ついに最終回!!
本編はここで終わるけど、彼女達の人生は終わらない。まずは1期も含めて、目いっぱい楽しい至福の時間をありがとうございました!!
http://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20100915/p1「けいおん!!」を見ていた時は現実での喧騒さ・鬱屈さを忘れる事ができました。
そして、ただただ彼女達の楽しいひと時を切り取った時間と空間を
切り取った本作は新しい時代を切り開いた素晴らしい作品だったと言えるでしょう。
ここで終わるのは、悲しいし寂しいけど、まず言うべきは作品への感謝でしょう。
平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬・中野梓、
さわちゃん、憂、純ちゃん、唯の近所のおばあちゃん
そして最も好きなキャラだった真鍋和!!みんなみんなありがとう~!!
「けいおん!!」という作品に出会えた奇跡に「大大好き!!」って言いたいです!!
-感想-歌に震えた。心で泣いた最終回!!
いよいよ本編最後の感想です。
原作の方の最終回はアニメの最終回に新鮮な気持ちで望みたかったので
あえて見ませんでした。近々読もうかと思っています。
卒業式の描写はさすがに全部は見せませんでしたが、
卒業式が訪れる寂しさを表現していたのではと思います。
最後まで気になっていたのは最終回まで引きずった梓の気持ち、
一部では「あずにゃんぼっち問題」と言われた事についてです。
梓はみんなに「今後もけいおん部を存続させるよう頑張る」って言いました。
それだけで私的には十分な答えだと思います。
今の状況では、どうなるかっていう事はわからないですから。
ここは梓の決心こそ尊重してあげたいものです。
そして梓は泣きました。
「卒業しないでほしい」と。
梓はいつまでもいつまでも彼女達と「放課後」していたかったでしょう。
でも梓の気持ちを4人は知っていたのだろうね。
その返答歌として送った曲が「天使にふれたよ」でした。
「天使にふれたよ」
-歌詞-
ねぇ思い出のかけらに
名前をつけて保存するなら
『宝物』がぴったりだね
そう 心の容量がいっぱいになるくらいに
過ごしたねトキメキ色の毎日
なじんだ 制服と上ばき
ホワイトボードの落書き
明日の入り口に
おいてかなくちゃいけないのかな
でもね会えたよ 素敵な天使に
卒業は終わりじゃない
これからも 仲間だから
一緒の写真たち おそろのキーホルダー
いつまでも輝いてる
ずっとその笑顔 ありがとう
駅のホーム 河原の道
離れてても 同じそら見上げて
ユニゾンでうたおー
でもね会えたよ 素敵な天使に
卒業は終わりじゃない
これからも 仲間だから
大好きって言うなら 大大好きって返すよ
忘れ物 もうないよね
ずっと永遠に一緒だよ
この曲の歌詞特に
「卒業は終わりじゃない」という部分に
梓への答えの全てが集約されていたと思います。
「卒業は終わりではない」始まりなんだと。
だから「けいおん!」も卒業してしまうけど終わりではないとも言えるのでしょうね
梓にとっては彼女にとってはあのあんまし上手くない曲を聞けた事で
今後の高校1年間頑張れるものだと信じたいです。
他にも見所はありました。
けいおん部と写真撮りたいと言ったメガネかけた女の子が
「ライブ面白かった」って言ってた事です。
この彼女の台詞は見ている側を代弁した台詞だったと思います。
彼女以外にも今回はクラスの女の子みんなが事あるごとに描写されていました。
学校行事のお話の場合、2期はクラスメートが影に日向に目立っていましたね。
-真鍋和について-真鍋和さんにもちゃんと見所を用意してくれました。
卒業式で送辞を読む場面もそうでしたが、何といっても唯とのやりとりでしょう。
特に和に関しては唯が「一緒に帰ろう」って言ってくれた事です。
この瞬間もう私の心がウルウルしてきました。
それは、唯の和に対する気持ち・感謝の気持ちがわかる瞬間でした。
けいおん部4人とは違って、和と唯はそれぞれ別々の道へ進むのでしょう。
唯を色々な面でサポートしてきたと思われる、真鍋和。
二人の関係は小中高からの絆は強く・深く感じさせてくれるものでした。
だからこそ、高校生活の最後は和と一緒に帰りたい。
和もそう心の中では思っていたと思います。そう信じたいです。
それにしてもこの和の手を振るショット。少しの別れの挨拶だと思いますが
こう見ると、本当の別れの手振りのようにも見えて辛い!!

自分で描いた絵です。卒業おめでとう、真鍋和。
そして最後のシーン。5人が演奏し始めるという所で終わらせたのは本当に良かったです。
「天使にふれたよ」の歌詞にあるように、
「終わりじゃない」、ことを表現して
むしろ
「始まりなんだ」という事を最も象徴的に伝えたかった絵だったと思います。
この絵が20話で唯が言った「放課後ティータイムは永遠に永遠に放課後です」
の答えなのかもしれません。そんな事も感じました。
監督の山田尚子さん、シリーズ構成の吉田玲子さん、
キャラクターデザインの堀口悠紀子さん、
制作会社の京都アニメーション、そしてスタッフの皆さんありがとうございました。
アニメの楽しさ・良さ・面白さを色々教えて頂きました。
本当にありがとうございました!!
そして、けいおんが無くなっても僕は生きる事ができるのでしょうか