【ガンダムサバーニャ】劇場版 機動戦士ガンダム00 2回目行って来ました!!【感想】 

昨日、劇場版機動戦士ガンダム00、2回目の鑑賞に行ってきました!!

1回目は一人で行ってきたのですが、あの出来を見て
私以上のガンダム好きの知り合い2人を誘っていきました。

見終わった後、知り合い2人も満足してくれたようで嬉しかったです。
終わった後は3人でひたすらメカについての談義が始まりました~。

以下ネタバレ有の2回目の感想です。
「私が思うガンダム的とは何かについて」を語っています

 
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
2回目を見てまず感じたのは、動体視力が慣れ戦闘のスピードに慣れた事です。
2回目は話を理解する事よりも戦闘シーンを楽しもうと決意してましたし、
1回目以上に画面を集中して凝視していました。

・ガンダムサバーニャのビット演出が素晴らしすぎて泣きました。
・ガンダムハルートの無双ぶりにあの空気だった彼らも目立って感動しました。

という事で2回目になると戦闘シーンが楽しめると思いますので、
2回目に挑戦してみても良いのではと思いました。

あとは脚本家の黒田洋介氏のガンダムリスペクト、
富野由悠季リスペクトがほとばしるほど炸裂している点を感じましたね。


お話に関しては、いくつかわかった点がありましたが、
・OPのスタッフロールの背景が「花」だったこと。
・メインのカップリングは殆ど体の「ふれあい」を行う描写があること。
・「花」の意味は死んだロックオンと刹那のやり取りから察するに
 「生きること」そのものを意味できると解釈できること
以上でしょうか。

この辺りを踏まえ、メインの感想記事に反映しましたのでご覧頂ければ幸いです。


-00はガンダム的かどうか?-

劇場版ガンダム00、人同士の戦いではないという点や後半以降のぶっとんだ展開、
エルスが花になる現象、メタル刹那など
「これはガンダムではない」という意見も見受けられます。
気持ちは重々わかりますし、その批判にも十分正当性があると思います。

私の解釈としては人同士の争いという点を期待するならTVシリーズで行われていますし
本作での人同士の「わかりあえる・わかりあえない話」はTVで結論を出しています。
劇場版で同じテーマや設定を繰り返す必要性も無いでしょう。


また作り手側や発信者側の側に立つならば、
シリーズもの、続編というのはえてして縮小再生産・袋小路な作風に陥ってしまい
作品としての魅力が萎んでいく傾向が見受けられます。
往年のアニメファンなら「宇宙戦艦ヤマト」が良い例でしょうか。

そういった縮小再生産・袋小路に陥らないためにも
シリーズものというのは思い切った新しい世界観や設定、切り口を導入し
ブレイクスルーが起こす事でシリーズの存続を図らなくてはなりません。

ガンダムシリーズでいえばまず「1st」の続編である「Zガンダム」が該当します。

1stの7年後という時代設定を導入。主人公をアムロやシャアではなくカミーユを配置。
アムロやシャアは過去の体験(主にララァ)に引きずられ、思うような活躍が出来ず
シロッコやハマーンに翻弄され続けます。連邦軍の派閥争い、カミーユの性格設定など
全てが当時のアニメには無い新しい切り口で、当時は賛否両論巻き起こりましたが
今では新しい切り口のZガンダムによって、若いファン層を獲得し
シリーズが大きく広がるブレイクスルーになりました。
ガンダムシリーズが30年続いている理由、それは1stガンダムで提唱した
作品のコンセプトが普遍的であることに加え、Zガンダムがそこに閉じないで
野心的な挑戦を行ったからこそだと思います。

もう一つ忘れてはいけないのが「機動武道伝Gガンダム」です。
富野監督の不調。行き詰った宇宙世紀シリーズ。格闘ゲームブーム。SDガンダムの好調。
バンダイのサンライズ買収劇といった状況下で生まれた「Gガンダム」。
メカが全てガンダムであり、そのデザインも非常に奇抜・独特でした。
また素手でデスアーミーというマシンを倒す東方不敗の存在など
一応リアルがウリのガンダムで荒唐無稽な作風が繰り広げられ、賛否両論でした。
しかしこの荒唐無稽さがシリーズの可能性を大きく広げました。
また荒唐無稽な作品でも、そのハチャメチャさが面白さに繋がり
人気を獲得することに成功しました。

何が言いたいのかといいますと、シリーズものでブレイクスルーになる作品は
ぶっ飛んでいる、荒唐無稽、難解というように賛否両論になるわけです。
それは新しいことを行っていますから。仕方がありません。
でも新しい事に挑戦しなければ、その次の新しいことが出来ない。
シリーズものが生き残れないのだと思います。

「平成ライダーシリーズ」は新シリーズごとに物語やライダーの設定で
野心的な切り口や取り組みを行いシリーズの強度を獲得し、不動の人気を築きました。

シリーズものは新しい挑戦をしないと生き残れないという点、
新しいことを行って、新しい魅力を発見する事が生き延びられるという点から
今回の劇場版ガンダム00の内容を支持したいと考えています。

もちろん支持の前提にはガンダムとしてどうかという点ではなく、
ロボットアニメ、いやアニメとして作品としてどうかが重要なのです。
ガンダム00は「作品」として成立していると思いますから支持できるのです。

「ガンダム的」については、個々人の定義の差があり何ともいえません。
ただ私は「ガンダムがカッコイイ」のが「ガンダム的」と定義してます。
その点で「ガンダム的」だと勝手に思っています。
あれほどカッコイイ戦闘シーンが見られるロボットアニメはそうそうありません。

話の好き嫌いはあると思います。
ただ作り手側は自分達が信じたコンセプト(ガンダムから一番遠い)を信じて
そのコンセプトの筋を通したエンターテイメント作品を作っていると思います。
その点はまず評価したいとは思っています。
 
そして最終的に思うのは「ガンダムシリーズ」の懐の広さです。
格闘しても、ヒゲが出てきても、異星人が現れても許容できる器の広さ。
この懐の広さは原作者である富野由悠季の作品世界の構想・コンセプトが
いかにしっかりしていたかの証明でしょう。


今後新シリーズがいつ発表されるかはわかりません。
ただ今回のガンダム00によって、ガンダムの新しい可能性が開けたと思うのです。
 
関連記事
[ 2010/09/21 21:49 ] 機動戦士ガンダム00 | トラックバック(-) | CM(2)
こんばんは。

刹那的虹色世界の管理人・月詠と言う者です。いつもTBでお世話になっておりますm(_ _)m

まさか、自分と似たような考察(しかもほぼ同時間!)をされる方がいらっしゃるとは思わなくて、嬉しくて嬉しくて、ついコメントを(笑 ついでにTBも(ぉ あぁ、私の記事の方で言及リンクで紹介させて頂いておりますので、そのご報告もかねて。
※すみません、TB送ったはずなのですが送信確認出来てないですm(_ _)m

『劇場版OO』は賛否両論が激しく、特に「ガンダムとして認められない」「意味不明」と言う方が多くて、楽しめた方いないのかなぁ?と肩身狭く探してました(汗


私の方は数回に分けて感想を書くのでまだほとんど書けてませんけど、私も肯定的に、そして楽しく面白く『劇場版OO』を観た一人です。


私見ですが、ずっと“変革”をキーワードの一つにしてきた『OO』。ガンダムシリーズの固定観念や先入観に縛られている私たち視聴者やファンもまた、刹那たちのように“変革”し新境地開拓が作り手側から求められているのかもしれませんね。そう言う意味で、『劇場版OO』は試金石になる、秀作だと思います。

1stやG、Xなど放送当初は正当な評価を受けられなかった作品が時を経て再評価されるケースがガンダムでは多いですが、この作品もそうした道を辿ってしまう予感があります。普通に初見でも良い作品で楽しいのに(´・ω・`)ショボーン


メイン感想記事のネタですが、「DECISIVE_BATTLE」「TRANS-AM RAISER」あたりは私もダメです。ティエリアやグラハムが特攻したシーンや、ELSに侵食される船内で画面越しに両親に訴え掛けるミレイナとか・゜・(ノД`)・゜・


同志がいたことが嬉しくてついつい長文に(汗 失礼致しました
[ 2010/09/21 22:30 ] [ 編集 ]
こんにちは。お世話になっております。

見させて頂きました。確かに似たような切り口だと思いました。
月詠さんは00本編で取り上げていた、特にイオリア辺りが言っていた
変革性と固定観念を取り払うことの意義を言われているのに対し、
私はあくまで「シリーズものを存続させるにはどうすればよいのか」
という視点で書かせて頂いています。

ガンダムシリーズではたびたび「ガンダムとは何か」という話題が沸き起こるのですが
私としてはその話題が食傷気味というか、もう終わった話なのですよね。
「Gガンダム」と「ターンA」で個人的にはケリをつけました。

正直、客観的視点において「ガンダム的」といえるものは
「ガンダム顔」という記号と人の形をした体を持ったガンダムが登場し
世界観とマッチしてカッコよく描写されるかだけでしか無いと今は考えています。

劇場版は物語のテーマ性と作品コンセプトが見事に融合しているという意味で
とてもまとまりの良い作品に仕上がったという印象です。

新しいものや価値観、例えば新商品や予想だにしない事件が起こったとき、
我々は驚き拒否してしまう事もありますが、まずは色眼鏡を外して
本質を直観でみるのは大事だと思います。
「ガンダム的」というのも大事にしたい気持ちもわかりますが
それ以上に大事にしたい価値観もあると思います。
[ 2010/09/21 23:34 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する