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けものフレンズの面白さの源泉-RPG的冒険感覚について 

「けものフレンズ」がとびきり面白い。

面白い理由は、
冒険しているワクワク感を感じさせてくれるから。
例えるならRPG的な冒険感覚とも言えるかも。

RPGの最序盤っぽい1話。

1話を振返ってみよう。

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自分の素性を知らない主人公(かばん)が
サーバル(仲間)と出会い、自分探しのために出る。

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広大なサバンナを冒険。

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敵のセルリアンと遭遇し、サーバルが倒す。

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道中、カバと出会い情報を得る。

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かばん達、マップ(アイテム)を手に入れる。

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大きいセルリアン(強敵)と出会い、サーバルは苦戦するも
かばんの機転とかばの助けもあって倒す。

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新しい仲間(お助け系)のラッキービーストが仲間になる。


主人公が仲間を引き連れ旅に出て敵を倒し、
さらに進むと新しいフレンズ(カバ)から情報を手に入れ、
マップというアイテムを手に入れつつ、
より強い敵を倒し、新たな仲間と出会う。


このRPGの最序盤っぽい1話がたまらない。
冒険している感覚がバシバシ伝わってくる。

2話-目的地に行くまでにイベントをこなすかばんとフレンズ

2話は、目的地(図書館)に行くまでにイベントをこなす感じになっている。

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ラッキービーストから情報を手に入れる。

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旅する道中、様々なフレンズと出会っていく。

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サバンナより難易度の高い道(ダンジョン的)に進み苦戦。

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大きな川があり移動できないと思いきや
コツメカワウソにジャガーに乗せてもらえるという情報を聞く。
(※乗り損ねそうになるのが面白い)

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図書館に行くためのバスを発見するが、バスは壊れ運転席が無かった。

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ジャガーが運転席を見つけるが、大きな川があり運転席をバスまで運べない。
かばんの知恵によって、ある程度橋を作り、サーバルのジャンプ力で
運転席を運ぶことに成功する。

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運転席とバスをくっつけてクエストは成功かと思いきや、
電池がないという事で、今度は電池探しの旅に。


図書館探しというクエストの為にバスを探したら、
バスが壊れていて、せっかく運転席を見つけて、
知恵とフレンズの協力で運転席とバスをくっつけたら
今度は電池がないので、充電できる山頂へ行く展開に。

この大目的を達成するために、
小さい目的、おつかい的イベントをこなしていくのが
RPGっぽくて好きだ。

3話-新たなイベント-山頂で充電

3話は世界に広がりを見せるようなイベントが続く。

1話はサバンナ。
2話はジャングルや大きな川といった
平面での舞台で展開されていたが、
3話では高地を目指す展開や空を飛ぶトキの登場によって
世界の高低という奥行を見せてくれる。

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ロープウェーが使えず困っていた二人にトキが救いの手を差し伸べる。
(※トキ役が金田朋子さんなのが最高)

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空を飛べるトキによって今まで以上に世界の広がりが感じられる。
またトキの発言が過去形だったりして、
世界を解き明かすヒントになっているのが面白い。

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山頂の上に喫茶店で一人アルパカがお客を待っているという舞台設定がツボ過ぎる。
例えるならRPGで山頂の上にぽつんと家や小さい施設があり人がいて情報をくれる感じ。

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なまっている喋り方が特徴のアルパカさん。

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アルカパは珍しいお客さんに大はしゃぎ。お茶を入れてくれる。
この和やかなお茶会にほっこり。
無事充電も完了。

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バスに電池を入れて、動き出しそうなバス。
いよいよ図書館に向けて動けそうだ。

3話は、空で移動する展開が開放感あって良かった。
(サーバルは大変だったと思うが)

まとめ

陸に川に空にと、
様々な場所へ移動し、おつかいをしながら
道中様々なフレンズと出会いながらイベントをクリアしていく。

かばんとサーバルによって誘われる
RPGのような冒険感覚溢れた世界が楽しい。

可愛いフレンズの動く姿、
人類が絶滅した世界とか極度に荒廃している世界、
(例えるならFF6の世界崩壊後、うたわれるものの世界、キャシャーンsins)
癖になるOPと、怖いED。

様々な魅力に溢れた「けものフレンズ」だが、
私が一番引っかかるのは、元々ゲームから派生した作品だからだろうか
RPGっぽい世界で冒険していく楽しさ面白さを体験できる点にあると思う。
 
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[ 2017/01/25 20:53 ] けものフレンズ | TB(1) | CM(0)

イオク・クジャンは、なぜ悪目立ちするのか? 

「鉄血のオルフェンズ」2期の物語上で一番目立っているのは、
日曜日のたわけことイオク・クジャンである。

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登場初期は現実に足つかない理想高い志を持つ存在だった
イオクが物語上で目立つ意味で無双し始めたのは、
35話で不用意にMAハシュマルを起動させてしまった事に始まる。
※34話でMS操縦の低さを見せられた時が、前フリと位置付け。

その後のイオクの行動も

・火星についてきた部下はみんなハシュマルによって死なせてしまう
・ハシュマルに意味のない攻撃を仕掛け、その結果農業用プラントが全滅
・鉄華団がピンチになりかける行動しか取らない

と、各方面に厄災(イオク自身が現在の厄災戦かも)をばらまく存在である。

MAの件以降も、部下を失った恨みの矛先を
自身の責任やMAに向けずに鉄華団へ転嫁した。

この逆恨みの原因は、イオクがマクギリスが七世勲章の為に
MAの件を仕組んだと思い、鉄華団も絡んでいるからだと思い込んでいるからだろう。
※もちろん事実は違う

鉄華団への恨みからテイワズのジャスレイ・ドノミコルスとコンタクト。
鉄華団の盟友・後ろ盾のタービンズの名瀬を違法組織としてでっちあげる。
タービンズの名瀬の停戦・降伏信号を無視して攻撃。
しかも条約違反の兵器「ダインスレイヴ」を持ち出して輸送船を攻撃。
ルール無用のイオクによって名瀬とアミダは命を落とすことになる。

動くイオクと待ちのラスタル、マクギリス達

なぜイオクが目立つのか。それはイオクが行動を起こすからだ。
逆にいえばイオク以外の人間が動かないから動くイオクが目立つ。

イオク以外で状況を動かせそうな人間といえば

・マクギリス
・ラスタル
・マクマード・バリストン

などが挙げられる。
彼らは理知的な判断を優先し、感情では動かない頭が良いキャラ達。
だから先に動いて、相手に隙を見せるような事は中々しないし
動く時ではない時には決して動かない。

鉄華団の現状は何事もなければ安定状態なので
戦う必要や要請がなければ、今の所は戦う理由がない。

今いる殆どの主要キャラが相手の出方を「待つ」、受けのタイプなために
相手の出方を「待たない」イオクが行動して、状況を作る役割を担わされている。

※振り返れば、1期のカルタ・イシューも理知的な判断より
イオクのように感情を優先して「行動」を優先するキャラだったようにも思える。

それでもイオクは回っている

イオクは状況判断力や作戦指揮能力に疑問がつくように描写されているが、
タービンズを叩き、名瀬とアミダを戦死させた。

さらにいえば三日月が動けなくなったのも、イオクの迷惑極まりない行動から
引き起こされたと見れば、結果的にイオクは鉄華団にダメージを与えている。

イオクが動くから、物語が動いている。回っている。
もし彼がいなかったら、MAも起動せずに状況は大きく違っていただろう。
というか、かなり鉄華団周辺に限れば平和な状況だった。

まとめ

イオクが目立つのは
他のキャラの動かない性質もさることながら、とにかく行動するからである。
3クール目あたりから物語上の要請でイオクに「動く」役割が与えられているのである。

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そんなイオクの今回のタービンズ攻撃は次の新たな火種を生むのだろう。
特に条約違反兵器を持ち出しての攻撃は、マクギリスからいつ糾弾されてもおかしくない。
糾弾され追い込まれたイオクは何をするのかわからない。

部下の為に泣き、部下への思いのために行動する姿は人の心を動かすが
その為にルール無用の行動を取ることにはためらいが無い。
いずれにしよ、イオクは鉄血のオルフェンズで一番目を離さない目立つキャラである。
 
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