おそらく今期のアニメ1話横断の最後になりそうな作品。
全く原作の存在も知らず、相変わらず己のアンテナの感度が悪い事悪い事。
しかしメインスタッフを見たら、監督は別所誠人だわ音楽は黒石ひとみと
気になる人が多数。また村田蓮爾キャラデザでGONZO製作作品。
青の6号やラスト・エグザイルのように商業的な成功を狙ってるみたいだ。
さらに、クリエイティブプロデューサーにもりたけし
デザインワークスに草琢仁、飯田馬之介
OPの絵コンテに樋口真嗣と大物GONZO関係者が総出動していて
OP曲が作詞:岩里祐穂 歌:May'n EDは黒石ひとみと
これは完全にGONZOの本気で、商業的成功を狙いにいった作品と確信。
あらすじとしては、地球温暖化防止の為に森林に覆われた東京で、反政府活動団体
「メタル・エイジ」の次期総帥となるのが出所したばかりの北条國子の物語。
國人はブーメランを使うのが特徴だ。
まずはGONZO的なハイクオリティで取りまとめた出来の良い1話だった。
3DCGの作りも含めて、画面の質感は完全にGONZO。
監督であり、1話の絵コンテ・演出を担当した別所誠人は
喰霊-零-の3話の絵コンテを担当し、喰霊のオーディオコメンタリーで
監督のあおきえいから絵コンテの出来を評価されていたので気になっていた存在。
確かに自然な映像の流れを作っていて、非常に見やすかった。
話的に、これは原作の部分であるが、炭素が社会・経済の根幹を構成している
世界観は非常にSF的リアリティがあり興味深い題材だなぁと関心。
炭素税という設定も、東京が森林化しているってのも何にしても面白いなぁ。
SF的に面白そうな作品って電脳コイル以来かな。
正直、アスラクラインとかタユタマのよりも設定に魅力を感じる。
これら設定をどう転がすのかに期待したいので、今後も見ていきたいなぁと。
その中でヒロインの北条國子がどう暴れるのかが注目なんでしょうな。
やたらホモが多かった(笑)。
OP原画に和田高明 田中宏紀 後藤雅巳 外崎春雄 山内則康
中嶋敦子 増永計介 平田智浩 と蒼々たる面子。ED原画に千羽由利子。
映像の出来はもちろん良好、OP・ED歌もそれぞれ良い。
これは視聴継続です。