DARKER THAN BLACK 流星の双子 最終話「星の方舟」 【感想】 

紫苑が作った別世界で蘇芳は・・・という話。
まさか別世界を作れるまでの能力が紫苑にあったなんて驚き。
壮大な世界観にやられました。

EDの歌詞に
君と二人のまま移りゆく世界にその足跡だけを残して
とあるが、これは色々意味が取れるなぁ。

黒と葉月のあのアクションはおそらく中村豊原画だろう。

全体の感想

1期をまだ全部見てない人間が言うのも何なのだけれど、
蘇芳の物語にオチがついたのは良しとするが、
黒や銀、契約者・ゲートの話にケリがつくのを期待して見てた人も多かったのでは。

友人が蘇芳が好きでないようで1期は好きだけど、2期は入り込めない話を聞き
2期のキモは蘇芳に感情移入できるかどうかなんだろうなと思った。
要は蘇芳の旅の経過の意味をどう我々が感じるかどうかなんだろう。

私の勝手な認識として、契約者・能力云々以外はサスペンス的な傾向が強かったけど
紫苑の能力で本作は本当はファンタジーだったんだなぁと納得。
蘇芳の魔法少女変身もこれで納得したんだけど、実はちょっと肩すかし。


全編通して、説明は野暮という作風を通したのはカッコ良かったけど、
逆にわからない部分も出てくるのでこの手法も一長一短。
世界観や設定に触れたいのが視聴者で、そこが魅力的に映れば尚更だ。

映像については文句無し。アクション描写には毎回溜息と感動だった。

しかしボンズのオリジナル作品は意欲は評価できるが(ラーゼフォンとかエウレカとか)
話を収束させるという点でもっと上手くできるのではという印象をもってしまう。
確かにオリジナルの話作りは非常に難しいだろうが、ボンズには頑張ってほしい。

個人的には監督の岡村天斎の名前が結構、色々なサイトで言及されるようになったのが驚き。
カウボーイビパップの絵コンテ担当からその高い演出力でファンだった身としては
この一点は嬉しいなぁと感じた。メダロットの監督としても非常に良い仕事をしたし。
そして最終的に岡村氏はどこまで本作の原作に関わったのかが気になるんだよなぁ。
 
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[ 2009/12/27 23:36 ] DTB流星の双子 | TB(4) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第11話「水底は乾き、月は満ちる・・・」 【感想】 

最終回手前。佳境へつながるエピソード。

博士を含めて説明台詞が多くなってきたので、
話をなんとか消化しようという試みがみられていた。

ちょっと脱線するけど、本作の魅力は設定や世界観の説明というより、
この世界観の中でどうキャラ達が振る舞うのかにかかっていると個人的には思う。
本筋よりちょっと逸れたキャラのエピソードが好きなだけなんだろうが、
本筋にあんまし魅力を感じないのは私だけだろうか。

だから契約者の成り立ちとか、ゲートとかのネタばらしには特に興味が無く、
強いて言えば、ネタばらし自体を上手く演出できるかの方が大事かな。
来週も説明台詞も多そうだ。

蘇芳と弦馬の戦いは尺が長く、見応え十分だった。
小さい女の子が長いライフルを持つというのは良いね。
(メタ解釈してください的な設定なんだろうけど)

ただ蘇芳のバトルシーンは、これでお終いなのかもしれない。
緊張感を強いる劇伴は良かったが、
砂を捲いて弦馬の目をくらませる展開はちょっと安直だったかな。
 
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[ 2009/12/20 09:52 ] DTB流星の双子 | TB(11) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第10話「偽りの街角に君の微笑みを…」 【感想】 

蘇芳の素性が垣間見える話。ただ状況が語られ真実には届かずと言ったところか。

お母さんが過去の話を証言するシーン。
マンション玄関でこの話を行う場面設定が秀逸すぎる。
玄関の外の人間(蘇芳・霧原未咲・ジュライ)と玄関の内(母)で
明確な境界線がある事がはっきり分かるシーンでもあるし
組織を追いつめたい霧原と組織から手を引いた蘇芳母の関係の対比でもある。

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話が終わって、扉が閉じられながら、母親が膝を落とすシーン。
扉が閉じる事で、蘇芳と母の二人の関係も閉じられた事を示唆するようだった。

またお母さんの目つきが蘇芳と同じなのが、尚更この悲劇を印象付ける。

沢崎耀子の自白剤+惨殺ぶりが凄まじかった。
MBSアニメは容赦ないなぁ+放送する決断力には頭が下がる。
準キー局は、内容が過激であっても容認する傾向は強いが
その辺りは竹田氏がガッチリサポートしてくれるのだろう。

あと2回で話がまとまるとは、ちょっと思えないけど
スリリングなこの展開を今は楽しもう。
 
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[ 2009/12/12 11:01 ] DTB流星の双子 | TB(37) | CM(1)

DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第9話「出会いはある日突然に・・・」【感想】 

蘇芳、母と出合うという、一見良さそうな展開に見えたが・・・
一筋縄でいかない本作らしいというか・・・

今回、場面場面におけるコメディとシリアスの緩急というか
バランスが絶妙で、この上手さは何だろうなぁとか思って見てて
絵コンテが監督自身だったので納得。
冴えてる時の岡村天斎は流石としか言いようが無い。

また戦闘シーンについては、今回も素晴らしすぎる。
黒と葉月水無のバトル、本当に尺が短いのに演出力が図抜けすぎている。
戦闘時間はたった10秒。しかしこの10秒に箱を投げて武器を有効活用する
アイディア性といい、無駄の無い表現にはもう感服するしかない。
また強い者同士の戦いは一瞬で終わるものという事まで考えさせてくれたし、
葉月のドラマ(母の事情を知った)の伏線もあったのも良かった。

それにしても最後の引きはびっくりさせられたなぁ。
来週以降の展開が気になってしまうではないか。
 
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[ 2009/12/05 23:01 ] DTB流星の双子 | TB(18) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第8話「夏の日、太陽はゆれて…」【感想】 

蘇芳とターニャの決別、そして死?

黒が言っていた「最低の人間が最低の契約者」になったという言葉が真実で
実は人間だとか契約者の区別には意味がないって話なんだろう。
契約者の傾向として感情の振れ幅の縮小や合理的になるってのはあるかもしれないが
それは人格の性質の一部であって、本質は全体に関わる問題だから。

ターニャの記憶が一瞬戻ったのは不幸といえば不幸。

ロシアの敵(人間)がナイフで黒に刺しかかる一連のシーン。
場面を極力抜き、結果(返り討ちにあう)だけ見せた演出は抜群に上手かった。

最後の進入禁止標識の道路を通過していく蘇芳達の姿が印象的。
ターニャを殺したと思い込んでいる事で、もう戻れない道に入った事が伺える。

個人的には特に後半からの音楽が異様に盛り上げてくれた印象。
2期の音楽が管野よう子でないから残念という意見もあったが、
これはこれで十分ではないだろうか。ちゃんと成立している。

やっと思いだしたが、暗殺者が少女を連れて逃避行というのは
「レオン」に限らずよくある話だったんだよなぁ。

そしてサブタイの意味を見終わった後に理解し、良いサブタイだと実感。
 
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[ 2009/11/28 07:52 ] DTB流星の双子 | TB(26) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第7話「風花に人形は唄う・・・」【感想】 

黒と蘇芳の旅が続く話。

ゴルゴ13と荒巻課長が茶道を極める話。

目を見て相手の意識を奪う能力の契約者が出てきて、
強敵そうだなとか思ってたが、さすがというか黒はあっさり倒しちゃったなぁ。
能力の強さも大事なんだろうけど、トータルな戦闘能力こそが優劣を決する
世界観が本作のリアリティなんだろうなぁと思った。

しかし、相変わらず戦闘シーンの演出が上手すぎる。
上手い事をわからせないように、巧妙に地味に隠しているのも凄い。
何より引っ張りすぎず、短い尺で表現しきっているのが素晴らしい。
ワイヤーアクションや隣車線の車を利用して反動をつけたり、アイディアも抜群だった。
 
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[ 2009/11/22 11:18 ] DTB流星の双子 | TB(5) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第6話【感想】 

契約者にも家族がいるという話。
でも家族側もこうなる運命を薄々気づいてたのが逆に気の毒だった。

本当にあっけなく、キャラが出てきては死んでいく話。
キャラクター原案+デザインは死に物狂いでデザインやってるんだろうなぁ。

ノリオが泣きながら結局カステラ?を食べていたシーンは珠玉だった。
悲しさとそれを乗り越えていくという意味合いがこめられていた。
 
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[ 2009/11/16 07:39 ] DTB流星の双子 | TB(0) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第5話 「硝煙は流れ、命は流れ・・・」【感想】 

黒が掛けていた公衆電話の場所がカッコ良過ぎ!!

人間的に未完成なまま(合理的判断を形成する前)契約者なった蘇芳。
今後の蘇芳は契約者と一般人の境界が曖昧である点に注目していきたい。
そして前回より蘇芳は人間的な感情を押し出していて、そのブレが面白かった。
女性になったのも、感情を少し揺り戻した原因なのだろうか。

一方で黒もそんな蘇芳に戸惑いながらも無骨に優しさを投げかけている点も良かった。

あいかわらず、バトル・アクションはカメラワーク・作画とも素晴らしく良い。
アクション中に無駄なセリフを喋らせないのが、ちゃんとわかっている作り手だなとわかる。
また無駄に尺を延ばさず、見所を凝縮させた演出なのも好きだ。

車両警備隊はなぜマスクしてるのにガスでむせたのかが気になった。

あとオカマ姿の父と契約者の母がいる、ヤンキーな彼は死亡フラグ突進中かな。
 
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[ 2009/11/08 20:44 ] DTB流星の双子 | TB(6) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第4話 【感想】 

蘇芳が契約者になって、ちゃんと感情が喪失されていることがわかる話。
と思いきや、節々では感情的な表現もあった。
今まで見てきたDTBの中ではコメディ色が強い。

契約者でも女のしての成長は行われた内容でもあった。

脚本が岡田麿里だったが、CANAANで岡村天斎が絵コンテやってた繋がりからかな。
 
 
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[ 2009/11/03 09:55 ] DTB流星の双子 | TB(0) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 第3話 「氷原に消える・・・」 

面白い。それしか言葉にしたくない。
3話を見てますます前期を見逃したのを後悔・・・
上質な背景と、キャラの丁寧な心情描写、そしてアクションの見事さが一体となった映像。
作品としての完成度が異常に高いよ。本作。よく練られている。

正直、設定や世界観はまだ掴みかねているが
あっけない人の死を描き続ける緊張感ある展開が堪らない。
岩原裕二原案絵が作品世界の貢献に多大だなぁと思う。

契約者の人の命を軽視する姿勢に憤慨してたのが、
結局、蘇芳の純真さをもって結局彼女をも契約者にさせてしまったのは悲劇だよなぁ。

どこに終着点があるのかも見えてこないが、その不透明さもまた面白い。
テロップ見て思ったけど、シリーズ構成がクレジットされていない。監督自身かなぁ・・・。
 
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[ 2009/10/23 22:38 ] DTB流星の双子 | TB(30) | CM(0)

DTB 流星の双子 1話・2話 

1期を見ないまま、2期目を見はじめた。
ギアスの時もだったが、MBS製作(竹田青滋)のアニメは妙に1期を見逃すケースが多い。
そのたびに悔しい思いをする。

まず映像から緊迫感が伝わり、スリリングな展開が表現できているのが非常に面白い。
極上のサスペンス(+能力バトル)を繰り広げている印象。
正直、ボンズのオリジナルアニメはクオリティを保障できるのだが、
お話に関して空回りしてた作品(ラーゼフォンやエウレカ)が多い印象だった。
でも少なくともDTBの2期2話まではドラマを丁寧に描いた話作りに好感を持った。

あと個人的には、各契約者の能力バトルの映像表現が素晴らしい。
過不足無く描かれ、契約者の能力が言葉で説明されなくても表現されてる素晴らしさ。
設定が映像レベルで良く練られている。
アクションは言葉でなく、映像で描かれるという基本ができている。

話の全貌がわからないが、まず映像として面白かった。
ただ正直1期見ないとたぶん面白くないと思い、借りてくる事にする。
 
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[ 2009/10/18 17:03 ] DTB流星の双子 | TB(2) | CM(0)