四畳半神話大系 第2話【感想】 松本憲生 

今度は映画サークルに入った私が、
サークルを仕切る先輩に対抗し敗れる話。

明石さんあのきっぱり具合が可愛い。

学生時代に独善的な映画を撮りたい気持ちと
みんなに受け入れられたい映画を作る葛藤というのはよくある話だけど
実際、今の映画を撮ろうって考えてる学生の心境ってどうなんだろう。

先輩の裏が全て暴露された映像が流れた時は
今まで虐げられていた私が一矢報いたという妙なカタルシスがあった。
またその映像内容の変態チックぶりも中々のものだった。

本作は「どうせあなたはどんな道を選んだって今みたいな有様になる」という
小津の言葉が全てを象徴している気がする。

人生やり直したい気持ちは誰しもが持ってるが、
それはやり直せれば、上手くいくという気持ちがあるからだろう。
そうした気持ちを本作は良い意味であざ笑うかのようだ。

原画に松本憲生 田中宏紀 山下清吾。
この方々であれば作画面が突出しそうな感じを受けるが、
本作は作画と演出が見事に調和した映像であり、非常に見やすかった。
 
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[ 2010/04/30 06:26 ] 四畳半神話大系 | TB(9) | CM(0)

【大地丙太郎】迷い猫オーバーラン! 4話「迷い猫、脱いだ」【感想】 

4話の評価が割れたと評判なので見てみた。

■本編の感想
私は原作を知らないし、アニメも今まで見てなかったので
この4話単体でしか評価できない。

感想としては、裸が多く、絵柄も好みだったので眼福な映像として見る事が出来た。
また話の内容はどうであれ、1話単体の構成としては自然な流れで進んでいたと思う。
今回監督の大地丙太郎に関しては後述。

■アニメの見方
評価が割れたのは、視聴側のアニメ(映像作品)の見方に起因するのかなという印象。

今までのアニメ本編の流れや
原作を上手く表現しているかという点を重視している方。
本編の流れや原作よりも、その回ごとでの面白さを追求すれば良いと考える方。
映像の快楽性を重視する方。
またはそれ以外(例えば心意気を買う方)。

どこに楽しみや評価を見出だすかは各個人に委ねられるわけだが、
この4話は出来(作画・演出)が悪いからではなく
作風(原作無視、唐突なハイテンション、話)の為に評価が分かれている。

だから、原作無視の作風が前面に出た作品・回が出るたびに
作画崩壊と同様に評価が割れると感じる。
また原作との差異(絵でも話でも)の許容量が各個人で違うので、意見の細部にずれが生じる。

だからアニメについて語るのは面白い。

こうした意見の違いを交わす事で、新しい発見や色々な見方ができるのだから。

■大地監督
大地丙太郎のキレキレな演出は未だ健在。54歳とは思えない・・・。
非常にテンポの良いカット、ハイテンションな展開はいかにもだ。
大地監督は90年代中盤から2000年初頭ぐらいが、一番目立っていたかな。
アニメのギャグ表現(超早口台詞回し・声を重ねる等)を大いに進化させた人でもあるが、
非常にシリアスな作風(こどものおもちゃとか今、そこにある僕)もこなせる方である。

ただ「こどものおもちゃ」とか後半は原作とは全然違う事やっていたりして
決して原作の枠に留まらない人なんだよなぁ。

■原作とアニメについて
90年代ぐらいまでは原作とアニメが違っていても、今ほど大きく話題にはされなかった。
また作り手側も原作と違っていても、目立った方が勝ちのような側面もあった。
という事は、今のこうした流れは視聴者の見方が変わった流れなのかもしれない。

アニメと原作については今後も考えていきたい話題である。
ただ持論としては、原作とアニメは作る人は違い、制作体制も大きく異なり
また原作そのままアニメにした場合、成立するかという問題もあるので、
原作とアニメが違ってしまうのは仕方が無いと考えている。
結局原作の持つ性質がポイントになるのでは。

またアニメを作る側にも自分の作家性を出したい人がいる。
それが良い評判を得るのか逆の結果になるのかは、その方次第ではあるが。
 
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[ 2010/04/29 06:34 ] ニュース | TB(29) | CM(0)

けいおん!! 第4話「修学旅行!」【感想】さわちゃん 

4人京都に修学旅行へ・・・。

修学旅行は、修学旅行でしか味わえない
ハイテンションになる事を思い出させてくれる回だった。
各旅行先では妙な行動を起こしたり、お菓子食べすぎたり・・・。
また1日目の枕投げ、その後の寝付く前の深夜でしか笑えない4人の奇妙な会話劇。
修学旅行って、学生時代のメインイベントの一つだし、
初めての所に行くから、テンションが上がるんだよなぁ。

私もそうでした。高校の修学旅行は良い思い出でした。

そういった修学旅行気分を余すところなく表現していて
本当に4人が楽しんでいるのが伝わってきたよ。
本作の一番すごいのは、楽しい気分を的確に表現する力。
それが視聴者に伝わるからこちらも楽しい気分になれる。

3話まで唯と律がボケキャラ的な立ち位置だったが、
むぎも今回は暴走気味でボケキャラ的位置づけになってきたかな。
3人の面倒を見る澪が大変そうだ。

一方でさわちゃんは引率者という責任から
先生らしく厳しくしかる役割が与えられていたなぁ。
厳しいけど、最後は4人と仲良くしたかったのね。

元々1期から京都を舞台にした場所が多かったが
今回は予想通り、京アニの地元である京都の細部にわたるロケーションが
舞台設定として上手く活かされてた印象。
後半、4人と和達が迷った時の場所とか特にそうなのだが、
地元民でないとわからない場所だったのが、
変な所に迷ったという状況を上手く表現していた。

絵コンテ・演出は三好一郎。
一つ一つのカットやカットの流れが自然で、時間があっという間に過ぎるぐらい
映像面が充実してたなぁと見てて感じていたが、納得。
 
次回は旅行中の4人とは別のあずにゃんや憂がメインの話。
今回の、あずにゃんに唯から旅行先から電話かかって来るのだろうなぁ。
 
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[ 2010/04/28 04:09 ] けいおん! | TB(120) | CM(1)

Angel Beats! 第4話「Day Game」【感想】「ゆいにゃん」 

球技大会に参加する話。

今回は日向とゆいのドタバタ展開が目立つなど、ギャグ的要素が目立った回だった。

日向が消えそうなフラグを散々立てといて、
最後は日向に散々関節技を掛けられていたゆいの逆襲が起こった展開は
意表を突かれたので面白かった。
結局、消えない日向に対して、ゆりっぺの「二人とも消えてくれ」と
言わせて話を締めたのもうまく終わらせていて良かった。

全体の構成は考えているとは思うが、
気になったのが1話1話が独立していて、線としての流れというより
点でしか話が展開していないのではと思った。

というのは毎回ダイジェスト的展開のように思えるから。
球技大会にメンバーを誘うのも、試合展開も早くて
シナリオ進行を淡々とこなしているような印象。

また、ここ2回は個別のキャラに焦点が当たってるが、
この部分でしか繋がりを感じられないから。
まぁ、こうした部分も全体がわかるようになれば
繋がりも見えてくるとは思うが。


OPが変わるのが話の流れ、つまり「ゆいにゃんが歌う」という理由だったのは
整合性があって、それなりにすんなり入る事が出来た。
 
そのゆいにゃんは今回大きくクローズアップ。
あまりのハイテンションぶりが突っ込まれキャラとして機能してたなぁと思う。
キタエリ恐るべし。
 
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[ 2010/04/24 05:13 ] Angel Beats! | TB(97) | CM(0)

四畳半神話大系 第1話【感想】 

原作・森見登美彦、監督・湯浅政明のノイタミナ枠アニメ。

極めて、1人称の語りで徹底的に進む内容だった。

原作は知らないのだが、湯浅政明がここ(ノイタミナ)に現れたのはちょっと意外だったなぁ。
癖の強い湯浅を登用できる懐の深さが、この枠にはあると気づかされた。
空中ブランコとか怪とか実験的な作品が出てくるノイタミナはあなどれない。

本編、面白い。一見他愛のない話を、言葉の過剰性を持って描写しようとしている。
言葉も過剰なら、映像も過剰。色彩・動かし方、カット割り。
他のアニメ作品より映像の情報量が多いのではと感じた。

個人的にはロケット花火のシーンの火花の散り方、飛び方が
ものすごく映像的に生えていて魅力的に映った。
火花の危険さや危うさまで魅力的に掛けてしまうのだからすごい。

こうした映像はそれなりにエッヂが聞いているものの、
湯浅の持ち味である、酔ってしまいそうな映像はほどほどに抑えられている感じ。
この塩梅が、話を見やすくさせている印象があった。

作画監督 伊藤伸高 原画 濱田高行 夏目信吾 宮沢康紀
 
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[ 2010/04/23 07:00 ] 四畳半神話大系 | TB(12) | CM(0)

けいおん!! 第3話「ドラマー」【感想】 

「ハニースイートティータイム」
律が目立たないからとドラムから他の楽器やりたいと訴える回。

コメディ色が過剰になっている。特に唯がボケキャラとして
やりたい放題(動かし方も含めて)やらかし、それを周りが便乗したり
突っ込みを入れるというパターンが強化されている。

一方でシリアスな部分も目立つ。律の移ろいやすい性格に澪が気にしたり、
律がドラムをやり始めるキッカケを思い出したりするのだが、
妙にしんみりする演出で見せてくるので、深刻っぽく映る。

こうしたギャグとシリアスのギャップが大きくなったのが、1期より強調されている。
最終的には唯のほんわかさでみんな救われるという話にしたいのかなぁ。

他のブログも指摘しているようにシリアス感の強調は、2クールある尺の関係上、
キャラの内面を1期より描かないと、尺が不足してしまうからだと思う
もちろん制作者側がキャラクターの内面に解釈を入れて、
表現したいという心意気がある側面があるのは間違いない。

ただ私がけいおんを評価をしていたのが、内面を描かない事だった。
内面、つまりキャラに心理に光を当て、心情を表現する事であるが、
けいおんは内面に光を当てず、カメラの定点観測のような視線で描写し、
キャラの奥深い心情を語らせない物語展開な点を1期では評価していた。

それは従来のアニメで語られる物語の切り口とは違っていた事。
またそれが支持を受けた事。この支持を受けた理由はまだ説明できないが
一つ言えるのは、今の時代の気分(価値観)を的確に掴んでいたからだろう。
だから共感できるし、キャラにも感情移入出来たのだと思う。

まぁ私が評価してた部分から多少違う路線になっているような気がするが
それはそれとして、基本的に面白い部分は変わらない。
大事なのは2期では何を表現したいのかを、今後も見続けて捉えていきたいなぁと思う。


絵的に良かった点。

・さわちゃんの輝きが絵的にちゃんと輝いていた。
 光り過ぎていたが、かわいく映っていたのが良かったよ。

・律が家でスティック叩いてたシーンは動きが凄くカッコ良かった。

・各カットごとで絵柄の個性が強調されていたような気がする。
 唯が所々で凄く可愛かったよ(ここのかの絵柄に近いカットもあった)

・今回律の足を強調するカットがあったが、コンテを担当した山田尚子は足が好きなんだろうね。
 
作画監督が池田晶子。原画に北之原や武本が参加してたので、消失参加後に今回合流したのかなぁ。


次回は京都へ修学旅行。
京アニのロケハン力が(背景美術力)が存分に生かされるんだろうなぁ。
 
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[ 2010/04/21 06:42 ] けいおん! | TB(108) | CM(0)

Angel Beats! 第3話【感想】 

ライブな女の子(沢城みゆき)が「やっとみつけた」「納得」したので消えた話。

個人的には麻枝准の話を目している。
それにしても、3話はますます麻枝成分が凝縮された内容だと感じた。

消えた女の子の音楽を目指すキッカケとその後に訪れる絶望。
天使の部屋に忍び込む作戦を大仰に扱う事。
女の子が消える間際の独白・・・

みんな麻枝らしい要素で、またこうした要素が直接的なんだよなぁ。

ライブシーンは滑らかな動きで、枚数多かったんだろうなぁ(2コマ?)


閑話休題。

今までの麻枝作品に出てきた
ONEの永遠の世界、Airの翼人の記憶、CLANNADの幻想世界
私はこうしたものは、彼岸だと捉えている。
ぶっちゃけあの世と言いきっても良い。

つまり、今までの作品は現実の世界とあの世の狭間で成立する
ファンタジー世界であると解釈してるが
本作は全く純然たるあの世である。(今のところ)。

現実(生)をベースにした作品を描いてたわけだが、
彼岸(死)を描きたくなったのかもしれない。

押井守が自作「イノセンス」を「あの世」と評した事がある。
そして作家は自分みたいに「あの世的な世界」を描いてしまう時期があると言っていた。
麻枝もそういう時期なのかなぁと思っていたり。

設定の整合性、詳細な設定の説明、納得できる世界感の説明。
今までの作風から期待できないが、そこが彼の持ち味では無い。
慣れない人には無理なのだろうが、10年来興味ある作家として
フォローしてたので、本作は見ていこうと思っている。
 
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[ 2010/04/18 08:12 ] Angel Beats! | TB(32) | CM(0)

アニメ感想ブログの皆さんが、アニメにハマるキッカケ 

最近気になっていたのは
アニメ感想ブログを運営している皆さんが
いつ頃から本格的にアニメにハマりだしたのか。
すごく興味あります!!!

子供の頃からのずっと好きなのか
中学生ぐらいでハマりだしたのか
高校生なのか
大学生?
それとも大人になってから・・・

私の場合は子供の頃からアニメが好きで、どんな作品でも片っ端から見ていました。
「魔法の妖精ペルシャ」「あんみつ姫」「ドテラマン」とか
他にも印象的な作品はあるけど、とにかく見まくってましたね。
それがいつの間にやらアニオタになっていたという感じです。
最終的なキッカケはエヴァとウテナなんですが・・・。

そんな私は他の感想ブログさんも私と同じように
子供の頃から好きだったのだろうと勝手に思ってました。
しかし何人かの知り合いのブロガーさんに聞くと、
アニメに本格的にハマったのが「数年前」という話が多く、
また大学生ぐらいから社会人になってからの人もいてびっくりした記憶があります。
みんな子供の頃の延長で見てるわけではないのだと、その時感じました。
案外ブロガーさんは、ふとしたキッカケでアニメにハマったのかなと思うようになりました。

もし、良かったらアニメにハマりてから何年間経ってるか、
またはいつ頃なのか。お話できればと思います。
 
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[ 2010/04/15 22:36 ] ニュース | TB(0) | CM(2)

けいおん!! 第2話【感想】 

新キャラはカメだった!!

部室の掃除してたら、さわちゃん先生のギター発見。
使わないといった為、ギターの処分を引き受ける。
放課後、ホームセンターへお出かけ。
買い物をした後、ギターを引きとったらなんと50万。困惑する5人。

私も部室を整理し、いらないものを処分し売ったりした事があったので納得ができる話。
まぁ50万なんて値がつくものは無かったが・・・。


相変わらず、安心してみられる出来です。
全体的にコメディ色というか、絵的にも声優的にも演技が派手になってるなぁ。
みんなで土下座してさわちゃんに謝るシーンとか
声優さん達が1年の間で演技を上達させているように感じる。

ホームセンターでの買い物だけで、楽しく見せられるのが本作の凄い所だ。
ホームセンター内は実写を取りこんだ背景であり、いつもながらの京アニ実写志向を感じさせる。
キャラ絵はほんわかでかわいく、背景は実写志向(リアリズム)というわけだ。
この対比がうまく機能していると思う。

場面が変わる際の演出がカラフルで凝っていて好きです。

今回も後輩が入らず寂しそうなあずにゃんを気遣っての行動が話のオチになってた。
今期の方が部活・5人の活動って何かを考えさせられる事がまだ2話なんだけど多い。
 
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[ 2010/04/14 06:58 ] けいおん! | TB(74) | CM(0)

アニメと時代性 

私のアニメの評価軸の一つに取り入れているのが「時代性」。

作品はその時代に生まれたわけだから、時代の気分を察知・的確に表現し、
今の時代は何かを表現してほしいと感じる。

人は今という時代の気分に沿ってしか生きられない。
望む望まない関わらず、時代の気分に従わざるを得ない。

何より、創作というのは「何か」を訴えたいわけで、
その「何か」とは今生きる我々の問題に関わってほしいと考えている。
そして日本のアニメには我々の問題を表現する力があってほしい。

とらドラの恋愛観
ハルヒの思春期における男女間の距離の描写
またはキョンの諦念的価値観
コードギアスのルルーシュの「間違ってるのは世界だ」発言
けいおんの日常感覚と物語の無い物語

以上、ぱっと思いついた中で時代の価値観を反映した作品を上げてみた。

10年以上アニメを見てると、キャラの価値観の変遷にも興味が出てくる。
主人公キャラ、サブキャラの行動原理や価値観も絵の変化とともに著しく変化している。
こうした変化は単に趣味嗜好が変わった事でもあるが、時代の要請でもあると思う。

要は今の時代がどの方向に進んでいるのか。
アニメーションからひもとけるのではないかと考えている。
 
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[ 2010/04/12 22:16 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

Angel Beats! 第2話 「Guild」【感想】 

麻枝准のシナリオを忠実に映像化するとこうなるのか、と考えさせられるAngel Beats!
1話より、すっきりした話のせいか普通に楽しめた。

地下にあるギルドに武器を調達しにいくメンバーたち。
しかし地下通路にはトラップが施されていた。


トラップを潜り抜けるというシチュエーションで話が組み立てられた所と
いかにも典型的なトラップ群にやられていくメンバー達は中々に面白かった。
物語では何か敵や関門を潜り抜ける時、途中で仲間がやられていく展開はよくあるが
そういった展開のパロディを見ているかのようだった。

死に対する描き方が面白い。
前半のトラップ群でやられていくメンバー達は
すでに「死んでいる」ので「死ぬ程度の痛みを味わう」という説明で片づけられていて
途中で脱落しても、「ああギャグなんだな」と見ている側は済ませられたと思う。

ただ後半のヒロインの生きていた頃の家族が惨殺された事のトラウマ体験は
その映像描写、テキストとともに凄惨に描かれている。
この前半と後半の「死」に対するギャップがちょっと凄いなと思う。
でもヒロインのエピソードに関しては気になるなぁ。伏線になりそうな・・・。

ギャップあるいは落差を利用するのは「ONE」以来、麻枝の得意な手法だ。
ギャグからシリアス、シリアスからギャグ。今回も前半と後半でギャップをつける事で
「死」に対するリアリティ・感覚が混在化していく様が興味深かった。
本作にとって「死」って何なのだろう。と考えさせられる。

ただ麻枝の作風でいつも問題になると思っている点が
今回のヒロインのような「安易すぎるともいえるトラウマ語り」。
これを受容するかしないかで、物語の評価は変わって来る。
私は昔は中々これを受け入れられなかったが、もう芸風でしかないと諦めている。

一方で「死んでいる」世界を設定は、ギャグのレパートリー増やしが目的なのかも。
端的に言えば「撲殺天使ドクロちゃん」みたいなギャグがやりたかったのではないかと推察。


OP・EDお目見え。原作者が作詞をするのは他にもあるけど、作曲までできるのが素晴らしい。
OPはゲーム的な絵作りが強調されていたのは仕方ないか・・・。
 
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[ 2010/04/10 06:40 ] Angel Beats! | TB(90) | CM(1)

けいおん!! 第1話「高3!」【感想】 

期待の2期。

3年生になった4人+2年生になったあずにゃんの新入生獲得奮闘物語。
総評、いつものけいおんだったよ。楽しかった+安心。

勧誘活動芳しくないのは仕方ないにしても
唯が5人のままでイイと言って、みんなが同調する所に
本作のコミュニティのあり方が垣間見えた気がする。

アバンでの唯の演奏シーンの掴みが素晴らしい。これのカッコ良さには引きつけられる。
唯の上手い演奏と他4人のシーンを交互に差し込む演出が否応にも
見る側の気分を盛り上げるし、唯の本気は絵から良く伝わってくる。
また良く見ると、唯以外4人が外で歩くシーンは画面の質感変えてるんだなぁ。

校歌も歌うシーンふくめて、画面作りが全体的に物凄くゴージャスな作りだった。
全体的に画面が前期より明るくなった印象。

校歌を歌うシーンや体験入学シーン。
モブが女の子のみといういつもの、けいおんらしい巧妙さは健在。

入学式のライブシーン。全部演奏シーンを見たいという意見もあるだろう。
ただ憂がライブを観に行くのが遅れた展開という状況を前フリにして、
唯のライブでの必殺技しか見せなかったのは構成の問題かな。
でも見せたい部分が明確(必殺技)だったのは評価したい。
またこうした構成から、作品の方向性は日常部分なんだなぁと改めて思う。

堀口悠紀子の絵柄が多少変わった印象。
キャラが年取った設定もあるだろうが、ごくわずか渋くなった。特に澪が。
澪の活躍が少なかったのが残念だが、今回は唯の話だろう・・・。

OPとEDだと、EDの方が映像的にも曲的にも好きかな。
 
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[ 2010/04/07 05:43 ] けいおん! | TB(78) | CM(1)

閃光のナイトレイド 1話【感想】 

アニメノチカラ2弾目。

お話展開等はよくわからないが、
(話の全体像を見せないのが、アニメノチカラの放送作品のコンセプトなのかも)
映像的に見所を作った展開にしてたのが凄く良かった。
とにかく絵的な魅力で引っ張ってくれた。

絵的な魅力は演出力の勝利だと勝手に推測。
よくカメラが動く。ただ動くのではなく、良く動く。
緊迫感を醸し出していた(これは暗い場面も相まってですね)。
レイアウトもバッチリ決まっていたし、面白い構図も散見された。

Bパートの人体アクションはカメラの切り替えと軽やかな動かし方の作画が好み。

監督の松本淳氏はここ最近、演出力が高いという評判はよく聞いていたが、
実際に見てみると、評判通りだなぁと実感。
少女革命ウテナのメインスタッフの一人なだけあるなぁ。

各キャラの能力を上手く絵的に描き切れば、より面白くなりそう。
 

ナイトレイド1話を見て、
アニメノチカラは相当頑張ってるプロジェクトなんだなとも思った。
ノイタイナぐらいブランド化できるといいけど、
フジとテレ東のブランド力の差は大きくあるよなぁ。
 
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[ 2010/04/06 23:12 ] 閃光のナイトレイド | TB(17) | CM(0)

Angel Beats! 第1話 

keyの麻枝准原作脚本。

1話を評価する分岐点として
「死んでたまるか戦線」という言葉で変わってきそうな印象を受けた。
この言葉で「なんだこりゃ」と思う人もいるかもしれないし、
その逆の人もいるかもしれない。

映像のクオリティは高い。PAは相変わらずこの辺りは評価できる。

ただ世界観を徹底的に説明したいのか
はたまた麻枝がギャクをやりたいのか、
要は台詞の量が多すぎた為に、会話主体の展開と映像があんましシンクロしていなかった。
話の進行の為だけに映像が使用されちゃったというか・・・。

この辺りは麻枝がゲーム出身だからなのかもしれない。
むしろゲームのテンポのような進行だった印象。

ライブのシーン、手ぶれ感や光源に工夫をして、それなりに臨場感もあったが
なんかPVの手法をそのまま移植しただけで映像から作り手の主観が見えづらかった。
キャラのアップがあれば、感情移入できたかもしれない。

話自体は麻枝なので、今はよくわからないが期待はしている。
でもメッセージ性が過剰だなぁという印象を相当受けた。
 
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[ 2010/04/03 07:07 ] Angel Beats! | TB(50) | CM(1)

タイミングを失う 

レールガンもソラヲトも最終回見てるのに
感想書かずに放置したら、新番がちらほらと・・・
 
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[ 2010/04/02 06:29 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)