなぁ。
さわちゃんがガイド役となって夏フェスの楽しみ方を丁寧に部員に教えていたが
それは視聴者にも夏フェスの楽しみ方を教わるような感じだった。
さわちゃんの説明もディテールにリアリティを持たせつつ
なおかつ、細かすぎずといった良い塩梅だったと思う。

最後、夜、5人が寝そべっている場面。
唯が放課後ティータイムもプロに負けていないと言ったのには本当に共感できる。
この負けてないって言うのは技量の問題ではなく、気持ちの問題なんだよなぁ。
彼女達だって放課後ティータイムとして2年以上、彼女達なりに結束してやってきた。
その気持ちの強さにプロもアマチュアも無いんだ。唯はそれが言いたかったのであろう。
 
この唯のセリフは彼女達が2年間以上かけて積み重ねてきたものが
着実にあるんだなぁと実感させられたものだった。
それは音楽以外の他愛も無い日常も含めての積み重ねであり、
あの前回のような暑さでだらけてる姿も合わせて
「放課後ティータイム」なんだという事だと個人的には解釈。

それらを全て描写していなくても、視聴者に想像させられる事が重要であるのだと思う。
 
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[ 2010/06/23 02:09 ] けいおん! | TB(122) | CM(0)

けいおん!! 第11話「暑い!!」【感想】 

暑い部室を何とかしようと、色々繰り広げられる他愛も無い話。
2期でよく垣間見える唯の壊れたキャラ回。

暑い事は不快になってしまうのが現実なんだけど
この不快さを映像でアニメで表現しようとするとこうなるのかと思った。

kei5res.jpg

今回最も気に入った絵。だらけきった二人の表情が素晴らしい。

そしてただ暑いだけでなく、その不快さに唯の謎行動がかぶさる展開。
さらに紬が唯への感化ともいうべき大躍進を遂げて、変になりつつある。
一歩間違えると、不快さだけが際立ってしまう可能性もあるけれど
そこはあずにゃんや澪がツッコミが入るので、繋ぎ止めてくれている。

それにしても終始だらけたムードで話が展開していても
見せてしまう力があるのはキャラクターの力でもあり
京都アニメーションの力量なんだろうなぁ。

kei1.jpgkei2.jpg

唯の幼児体型ぶりに驚いてしまったカット。
紬はもう少し良い体型していたが、このリアルな肉付き。
女性が女性キャラを描く場合、女性のリアルな視線が入る印象を受ける。
リアルというのは、美化しない、ありのままに描く事なんだけど
この体型の描き方はその匂いを感じる。今回の作画監督は植野千世子。

一方でスク水でギターを持つこのカットは凶悪ですらある。

kei3.jpg

空の青さと相まって画面が非常に明るく日差しが非常に強い事、つまり暑い事を示している。
車に光が照りかえっているのも、ポイント。
このカット、はしゃぐ唯の動きが軽妙で上手いと思った。

kei6res.jpg

今回は上の画像のように画面手前にキャラを置き、
奥側でキャラを動かす(芝居)というレイアウトが多かった。
ギャグ回なのか(本当にギャクと言ってもいいのかは検討の余地があるが)
ギャグに対しての引きの目線(ツッコミ目線)を入れたかったのかなぁと感じた。
 
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[ 2010/06/16 06:31 ] けいおん! | TB(113) | CM(0)

けいおん!! 第10話「先生!!」【感想】 

さわ子先生の態度がちょっとおかしい。
放課後先生を尾行したら、友人と会う様子に出くわす。
どうやら友人の結婚式でかつてのバンド演奏を頼まれた事に悩んでいるのだった。

前回のカラーとは一転。キャラもコメディ色に戻った感じ。
また花田先生のけいおんの相性の抜群性は一体何なのだろうと思う。

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さわ子先生のうずうずする態度はDMCのクラウザーっぽくもあったが、
やっぱ偽物をみると、苛立ってくるのだろう。
このさわ子先生の豹変をこのキレた視線で集約したのは上手かったし、
映像的に説得力があって、かっこ良かった。

個人的には女子高生5人がおでん屋に行くのが、ギャップがあって面白かった。
紬のがんもどきはネタになりそうだなぁ。

相変わらず授業(自習)中で散見されるモブキャラが可愛い。
京アニはこういう所もしっかり押さえれば話題になる事を
ちゃんとわかっているなぁと思う。


今回、前回と歌うシーンがあって、今回のさわ子先生の曲もCD化されるのだろうが、
用意周到にCDの販売戦略を立てている印象を受けた。
最近の深夜アニメの放送目的は映像メディア(BD・DVD)の販売促進だが
ここ最近では映像メディアに付随して位置づけられたCDの販売が
大きくクローズアップされている印象を受ける。

こうしたCD販売重視の傾向はマクロスFぐらいからみられる。
お話と上手くミックスさせて、CDを売るというのはけいおんに限った話ではないが、
今後もより手法が洗練されて、見られるのだなぁと感じた。
まずここで大事なのは、お話が面白い事。
ハルヒの「God knows」はあの回「ライブアラライブ」の話が良いからこそ
人気が高いと個人的には思うので。
 
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[ 2010/06/09 05:24 ] けいおん! | TB(67) | CM(0)

けいおん!! 第9話「期末試験!」【感想】 

唯がお世話になっているおばあちゃんから演芸大会へのお誘いが。
期末試験もあるのだが、唯は演芸大会と期末試験の2つを頑張る事を決意する。

今回、面白い。
ちょっと涙が出そうだ

まず唯の成長というか頑張っているひたむきな姿は普通に共感できる。
正直けいおんでこんな魅力的な作劇もできるのかと凄く関心。
おばあちゃんの人柄の良さが唯の頑張りにつながる展開も共感。

そんな心温まる話なのに、唯×梓というユニットを話に自然に登場させて
物語の面白さと商売性を両立した展開には脱帽。

個人的には物語にとって重要なのは、テーマや展開など
様々な要素をごく自然に納得させるかだと思う。

特に物語にとって、商売性というのはは物語と相いれない傾向、
つまり物語を壊しかねない要素になりかねない。
しかし唯×梓という新しいユニット。結局は商売を狙っているわけだが
唯と梓の関係を一歩進めるものであるし、
上にも書いたが唯の頑張りを表現するものでもある。
それを自然にやっているのが凄いと感じた。

またよくよく考えると、最近は暴走しすぎていた唯が
終始真面目だった姿に共感したのかも。
そう考えると、修学旅行とかで暴走していた唯をずっと見せといて
今回の展開につなげたのだとしたら、シリーズ構成恐るべし。


唯が頑張るのを見て、私も頑張らないととも思った。
物語という表現はやはり「生きる糧」を得られる事に意味がある。


唯のTシャツの変遷が面白い。ハイテク⇒ステレオ⇒NEOって。
NEOっていうのが、唯の変化を象徴しているようで面白い。

今回、この出来を見つつ、メインスタッフは誰かと思ってて確かめたら、
脚本、吉田玲子、絵コンテに武本、演出で北之原、作画に池田晶子って
最強級の布陣ではないですか。出来映えに相応しい布陣で納得した。
 
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[ 2010/06/02 21:29 ] けいおん! | TB(41) | CM(0)

けいおん!! 第8話「進路!」【感想】 

唯と律が進路に悩みながらもそれぞれの過去話を振り返る展開。

けいおんって彼女達の日常を描く話が中心であり、
直接的なメッセージやテーマ性を訴える作品では無い印象だった。
しかし、今回はこの日常がいつか終わる事を示唆しながら
今の高校生活を楽しく生きようという事を強く主張した回だったと思う。

原作の方向性や今までの流れもあるので、
そうした事は直接的には言えない。
ただこうしたメッセージは
たびたび登場した亀に託されて表現されていたと思う。

亀は唯なのか、それとも違う何かを訴えたかったのか。
この辺りは読み間違えると、作品の本質からずれそうなので
今後の展開も含めて考えてみたい。

1話から思ってたけど、2期は何かしらアニメのスタッフが
メッセージを届けたいんだなぁと改めて感じた。
2クール終わった時、けいおんには何が残るのだろうか。
 
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[ 2010/05/26 05:17 ] けいおん! | TB(51) | CM(0)

けいおん!! 第7話「お茶会」【感想】 

澪ファンクラブによるお茶会が開催。
キッカケには澪大好きな前生徒会長の存在があった。

澪回でもあったが、和回でもあり
両方のファンである自分には待ち望んでいた内容だった。

今回のようなお茶会が実際に開かれたら
楽しいだろう・思い出になるなぁと感慨深く見ていた。
それにしても、実際にイベントを開いてしまうけいおん部の
行動力の高さには感心させられる。

けいおんはこうしたら楽しい、楽しく感じる事を素直に屈託なくやっているのが、
見ている側にも楽しく伝わっているのが人気の理由の一つなんだろうな。

澪がお茶会でファンの為に詩を発表したけど、
ファンがちょっとついていけなかったので
唯と律がフォローしたシーンは良かったなぁ。
みんな澪をよくわかっている事が伝わってくる。

和と前生徒会長の先輩後輩の関係も好みだった。
 
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[ 2010/05/19 04:54 ] けいおん! | TB(46) | CM(0)

けいおん!! 第6話【感想】 

梅雨の話。

登校中にひたすら水をはねられる唯が可哀想で仕方無かった。

あとは通販マニアなあずにゃんは意外性があるなぁ。

今回モブキャラがちょっと台詞あったが、2期のモブキャラはかわいい。
キャラデザである堀口女史のがんばりなのかなぁ。
一つ言えるのはモブがかわいいことで、学校=けいおんの世界が華やかに見えるって事だ。
 
 
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[ 2010/05/14 02:04 ] けいおん! | TB(6) | CM(0)