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私にとっての2009年(アニメ) 

今日は大晦日。何時間も経てば2010年に突入する。

今年もアニメ・アニメ周辺について様々な話題があったが
印象に残った作品や出来事をざっくり振り返ってみたい

【金田伊功氏の死去】
57歳で夭逝するのは余りに惜しい。
70年後半から80年代のアニメファンに鮮烈な印象を与え
後進のアニメーターに計り知れない影響を与えた彼の功績はいつまでも胸に刻みつけたい。

【ヱヴァ破】
色々思う所があるのだが、まずは昔のエヴァとの比較考察は慎重にすべきだと思う。
昔のエヴァは危うさがあったけど、今のヱヴァは危うさを取り払い
娯楽性高い作品(安全な作品)になった事は評価と同時に少し寂しさもある。

【エンドレスエイト】
壮大な実験。作品の実験でもあり、視聴者の反応を見る実験でもあったと思う。
実験自体は評価できるのだが、商業的に危険なカケであり、現に売上げは落ちた。
個人的には作る側がどういう気持ちで作ったのかが知りたい。

【けいおん】
商業的成功ばかりに目を奪われがちだが、主な物語展開も無く、男が殆ど出てこないなど
徹底的に視聴者にとって気持ちの良い部分だけを抽出し提供した作風は
僕の個人的感覚でいえば、これほど過激だった作品は無いのではないか。

【化物語】
原作と制作会社(シャフト)の良い巡り合わせ。
「空の境界=奈須きのこ」も含め、奈須や西尾の商業的成功を支えているのは
彼らの熱心なファンだという事を再認識させられる。

【サマーウォーズ】
良く出来ていたし、最大公約数的に満足できる作品だと思う。
ただ「ぼくらのウォーゲーム」の2番煎じ的な側面も強く
今後、細田守が成功していくには、良い原作が必要かもと感じた。

【様々な作品の映画化】
今後ますます大きな潮流になるのは間違いない。
映画化される意味は、マニアアニメの提供先が、
OVA→テレビ東京深夜→WOWOW→UHF深夜→映画館という事なんだろうけど。

【GONZO上場廃止】
オリジナルアニメを企画し続けた点は評価できる会社ではあったが
商業的成功ができなかったのは経営陣の見通しの甘さと、力不足だと思う。


今後気になる事
・DVDからBDへの過渡期に突入する事や地デジ放映がアニメ制作とどう関わるのか
・けいおんのように徹底的に気持ちよさを提供する作品が今後も進化して現れるのか
・ポスト京アニ・シャフト。要は新しい作品を作れる制作会社は登場するか
・アニメのビジネスは今後もやっていけるのか

これら以外にも気になる事はあるが、
今後もアニメはどうなるのだろうか、という視点でアニメを見続けるのだろう。
 
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[ 2009/12/31 21:12 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子 最終話「星の方舟」 【感想】 

紫苑が作った別世界で蘇芳は・・・という話。
まさか別世界を作れるまでの能力が紫苑にあったなんて驚き。
壮大な世界観にやられました。

EDの歌詞に
君と二人のまま移りゆく世界にその足跡だけを残して
とあるが、これは色々意味が取れるなぁ。

黒と葉月のあのアクションはおそらく中村豊原画だろう。

全体の感想

1期をまだ全部見てない人間が言うのも何なのだけれど、
蘇芳の物語にオチがついたのは良しとするが、
黒や銀、契約者・ゲートの話にケリがつくのを期待して見てた人も多かったのでは。

友人が蘇芳が好きでないようで1期は好きだけど、2期は入り込めない話を聞き
2期のキモは蘇芳に感情移入できるかどうかなんだろうなと思った。
要は蘇芳の旅の経過の意味をどう我々が感じるかどうかなんだろう。

私の勝手な認識として、契約者・能力云々以外はサスペンス的な傾向が強かったけど
紫苑の能力で本作は本当はファンタジーだったんだなぁと納得。
蘇芳の魔法少女変身もこれで納得したんだけど、実はちょっと肩すかし。


全編通して、説明は野暮という作風を通したのはカッコ良かったけど、
逆にわからない部分も出てくるのでこの手法も一長一短。
世界観や設定に触れたいのが視聴者で、そこが魅力的に映れば尚更だ。

映像については文句無し。アクション描写には毎回溜息と感動だった。

しかしボンズのオリジナル作品は意欲は評価できるが(ラーゼフォンとかエウレカとか)
話を収束させるという点でもっと上手くできるのではという印象をもってしまう。
確かにオリジナルの話作りは非常に難しいだろうが、ボンズには頑張ってほしい。

個人的には監督の岡村天斎の名前が結構、色々なサイトで言及されるようになったのが驚き。
カウボーイビパップの絵コンテ担当からその高い演出力でファンだった身としては
この一点は嬉しいなぁと感じた。メダロットの監督としても非常に良い仕事をしたし。
そして最終的に岡村氏はどこまで本作の原作に関わったのかが気になるんだよなぁ。
 
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[ 2009/12/27 23:36 ] DTB流星の双子 | TB(4) | CM(0)

キディ・ガーランド 第11話 「シャドウワーカー」【感想】 

敵側のキャラ立て回。
構成が80年代並みに古典的だと思うのだが
妙に懐かしい感じでもある。
リトゥーシャとパウークの行動動機も
おばあちゃんの介護という設定はまぁ
2人の純真さを強調できる設定ではないかと。
(まぁガクトエル様にこの辺り絡んできそうだが)

ガクトエル様が誰も信じていない
カリスマ君主である事がわかった。
 
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[ 2009/12/24 21:51 ] キディ・ガーランド | TB(1) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第11話「水底は乾き、月は満ちる・・・」 【感想】 

最終回手前。佳境へつながるエピソード。

博士を含めて説明台詞が多くなってきたので、
話をなんとか消化しようという試みがみられていた。

ちょっと脱線するけど、本作の魅力は設定や世界観の説明というより、
この世界観の中でどうキャラ達が振る舞うのかにかかっていると個人的には思う。
本筋よりちょっと逸れたキャラのエピソードが好きなだけなんだろうが、
本筋にあんまし魅力を感じないのは私だけだろうか。

だから契約者の成り立ちとか、ゲートとかのネタばらしには特に興味が無く、
強いて言えば、ネタばらし自体を上手く演出できるかの方が大事かな。
来週も説明台詞も多そうだ。

蘇芳と弦馬の戦いは尺が長く、見応え十分だった。
小さい女の子が長いライフルを持つというのは良いね。
(メタ解釈してください的な設定なんだろうけど)

ただ蘇芳のバトルシーンは、これでお終いなのかもしれない。
緊張感を強いる劇伴は良かったが、
砂を捲いて弦馬の目をくらませる展開はちょっと安直だったかな。
 
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[ 2009/12/20 09:52 ] DTB流星の双子 | TB(11) | CM(0)

けんぷファー 第12話 【感想】 

番外編

臓物アニマルとけんぷファー達が入れ替わる話。
やりっぱなし、投げっぱなしな感じで、枠があるので拵えてみましたという感じ。
田村ゆかりに「少し頭冷やそうか」と聞けたのは良かった・・・

全体の感想

ネットで流行ったものやアニメ好きの友人間の会話で使われそうなレベルでの
声優ネタを商業ベースに乗せると、こう表現が直喩的になるのかという印象。
本作みたいな声優ネタを使うとある部分でウケるのかもしれないが
それを楽しみの提供と取るか、それ以外と取るかは各人の判断になるだろう。

キャラ描写や個々の設定、物語の紡ぎ方に関しては最初から詰める気が無い
自覚的な作風なのはわかっていたのでそこへの突っ込みには興味が無い。
まぁ視聴者にも緩い作品だという事を先に伝え、免罪符を得ようとしている作品が
多い気もするが、この種のなあなあ感が作り手と受け手で成立している部分でもある。

ただ生徒会長だけがやたらエロくて、可愛くて、感情移入までできるような
描写の連続で会長の描写だけはスタッフも本気だったのかな。
とにかく生徒会長の存在だけで本作は楽しく見られてしまった。
一点突破全面展開だった。
 
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[ 2009/12/20 09:31 ] けんぷファー | TB(4) | CM(0)

とある科学の超電磁砲第12話「AIMバースト」【感想】 

バトル回。

美琴の「怪獣映画みたい」というセリフにあったように
バトルはまさに怪獣映画のようであった。
バトルの各場面では奥行きのある空間を意識して構築していたし、
美琴とAIMバーストの大きさの対比も良く練られていた。

9989_345.jpg

AIMバーストの触手の動きや再生描写のキモさも良かった。
また破片フェチとしては今回、破片描写が多くて嬉しかった。

美琴も超電磁砲のスキルの描写を随所に遺憾なく発揮していて
様々なアイディアを含めて、面白かった。
本当に良く動いていたし、アクション回としては申し分ない出来だった。
絵コンテは福田道生。日本で今一番勢いのあるコンテマンなのは間違いない。

主題歌も挿入され、わかりやすく盛り上がる演出(好きですよ)
これはまぁ作るのも総力戦だったと思う。

この戦いで美琴>1万人という事が証明され、
レベル5の能力がいかにあの世界で凄いかがよくわかった。
しかも木原戦では本気出してなかったのね・・・

才能社会な世界観だけど、才能以上に大切なもののあるというまとめ方だった。
美琴も才能の無い人間の気持ちを理解して、それでも「頑張れ」という
言葉によって、自分も彼らも頑張っていこうというオチでいいのかな・・・?

ここずっと蚊帳の外だった黒子もキスまでできて、最後に見せ場作れたのも良かった。
 
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キディ・ガーランド 第10話 「生きていた、2人」【感想】 

サブタイの本当の意味は
(心の中に)生きていた、2人。
エクレール・リュミエールが復活と信じていた私は読みが浅かった。

Gソサエティとの戦闘はディア、タマの奮闘もあって、
展開的にはそれなりに盛り上がっていたので満足。

アスクール・クフィーユ2人とも落ち込んでいたが、
ディアの前向きな姿勢に2人がやる気を取り戻すという
古典的な流れだったのが前回と今回だった。
 
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[ 2009/12/18 21:45 ] キディ・ガーランド | TB(0) | CM(0)

けんぷファー 第11話 「Wahlen -歓喜の歌-」 【感想】 

実質最終回。

全キャラ制覇すると豪語したナツルが余りにもいえば余りにもだが
本作らしく真面目に話を進行させる事もなく
気持の良い展開だけを提供する、確信犯的なノリで突き進んだのが良かった。
いちいち喘ぐけんぷファー達も含め、本作らしく落とし所を見つけた回だった。

本当ならこのレベルのアクションシーンだとちょっとげんなりするのだが
全然気にならなく見せているのが、本作の目指していたモノがよくわかる。

正直、本作においては世界観の詳細な説明や伏線の消化は意味をなさない。
まぁわかったらわかったで、面白くもあるのだろうが。

野村道子・内海賢二夫妻の共演も含めて、声優起用に注力した作品だったなぁ・・ 
 
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[ 2009/12/13 18:09 ] けんぷファー | TB(9) | CM(0)

キディ・ガーランド 第9話 「記念式典」【感想】 

トリクシーとトロワジェインの死。

この回でシリアスに持っていこうとするのはわかったけど
シリアスでもギャグも一緒だが
段取りが重要なんだなぁというのは再認識させられた。

結構絶望的な状況に陥ったけど、どう盛り返せるかに期待かな。
 
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[ 2009/12/12 21:34 ] キディ・ガーランド | TB(0) | CM(0)

DARKER THAN BLACK 流星の双子第10話「偽りの街角に君の微笑みを…」 【感想】 

蘇芳の素性が垣間見える話。ただ状況が語られ真実には届かずと言ったところか。

お母さんが過去の話を証言するシーン。
マンション玄関でこの話を行う場面設定が秀逸すぎる。
玄関の外の人間(蘇芳・霧原未咲・ジュライ)と玄関の内(母)で
明確な境界線がある事がはっきり分かるシーンでもあるし
組織を追いつめたい霧原と組織から手を引いた蘇芳母の関係の対比でもある。

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話が終わって、扉が閉じられながら、母親が膝を落とすシーン。
扉が閉じる事で、蘇芳と母の二人の関係も閉じられた事を示唆するようだった。

またお母さんの目つきが蘇芳と同じなのが、尚更この悲劇を印象付ける。

沢崎耀子の自白剤+惨殺ぶりが凄まじかった。
MBSアニメは容赦ないなぁ+放送する決断力には頭が下がる。
準キー局は、内容が過激であっても容認する傾向は強いが
その辺りは竹田氏がガッチリサポートしてくれるのだろう。

あと2回で話がまとまるとは、ちょっと思えないけど
スリリングなこの展開を今は楽しもう。
 
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[ 2009/12/12 11:01 ] DTB流星の双子 | TB(37) | CM(1)

とある科学の超電磁砲 第11話『木山せんせい』【感想】 

サブタイトルの「せんせい」。
このひらがな表記に全ての想いは込められている。
木山の過去とレベルアッパー使用動機が語られ、
世界観として学園都市の裏側の一端が見えた展開。

ショートの頃の木山せんせいは可愛い。
可愛いというのはデザインというより、仕草と心持である。

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このカット、不気味さが良く伝わってくる感じが表現されている。
今回は俯瞰と煽りのパースの利いた画面作りが目立った。
特に先生の回想シーンでは俯瞰と煽りを織り交ぜ、
子どもと先生たちの仲良くなる過程を画面に印象付けようとしていた。

OPにちらっと出ていた化け物、
気になっていたが、このタイミングでの登場か。

ドラマ的には良くある、嘘の実験に付き合わされ愛する子供たちへの復讐という
展開だったが田中敦子の圧倒的な演技力でものすごい良い話に見えてしまった。
田中敦子、流石としか言いようがない。
このアニメは本当に声優が大きく見せ場を作る。

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最近は・・・ 

アニメを見る時間というのがなかなか取れないです。特に平日は・・・
取ろうと思えば取れるのですが、無理に見ても面白さを満喫できない。
心に余裕のある時にアニメは存分に楽しみたいですね。

作品各話の感想書いてますが、その回ごとで面白い面白くないというのはあると思います。
しかし面白い・面白くない理由が、作品の出来だけによるものではなく、
自己のメンタルにも大きく左右されるのが私です。

本当ならメンタルに左右されない、ブレない評価基準があれば
より客観性や記事の信頼度も増すのでしょうが、中々上手くいかないですね。

もっと言うと作品が楽しめなかった場合、理由の半分は自分に原因があると思いますね。
作品鑑賞は自己との対峙ですから、楽しめないのは結局、自己に起因すると考えています。
と考えると、より能動的にアニメを楽しめるかなぁとか思ったりしてます。
 
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[ 2009/12/09 23:34 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

けんぷファー 第10話 「Falle~ひと夏の経験~」【感想】 

楓さんがそろそろ、今までとは違う行動に出始める展開。

今回はナツルと生徒会長の事が起こりそうな展開が最大の見所だろう。

名塚佳織のエロ演技が聞けただけでもはや個人的に満足。
TVアニメではあの表現ができたのは凄いと思ったし
実写のドラマであそこまでは表現できないだろう。

生徒会長は己のプライドに殉じたが、
行為に及べなかった事に多少後悔している仕草もまた可愛かった。

生徒会長も含めて、戦場ヶ原ひだきみたいな非常にクールなキャラは
最近ウケが良いのかもしれないね。

古賀誠氏は毎回、総作画監督をやっているが凄い仕事量だ・・・
 
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[ 2009/12/05 23:28 ] けんぷファー | TB(11) | CM(0)

DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第9話「出会いはある日突然に・・・」【感想】 

蘇芳、母と出合うという、一見良さそうな展開に見えたが・・・
一筋縄でいかない本作らしいというか・・・

今回、場面場面におけるコメディとシリアスの緩急というか
バランスが絶妙で、この上手さは何だろうなぁとか思って見てて
絵コンテが監督自身だったので納得。
冴えてる時の岡村天斎は流石としか言いようが無い。

また戦闘シーンについては、今回も素晴らしすぎる。
黒と葉月水無のバトル、本当に尺が短いのに演出力が図抜けすぎている。
戦闘時間はたった10秒。しかしこの10秒に箱を投げて武器を有効活用する
アイディア性といい、無駄の無い表現にはもう感服するしかない。
また強い者同士の戦いは一瞬で終わるものという事まで考えさせてくれたし、
葉月のドラマ(母の事情を知った)の伏線もあったのも良かった。

それにしても最後の引きはびっくりさせられたなぁ。
来週以降の展開が気になってしまうではないか。
 
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[ 2009/12/05 23:01 ] DTB流星の双子 | TB(18) | CM(0)

キディ・ガーランド 第8話【感想】  

敵の組織「Gソサエティ」のお披露目会。
妙にもったいぶって話は進むけど、そこまでの意味は無し。
2クール仕様でなければ、こうした構成は無かっただろうね。

ガクトエル様に殺された2人の声優が西村知道・郷里大輔で
ジャミトフとバスクコンビだったのが、ささやかに笑えた。
 
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[ 2009/12/05 21:27 ] キディ・ガーランド | TB(0) | CM(0)

とある科学の超電磁砲 第10話「サイレント・マジョリティ」【感想】 

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レベルアッパーに手を出した佐天。
 それを知った初春は・・・。
  また「共感覚」を手がかりにレベルアッパーの構造と犯人の目処が!!

 今回、佐天の自白に対して初春が精いっぱい応える所がドラマ的に見どころだと思う。
  そこで初春が涙を流すまでは普通だけど、鼻水まで垂らさせてるのは凄く良かった。
   鼻水は余程、感情が高ぶらないと垂らさない。
    鼻水を垂らさせる演出は他作品でもあるが、個人的に好きだ。
   要はそれだけ初春は佐天が親友で好きだし、優しい子なんだなと再認識。
  また佐天・初春それぞれ泣く前の情感が高ぶる経過時は前髪を目を隠したり
 カメラが目を映させない演出を行っている事にも注目。

  今回は豊崎愛生の演技が最高潮に達した瞬間で、情感たっぷり伝わってきた。

 演出で一番上手かったのは、ヤカンが沸騰した音に初春が反応して止める場面。
  この後、話は「共感覚」について2人がキッカケを掴むのだが
   実はヤカンの音に反応する事が「共感覚」だと自然に刷り込ませる演出。
  具体的な説明より、ヤカンを止めるという一見関係無いように見せかけて
 実は話に繋がっているさりげない演出を怠らず行っているから、本作は面白い。

    
 サブタイトルの意味は「沈黙している大多数」。
 レベルアッパーを使用したい人間の気持ち、それを佐天に代弁させたかったのだろうか。

  本作は攻殻機動隊みたいに近未来的世界観の中で
 犯罪者を取り締まるジャンルであって
電撃レーベル的に発表するとこうなるのかなぁと思いつつある。
 
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