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シリアスとユーモアの関係から見る 戦姫絶唱シンフォギアG 9話 

今回は、まずこれ。

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まさか英雄故事(映画「ポリスストーリー 香港国際警察」のテーマ曲)が聞けるとは。
アクション映画が好きな司令らしい、選曲だ。

それ以上にこういう選曲と修行シーンを挟むのが、シンフォギアらしくてとても好きだ。
1期の修行シーンの延長線上に今回の修行シーンがあるわけだが、
こういうある種の変さをも許容できるのが、シンフォギア世界の魅力だと思う。

また、構成的な面から見てみると
行方不明の未来が生きている証拠が掴んでからの修行シーンであることがわかるが、
響達の絶望感からの開放、そして楽しい修行という流れが見ていて気持ちがいい。
話の流れ的にも繋がっていて、シーン単体で浮いていないのがいい。
何よりユーモアあるシーンで見ていて楽しい。

私はシリアスを活かすには、
どうユーモアを巧みに織り交ぜていくかという点が大切だと思っている。
端的にいえば、ユーモアがシリアスを引き立たせると思っている。

このシリアスとユーモアの面から見ても
ここでユーモアある修行シーンを挿入して来た事が、次の展開ですぐさま生きて来る。

それは、

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捕らえられた未来が、シンフォギア装者(?)になってしまったこと。
修行シーンのユーモアからのこの落差ある展開。痺れる。

未来は虚ろな瞳を見る限り、操られている感じなのだろうか。

まとめ

今回の流れをシリアスとユーモアの流れで見るならば

未来が行方不明→絶望(シリアス)
未来が生きている→可能性・希望の広がり(シリアスからユーモア)
未来を救うために修行→今回のベストハイテンション(ユーモア)
未来が敵に→なんてこったい(シリアス)

以上のように
シリアスの間にユーモアを挟み込んで、両者の緩急をつけていることがわかる。
物語の中盤で、ユーモア(修行シーン)を入れたことが、
ラストの未来登場(シリアス)にインパクトを与えていることがわかると思う。

それにしても、響と未来が敵味方に分かれるのは
待ちに望んだ展開だが、それを平然とやってのけるシンフォギア。

2期は物語的に何ができるのだろうと思っていたのだが、
予想以上に物語的に盛り上がっていて、ファンとして嬉しい限り。
このまま突っ走って欲しい。
 
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[ 2013/08/31 06:49 ] シンフォギアG | TB(11) | CM(0)

日笠陽子の息、アニメの生(いき)-戦姫絶唱シンフォギアG 8話 

はじめに

アニメーションは生命のない動かないものに命を与えて動かすことを意味する言葉だ。
この命のないもの、生のないものに。、命や生を感じられるから面白いのである。

そんなアニメーションにおけるキャラクターの生を
我々に感じさせる要素は、作画(光)と声優の演技(音)である。

今回のシンフォギアはこの部分、特に声優の演技(音)について
とても感動した箇所があったので触れてみたい。

マリアの歌と息切れ

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感動したのはマリア(日笠陽子さん)の歌と
歌い終わり息切れした上記のシーン。

まず、マリアの歌について。
ナスターシャは米軍と講話しようとしたが、
米軍に裏切られマリア達は窮地に立たされる。
しかしウェル博士のノイズ召喚によって、マリアはピンチを脱出。

そしてマリアは変身し「烈槍・ガングニール」を歌いながら、ノイズや米軍と戦い続ける。
このマリアの歌いぶりにまず感動。

シンフォギアの劇中歌に関しては毎回アフレコで録り下ろしているとの事。
だから毎回歌い方が違っている。

そして今回はマリアの歌い方に
フィーネを背負いきれない自分自身への怒りや状況に対する苛立ちなど
マリア自身が抱える様々な感情を、戦いで払拭するかのように
極めて強く激しく「撃槍・ガングニール」を歌う。
感情の強さの裏には悲壮感さえ伝わってくるマリアの歌いぶり。心が震える。

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マリアの苛立ちを象徴する、足で破片を砕く描写。

こうしてただ挿入歌を流すわけではなく、
キャラクターの心境に合わせてアフレコ時に歌うのは
物語を否応なく盛り上げる効果がある事にとても感動した。

生きることは息すること

次にマリアの息切れについて。
米軍達と戦い、歌い終わったあとに、マリアが「はぁはぁ」息切れをするのだが、
この息切れにこそ、私はアニメの生を感じることができた。

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それは、ダジャレに聞こえてしまうかもしれないが
生(息)きることは息することだからだ。

マリアが息切れしているのは、それだけ激しく動き、息を使っているからだ。
動き(作画・光)と歌う事によって生じた息切れ(演技・音)が、
キャラクターの生と生き様を見事に表現する。

マリア役の日笠さんもここまでのシーンに辿り着く前に
強く激しく歌っていたのだから息切れを起こしてもおかしくはない。
こうした白熱の演技も相まって、息切れによってキャラクターは生を獲得する。
少なくとも私はそう感じた。

シンフォギアGは、おそらく響の命と問題と
マリアの生き方/戦い方の問題が物語の二大軸になっていくだろう。
その意味でも、今回のような演技でマリアのキャラクターが立つのは良いことだと思う。

ということで、アニメにおける生を考える上で
マリアの描写はとても心打たれた。

今回のコンテは若林あつし(厚史)さん。4話に続いての参加。
4話では、マリアと翼の大白熱した戦闘シーンが印象深いが、
今回もマリアに比重を置いた展開だったので、
マリア=若林さんというイメージが徐々にできつつある。

おまけ~響と未来

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1期のシンフォギアの8話は、
響が未来とスマホでノイズに気づかれないようコミュニケーションを取りながら
最終的にはピンチを脱し、二人の絆が深まる名回だったが、
2期のGの8話でも、前期を踏襲するかのように響と未来の描写に重きを置いた展開だった。

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響を救いたい未来。
しかし心では繋がっているはず手は無情にも引き離される。

手を繋ぐことの意味を強く伝え続けているシンフォギアで
最も濃い友情関係を見せている二人の手が離れてしまうのは、
その後の二人に振りかかった展開を含めて、見ていてとても辛かった。
未来の泣く表情を見て、心がグッと持っていかれる。

1期のOPのラストカットのように二人は再び手を繋ぐことができるのか。
今後の展開を期待したい。
 
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[ 2013/08/24 08:26 ] シンフォギアG | TB(16) | CM(1)

フクロウの像が象徴するもの-君のいる町 山内重保のいる町 6話 

君のいる町6話を視聴。抜群に面白い。

さて、本編の描写で気になったのがフクロウの像の存在。

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唐突に現れたが、意味が無ければ画面に出てこない。だから意味はある。
そう思い、フクロウは何を意味しているのかと思い調べてみた。

フクロウは死の象徴

豊島 ふくろう・みみずく資料館のサイトによるふくろうのイメージによると

ふくろうは夜行性であることから、夜や闇のイメージと結び付けられることが多く、美術工芸品では月にともなって夜の活動を象徴します。加えて、鋭い知覚の持ち主であることから、闇の見張り番、死の予告者、さらには夜に活動する魔女や魔法使いの付き添い、日本では忍者のシンボルなどとして童話や物語にあらわれます。(ふくろうのイメージ 2-2 闇の見張り番より)

フクロウのページには

日本ではフクロウは死の象徴とされ、フクロウを見かけることは不吉なこととされていた。(フクロウ-神話より)

とある。

本編の物語の流れに沿ってフクロウの象徴/意味を考えるならば
風間恭輔の命があと一年しかない事が、
枝葉柚希から桐島青大に伝えられた展開を踏まえるに
フクロウは、風間の死を象徴していると解釈できるだろう。

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そしてフクロウの像を風間の死の象徴/予感とするなら、
上のシーン、風間から枝葉に自身の命の短さを伝えられる回想シーンにおいて
枝葉がフクロウの像に触れ、次のカットで枝葉が身体でフクロウの像を画面から隠したのは、
枝葉が風間の死を受け入れたくない、風間の死を隠したいという
彼女の気持ち/願いを象徴した行為のように解釈できる。

アニメでは、モノに何かを象徴させて表現する演出する手法は一つのセオリーだ。
特に本作の監督であり今回の絵コンテでもある山内重保さんは、
モノに何かを象徴させる事を強く出す演出家である。

そんな山内さんは、枝葉がフクロウの像を画面から隠す
無意識であろう行動でサラっと彼女の感情の本質を描いてしまう。
見事としか言い様がない。

6話の他の見どころ

フクロウ以外にも見所はとても多い。全部見所といってもいいぐらい。

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傘が開くところから始まるファーストカット。

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回想シーンの色彩は、枝葉の孤独感にマッチ。

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幻想的な美術。

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今回、ラストあたりの枝葉が左手でスカートを持つという芝居を入れてくるところ。
この芝居を入れることで、枝葉が青大に気があることを感じさせることがわかる。

他にもカットの割り方も凄いし、色々凄い。

まとめ

「君のいる町」の君とは誰か
少なくともアニメ版においては、君とは監督の山内重保さんではないかと思っている。
それぐらいに思わせるほど、この作品は山内ワールド/山内力学に支配されてる作品だ。
 
食い入るように見てしまう。「君のいる町」。今後も楽しみな作品である。
 
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[ 2013/08/18 10:40 ] 君のいる町 | TB(3) | CM(0)

日本酒の旅-来福 純米吟醸 

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日本酒の旅。茨城の来福酒造の「来福」を飲む。
買った理由は、来福という言葉が気に入ったから。

■銘柄:来福 雄町純米吟醸生原酒
■原料米:雄町(岡山) 掛米:雄町(岡山)
■精米歩合 : 麹米50% 掛け米50%

飲みBGMはファイナルファンタジー外伝「聖剣伝説」の「聖剣を求めて」。

お盆休みも終わり、今日から仕事。
明後日から元通りな感じになるのだろうが、
今はただ来福を堪能し、酔いしれたい。
 
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[ 2013/08/17 20:46 ] | TB(0) | CM(0)

帰宅部活動記録6話が面白い5つの理由-ツッコミからボケへの転化 

帰宅部活動記録6話。期待以上の圧倒的面白さを堪能できた名回。
今回はこの面白さについて5点触れてみよう。

① 外に出ると面白い帰宅部

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まずこれ。全てが説明されている画なのだが、
絵的にもっているのか、もっていないのかもわからない上に
これだけ取り出すと世界観がまるで掴めない感じが素晴らしい。
それを女子高生の日常というお題目で押し通すのも見事。

個人的には、帰宅部活動記録は部屋で会話しているよりも
4話の野球や今回の缶蹴りなど、部屋外で遊んでいたほうが面白いと感じる。
これは例えばあるバラエティ番組が部屋内でやっていた時は面白くなかったが、
ロケをやり始めたら面白くなったというパターンとよく似ている気がする。

② あざらしのスベリ芸が面白い

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「空き缶だけにノーカン」と言って、壮絶にスベったあざらし。
あざらしにスベリ芸を使ってくるところがニクい。
南極に生息するあざらしだけに、場をクールにしてくれた。

③ アニメにおけるツッコミのあり方の発見-違和感によるツッコミ=ボケ役機能

ここからが本題。また何より良かったのが、アニメ大好き残念な玄武。

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この「大好き」にだけルビをふっているネタもまぁまぁ面白かった。
むしろ、残念や玄武にもルビをふっていいような気もするが。
そしてこの玄武のツッコミで気づく。このツッコミ力はやばいと。

この玄武というキャラのツッコミ具合が最高だった。
むしろ、慣れていないツッコミが違和感を醸し出していて面白かった。

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※玄武のツッコミシーンは玄武を背から映したナナメな構図が多い。これがノーマッド。

そう、この玄武のツッコミを聞く限り、お世辞にも上手くは感じない。
だが、このツッコミが慣れていない玄武の存在によってある事がわかった。
それは、ツッコミ慣れていない人をわざわざ選んで演技をさせているのではないかという点

【アニメにおけるツッコミの難しさ-帰宅部活動記録4話より】

以前、上記の題で記事を書いたが、記事の趣旨としては
主人公の安藤夏希のツッコミは役者もツッコミ慣れしていない面もあり
ツッコミ・ツッコミ役として弱いのではないかという指摘をした。

そして夏希以外のツッコミ役として玄武が登場し、違和感ありありの演技を見ながら、
この作品は上手いツッコミよりも、慣れていなくても違和感や存在感あるツッコミを
選んだのであろうと個人的には思った。
これは、新人声優を使っていくという状況によって生み出された面もあるだろう。

この玄武の違和感あるツッコミを視聴者がまたツッコミを入れるという構図が生まれ
玄武のツッコミが、実質的にはボケに転化している
とも捉えられるだろう。
そして夏希の時点で、この「ツッコミ=実はボケ役」を含んでの起用だったのかもしれない。

今回の玄武の登場で、夏希も玄武も違和感あることをわざと押していくということが
両者を比較しながらわかってきたことだった。

アニメにおいてツッコミを表現する/的確にツッコミを入れるのは難しいと思っているが
こういうやり方で困難を突破していくのは、一つの手段としてアリだなぁと大変感心した。

④ はだける意味で少女革命ウテナを彷彿

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あの金髪の残忍な白虎の、タンクトップがはだけていたのだが、

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これは上にもあるように少女革命ウテナを彷彿とさせる。
男が意味なく脱ぎ始めるアニメは名作の傾向にある。

⑤ 視聴者プレゼントの当選数もニクい

最後にこのアニメらしく、視聴者へのプレゼントの当選数もエッジが効いている。

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プレゼントは「原作コミックス3巻セット」「サイン入り台本」「サイン入り番宣ポスター」
なのだが、この当選数が13なのが絶妙すぎる。
5や10といったキリの良い数字ではなく、素数である13。大プレゼントといいながらも13。
この13という数字をチョイスするところにこの作品のセンスの良さを感じさせる。

終わりに

徐々に個人的には面白くなってきている帰宅部活動記録。
そして今回6話は、ツッコミという部分ではかなり凄いものを見せてくれた感じだった。
アニメが始まるまで全く知らなかったが、面白い作品があるのだなぁと思い知った。
シリーズ構成・脚本:雑破業さんの力おそるべし。
 
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[ 2013/08/16 11:40 ] 帰宅部活動記録 | TB(4) | CM(0)

コミケのアニメスタッフ本よもやま話 

コミックマーケット84、2日目にアニプレッションで参加。
新刊は完売。多くの方にお越し頂きまして、誠にありがとうございました。
買えなかった方のために、新刊を増刷予定。詳細は後日。


さてコミケに参加するアニメ好きとして感じるのは、
アニメの制作スタッフが作る、いわゆるスタッフ本の盛り上がり。
私が参加し始めた時期(約10年前)と比べると、盛り上がりの過熱ぶりに隔世の感を感じる。

元々スタッフ本自体は、私が参加する遥か前からあった。
私が参加し始めた頃の感触でいえば
手に入れること以上に、サークルの場所や内容などの情報を見つけるが大変だった。
情報が手に入れ真っ先に向かえば、本は買えたという印象だった。
(※大手の結城信輝さんのサークル「高い城の男」とかは別)

ただここ数年でスタッフ本の盛り上がり/需要は大きくなっている。
特にこの傾向を個人的に感じたのは、
2005年にスタジオ田園のぱにぽにだっしゅ本や
2007年にフェアリングのかみちゅ本が早くに完売した時。

特に2008年のコミケが印象深い。高村和宏さんのバニシングポイントで
ストライクウィッチーズ本や山口智さんのサトステの本がものすごい速さで完売した時は
サークル組で参加しないとスタッフ本を手に入れるのが、大変になってきた感触を受けた。

またスタッフ本が転売屋に目をつけられている話を聞いた時も状況が変わったと感じた。
それは佐々木正勝さんのエフェクト原画集を5冊も6冊も買っていく人を見て、
大量購入がたぶん転売目的なんだろうなぁと思った時に実感した。

そしてここ数年は、IS本やまどかマギカ本やアイマス本、
今回でいえばガルパン本が話題になった。

こうしたスタッフ本の需要が過熱し始めたのは、
個々の作品のファンのマストアイテム化している可能性があること。
特に作品に熱心なファンは、作品をより理解したい為に
スタッフ本から何かしらの情報を得たいという求めがあるのかもしれない。

もう一つは、ツイッターなどのSNSによって本の情報が入手しやすくなったこと。
前述したように、前はどのサークルでどんな本が出るのかという
情報を手に入れるのが大変だった。
それでも私が参加し始めた頃は、アニメーターなどのスタッフのHPを
ネットサーフィンして情報を入手できた。
(※ネット普及以前の話はわからないので割愛)

そして今は、スタッフのツイッターでスタッフ本の告知が流れる時代になった。
情報が拡散しやすいSNSによって、
多くのアニメファンがスタッフ本の情報にアクセスしやすい状況になってきた。
一方でスタッフ本自体もファンの需要や盛り上がりを受けて、
よりクオリティの高いものを作っている印象もある。

今後のコミケでもその時期の人気アニメのスタッフ本は話題になり、
アニメの人気が高まっている事をコミケで感じるのだろう。
その意味で、スタッフ本の有り様は、アニメ界隈の一端を象徴するという見方もできる。

ちなみに私が初めて買ったスタッフ本は、
スタジオへらくれすの東京ミュウミュウの原画が載っていた本だったと記憶している。

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今年はあいうら本(OPコンテと本編の原画一部を載せた本)を入手。
カニカニな本だった。
 
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[ 2013/08/14 20:12 ] コラム | TB(0) | CM(1)

(夏コミ)アニプレッションvol.5頒布のお知らせ 

夏コミに「アニプレッションVol.5」を頒布します。
今回はロボットアニメ特集がメインの内容となります。

新刊:「アニプレッションVol.5」
場所:2日目 東P-06a
頒布価格:400円

新刊以外に既刊も持っていきます。

私は「アニメにおける時間と空間の重要性」という記事を寄稿しました。
アニメにおける時間と空間について、
制作者がどう感じ、どういう想いを抱いているかを踏まえながら書きました。

目次や執筆陣、詳細は下記URLで。

【夏コミ】「アニプレッションVol.5」頒布のお知らせ

以上、よろしくお願いします。
 
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[ 2013/08/11 00:00 ] アニプレッション | TB(0) | CM(0)

手を取り合うこと、拳で戦うこと-戦姫絶唱シンフォギアG 6話 

シンフォギアは手を取りあう事を訴え続ける作品だ。

それは、1期OPのラストのカットが
響と未来が夜空の下で手を取り合っているのがアップで映し出されていることでもわかるし、
他にも本編ではクリスと未来なども手を取り合う描写なども行ってきた。

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さて前回5話で、大事な手(腕)をもがれてしまった響。
物理的なショック以上に、手を取り合えない/繋げない意味で
この描写の意味は大きかったと思っていた。

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しかし、「暴走」という人を踏み外した状況に陥ったことで腕を取り戻してしまう。
腕を取り戻すの早いなぁと思ったが、裏返せばそれは前回の引きのうまさでもあるのだろう。

ただ人の道を踏み外して、腕を取り戻したこと。
そして響の体が危険状態であり、人から逸脱し始めている事がわかったことで、
手(腕)を再生させた奇跡は、サブタイトル通り「奇跡-残酷な軌跡」なのだろう。

響が人に戻れるのか、人からはみ出してしまうのか。
この部分が今後の展開のポイントになっていくだろう。
そして今後も手(腕)は重要なキーワードになっていくはずだ。

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ただ手は繋ぐだけではなく、突き放す為の手段にもなる。 
翼が(真実を知ったが故に)響を手で突き放した描写は衝撃に感じた。
翼が響を思い余っての行為だが、響にはどう映ったのだろうか。

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一方で調と切歌が手を繋いでいるシーンを見ると、希望はあるのかなと思う。
いつか響達とも手を繋ぐ、という未来への期待を抱かせた描写。

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そして響はノイズと戦い続けなければならない。
人の身でノイズに拳で触れても、大丈夫なほどに響の身体は変わっている。
溜内もなくノイズに触れたところをみると響は自身の変化に気づいているのかもしれない。

そして響は腕を失おうが、腕が再生されようが、その腕でノイズを倒し、
その手を使い、世界に手を取り合うことの大切さを身をもって訴えていくのだろう。
響が翼やクリスのように武器を使わずに、腕一本で戦い続ける理由が再確認された回だった。
 
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[ 2013/08/10 09:05 ] シンフォギアG | TB(20) | CM(0)

おじさんが良い味出していた ロウきゅーぶ!SS 6話 

ロウきゅーぶ!SS 6話は要所要所に登場するおじさんが良い味出していた。

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パンツ騒動に時に2回出てくるのは、パターン的ではあったが
昴達の帰りの電車にこっそり同乗させていたのが良かった。

今回は古都京都でパンツ/下着を巡る激しいやり取りが行われていたのが面白かった。
京都っぽさを感じさせたのは、前半の清水寺と爪楊枝屋と
源氏物語っぽい格好をしていたところだが、後半はパンツと下着だった。
 
気楽に見られるので好きな作品。バスケもあるし。
 
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[ 2013/08/10 05:37 ] ロウきゅーぶ | TB(19) | CM(0)

アニメのBD購入に必要な鉄くずの量を調べてみた 

はじめに

最近、鉄くずやアルミくずなどのスクラップに興味がある。

それは鉄くずは、スクラップ業者へ持込に行くと買い取ってくれるからだ。
ではアニメ好きとして気になるのは、
鉄くずをどのぐらい集めれば、アニメのBDを買えるのかということだ。
私以外のアニメ好きでも、気になるであろうと思い、さっそく調査してみた。

鉄くずの価格調査

まず鉄くずの買取価格を調べた。

http://www.kk-abcabc.com/hitetsu/kakaku/tetsu.php

ちなみに上記サイトの場合、厚い鉄板などの鉄くずAは1キロ=27円。
薄い鉄で作られた製品などの鉄くずBだと、1キロ=22円で買取が可能のようだ。
100キロ集めればおおよそ2000円ちょっとになる。
※平成25年8月8日現在 鉄くずの価格は経済状況によって変動するので注意したい。

アニメのBDを買うのに必要な鉄くずの量は?

上記の単価を基準にして、
アニメのBDの価格から鉄くずの買取単価を割り
BDの購入に必要な鉄くずの量を算出してみた。

なおアニメ作品はamazonでのアニメのベストセラーのカテゴリからピックアップ。
BDの価格は8/8現在でのamazonの価格を用いた。

アニメのBD購入に必要な鉄くず量リスト

作品名

価格()

鉄くずBの量

1キロ=22

鉄くずAの量

1キロ=27

進撃の巨人1 BD

4,662

212kg

172 kg

Free! 2 BD

5,283

240 kg

196 kg

猫物語() 一巻 BD

6,216

283 kg

230 kg

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]  BD

8,296

377 kg

307 kg

劇場版「とある魔術の禁書目録」 BD

7,392

336 kg

274 kg

劇場版 花咲くいろは BD

6,933

315kg

257kg

Peeping Life DVD

1,417

64kg

52kg

ラブライブ! 7巻 BD

5,278

240kg

196kg

機動戦士ガンダム メモリアルボックス BD

26,393

1,200kg

978kg

はたらく魔王さま! 2 BD

4,910

223kg

182kg

とある科学の超電磁砲S  2 BD

5,888

268kg

218kg

劇場版銀魂 DVD

3,851

175kg

143kg

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 BD

5,131

233kg

190kg

マクロスF ゼントラ盛り BDBOX

24,133

1097kg

894kg

ジョジョの奇妙な冒険 Vol.8 BD

5,888

268kg

218kg

コードギアス反逆のルルーシュ5.1ch BDBOX

23,108

1,050kg

856kg

宇宙戦艦ヤマト2199 6 BD

6.060

276kg

224kg

BROTHERS CONFLICT 1巻 BD

2,697

123kg

100kg

劇場版 STEINS;GATE BD

11,550

525kg

428kg

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q BD

4,263

194kg

158kg

攻殻機動隊ARISE 1 BD

5,131

233kg

190kg

言の葉の庭 BD

4,506

205kg

167kg



まとめ


進撃の巨人の1巻なら、鉄くずAなら172kg、Bなら212kgだ。

ざっくりな計算だがだが、
鉄くずAの場合は250kg、鉄くずBの場合は300kg集めれば
殆どのTVシリーズの1巻の映像ソフトがほぼ確実に購入可能だ。
また鉄くずAを1トン、鉄くずBを1トン200kg集めればBDBOXに手が届く。
ラインナップ的にも人気作品っぽいと思われるので参考にしてほしい。

その意味では、TVシリーズのアニメのBDは鉄くず250kg~300kg、
BDBOXなら鉄くず1トンから1トン200kgに相当するという見方もできる。

TVシリーズのアニメのBDを買い揃えるのはそれなりの費用が必要だ。
この購入費用の足しとして、鉄くずを集めてみてはいかがかと思い、この記事を書いた。
鉄くずを集めることで、アニメに対する見方も変わるのかもしれない。
 
鉄くずは経済状況の影響を受けやすい。
特に不景気の時は買取単価が安くなるので、
景気の動向を見ながらタイミングをみて集めるのが良いと思う。
 
またアニメ好き同士が集まり、鉄くずを集めるオフ会などの企画もおすすめしたい。
鉄くずを集めながら、アニメについて語り合い、
鉄くずの売却費用で飲み会を行う。金銭的にも語り合う場としても有効な企画だと思う。
 
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[ 2013/08/08 19:48 ] 調査 | TB(0) | CM(1)

ワタモテ5話のネバネバ・ドロドロ感 

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!5話は、
要所で使われる、食べ物・飲み物が
ネバネバ感、ドロドロ感を出していたのが面白かった。

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ギャグの基本の一つには、見て面白いという要素があると思うが
ワタモテではネバネバ・ドロドロを上手くギャグに結びつけていたと思う。

一番ネバネバ・ドロドロが効果的だったのは、はちみつをたっぷり入れた後の
ドロドロした禍々しい描き込みにすら感じるコーヒーだろう。
この絵が出た瞬間に笑ってしまった。これは飲みづらいと一瞬で思わせてくれた。

まるで彼女の心を映し出すかのように、
ネバネバ・ドロドロしていた食べ物・飲み物達だった。
 
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[ 2013/08/06 21:31 ] ワタモテ | TB(12) | CM(0)

URA演出とシャフトという器-<物語>シリーズ セカンドシーズン 5話 

物語シリーズ セカンドシーズン 5話を視聴。

羽川は失恋したかったのだと思う。

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好きも嫌いもなく、嫉妬や妬みといった感情を切り離してきた彼女が
はじめて負の想いを、自分の心に抱き受け止める瞬間。
その失恋の痛み、心の痛みを描き、
そこからの羽川の始まりを描くのが、今期の<物語>シリーズだった。

私が<物語>シリーズを見続けているのは、様々な要素はあるにせよ
最終的にはとてもシンプルな恋物語で最後は収斂する所が好きだからだ。
その意味では「何」を伝えるより、「どう」伝えるかに心を砕いた作品なのだと思う。


そして羽川の手紙部分の演出は本作のOPも手がけているURAさん。

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ゲーム「いただきじゃんがりあんR」のOPっぽいカットの繋ぎ方や画作りをしていて
(特にマンガの吹き出しや羽川のプロフィールが描かれているのはURAさんっぽい)
今回のコンテ・演出はURAさんかなぁ、OPもやってるし本編をやるのもありえるかと
と思ってみていたら、予測通り羽川の手紙の部分の演出はURAさんだった。

「魔界天使ジブリール」のOPで一緒を仕事をし、
<物語>シリーズのキャラクターデザインでもある渡辺明夫さん繋がりで、
URAさんが本作に参加したと推測されるが、
これが実現できるのも、シャフトの画作りとURAさんの画作りが近い、
もしくはシャフトの作風にURAさんの演出を受け入れられる器があったからだと思う。





興味深いのは、共に名OPとして名高い
シャフト制作、尾石達也さん演出「ぱにぽにだっしゅ」と
URAさん演出の「いただきじゃんがりあんR」が同じ2005年に世に送り出されたことだ。

アニメとゲームのそれぞれの分野で同時期に凄いOPがでてきたなぁと思いつつ、
両OPにはスタッフ的接点はないけれど、群を抜くポップさという点で両OPは秀でていたので
個人的には両OPは兄弟のような位置づけにあると思っていた。

それが8年経ち、尾石達也さんが土台を築いた、
<物語>シリーズという場所に、シャフトいう器を得てURAさんがアニメの演出を手がける。
URAさんとシャフト。私にとって近いと感じながらも繋がらないものが、繋がってしまった。
中々に感慨深いものである。

最近アニメ界が例えばまどマギの虚淵玄さんなども含めて、
ゲームやラノベの分野からシナリオライターを引っ張ってくるという話はよく聞くが
今回のURAさんように、ゲームのOP/映像をやっていた人が、
アニメに来るケースというのも今後は多くなるのかもしれない。

参考:『ジブリールシリーズ』 から 『猫物語』 への系譜(Parad_ism)
 
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[ 2013/08/04 08:22 ] 物語シリーズ | TB(32) | CM(1)

アニメにおけるツッコミの難しさ-帰宅部活動記録4話より 

「帰宅部活動記録」4話を見る。
ゆるい感じと、メタなネタが飛び交うのが面白い作品だ。
今回はAパートの野球がとても面白かった。
今期の中でも、とても楽しみになりつつある作品になっている。

さてこのアニメを見ていて思うのは、アニメにおけるツッコミの難しさだ。

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主人公であり本作のツッコミ役の安藤夏希のツッコミは
どうしてもツッコミ役として弱いと感じてしまう。
ボケが面白いので、相対的にツッコミが弱く感じられてしまう。
突っ込みの内容自体は悪くはないが、なにかしっくりこない。

それは安藤夏希はツッコミ役ではあるが、
キャラクター(もしくは演者)がツッコミ役としての技術を積んでいるかは
別にあるところに理由があるのかもしれない。

例えば、漫才におけるボケとツッコミを例にしてみたい。
ボケは発想/アイディアが面白ければ成立するが、
ツッコミは演者の努力で成り立つものである。

ツッコミの第一人者であるダウンタウンの浜田の
若かかりし時代のツッコミについて、以下のような記述がある。

中田カウス・ボタン、西川のりお・上方よしおなど「つっこみがうまい」と評判の先輩の舞台を、浜田は袖から何度も見た。役割分担ができてすぐは、「つっこみが弱い」と評されることもあったが、浜田はやがて松本のボケを殺さず、しかも対抗できるような変幻自在のつっこみを身につけていく。
「ダウンタウンの理由 著:伊藤愛子 1997年 集英社」




ダウンタウンの浜田が若手の頃は、
浜田と松本のボケとツッコミの役割分担ができていなかったようだ。
そしてステップアップの為にボケとツッコミの役割分担が明確化させたが、
その当初、浜田はツッコミが弱いと周りから言われていたようだ。
その克服の為に、地道に中田ボタンなどを参考にして今のツッコミ術を取得した。
ツッコミが日々の積み重ねによる努力で築き上げられるものがわかる。

つまりキャラクターに浜田のようなツッコミの訓練がなされているかどうか。
たぶん安藤夏希は演者も含めそういうキャラではない。

キャラクター(もしくは演者)にお笑い芸人のような
日々の積み重ねにより取得するツッコミの技術を
求めること自体はおかしいと言われればそれまでだが、
ツッコミ力が弱ければ、ボケが生かしきれない側面は必ず出てくる。

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一方で、こうした絵による解説付きツッコミがあることで、
説明/解説としてのツッコミは機能していて、アニメの強みでもある。
こうした画が、ツッコミの役割を上手くフォローしている。

ボケが面白いので、ツッコミ不在のままで進めてもいいのではないかとも思ってしまうが、
ツッコミ不在だと、場が収拾つかなくなり面白くなくなる可能性もあるので必要なのだろう。
さらにはツッコミを入れられる事自体が主人公:安藤夏希の特権なのかしれない。
 
つまり帰宅部活動記録はこうしたボケ先行の作風でもあるのだろうと個人的には感じた。
もしくは場数を踏んで、安藤夏希のツッコミが成長するのを見てみたい。
 
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[ 2013/08/03 20:53 ] 帰宅部活動記録 | TB(6) | CM(1)

アニメを特集するTV番組についての見解と面白かった番組の紹介 

はじめに

今週の火曜日にフジテレビであった「後世に残したいアニメ作品」を見て思ったこと。

個人的に、懐かしのアニメ番組特集やアニメを紹介する番組には思い入れがある。
それは、子供の時にこうした番組をよく見ていたからである。

子供の頃はネットはなかったので、過去の作品を直接知る機会は
再放送とレンタルビデオが置いていなければ、
こうした懐かしのTVアニメ特集などを見るしかなかった。
そして子供の時からアニメが好きだったこともあり、
懐かしのアニメ特集番組で過去の作品に触れたかったという想いもあった。

印象深い、面白かったアニメを特集したTV番組について

ここで印象深い、アニメを特集したTV番組について簡単に紹介する。

まず「TV探偵団」。wikiはこちら
80年代末から90年代初頭にTBSの日曜夜7時半に放送されていた。
毎回ゲストを呼び、そのゲストにとっての思い入れ深いTV番組を紹介するのが毎回の流れ。

この番組ではアニメもよく紹介されていたと記憶している。
例えば鉄腕アトムや狼少年ケン、佐武と市捕物控などは、この番組で知ることができた。
断片的な紹介とはいえ、知ることができたのは良い機会だったと思う。

今でも、私が自分が生まれる前より昔のアニメ作品に興味を抱けるのは
この番組を見て育ってきたからだと感じている。

次に「はなきんデータランド」。wikiはこちら
90年代初頭のテレビ朝日の金曜夜7時半に放送されていた番組だ。
この番組ではアニメ大賞と題して、人気アニメのランキングを投票形式で紹介していた。

特に印象深いのがサムライトルーパーの扱い。
3年連続で作品部門の人気1位を獲得し、他のキャラクター部門や声優部門でも
サムライトルーパーのキャラや声優がガンガンランクインしており
当時のサムライトルーパーの圧倒的人気を感じさせた。

他にも魔神英雄伝ワタルやシュラト、サイバーフォーミュラなども
ランクインしていて、今振り返ると当時のアニメファン、
特に女性層の気持ちをちゃんと掴んでいた番組だったように思える。
これが金曜夜7時半にやっていたのは、
これはこれで良い時代だったのかもしれない。

そして、こうした番組の中で一番好きだったのは、
1997年にフジテレビで放映された「ダウンタウンの今夜は150分アニメデモミー賞」。
ダウンタウンが司会した2時間半の特番で、感動的なシーンを集めたものではなく、
ネタになるアニメやシーンを面白おかしく取り上げるスタイルが新鮮だった。

詳しくは、下記のtogetterでこの番組についてのツイートをまとめた。

「ダウンタウンの今夜は150分アニメデモミー賞」を語る

今までの殆どのアニメを特集する番組が、アニメの内容を紹介する範囲にとどまっていた中、
アニメをダシにして、きちんと笑いを取っていたのがこの番組の素晴らしいところ。
アニメを特集した番組の新たな可能性として、
笑いをキッカケにアニメを語る試みは、「アメトーーク」などに引き継がれていると思う。

そして2000年代中盤にNHKBSで放映されていた「BSアニメ夜話」。
岡田斗司夫さん、北久保弘之さん、氷川竜介さん、藤津亮太さんなどが出演し、
アニメについての専門的知識を持った方々が
アニメを語った意味で、とても面白かった番組だった。

おわりに

多くのアニメの特集番組は権利関係や局の都合もあって
扱う作品に偏りが出てくる可能性が高い。
面白かった「ダウンタウンの今夜は150分アニメデモミー賞」も
フジテレビで放映された作品しか取り上げられず、他局の番組は取り上げられなかった。
※ただ番組で予めこうした予告はしていた

こうした偏りの部分はあるが、
直接的に作品を視聴する以外にこうした番組を通して、
アニメ好きになっていった身としては
懐かしのTVアニメ特集を子供時代に触れておくと、
その後のアニメ好きの素地/土台の一つに繋がる可能性があると思っている。

だからTVアニメの人気の土台を支える意味でも、
こうした番組がTVで続いてほしいと思っている。

一方で、こうした番組にはただのアニメの内容紹介にとどまらず、
「アメトーーク」のような笑い、もしくは「BSアニメ夜話」の専門性のように
何かしらの視点なり独自性を売りにした番組があればいいなぁとも思う。
 
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[ 2013/08/01 21:08 ] コラム | TB(0) | CM(3)