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機動戦士ガンダム00 【全体の感想】【リボーンズキャノン】 

機動戦士ガンダム00、ついにテレビシリーズは完結。
残った伏線やら、外宇宙の脅威という話は劇場版に任せるとして・・・。
それでは全体の感想を書いていきたいと思う。

まずは1期の感想を。

武力介入をして戦争根絶を目指すというソレスタルビーイングの行動理念は
武力という絶対的な矛盾を最初から孕みつつも、それゆえに緊張感ある展開が続いた。
特に北アイスランド問題を解決するエピソードは「スタッフ本気か!」を印象付けた。
このテーマに沿っていた時期はキャラの話(ドラマ)は控えめにしつつ、
政治情勢や経済問題を積極的に取り上げる事でリアリティを確保していた。

ただトリニティが出てき始めた頃から話の方向は一変する。
話の主軸は各キャラクターの因縁に引っ張られテーマ的なものは奥に引っ込んだ。
そしてルイスの事故やソーマ(マリー)とアレルヤの話がクローズアップされていった。
ただ話がキャラクターに寄り添う事で、感情移入でき見やすくなったのは確かだ。

そして1期の最後がソレスタルビーイングの敗北という結末は
彼らの行動の限界があったという意味で説得力があったと思う。


続いて2期の感想を

2期の印象として、前半は勢いがあった物語を後半ではちゃんとまとめようとして、
作品そのものの勢いを削いでしまったかのような印象を持つ。
前半は00への主役メカチェンジ、マリーとアレルヤの邂逅、メメントモリ攻略戦等
盛り上がる話が多く、その盛り上がりは軌道エレベーターのデブリを全勢力が
取り除こうと一致団結した所で頂点を達したかのように見えた。

しかしそれ以降はキャラの在庫整理的な展開が進展し、
キャラの絡み合いも前半に比べて大きく進展することも無いように見えた。
またリボンズや、アロウズのグッドマンや八尾一樹の敵も含め
敵キャラが小悪党な感じになり、陳腐化してしまった。
これは00という作品が、キャラクターより物語先行の作劇で、
話(物語)を畳む為にキャラクターをある一定の枠にはめてしまったからだろう。
この手法はうまく機能すればまとまりが良いのだが
逆に失敗するとキャラが立たず、キャラの良さや勢いを殺す事にも繋がる。

比較するとすれば、ガンダムSEEDは逆にキャラクター先行の物語で、
キャラクターが物語を引っ張っていくスタイルの作品だ。
ただキャラクターと物語のバランスがギリギリ取れていた
前半はお話的にもまだ盛り上がれたが、後半、そしてデス種になるにつれて
キャラクターに物語が引っ張られすぎて、物語が崩壊してしまった。
象徴的なのは種デスは最初、シンが主人公だったのに最後はキラに変わってしまった事だ。
監督や脚本がキラやラクスに凄く肩入れし、良くも悪くも作品を大くき捻じ曲げてしまった。

さて00に話を戻すと、00のテーマは戦争根絶の為に何をなすべきか?だったのだが、
結局は「そうした心持ちを持ち続ける」という所で終ってしまった。
そこを最初から目的と定めていたのかは知らないが、
1期前半をみると、もっと描けたのではないかと少し残念に思う。

結局、00を見ると、何度もアニメ化を試み、膨大な作品数と多数の作り手が関わり続けた
ガンダムというシリーズを新たに立ち上げることの困難さを改めて思い知る。
噂レベルの話だが、ガンダムSEEDは最初監督が決まらず、福田監督だけが
やりたかった話を聞いた事がある。作り手にとってもガンダムは鬼門なのかも。

ここまでガンダムをやりつくしていると、お話やキャラ、MSのデザインも含めて
新しい切り口というのを獲得するのが非常に困難なのは容易に察しがつく。
これは話の面で黒田洋介という力量のある脚本家でも突破できたかというと、
相当に困難だったのではないだろうか。結局、私見だが体裁を整える段階で
00は終ってしまった印象がある。

黒田は特に富野監督作品のガンダムのネタをちりばめて本作の話を構成した。
後半各キャラに言わせていた「わかりあう」「わかりあえない」というテーマの切り口は
富野の十八番話だしね。黒田の思うところは「その再生を破壊する」
という言葉に象徴されるように、既存のガンダムを破壊して、新しいガンダムを
作りたかった願望があったはずだ。だからこそ最後の敵を1stガンダムそっくりの
機体に乗せたアムロの声の人でシャアみたいな選民思想もあるリボンズにし、
「俺がガンダムだ」という刹那という新しいキャラに倒させる事によって
成就させようとしたのではないか。と思う。

この試みが成功したかはともかく、00はそんな話だったのではないかと思う。

作画については、驚異的な安定度だったた印象。
特に印象に残ったのはメカ作画の高瀬健一氏かな。
全体的なメカ作画について質は問題ないが、演技というか見せ方に若干不満がある。
それは動きすぎていて、印象に残るほどのカッコいいシーンがあんまし無い点にある。
ただこのレベルで不満を言うと、もうこれ以上は無いのも現状ではある。

音楽は私の大好きな川井憲次がガンダムに参加してくれた事実だけで満足。
いつもの通りの川井憲次節が発揮されてた印象だが、ガンダムの世界観との
親和性が高かったは疑問かな。

とりあえず、こんな感じです。

25話の感想はこちら、TBもこちらに↓
【リボーンズガンダム】機動戦士ガンダム00 2nd season 第25話「再生」【感想】



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[ 2009/03/30 13:33 ] 機動戦士ガンダム00 | トラックバック(-) | CM(5)

みなみけ おかえり 13話(最終話)「一緒だからね」【感想】 

今回は最終回らしく「みなみけ」達がメインで他のキャラ達が余り絡まない構成。
またシュール気味な展開も少なく、さみしい感じでありつつ
それでも最後の七夕の話は少し明るい話だった。

お話自体は「みなみけ」の誰かが欠けたとしたら、という視点で書かれたエピソード。
あの3人、特にチアキとカナは一人でも欠けると、だめなんだなぁ。
3人の仲良しぶりが存分に発揮された、心温まるエピソードだった。

最終回らしく、作画も気合が入っていて十分満足な出来だった。

そして最後はほさかで締めるというみなみけ恒例の終り方だった。

全体の感想

まずはOPとEDの入り方を実験したアニメ。
こういった手法が受け継がれるかという疑問はあるが、一つの話題にはなった。

最初はスタッフ側にエンジンがかかっていないのか、
話、作画ともに平均レベルで、絵柄も含めて原作を忠実にトレースしたような感じだった。
唯一前半で健闘していたネタがほさかの「カレーライスの歌」かな。
ただ中盤以降、話の選択が良かったのか、演出がのってきたのか
マコちゃんメインの回以降ぐらいから面白い描写が次々と散見された。

特にこの二つの描写が面白かった。
・マグカップを握り締め「しっくりくる~」と驚き、「早速牛乳を注いで来よう」というトウマ。
・玉拾いを少しだけやって、部活を終えるナツキ。

特にナツキはみなみけへトウマの帰宅時間の件での相談話も含めて
ほさかと同じぐらい変なキャラ立てがされていて、新しい鉱脈を発見したかのようだった。
ほさかの出番は少なかったも、あえて安易に頼らなかった感じがして好感持てた。

もう一つはトウマが主役級へ昇格したことだ。おかえりでは毎回のように
みなみけへ入り浸るなど、話の殆どに絡んでいった印象があった。
トウマは好きだったので、こうした展開は単純に嬉しかった。

作画的にも細田直人参加のサプライズもあって、絵的にも楽しめる回があったのも嬉しい。

私はみなみけ1期が凄く好きなのだが、おかわりもそれに負けてないぐらいの
面白いお話を提供してくれたので、凄く楽しめた。
というか、みなみけのあのまったり感が非常に相性が良いんだなぁとわかった。
あれぐらいのんびりとした世界で暮らして見たくなるほどに。
4期目を期待しながら、スタッフの皆様ありがとうございました。
 
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[ 2009/03/30 10:32 ] みなみけ | TB(59) | CM(0)

【リボーンズガンダム】機動戦士ガンダム00 2nd season 第25話「再生」【感想】 

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いよいよ最終回!!

そして2010年に映画化決定!!
最近、流行ってますな。最終回放映後の映画化報告・・・。

全体的にすっごく綺麗にまとまった終わり方だった。
ソレスタルビーイングはこれからも戦争根絶の為に世界の抑止力となっていくというオチは
最初は戦争根絶というテーマを掲げながらも、それをどう実行するかという時に
どうやっても無理があり限界が生じる事をある意味露呈してしまった印象をもった。
結局、戦争根絶というのは「言うに易しで行うに難し」というわけで。
だから最後は、「戦争根絶という心持ちを持ち続けましょう」という流れになったなぁ。
ただこのテーマ自体、上手く裁ける代物で無いから仕方ないといえば仕方ない。

大本のテーマはともかく、メインのキャラクター達のテーマは過不足無く描けた感じ。
それぞれ自らが行ってきた事を罪として背負いつつ、それでもソレスタルビーイングとして
生きていくという結論はそれなりに共感できるなぁ。ただマリナ様は刹那に
自らも幸せになってほしいと願ったが、果たして彼にそれが叶うのか?
そこまでにたどり着くにはまだまだ時間がかかりそうな印象をもった。
一方でキャラの多すぎで上手く描けなかったのも多少いることはいるなぁ。

しかし50話掛けていて、それなりにまとまっているのに「俺達の戦いはこれからだ」
というこの妙な少年ジャンプの打ち切りっぽい終り方・・・と思えてしまう・・・。

あのリボンズが乗っていたリボーンズガンダムと00ガンダムの戦いは相当に見応えがあった。
前回がアクションシーンが余り盛り上がらなかったので、この部分では非常に満足。
ただまさかあのリボンズの機体、表はガンキャノンで
裏がガンダムになるなんて夢にも思わなかったなぁ。
またリボーンズキャノンって一回りしたネーミングセンスがかっこいい・・・。
しかし本作のジンクスである、よそ見や人の声を聞いてしまうと
その間に被弾してしまうのはリボンズでも変わりなかった。

リボンズは何か逆シャアのシャアっぽい印象を今回受けたなぁ。

そして最後の対決が0ガンダムVSガンダムエクシアというのは燃えた。
しかもまんまシチュエーションがガンダムVSグフ・・・。
刹那とリボンズの二人の関係性をそれぞれの機体で表すというのは良かった。
1stガンダムな0ガンダムをエクシアが戦う。刹那にとって超えるべき存在は
やはりかつて刹那を導いた0ガンダムだったというべきか。
そして黒田洋介的にとって超えるべき存在は1stガンダムだったのだろう。

そしてコーラサワーが無事だった事に彼の不死身さを印象付けるとともに
マネキン准将とも結婚して、00世界で一番の幸せ者になった事は微笑ましい。
沙慈とルイスも元さやに納まって、こちらも微笑ましい。
一方、イノベイター、もといイノベイド達は全滅。彼らに合掌。

全体のまとめはまた別記事にて。とりあえずスタッフの皆様ありがとうございました。

最後に、00劇場版はやるのはいいとしてSEEDの劇場版はどうなってるのですか?
バンダイ、サンライズ、福田監督夫妻・・・答えてください・・・

 
全体の感想はこちら→機動戦士ガンダム00 【全体の感想】【リボーンズキャノン】
 
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「夏のあらし!」 2009年4月5日からテレビ東京で放送開始!! 


今期のアニメもほぼ終了し、春からの新作アニメに話題は移りつつあるこの頃。
その中で注目している作品の一つが「夏のあらし!」である。

簡単なあらすじは夏休みに祖父の家に泊まりに来た八坂一があらしという少女に出会う。
ある事であらしが一に触れると、60年前の日本にタイムトリップしてしまう。
あらしはある目的の為に動いているみたいなのだが・・・というお話である。
ジャンルは「時をかける少女」や「タイムリープ」のような「タイムトリップ」ものの一種だ。
少年少女の淡い感情を描く、ジュブナイルな雰囲気漂う夏の作品である。

原作者はスクールランブルの小林尽氏。スクランの時から絵が結構好きなので、
本作もちゃんと見てみたいなぁと思っていた。

監督は新房昭之氏。勿論、制作はシャフト。
ここ数年の新房監督の仕事へのバイタリティにはただただ敬服するしかない!
またシリーズディレクターに大沼心氏、キャラクターデザインに太田和寛氏と
「ぱにぽにだっしゅ」の中核メンバーが再集結。シリーズ構成は高山カツヒコ氏。
今まで「ぱにぽに」や「絶望先生」「まりあほりっく」のようなギャグ・コメディを
得意とするシャフトのイメージがあるが、本作はジュブナイルものという事で
「ef」のような感じになるのだろうか。「ef」の監督の大沼氏も参加しているし。

シャフト制作作品の強みの一つは原作者をアニメ制作に深く関わらせて
原作ファンにとっても満足できる質の高いお話を提供できる点にあるだろう。
本作も小林尽氏が積極的にシナリオ段階から関わり、
新しいアイディアも提供しているみたいだ。

また原作には無い、オリジナルの話も挿入されるらしい。

また本作で興味深いのは毎回OP曲が変わる仕掛けが施される点だ。
それはABパートの歌詞や曲が毎回違うという事だが、これは楽しみだ。
またシャフト作品と言えば毎度期待せずにはいられないOP映像なのだが、
今度は誰が担当されるのか楽しみである。尾石氏か大沼氏かそれとも・・・。
またシャフト作品恒例のエンドカードも期待できるだろう。
今度は誰が参加するのだろうか?(氷川へきる、蒼樹うめ、赤松健とか参加しそう)

また公式サイトをみると各話のサブタイトルも
1話:プレイバックpart2
2話:少女A
3話:守ってあげたい

と80年代前後の有名曲から拝借されてるのも面白いなぁ。
こうした試みが、懐かしい雰囲気を醸し出す仕掛けになってるんだろうなぁ。
新房監督っぽい仕掛けだなぁと感心してしまう。

4月5日からテレビ東京で日曜1時半から放送開始です。

公式サイトはこちら→StarChild:夏のあらし!

「過去と現代が交差する・・・。少年少女が出会ったとき、忘れられない夏が始まる。」
 
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[ 2009/03/28 17:56 ] 夏のあらし | TB(1) | CM(1)

天体戦士サンレッド FIGHT.26+全体の感想 

全然書かなくなっちゃった「サンレッド」だけど、これもちゃんと全部見ていた。
いよいよ最終回だなぁ。さびしいよ。

アバンは見た瞬間にわかった、まさひろ山根のスパークした原画が炸裂。
特にヴァンプ将軍が岩の中から巨大なスケール感を漂わせて出て来る所はかっこよすぎ!!
まさひろ山根のヒーローに対する愛情ほとばしる素晴らしいアニメーションだった。

今回OP無かったけど、前回バイクが売れたから、OPが必要なくなったんだなぁと思った。

最後の話は非常にサンレッドらしい展開。
正義のヒーローという概念の相対化を顕著に表したエピソードで
ヴァンプ将軍達のレッド擁護も滑稽な所が非常に面白かった。
それにしてもかよ子さん、どんどん綺麗になってったなぁ。

そして最後はソドムとゴモラで締めるのが、本作らしいというか。

全体の感想

まずは川崎・溝ノ口に行ってみたくなる作品。これに尽きるだろう。

ジャンルとしてはアニメーションなんだけど、単純にアニメと言えない作品だった。
岸誠ニ監督がある雑誌で「お笑い番組のように作っている」とコメントしてて
非常に納得したのだが、13分の中に何本も話が入って、その中にはショートな話もある。
これって「ごっつええ感じ」のようなコント番組に近い形式なんだよなぁ。
平たく言えば、アニメーションの手法を使ったお笑い・コント番組なのだろう。
さらに「ごっつ」を目指してるとも監督は言っていて、「ごっつ」ファンとすれば
嬉しいなぁと思うと同時に、地上波ではもう純粋なお笑い番組はなかなか
出にくくなっているのだなぁと感じてしまった。

ニコニコ動画で配信されていたというのも、本作が面白かった理由の一つだろう。
みんなで実況しながらコメつけてく事で、高揚感が上がっていったはずだ。
お笑いってライブ感のような新鮮さが重要だと思うから、みんなでコメントし見る事で
自分達で「サンレッド」というライブを演出するような感覚が味わえたのが楽しかった。
ある種、作り手と受けての相互作用が上手く機能した作品だったと思う。

FLASHアニメに近いような手法だったが、そこが親しみやすく面白かった。
また髯男爵やAKB48のメンバー等々、本業でない異色の声優陣を大胆に起用した事で
お笑い要素が強いゆえに通常のアニメとは違う演技が必要とされた本作では
非常に上手く融合していた。これは本作がプレスコ方式だった事も追い風になっている。
瀬戸の花嫁同様、岸監督のキャスティングセンスが存分に発揮されたと言えるだろう。

アニメの面白さって、泣ける話とか、感動できる話、作画・演出がイイから評価する。
様々な要素があるけど、本作は新しいアニメの見方、楽しみ方を発掘できた作品だった。
こういったゲリラ戦術に近いアニメがニコニコの中で人気が出たのは興味深い。
媒体によって、作品のあり方も変容する好例だった。

これは第2期を非常に期待したい!!

スタッフの皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。
 
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[ 2009/03/28 02:57 ] 天体戦士サンレッド | TB(3) | CM(0)

clannad after story 24話(総集編)「緑の樹の下で」【感想】 

今回は総集編。22話のラストシーンからの
汐と風子がいたあのシーンから朋也が汐に昔話をするという構成だった。
総集編のまとめ方も見ている側に優しく、わからない人でもさらっと内容を
大筋で掴める内容ではなかったか。

岡崎朋也が古河渚と出会い、あそこまで到達したのかと思うと
感慨深くなりながら、物語の底力をまざまざと思い知った。

そしてこれにて完全終了。区切りは22話でついているので、
案外冷静に見られたが、終ってしまうと寂しいものがある。

全体の感想

京都アニメーション×key原作の力をまざまざと見せられた作品だった。
全てが原作通りではないのだが、原作を徹底的に尊重し映像化した本作。
アニメにおいて原作をどう料理するかという方法の一つの終着点のような作品だった。

本作は「町」という世界観を作り、その中で生きる人々を舞台にする展開にした事は
宮沢や相楽の話、親父の話も含めて様々な物語が紡げたのではないかと思う。
それはクラナドが岡崎朋也と古河渚の恋愛成就だけではない、それ以降の
生きていくことも含めて描きたかったからこそ「町」を物語の大枠に設定したのだと思う。
もし本作の大枠が定番の「学校」だったら。それだと「卒業式」が最後になってしまう。
例えば、「とらドラ」は「学校」を大枠にしているから最後が「卒業式」だったわけだ。
クラナドはそれ以降の話も描きたいから「町」にしたのだと思う。


作画はafterの方がキャラ絵がこなれてきたのか、表情や動きがより闊達になって
見ている方に否応無く感情移入できるような風味や感じになっていた。
橋真梨子さんや植野千世子さんの作画監督回は特に印象的で
名前を存じ上げなかったので、改めて京都アニメーションの層の厚さを思い知らされた。
勿論、堀口悠紀子担当回は相変わらずの可愛さだった。

それにしても京アニは何故にこんなに風子を贔屓してたのかねぇ。
監督とかスタッフが好きだったとしか思えない!!
 
次の新番組は「けいおん」だったのか。またも京アニ。
堀口悠紀子作画をまた拝めると思うと幸せになれそうだ。
 
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[ 2009/03/27 02:38 ] CLANNAD | TB(65) | CM(1)

とらドラ!【気持ちの変遷と全体の感想】 

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とらドラ!は私にとって、最初と最後の印象が大きく変わった作品だ。
正直、最初は舐めていた。しかし段々見続けていくうちに、
「これはちょっと違う」と思うようになってきたのだ。
特に運動大会と16話の大河と生徒会長のケンカ話はそれを決定的にさせた。
今はちょっとうろ覚えになってしまっている所もあるが、
自分の気持ちの変遷と全体の感想を書いてみたいと思う。

最初の印象

最初はオタク向けラブコメな雰囲気と原作を未見だったので
乃木坂春香の秘密と同系統の作品と思っていた。でもそれは2話の段階で殆ど崩れ去った。
ラブコメなんだけど見ている男に半分媚びていて、半分媚びていない作風だったのだ。
絵柄は若干媚びているけど、キャラは媚びずにちゃんと描いていたのだ。

また櫛枝や川嶋の内面が序盤で少しづつ明らかにされていく。
自己の気持ちを奥底に封じ込め、明るく振舞い自らを隠す櫛枝や
表面的にはとっつきやすく、でも本当の自分を出せず傷つきやすい川嶋
こうした二人の内面は明らかに女性原作者でしか描けないものだった。
大河に萌えようとしていただけの私は作品の見方が変わってきた。

中盤の印象

中盤になるとみんなで旅行に行ったり竜次と櫛枝が接近する運動大会
大河が北村の為に全力になる生徒会長とのケンカが印象的だった。
特にケンカのシーンは非常に印象的でここまでまっとうにドラマをやるのは
すごいなぁと関心しきりだった。またこうしたドラマがテンプレ的な段取りで進むのではなく、
キャラクターの心情に寄り添った内容で非常に好感が持ててきた。
大河のひたむきさ、櫛枝の痛さ、川嶋の取り繕い方も含め内面描写の加速が
非常に面白く、どんどんのめり込んでいった。

後半の印象

後半は物語に釘付けだった。単純に一つ一つの展開が気になってハラハラしてた。
まぁ結論は見えているが、それにどうやって辿り着いていくか。そこが見ものだった。
後半は追い詰められていくキャラ達が攻撃的になり、痛々しさ弱弱しさを見せ始めていた。
正直、現実世界ではそこまで恋愛に首っ丈ではないだろうが、
気持ち的には「このくらい比重を占めてしまうのだろう」事を上手く表現していた。

最後の駆け落ちという展開は本当に衝撃的で、駆け落ちというネタがまだ
こんなにも効果があると思いながら見てしまった。

全体の感想

少年少女のありのままで等身大のお話を描いた作品。
私の中で今の時代の恋愛物語というのはこういうものなのだろうと
非常に納得させられ、勉強させてもらった印象が強い。
今の若い人たちは異性に対してフラットな事が前提であり
恋愛も良くも悪くも軽くなっている感じなのだろうねぇ。

傑作かどうか言われると、個人差があるので何と言えない。
ただ丁寧な演出と若干突飛な展開はあるもののキャラを丁寧に描いた構成、
総じて高かった作画を含めると、佳作の領域には値すると思う。

私が何よりびっくりしたのが原作が電撃文庫だった事である。
私はラノベに詳しくないので、他に同じような作風や内容があるかもしれない。
正直電撃のイメージは「キノの旅」「狼と香辛料」「空ノ鐘の響く惑星で」のようなファンタジーや
「ブギーポップ」「灼眼のシャナ」「とある魔術の禁書目録」のような能力バトルが
主流だと思っていた。どこか現実を舞台にしながらも、非現実的な要素が強い作品が
人気で、それはどこか男性的な願望が強いものが多いと思っていた。

しかしとらドラ!は原作者が女性ということもあり、女性の視点から見た作品で
特殊能力や超人的な力といった非現実な設定や世界観が存在しない。
電撃の主流とはかけ離れた作風だったのが、レーベル的に衝撃だった。
この現実をベースに等身大の人間を描こうとするキャラクターで
余りにもまっとうな「普通」すぎるお話がウケたのも時代なのだろうか。
そして少女的小説、少女漫画的な要素をも取り込んだ若い作品だった。

同時期にやっていたクラナドとは対象的な作品だと思う。
クラナドは男性的な視点から母性の暖かさが男性を救いもし奈落させる
人生の展開を描きつつ、家族>恋愛の価値観で描かれていた。
口悪く言えば「女キャラが男に徹底的に優しくしてくれる世界」だった。
家族という機能を信じ、それを描いていった作品だった。

一方のとらドラ!は何回も言うが作者は女性で虎と龍が並び立つという話であり
男女の対等意識というある意味「男に優しくない世界」であった。
恋愛≧家族の価値観であり、親が必ずしも良い存在ではなく
竜次の家も大河の家も家族として機能不全でありそこが現代らしいと思った。
家族は信じられずとも、二人が対等になって生きていくという話でもあった。
キャラに媚びを入れず、今の時代を作者なりに切り取った所が好きだ。

監督の長井龍雪氏の代表作になると思う。「かんなぎ」の山本寛氏がインタビューで
気になった演出家の名前に彼を上げていた。正直作風の違いこそあるが
色々な事をやりたくて不自然さを残し作品に1本筋を通せなかった「かんなぎ」より
自然にキャラクタードラマとして1本筋を通した「とらドラ!」の方が評価は上だ。

キャラの心情に寄り添った展開を丁寧な演出を色や光で上手く表現していた。
トリッキーなカメラワークもありながら絶対にキャラの心情を外さない映像。
コンテ・演出家陣もカサヰケンイチ、大畑清隆、桜美かつし、下田正美、高田耕一と
JCでも主力級の演出家が揃ったのも大きい。でこれは推測だけど
「ハチミツとクローバー」の経験が「とらドラ!」の演出に応用できたと推測できる。
カサヰ氏はハチクロ1期の監督で長井氏は2期の監督。
「ハチクロ」でも等身大のお話を描いてた経験は絶対に生きていたと思う。

とらドラ!には色々考えさせられた。
「リア充向けアニメ」という評価をどこかで聞いたが、その言葉は象徴的だと思う。
やはり若い人向きの作品で若い価値観のお話なのだ。
その原作を瑞々しい感性で切り取ったアニメ化は本当に良い出会いだったと思う。
 
25話の感想はこちら。TBもこちらでお願いしますとらドラ! 第25話(最終話) 「とらドラ!」【感想】
 
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[ 2009/03/26 16:27 ] とらドラ! | トラックバック(-) | CM(2)

とらドラ! 第25話(最終話) 「とらドラ!」【感想】 

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「そういうふうにできている」

とらドラ!のアニメはこれにて終了。お疲れ様でした!!

いやぁ過不足無いすっきりした展開でこれは良い結末だった。
大河の家族の問題を携帯の着信だけで表現してたのがちょっと不満だったりするけど
まぁ大河の家族は殆ど登場してこなかったから、盛り上がらなかっただろう。
でも泰子の問題もちゃんと回収したし、川嶋も竜次にちゃんとほぼ告白してたし
写真の中身も判明。全てが綺麗に収まった、大団円と言っても良いでしょう!!
唯一気になるのが、高須の進路具合だが、まぁこの進路というのも
あの時の煮え切らない高須の心情を表現するためだけの設定だったんだなぁと思う。

一方、泰子の方は竜次がヤバイという嘘の電話でおびき出して、
彼女の両親共々和解という中々に見事な展開のオチ。
実際はそんなに上手くいかないだろうが、テンポが良かったので許す。
泰子は母親の役目を終え、これからは竜次を見守っていくのだろうね。

余談だけど「終った」と大河や泰子が言ってたのを竜次が「終っちゃいないよ」と言う辺り
北野武の「キッズ・リターン」の「まだ始まっちゃいないよ」というあの台詞を思い出す。

そして、このキスシーンはエロ過ぎだろう。
釘宮の「もう一度」は凄かった・・・。

川嶋もおそらく今の立場で竜次に言える事は体育館で全て伝えきったので
ずっと可哀相なキャラだった彼女もなんとか救われた印象。
櫛枝はその前に決着していたが、能登も含め殆どのキャラが補完されたと思う。
とらドラ!はそうしたキャラ描写の丁寧さが光っていたと思う。

大河と竜次は2話の約束通り、二人並び立った。虎と竜が「とら」と「ドラ」になったのだ。
正直、もう2話の約束で二人は結ばれていて、それをお互いが恋とわかるまで、
25話を使った物語だったんだなぁ。上手い。上手いです。

最後は監督:長井龍雪の渾身の絵コンテ・演出。
案外おとなしめな映像の見せ方が凄かった。具体的には中々説明できないけど、
映像を見せる力量が本当に桁違いだ。見ているこっちがニヤニヤしてしまったり
「普通」に感情移入できるというのが演出では一番評価できる。
音楽の掛け方も抜群に上手くて、心情をより上手く表現できてたなぁ。

とらドラ!については色々語りたいことがあるので、
別記事で全体のまとめを書きたいと思う。
簡単に書くと、最初はただの釘宮の声を聞く為だけの作品だったのが
あれよあれよというまに物語における恋愛の扱い方、今の流行の恋愛物語までと
私に対して様々考えさせられる作品になってしまった。
クラナドが恋愛や家族を描いた作品なら、
とらドラ!も違う切り口で恋愛や家族を描いた作品で非常に好対照だった。
まぁその辺りも別記事でうまくまとめられたらと思う。

監督の長井龍雪氏 シリーズ構成の岡田磨里女史 キャラデの田中将賀氏
声優陣のみなさん、JC・STAFF制作陣 本当にありがとうございました。

この作品もクラナドと同じく、完敗です!

全体の感想も書きました→とらドラ!【気持ちの変遷と全体の感想】
 
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[ 2009/03/26 02:38 ] とらドラ! | TB(116) | CM(6)

作画汗まみれを購入 

作画汗まみれ 増補改訂版作画汗まみれ 増補改訂版
(2001/05)
大塚 康生

商品詳細を見る


ブックオフで置いてあったので、衝動的に購入する。
前から読んでみたいと思っていたが、中々手にする機会がなかったのでブックオフに感謝。
ちょっと読んでみたが、超一級アニメーター大塚康生氏の経験を振り返る内容は
アニメ好きとして非常に興味をそそられる。
 
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[ 2009/03/26 00:23 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

みなみけ おかえり 12話「あったかい所」【感想】【細田直人】 

みなみけおかえり、いつもは作画レベルが決して高くはないのだが
今回はAパートが細田直人の作画監督・一人原画ということもあり
非常に可愛い絵柄で、エロス溢れるエキセントリックな動きを堪能できた。
僕はこの絵柄、本当に好きですね!!

今回はお話より絵に注力がいった、みなみけでも珍しい鑑賞をする回になった。

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B・Cパートはは友岡新平氏の作画監督・一人原画、多少作監補佐とかはいたが。
目の描き込み方がセキレイだったのが面白かった。
ただ時々、悪い絵が結構混ざっていたのが残念。
 
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[ 2009/03/23 02:32 ] みなみけ | TB(61) | CM(0)

機動戦士ガンダム00 2nd season 第24話「Beyond」【感想】 

ヴェーダに進入しリボンズと対峙するティエリア
ルイス・アンドレイと戦う、刹那・沙慈
サ-シェスと戦うロックオン
機体を見失ったマリーを探すアレルヤ
艦内でビリーと遭遇したスメラギ
それぞれの戦いが進行する。

まずはティエリア、いきなり殺されてしまったので、どうするんだと思ったが
対のリジェネと一緒にヴェーダを乗っ取ってしまった。
また斜め上の展開になってびっくりしたよ。

沙慈とルイスの決着は沙慈の引き金を弾く事によって執着。
二人が直接めぐり合い、ルイスも死なずに済みそうなのが良かった。
この二人のカップリングが最初はそれほどでもなかったけど、
なぜか自然に好きになって行きましたね。

ロックオンはサーシェスに勝てないと思ったら、GN粒子によって
圧倒的優位で勝ってしまいましたね。ただ正直、サーシェスの最後は
ちょっと拍子抜けだった。あの戦闘狂で狡猾な彼があっけなさすぎる死だったし
彼みたいなタイプの主張する正当性もどこかなくなってしまって悲しい。

アレルヤとマリーはこれまたGN粒子が救ってくれましたという感じですかね。
ここの話はあまり膨らまなかった感がある。

スメラギとビリーの決着も、スメラギがビリーを許すという流れで終了。
ここも女に優しくされた男は弱いという流れで拍子抜け。

とそれぞれが片付いて、ヴェーダに乗り込む刹那にティエリアは
イオリアの真の目的は「外宇宙への進出前に人類が分かり合うこと」と伝える。
この目的は、武力介入による戦争根絶からスタートした
ソレスタルビーイングにとってどういう意味を持つのだろうねぇ。

そしてリボンズは最後の決戦を刹那に挑む。
しかしあの赤いMSは一体。アレハンドロのあの機体と同じ匂いがする。

批判的な書き方をするが、正直風呂敷を綺麗にたたもうとしたけど、
綺麗にたたみすぎようとして、作品としてのダイナミックさが欠けてしまったかのような感が。
話が思った以上に膨らまなかった印象を受ける。

面白かったのは00ガンダムから出たあの凄いGN粒子がまるで逆襲のシャアの
最後のサイコフレームの輝きみたいだった所。絶対狙ってるよなぁ。
今回のサブタイが「Beyond」だったけど、逆シャアの歌は「beyond the time」だし。
逆シャアのサイコフレームは人類へ光を見せる象徴として使われていたが
今回も人々の意思と共通理解を深めるような使われ方をしてたなぁ。
またも黒田洋介の富野ネタを垣間見た感があったなぁ。

来週で最終回、いったいどんなオチになるのやら。
リボンズと刹那がちゃんと戦ってくれることを期待してます。
 
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[ 2009/03/22 18:58 ] 機動戦士ガンダム00 | TB(78) | CM(0)

村下孝蔵さんを知る 

ここはアニメの記事が殆どですが、たまには違った話題で・・。
今回は最近ホントにハマッた歌手がいまして村下孝蔵さんという方です。

詳細はこっちで→村下孝蔵 - Wikipedia

もう既に亡くなられた方ですが、知ったキッカケは
最近動画共有サイトで「最近の曲に疲れたあなたへ」という動画で
最初に流れていた村下さんの「踊り子」という曲を聴いて、
何故だが無性に心が揺れ動き、涙さえ流す始末でした。



そして他の曲も聴こうとして、「初恋」という詩を聞いたとき、
この曲が子供の頃に聞いたのを思い出しました。
「この人だったのか」という久しぶりの出会いと驚きでしたね。
元々、タイトルを知らない時から「初恋」が良い曲というイメージがありました。
久しぶりに聞いて、勿論すごく良かったです。



今は他の曲を聴きこんでいます。「かざぐるま」とか「ロマンスカー」とか。
昨日は殆どこの人の曲を色々聴いて過ごしましたね。

まだ浅はかなファンもとい、殆ど浅漬け状態に近いファンですが
この人の凄さを語るなら本当に完成されたシンガーソングライターな所だと思います。
文芸の匂いがする叙情的でそれでいて綺麗な日本語を使った歌詞。
寂しさや切なさを表現する、琴線を撃つ情緒的な作曲センス。
ギターの派手に見せずさりげなく弾く演奏の上手さ。
あたたかみのあるそれでいて切なさを誘えるボーカル。
全ての作詞・作曲・演奏・歌、全てが素晴らしいのです。
特に最近の詩では絶滅しかけた感のする日本語を文芸的に使える所に惹かれます。

こんなに全てに完成された歌い手は中々に見たことがありません。
つまり村下さんはギター1本あれば、詩を作れるんですよ!!
そのカッコ良さは僕の中では尋常ではありません。

悔しいのがもっと早くちゃんと知りたかったという事。
10年前46歳の若さでお亡くなりになられたのは、本当に残念です。
でも今でも、今だからこそ色あせないその詩の力は
今後も私みたいな人間を呼び込むのだと思いますね。

アニメの話題と絡めるなら、めぞん一刻の最後のOP「陽だまり」を歌っています。
こちらも中々に名曲です。
 
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[ 2009/03/22 11:05 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

WHITE ALBUM 第12話【感想】 

冬弥はオフの日にやよいといる事を理奈に告げ、
理奈は再度冬弥にデートしようと誘うがそれを断られる。
理奈は冬弥を解雇しやよいとも関係が切れずにいた・・・。

各キャラが追い詰められる感じがでていたのが印象的だった。
冬弥はよく泣くようになり、彰は冬弥の影に嫉妬するようになる。
由綺は一人で抱え込もうとし、理奈は傷ついていく。

冬弥も由綺が好きと言いつつ、弥生との関係に溺れる有様。
もうどうしようもない所までに来てるなぁ。自分でも気づいているからこそ
由綺のコンサートに行こうとやっと決心したんだろうな。

今回の見所は緒方理奈の森川由綺の手紙を独白した長回しのシーンだろう。
徐々にゆっくりとカメラが理奈に近づいていく演出。
実写でもそうだけど、アニメでこういう演出は尚更手抜きと思われてしまうためか
やってる方は怖い部分もあるはずだ。ただ理奈の台詞が長いのでちゃんと聞かせるには
下手にカットを割ると、見る側の気が散ってしまうから、この演出で良かったのかもしれない。
それはカット割らなくても、結構理奈の台詞の聞き取るのに集中力必要だったしね。
この静の瞬間から、冬弥が泣くという大きな動の転換が効果的でもあったし。

欲しいと思ったチケット自分では手に入らず、結局マナや美咲からもらった結果
チケットが3枚になってしまったのは、冬弥の女癖の悪さが彼を救ったわけだが、
相当な皮肉でもある。3枚も並んだ絵はある種の嫌がらせのようにも見えた。
ただマナのお母さんがあの人だったとは・・・。これは上手い展開だ。

演劇部の彼と出くわす彰と美咲。いきなり美咲はストーカー化した彼に刺されるが、
結局刺さった先に冬弥の本があって助かった事に彰が壊れてしまったのような表情。
この黒さはただ事じゃないと思いつつ、彰も怖いなぁと思った。

来週で1期目の最終回となるが、中間的な意味での落としどころをつけるわけだが
やっぱり由綺を選ぶのか、それとも他の人なのか、どうなるんでしょうかねぇ。
 
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[ 2009/03/22 09:03 ] ホワイトアルバム | TB(30) | CM(0)

「にょろーん☆ちゅるやさん」そのろくっ【感想】 

ハルヒちゃんの憂鬱は見なくなって、ちゅるやさんだけ見てます。
2分弱とあっという間に終る所がまずは面白いですね(笑)

あのちゅるやさん以外が冷たい世界観が好きです。
ちゅるやさんの健気な姿勢が浮き彫りになって萌えやすいのですけどね。
キョンは妙に色っぽい声だったりする所も中々好きです・・・。

ほっこり、という台詞も和む。今回は使われてなかったけど。
 
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[ 2009/03/21 22:59 ] 涼宮ハルヒの憂鬱 | TB(6) | CM(0)

鉄のラインバレル 第24話(最終話)「鋼鉄の華」【感想】 

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城崎の死に最終的な覚醒段階に至ったラインバレル。
早瀬浩一は正義の味方として突進するのだった。

最終回。

早瀬浩一が24話かけてたどり着いた道は「正義の味方」でいる事。
そして力が大事なのではなく、何をしたいのかという意志だった。
ラインバレルは力の象徴でもあったが、彼に何をしたいのかを
諭し続け、見守っていたのもラインバレルだった。
早瀬が自らのやるべき事がわかった時、ラインバレルは使命を終えたのだ。
だからこそ城崎に命を与え、二人を祝福したのではないだろうか。
ちょっと好意的解釈かもしれないが、そう感じた。

みんなの力をラインバレルに集めて、ドラゴンボールの元気玉方式で
最後は敵を倒していたけど、これも王道パターンだよなぁ。
そして城崎も生き返り、死ぬといわれいた他のファクターも全員無事で
まぁご都合主義的な側面もあるが、だがそれが良かった。
後は山下が森次を大気圏間際で救ったシーンも上手く伏線を回収してたなぁ。

最後の浩一と絵美のノロケ会話は気恥ずかしいが、良いオチだった。

早瀬たちが異次元?に巻き込まれた時に出てきたロボットは何だったのだろう・・・。
どうやら原作側のサイドのキャラみたいだが。

原画に千羽由利子、中田栄治、金子ひらく、後藤雅巳。
あの謎のロボットは中田氏の原画のような気がする。
千羽さんは日高監督の奥さんだし、中田氏は平井久司の後輩だからの参加かな。

全体の感想

「あなた、最低です」で始まり「あなた、最低です」で終ったラインバレル。
勿論、使用者のニュアンスの変化している所が重要なんだけど・・・。

前半はコメディとシリアスの緩急で緊張と緩和を使い分けた作風で
軽い展開なりに上手く成立してた。コメディは結構シュールな展開もあって
南の島の話とか結構好きだったし、「あなた最低です」は良いフックだった。
後半は流石にシリアスに流れていったが、キャラクターも過不足無く
描けていたしわかりやすい構成で何も問題なかった。
最後も上にも書いたがご都合主義的でもあるが綺麗にまとめられたのは良かった。

話の大筋としても早瀬浩一がラインバレルを乗って成長するという
ロボットアニメの王道を今の時代なりにまとめたのは上手い構成だった。
話が殆ど大筋においては脱線せずに、主人公の成長物語を真っ当に描けたのは
原作の力も大きいが吉村清子さんの脚本の力も大きいだろう。
結構この「主人公の成長」をブレ無く描くというのは本当に力量が無いと
成立しないので、お話のあり方として好感が持てる。

原作的はそして途中から完全に別物になってしまったので何ともいえないが
アニメ単体においては問題無いと思った。

作画的には絵柄が変わるのは仕方ないのだが、多少きついレベルも散見され
もう少し頑張ってほしい感もあるがこれは目を瞑るとする。
後は3Dの戦闘だけど、昔は3D戦闘に見慣れなかったが、
マクロスFとか見てきた為か、苦手感触が無くなり普通に見れた。
それなりにカッコよく動けていたし、3Dでしか表現できないような動きもしていたし
まぁ及第点だったのではないかと。

何回も書いているのだけれど、個人的に音楽が総じて好みで
戦闘中や盛り上がるシーンでかかる曲がさらに作品を盛り上げていた。
特に挿入歌の出来は非常によく、これをOPに使ってもいいぐらいだった。
一番評価できるのは音楽と言えてしまうぐらいラインバレルの音楽が好きですね。

個人的には評価の高い作品になりました。
最終回のまとめ方が非常に好感が持てたのが大きなポイントですね。
ハッピーエンドもこれぐらい清清しいとこれはこれでいいものです。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
 
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[ 2009/03/21 10:35 ] 鉄のラインバレル | TB(53) | CM(4)

clannad after story 番外編「一年前の出来事」【感想】 

どうやら舞台は朋也と渚が出会う前、高校時代の話。

朋也と春原は無気力ながらも二人の友情は続いている。
渚は新しいクラスで友人を作れずに困っている。
秋生と早苗はいつもの調子。
杏は朋也、春原と知り合い、二人を矯正しようと頑張る。

懐かしい面々というか、懐かしいあの頃を回想するかのような感じで
見てしまえるというのが、クラナド的というか。
こういったわかりやすく明るさをもっているのも魅力のひとつだよなぁ。
最近の展開はこの頃の雰囲気と全く別物だったんだなぁ。

お話の意味としては、渚と朋也が直接関わる事はないのだが、
それでもあのくす玉の件から二人の因縁は初まっていたという感じかな。
渚が友達を作れたキッカケを与えたのは朋也と春原なんだなぁと。

最後の書かれていた言葉
「この先の困難に負けずに頑張れ」
今までの展開から考えると重い言葉ですね。
彼女は朋也と知り合い、結婚し、子供を産み、死んでゆく。
この先楽しいこともあるけど、つらいこともある。
余りにも単純な言葉だけど、それだけに説得力を持つ言葉になった。
そして渚にとっても励みの言葉になったようだ。

来週は総集編で最終回。
もうアホな言い方丸出しですが、彼らと別れるのはつらいです・・・。
 
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[ 2009/03/20 02:44 ] CLANNAD | TB(80) | CM(1)

とらドラ! 第24話 「告白」【感想】 

教室から飛び出していった大河を追っかける竜次と櫛枝。
しかし二人の追撃を振り切り大河は逃走する。
そこで竜次はある場所で大河を待ち伏せするのだった。


高須竜次・逢坂大河の二人がやっと告白した回。
まさにクライマックスな展開だがこの流れは必然だったから特には驚かないが、
それにしても「好きです」とか「付き合ってください」とかの告白ではなく
「嫁になってくれ!!」だから物凄くビックリ!!
交際ではなくいきなりプロポーズですよ奥さん!!(笑)
とらドラ!は良い意味で私の期待を見事に裏切ってみせる。

逆に言えば、お互いは恋人宣言する前から家族同然の存在で
家族という意味では既に心を許していたと思うので
恋人としての道のりは曲折あったにしても、恋人からの
結婚までの道筋は先にお互いで築きあっていたわけだ。
だから告白→結婚→駆け落ちという流れになってしまったのだろう。
まぁ駆け落ちまで行くと飛躍しすぎている所もあるんだけど。

でも駆け落ちって響き的に今でも通用する甘美な言葉だよなぁと思った。
聞くだけでちょっとビビリますしね。しかも若い高校生二人が・・・。

その大河の背中を押してくれたのは櫛枝。彼女の言葉を聞いて
大河はやっと決心したんだなぁ。納得納得。

今回唐突に大河の実母とかでてきてどういう意図なのかと思ったが
確かに交際であれば親は気にしなくても成立するが、
結婚となると親の合意や理解も必要だもんなぁ。
だから竜次と泰子の対立、大河と実母の対立項が明確になるわけだ。
でも泰子はどっかいなくなっちゃったけど、どう決着つけるのかねぇ。
あのまま終るのは竜次も泰子も忸怩たる思いだろうに・・・。

櫛枝の涙が後は気になった。一体彼女は何に泣いていたのだろうか。
そんなこと先にされたら川嶋が何にも言えないとは思った・・・。
川嶋にも最終回で何らかのフォローがあるのだろうか・・・。
そして櫛枝。「ジャイアントさらば!」って覚悟のススメかよ!!

冒頭、いつもはアバンは長くなかったが、今回はかなり長い尺を割かれ
OPに入ったのが5分以上経過してからだったのが
見る側をどぎまぎさせる、怒涛の展開を見事に演出してうまかったなぁ。
あとは竜次と大河が二人で告白しあってた時の雪の描写が一際美しく
画面に彩りと演出的効果を与えていた。

とらドラ!の演出力、見る側へのインパクトの与え方は素晴らしいです。
原画に田中宏紀 櫛枝が最初走っているあたりかなぁ・・・。
 
来週はいよいよ最終回。後日談みたいな形になるのかな。
 
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[ 2009/03/19 03:07 ] とらドラ! | TB(86) | CM(2)

キャシャーンsins 最終話の感想と全体の感想 

始めはちゃんと感想を書いていたが、段々書かなくなってしまったキャシャーンSins。
でも続けて見ていた。他の感想書かなくなった他のアニメも大体見ているのだが・・・。

最終回の感想としては、私の読解能力が足らずわからなかった部分もあったけど、
多分大事なのは24話かけて、キャシャーンが何を選びどう進むのかって所だろうか?

キャシャーンはただ存在する命ではなく限りある命を一生懸命生き抜く存在に心打たれ、
命をただ与えるルナに対しての死神になる事を選んだ。
リューズ、オージ、ディオ、レダ、ブライキングボス、他様々なロボットと出会い
そして散っていった命。不死のキャシャーンには命が有限だからこそ
意味があるという結論に達するまでの旅だったわけだ。
生きることはつらいけど、生きていくことこそに意味があるわけだ。

テーマとしてはありきたりだけど、テーマというのは宮崎駿も言ってるけど
「テーマが言って済むものなら、紙に書いて壁に貼ればいい」って類なので
要は今まで全部の流れで感じて我々が受け止めれば良いのではないかと思う。
良く言えば、我々に考えさせ、悪く言えば多少投げた感のあるお話ではある。

ブライキングボスが赤い帽子を被ったのは最後の最後でツボを衝いてくれてよかった。
落とし前つけるために生きてたボスの最後はかっこよかったなぁ。

結局リンゴは新しい死ぬことが出来るロボット?人間?
レダの娘でいいのかな?そこは気になった。
しかし疑問も残る点もあるが、こんな綺麗な終り方なら評価しないといけない。

全体の感想

最近では珍しいぐらいにテーマを徹底し、映像を情調的に詩的に紡ぎだした本作。
派手なアクションはありつつも、全体のテンションは押さえ気味。
音楽も退廃的でもの悲しい世界を奏でていた。
最近の深夜アニメの主流である萌えアニメ(ハーレムアニメ)からは一線を画した作風。
こういうアニメがあってもいいんじゃないか?いやあって欲しいと思わせる作品だった。
まだまだアニメも色々な可能性があると思わせてもらえた。

監督:山内重保、シリーズ構成:小林靖子、キャラデ:馬越嘉彦以下スタッフの情熱が
存分に感じられた。作画レベルも総じて高く、馬越氏以下多くの有名アニメーターが
参加されて腕を振るっていった印象を受けた。
そして山内監督の映像表現が良い意味で相当キテいたのが印象的だった。
監督にとっても代表作といえる作品になったのではないだろうか。

しかし悲しい事に友人達は誰も見ていないし、ネットの盛り上がりもそれほどという事で
こうした作風は多くの人に受け入れてもらえないのかもしれない。
正直娯楽性は高くないかもしれないが、映像作品としてとても面白かった。

最後に・・・。キャシャーンとしてどうか?という話。
この話をどうしてもキャシャーンという原作を使わないとできない話だっただろうか?
正直、キャシャーンというのはただの看板だった印象を受けるのだが・・・。

昨今、オリジナルアニメの企画が成立しづらい現状を考えれば
この話をオリジナルでやるにはリスクが大きすぎるだろう。
かくいう私もキャシャーンという看板が無かったら見なかっただろうし・・。
キャシャーンの設定とキャラをある程度利用して、スタッフのやりたい事を優先したのが
キャシャーンSinsという作品だったのだろう。

スタッフの皆様ありがとうございました。
 
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[ 2009/03/17 15:09 ] キャシャーンsins | TB(6) | CM(0)

機動戦士ガンダム00 2nd season 第23話「命の華」【感想】 

リボンズはリジェネに銃殺された。しかしその後ろに立っていたのはリボンズだった。
リボンズはヴェーダと意識を直結させていた。逆上するリジェネは
サーシェスに撃たれるのだった・・・。


リボンズの復活とその理由もまぁ順当として
リジェネ可哀相。シーズン通して殆ど活躍が無かったなぁ。
なんかリボンズを恨んでいただけのキャラになっちゃった。

超兵器がでたと思ったら、コロニー型大型母艦「ソレスタルビーイング」とは。
これでどう人類を変革させるつもりだったのかイオリアは・・・。
あのビームといいまたまたとんでもない兵器が出てきたなぁ。
個人的にはオートマトンが久しぶりにお目見えしたのは良かった。

コーラサワー戦死ですか・・・。最後に「大佐」ではなく「カティ」と言った所はぐっときた。
ただのお調子者から一転して最近はかっこよかったのに残念・・・。

それにしても今回はずっと戦闘でスペクタクルですなぁ。
トランザム特攻はあるし、みんな全力全快だなぁと。
一方、因縁の消化も進んで、

恋人を取り戻す戦い:刹那・沙慈VSルイス・アンドレイ(こいつは殆ど関係なし)
兄貴の復讐戦:ロックオン(ライル)VSサーシェス
イノベイターとしての決着:ティエリアVSリボンズ
かつての恋の対決:スメラギVSビリー
と戦いは最終段階に向かっているのがわかる。

そして沙慈の言うとおり、戦わない方法で人はわかりあえるのか!?
戦争根絶を武力介入で行うという話から、人の革新という話にスライド
している感はあるが仕方が無いのかも。

そして前回、切腹を断念したブシドーに再チャンスはあるのか!!
Oガンダムに乗ったラッセは死んでしまうのか!
(0ガンダムの色がまんま1stで吹いた。)
来週もたくさん死人がでそうだ。ラッセ、ビリー、サーシェス辺りはやばそう。


でちょっと批判的な事を書くのですが、
戦闘シーンの描写は物凄く気合入っているのはわかるし、
これまでのTVでのガンダムの中でも高クオリティなのは承知してるけど
何か人間描写がちょっと淡白すぎるというか・・・。
ただ台本を淡々と沿っていく感じがちょっと悲しいと思った。
コーラサワーの死に際も言わされた感が強い印象もあったし・・・。
戦闘の迫力の割りにあんまし盛り上がっていない気もした。
あくまで私見なんですが、どうなのでしょうかねぇ?
  
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[ 2009/03/15 17:29 ] 機動戦士ガンダム00 | TB(126) | CM(0)

WHITE ALBUM 第11話【感想】 

コンサートの観客動員値で勝負することになった理奈・由綺。
冬弥は理奈の仕事に連れ添いつつ、バイト等で由綺に会えない日々を過ごす。
調子が上がらない理奈、由綺も心にモヤモヤを抱え、冬弥も違和感を感じていた。


理奈も中々調子が上がってないなぁ。理由は明らかなんだろうけど。
会えない由綺もなんだか追い詰められるような心象風景が出てきたり
どちらも精神衛生上良くないなぁ。会っていても心がざわつく理奈と
会えなくてざわつく由綺。冬弥が決断しないからだろうなぁ。

冬弥の恋愛から一線を離れているマナとはるか。
二人が仲良くなっている運動のシーンは一種の清涼剤。
そしてマナがズバズバ本質を言うのは爽快感があったなぁ。
それにしてもちょっとマナの体型が幼すぎたのはやりすぎというか・・・。

冬弥は余りにも哀れすぎて正直笑いが出てしまうぐらいだった。
特に弥生との密会で「由綺の話はしないのですか」と聞かれて
泣いてしまう所は余りの唐突振りと行為とのギャップでびっくりした。
由綺が大事なら他の女性との深い付き合いは回避すべきですよ。

そして泣きじゃくる冬弥に対し、弥生さんエロすぎ・・・。
冬弥の涙を舌で舐めてはそのあとディープキスするなんて。
それって冬弥の涙を自ら味わって、最終的に冬弥の中へ戻す行為でしょ!!
しかも冬弥が寝そべってた後はまるで事後のような顔・・・。
お互いが上手く利用してる感じだなぁ。一方弥生さんも引き返せなくなったなぁ。
間違って由綺の手紙を破ってしまい、それを理奈に見られたからねぇ。

そして理奈に対して弥生と約束があるって話す冬弥・・・。
何故それを彼女に話す。彼女が自分に気があるって知ってるくせに。
そりゃ水樹奈々本人に最低って言われても仕方がないわぁ。

冬弥、裸で体を丸くした心象場面があったが
こういのって自閉しているって事だよなぁ。なんだかなぁ。

2期の放映もあるって事がわかり、1期は中間的なヤマになるみたいだ。
それでもこんな修羅場がいつ起きてもおかしくない状況には目が離せない
 
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[ 2009/03/15 12:01 ] ホワイトアルバム | TB(26) | CM(0)

鉄のラインバレル 第23話「死に方が決める生き方」【感想】 

あっちの世界からやってきた通称マキナ人間。
早瀬浩一率いるJUDAと加藤機関が総力を結集し地球を防衛する。
しかし敵戦力との差は激しく増すばかりだった。

「その方がかっこいいからだろう」

今回はこの早瀬の言葉に尽きるだろう。
無力になりつつあるこちらに対し、菅原マサキの降伏勧告を撥ねつけた早瀬。
菅原のグダグダした御託を一蹴した良い台詞だった。
良い台詞に感じるのは今までの展開を見てる側が踏まえているからだろう。

菅原の御託もワザと大仰にしてあって面白かったが・・・。

とにかく正義の味方の早瀬は小賢しくない、むしろバカなのだ。
バカだからこそ正義の味方なのだ。と言わんばかりだった。
バカって書くと言い方悪いので、純粋と言った方がいいかな。
そういった早瀬の純粋さにJUDAも加藤機関も心を一致させるのだ。

一方で加藤久嵩は進入路を作るために特攻を勘考する。
お兄さん、最後の最後で妹に「すまない」だけで済ませてしまったなぁ。
また菅原によって城崎絵美が討たれてしまう。
そして城崎を失った悲しみでラインバレルがついに最終形態に・・・。
怒りと悲しみでパワーアップと、本当に王道な展開を突き進むなぁと思った。

兄貴から「妹を頼む」という伏線はどうなってしまうのか?
あっちの世界の敵をどう駆逐すのか?
早瀬はやっぱり理沙子より城崎を選んでしまうのか?

あといつも書いてますが、ラインバレル劇中曲がかっこいいですね。
今回は早瀬の決めセリフの時の曲がちゃんとかっこよかった。

いよいよ来週が最終回。
次回予告で城崎の声が聞けないという初めての展開は
ずっと見てきた私には中々にショックだった。
 
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[ 2009/03/14 08:11 ] 鉄のラインバレル | TB(53) | CM(0)

clannad after story 22話(最終話)「小さな手のひら」【感想】 

今回がラストです。お名残惜しいですが・・・。

岡崎朋也と古河渚の、そして汐の物語はこれにて終了です。
最初から見ていて感想は全部書けなかったけど、ここまでの展開まで導いた
原作の物語力とそれを映像として定着させた京都アニメーションに多謝です。

最後は今まで朋也が集めた光の力で、誰かが言っていたように
どんな願いでも叶う、つまり渚の死を止める展開になりました。
これは全てに対して絶望していた朋也が渚との出会いによって変化し
人に対して誠実に一生懸命になり光の玉をあつめたからこその結果でした。
朋也の行動が多くの人を助け、それが町の力にもなったのでしょう。
そして町の意志で死を迎えてしまった渚や汐を助ける事に繋がったのです。

あっちの世界(幻想世界)にいた少女は汐だったのですね。
つまりクラナドの世界における世界の終わりというのは
極端な話、汐が死んでしまう事だったのでしょう。
だから汐の死で、朋也は渚が初めて出会う所や
渚の出産場面に戻ることが可能なのでしょう。

時間軸が一つの方向ではなく、ぐちゃぐちゃになっていく感じ、
つまりこの物語のあり方がリセットできるようなゲーム的な感覚なのでしょうが、
こうした展開にこそ我々は彼らを祝福できるのではないでしょうか。

また主要キャラがだんご大家族の曲とともに紹介されるカットの連続は
大団円なんだなぁという印象を与え、安心感を与えてくれました。

そして風子と公子のやりとり、そして最後の流れは正直鳥肌でした。
これに関しては直感的に思ったのが、深い意味を読み取れる印象を持ちました。
風子の会話の繋がらなさが作品を象徴しているかのようで・・・。
少なくとも向こうの汐も救われたという完全なハッピーエンドでした。

全体的なまとめは、また別の記事で書いてみようかと思います。
今は正直、気持ちの整理ができていないので・・・。
強いて言うなら、多くのオタク向け作品が恋愛成就がゴールなのに対し
クラナドはそのもっと先をゴールとして描いた所、それも描ききった所に共感しました。
恋愛成就だけが物語ではない、他にも価値のある物語がある事を
示したのがクラナド(家族)だったと思います。

トータルで1年半、ありがとうございました。完敗です。
 
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[ 2009/03/13 02:40 ] CLANNAD | TB(102) | CM(2)

とらドラ! 第23話 「進むべき道」【感想】 

竜次と大河は進路相談が決まらず、先生から指導を受ける。
大河はそれを無視するが、泰子が貧血で倒れてしまった。
ショックを受ける竜次と大河。二人は泰子のバイトを代わりに受け持つ。
そしてバイトの金で買ったチョコを自分で作り直して教室でみんなに配る大河。
その時、大河の一言が事態を急変させる。


いよいよみんなの恋愛模様も佳境。テンションが高鳴り、無茶苦茶面白い。

今回のお話は進路について本気で考えない竜次と大河は
おそらく恋愛についても本音を避けていたツケが全部出たという展開だった。

大河は今回進路相談後「何もしたい事がない」って行ってたけど、
実は一番したい事はハッキリしていて、しかも竜次以外の川嶋や北村、
そして櫛枝はそれを理解している。それなのに本音をごまかす大河に
一番の友人として櫛枝は激情してしまったのだろう。
また大河を助けたのは竜次ではなく北村と嘘をつかせてた事にも
櫛枝は怒るが、結局大河も竜次も自分をごまかす行為をしたって意味で
両者の行動は一致している。二人とも正直になれよという感じである。

櫛枝も竜次と大河の本当の気持ちを知っていたなら、
ちゃんとクリスマスに完全に振るべきだったと思う。
事態を混乱させている一因は櫛枝にもあるだろう。

川嶋は報われないなぁ。このままだと好きな相手に自分の好意すら
気づいてもらえないなんて・・・。それでいて大河のバイトのサクラや
教室を封鎖して、最後には竜次に追いかけるように促すなど
竜次と大河のアシスト役をきちんと果たしているだもんなぁ。
そう考えると、櫛枝が川嶋に敵意が合ったのは、川嶋が自分の本心を
隠しすぎている所にも原因があったのかもしれないなぁ。
櫛枝からしたら「川嶋も告白すればいい」いう認識なのかもしれないね。
ただ川嶋は状況がわかっているので勝負できないんだろうねぇ。

しかし春日に彼女が出来ていたとは・・・。能登の方がカッコいいのに・・・。
今まで恋愛に一番関心が無い彼が一番に恋愛にゴールしてるのが
「世の中なんてそんなもんさ」って気を起こさせる。

今回も教室での竜次・大河・櫛枝の取っ組み合いが情感たっぷりな
激しい動きで描かれ、見ている側の心を揺さぶられずにはいられなかった。
本当にとらドラ!は心を抉るような演出が上手だと思う。
ドラマと演出が一体となった上手い作品だよなぁ。

正直、とらドラは最初、釘宮の声と大河のキャラの可愛さだけで見ていたのだが、
今は純粋にお話の部分や殆どのキャラの結末に興味関心がいっているなぁ。
小説は物凄く読みたいのだが、知り合いが誰も持ってないので買うしかないか。

ここまで来たら、竜次は最後の勇気を振り絞るだけ。
来週、そして再来週の最終回が待ち遠しい。
 
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[ 2009/03/12 01:54 ] とらドラ! | TB(81) | CM(0)

みなみけ おかえり 10話「態度には」【感想】 

今回はトウマがメインのエピソード多し。

最後のナツキメインのエピソードがキモくて面白かった。
ナツキは笑うと怖いし、気持ち悪いし(これは保坂の影響jか?)
最後にはトウマがいるというオチ。これはヒドイ・・・。

今度のみなみけ、最初はネタの面白さがまぁまぁの印象だったが
段々エピソードの解釈や演出が慣れたのか面白くなってきたなぁ。
最初のみなみけもネタがシュールで面白かったが、
おかえりも中々面白くなってきたので、見る甲斐があるというものだ。


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[ 2009/03/09 23:46 ] みなみけ | TB(5) | CM(0)

clannad after story 21話「世界の終わり」【感想】 

病気に倒れる汐。病状は渚のものと同様という。
朋也は退職し汐の看病に専念する。そして汐は「旅行に行きたい」と言う。
朋也は娘の最後の願いを叶え、旅立つのだが・・・。


私の中でクラナドは臨界点をついに超えた。
どこまでもどこまでも何度も何度も叩きつけられる展開。
汐の健気さ、父への想い、それすらもこの町は押しつぶす展開だった。
正直、ここまで凄いとは全く予想だにしなかった。
友人が「アフターから本編」と言っていたが、その通りだった。

クラナドのメインテーマは「変化」だった。
今回、朋也と秋生の病院のベンチでの会話でそれがやっとわかった。
町の変化によって渚や汐が命を散らせてしまった事。
町の自然が、森が壊されたから死んだというよりは、町の変化によって
渚も汐もこうならざるを得ない宿命を背負ってしまったかのようだ。
世界は変わるものであり、それをも受け入れていかなければならない朋也。

町は変わっていく。人は移り変わっていく。必然の出来事としか言いようがない。
森は壊され、人の生命を守るものとして「病院」ができたが、その代償として
渚と汐が失われると言う皮肉。しかしそれこそが「人生」と言えるだろう。
何か良かれと思っていた事が、実は良くないことだったという事を
「病院」を通じて暗示させている話なのだろう。

そして渚とのスタートに立つ朋也。
結局、朋也が思うのは渚との出会いが間違っていたという認識。
「変化」の大元こそが間違っていたという認識。
しかしそれがなければ朋也の心の「変化」も無かった。
高校生活、渚や汐との想いまでも無くなってしまう。
その想いはたとえ彼女達が死んでしまっても変わらないのではないか。
死は「変化」だが、朋也が渚、そして汐を愛した想いは「不変」だ。
変わるものがあっても変わらないものもある、クラナドとはそういう話なのだろう。
変わらない想いをみせてほしい。

今回は丁寧なロケハンをした成果を思わせる「町」の写実的な背景カットが
物語に彩りを添えていた。テーマが「町」そのものにシフトする中、
「町」を描き、そして語らせるために一生懸命取材した印象を受ける。
「町」の断片的なカットの連続は見ている側に何かを想起させずにはいられない。
この北之原演出と、堀口作画も文句無く素晴らしかった。
話も凄ければ、映像表現としてもそれに十分に応えていた。

来週はいよいよ最終回。
正直、ゲームをやらなかったのを最初は後悔していたが、今ではどちらでもよい。
この話の決着は見届けなければ。
 
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[ 2009/03/06 02:48 ] CLANNAD | TB(80) | CM(0)

とらドラ! 第22話 「君のいる景色」【感想】 

雪山の遭難から大河を救出し、彼女の本心も知る竜次。
学校では進路相談も始まり、恋の決着もつけなくてはいけない状況だ。

今回は前回が大きいイベントだった分、地味めな感じだったけど
クライマックスに向けて一歩づつ踏み出している感はあったなぁ。
このもどかしさ、焦らしは中々に上手い構成。

櫛枝と川嶋の会話。櫛枝から川嶋へ会話をするのは非常に珍しかった。
その点から重要な会話になるのはある程度予想できるのだが。
ただ内容は非常に婉曲的な表現での強がりで川嶋も辟易してしまった。
櫛枝は本音を言いたい時に回りくどくなってしまう性格だと今更わかった。
一方、川嶋もこの状況では自分は何も言えずじまいな感じではある。

櫛枝はラーメン屋バイトしたりソフトボールの部長やるなど、
竜次から離れたいのか、忘れたいのか、とにかく距離は置きたいのだろうね。
ちなみにラーメン屋の親父の麺の湯きり方はアホ過ぎ・・・。

あれ以降、竜次が完全に大河を意識してしまってる所が微笑ましい。
あの手この手で家に大河を引き止める様は面白かった。
ただ意識しても、結局彼女をどうするんだっていう部分にまで踏み込められていない。
それは進路の部分も同じで、高須竜次の考えがまだ決まってないからだ。
また前回のような盗み聞きのような感じで大河の本心を聞いてしまったら
逆に動けないというか、そういった部分もある。

竜次は、他人の顔色や状況を伺いすぎているんだよなぁ。
そして彼自身が自分がどうしたいのか見えていないので、
大河や櫛枝にはもっと見えていないのだろうなぁ。

竜次は踏み切るだけなのに。じれったい(それが物語であるが・・・)
進路相談みたいに、誰か彼の恋の相談も乗ってあげられたらいいのにね。
出来るとすれば北村かな。今回の北村は察しがよくて頼もしかった。

大河の実のお母さん、存在は語られたが今回みたいな感じだと
登場する事はなさそうだなぁと思った。

殆ど結論は出ていて、後は断を下すだけという所までセッティングしている印象。
ただ残り3話でどう下すのか。そのプロセスが楽しみだ。
  
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[ 2009/03/05 02:00 ] とらドラ! | TB(88) | CM(0)

サマーウォーズ 公式HPリニューアルオープン 

サマーウォーズ公式HP

細田守監督の最新作いよいよ夏に公開みたいです。
メインスタッフはキャラデザに貞本義行、脚本に奥寺佐渡子まで公開。
また夏物作品みたいだが、ウテナの橋本カツヨ以来のファンとしては
細田作品には期待せずにはいられない。

去年のアニメ映画はポニョやスカイクロラといった大作系がありました。
今年もエヴァ劇場版破やサマーウォーズ、ザ・宇宙ショーがあって中々盛り上がりそうです。
そういえばエウレカ劇場版も4月25日公開ですね。

でも私の本命は「なのは劇場版」だったりする。
 
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[ 2009/03/02 22:41 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

機動戦士ガンダム00 2nd season 第21話「革新の扉」【感想】 

ガンダム、または戦争によって歪められた人々の話。
その果てに王留美(とお兄さん)、ネーナ・トリニティはついに消えた。

ガンダムによって同胞・矜持を失ったブシドー。
ガンダム(スローネ)によって父母を失ったルイス。
サーシェスによって兄弟を失ったネーナ。
兄貴が不甲斐ないから当主の座につく事になり迷惑していた王留美。

今回はサブキャラの因縁のつけ方が明確なので見る側にはわかりやすい展開だが
少々痴話喧嘩っぽくなって、少々スケールダウンしてしまったなぁ。

王留美はちょっと前に死んだかと思ったが、一応生きていた。
しかし結局はネーナにやられてしまった。ただヴェーダの情報は伝えたので
今後、CBはヴェーダ奪還に光明を見出したわけだ。

ネーナはサーシェスに狙われると思っていたが、それはミスリード。
ルイスに殺される羽目になったが、ネーナは狙われる理由はわかってなかっただろう。
ネーナにとってはあの件はちっぽけな事であり、ルイスには大きな事だったのだ。
そしてルイスがお父さん・お母さんって言った瞬間、まさか発狂したのか?
と思ったが、まだ大丈夫みたいだが精神やばいだろうて。

そして刹那がついに人類初のイノベイターに。
他のイノベイターがどういう生まれ方をしたのかがわからないが、
刹那が人類初ではあるみたいだ。刹那はついに自己変革したわけだ。

それにしてもスサノオといい、ルイスの可変MAといい、無茶苦茶かっこいいですね。
 
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[ 2009/03/01 17:44 ] 機動戦士ガンダム00 | TB(83) | CM(0)