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「初恋」(村下孝蔵)が使われたアニメ達 

「月がきれい」3話で、
名曲中の名曲村下孝蔵「初恋」が使用された。
カバーしたのは東山奈央。

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この曲はとても好きなので、流れると食い入るように見てしまう。
映像作品における音楽・音の重要性を改めて感じさせる。

ちなみに「初恋」は多くの歌手にカバーされているが、
アニメに使われたのが他に2作品ある。

①「BOYS BE…」13話OP

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今井由香がカバー

②「そらのおとしもの」9話ED(2009年)

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イカロス(早見沙織)と五月田根美香子(高垣彩陽)がカバー。

ちなみに「そらのおとしものf」8話では
同じ村下孝蔵の「踊り子」が使用された。

ちなみに村下孝蔵も「めぞん一刻」の最後のOP「陽だまり」を歌っている。

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「初恋」は時代を超え、多くの歌手にカバーされていくだろう。
そして今後のアニメでも使用されることもあるかもしれない。
 
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[ 2017/04/21 21:23 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

岡田麿里さんの自伝を読んで-母と秩父とアニメと 

脚本家 岡田麿里さんの半生を綴った自伝。
「学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで」を読んだ。

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故郷秩父に住んでいた不登校時代。
友人・先生たちのやりとり。
母親との葛藤。

上京後の学生生活及びアニメ脚本家になるまでの道。
そして「DTエイトロン」「天使のしっぽ」「シムーン」
「花咲くいろは」「あの花」「ここさけ」といった作品に触れながら
自身の脚本家としての仕事を振り返っている。

読んでいると、岡田さんは自分自身の置かれた立場も含めて
俯瞰の視点を先天的にもっている方だということがわかる。
学生時代の友人とのやり取りの中で、いかにキャラを作り振舞うかを考え
自分の置かれた状況を深く想像する岡田さんの姿に
自身も物語のキャラだという位置づけで動いていたのではと思ってしまう。

現実を物語のように感じるのは作家的な資質だと思う。
脚本家に作家的資質も求められるのであれば、
学生時代からやってきたこと感じてきたことが血肉となって
岡田さんの脚本に宿っているのだろう。

その作家的資質は周りを山に囲まれた秩父という環境と
母親とのやり取り、様々な先生や友人たちとのやり取りの中で
培われてきたのだと思う。特に下谷先生との読書感想文との
やりとりは大きかったのではないかと推察される。

読んでみると「花咲くいろは」「あの花」「ここさけ」は
岡田さんの人生の断片が散りばめられた作品だというのもわかる。
そうした血肉の断片が作品に物語に迫真性を与えているのだろう。


岡田さんのアニメ脚本家デビューとなった「DTエイトロン」にも触れられ
アミノテツロー (アミノテツロ)さんとのやり取りが面白かった。
よくよく考えていみると、アミノさんの作品で岡田さんがデビューしたというのも
今では意外なような気分もしてくる。

私の好きな「天使のしっぽ」にも結構触れられていたのは嬉しかった。
キャリア初期の岡田さんが全話脚本をした本作だが、
作品を自由にやれた(特に後半)思いと
作品へのリアルタイムの反響に揺れる岡田さんの心境が印象的だった。

本書で最後で触れられている「ここさけ」は相当難産だった事が伺える。
長く一緒にさまざまな作品をやっている長井監督とでも
作品の方向性が噛み合わないなど様々あったようだ。
それでも最後はきちんと仕上り、岡田さんも作品に手応えを感じたようだ。

岡田さんが脚本を手がけると、岡田さんが注目される時も多い。
そんな岡田麿里さん(主に作家的視線で)研究をする上で、
基本的な資料となる一冊が本人の手から出たのは大きいと思う。
 
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[ 2017/04/16 20:54 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

冬アニメのツイッターのフォロー数・フォロワー数を調べた。 

2017年冬アニメの公式ツイッターのフォロー数、フォロワー数を調べてみた。

2017あにめつい
(2017年4月13日調べ)

30分アニメとショートアニメでも数字の傾向は違うだろう。
 
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[ 2017/04/14 06:28 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

プリキュアシリーズの作画監督の参加回数を調査(2017年版)  

はじめに

「全プリキュアシリーズの作画監督と参加回数」を集計しランキング付けしてみた。

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※集計作品はTV放映された作品(ふたりはプリキュア~魔法つかいプリキュアまで)
※魔法つかいプリキュアは今回はカウントせず
※連名の回でもそれぞれカウント

プリキュアシリーズの作画監督の参加回数集計表

プリ作
※爲我井克美さんのみ総作画監督として1話から10話・16話でクレジット。


「魔法つかいプリキュア」の作画監督参加回数は次のとおり。

プリ作2

参加回数TOP5


1位 河野宏之 82回

2位 青山充 59回

3位 稲上晃 38回

4位 フランシス・カネダ 36回

5位 飯島秀一 35回


まとめ

プリキュアシリーズ1位はシリーズ皆勤賞の河野さん。
魔法つかいプリキュア!では、
フランシス・カネダさんとアリス・ナリオさんのコンビが1位。

シリーズ通しての1位2位は河野・青山が堅持。
稲上・フランシスもここ数年安定して参加しているので、
今後も3位4位を守っていきそう。

作画監督は連名での参加の場合もあり、一概に回数の質まで問えないが
ある一定のクレジットの見方や、シリーズにどの方が参加していたかが
わかる資料の一つにはなると思う。

特に魔法つかいプリキュア!からは
シリーズ始まって以来の総作画監督制もできた。
プリキュアもシリーズを重ねることでシステムが変わっているということだろう。

「キラキラ☆プリキュアアラモード」は
どんなアニメーターが作画監督になって、ローテを作っていくのだろうか。
 
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[ 2017/04/09 14:44 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

鉄血のオルフェンズの総括 

鉄血のオルフェンズ最終回を迎えて。

本作のキャッチコピーは「いのちの糧は戦場にある。」

その通りの作品になったと思う。

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三日月・オーガスのいのちの糧と血の物語

三日月は戦場だけがいのちの糧である事を体現するキャラクターだった。
ラスタルやマクギリスは戦場が野心の発露や今後の未来を作るための場であり、
ジュリエッタにとっては大義を証明する場所、
三日月は戦場=いのちそのものだった。

それゆえに三日月は平和な世界では生きられない。
厄祭戦という遺物であり忌まわしいガンダムに乗ることで
悪魔となってしまったからには
新しい未来を作るための生贄となるしかなかった。

ただ三日月にも希望はあった。子供のアカツキの存在。
かつてのアグニカ・カイエルはガンダムに乗り革命に成功し英雄として名を残したが、
三日月はガンダムに乗り悪魔となって散り、アカツキという血を残した。

オルフェンズは「血」の物語

鉄血のオルフェンズはタイトル通り「血」の物語。
キャラの死には必ずおびただしい血をもって描写された。
三日月の死も血を描いていたが、
アトラが身ごもったアカツキの誕生によって、
戦場の「血」から、繋ぐ生命の誕生という「血」を描いたことで
最後は三日月にも救いはあったという形を描いていた。

鉄華団は家族的団結をもった子供達の擬似家族集団が、
最後はバラバラになってしまいながらも、
協力者・理解者と共に生きていく事を描く結末となった。

鉄華団の成功と最後には失敗を描くことで、
若者たちの青春の蹉跌を描いた物語。
思うにオルフェンズは鉄華団で生き残った子供達が、
失敗を経て大人になっていく話だったのかもしれない。

それゆえに子供のままでいることが自身のアイディンティティでもあった
マクギリスや三日月は血をもって死ぬしかなく、
未来のビジョンを持つラスタルやクーデリアへの礎となるしかなかった。

MSアクションについて

MSアクションは「ガンダム00」以降の3スタで
培われた高速アクションの系譜を引き継いだ。
特に寺岡巌さんコンテ回は高速アクションと共に、
縦横無尽に動くアクションが見ものだった。

接近戦を描く設定の元に、機体や武器の重量感、装甲の破壊描写に注力した作画。
アクションがある回はTVシリーズでここまでやるのかと舌を巻いた。
特にMAを倒す回のバルバドスのアクションが最高にかっこよかった。

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一方で2期のダインスレイヴの登場で、
1期と戦闘の意味が変わってしまった事も描いていた。
ガンダムがいかに強くても、ダインスレイヴにはかなわなかった。
個人が武勇を誇る時代が完全に終わった事も描いていた。
それはアグニカ・カイエルの英雄性が終わったことも意味している。

最終回はメカが戦いの中で朽ちていきながら、それでも戦い続ける状況が好きだ。
それは破壊されながら戦う姿には(キャラクターの)ドラマが宿っているから。
味方を、腕を、血を失ったバルバドスが三日月が
それでもいのちの糧を戦場に求めて死の直前まで戦う光景は悲しくも美しかった。

手描きのロボットアニメが少なくなる現状。
ガンダムアニメが手描きロボットアニメの最後の砦だと個人的には見ている。
鉄華団の滅びと手描きロボットアニメの現状をシンクロして見ていた。
オルフェンズは最後まで頑張ったし、
作画演出的に新機軸をやろうとしていた事も伝わってきた。

好きなメカニックアニメーターさんが大挙して参加していた作品。
ガンダムが手描き作画メインでTVシリーズを手がけられるのはいつまでなのか。
 
まとめ

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オルフェンズの鉄華団は1期1話がどんぞこ。
以降徐々に体裁を整え、クーデリアを送り届けた1期最終話から2期1話がピーク。
そこからラストに向けて徐々に下降していく推移するアーチ構造で描かれる。
栄光と敗北の物語だった。

そして子供=孤児(オルフェンズ)と大人という構図を用いて
子供達が大人と対峙しながら生き抜いていく事を描いた物語でもあった。

長井龍雪監督と岡田磨里さんシリーズ構成による
若者達による「心が叫びたがってるんだ」「血を流し続けるんだ」ガンダム。
成功の物語ではなく失敗の物語であるがゆえに苦味がある作風となった。

世界は厳しい。そんな事を突きつけるガンダムだったのかもしれない。
だからこそ「いのちの糧は戦場にある」のだろう。
戦場は戦争する場所だけはないと捉えるのなら、
人はどんな場所であれ戦い続けないといけないのだ。
 
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