沢渡楓のぼんやりしていたやりたい事。
それが「夢」に変わる時!!
人との出逢いが人生を好転させる大切さ・尊さを教えてくれました。
-感想-
2話も1話と同様に彼女達の日常が淡々と、
そして一つ一つ美しく紡ぎだされていました。「沢渡楓」の写真がプロの写真家
「志保美りほ」の心をも動かすお話でした。
そして楓は「りほ」との出逢いから「写真」という趣味が
いよいよ「夢」に変わるという感じに移り変わりそうです。
でもまだふわふわしている楓の「夢」のありか。
それをたまゆらに例えるオチは上手いといえるでしょう。出逢いは大事です。現実的な話、人生は出逢いが全てでしょう。
私も大学のゼミの教授との出逢いとその教えが生きる指針になっています。
出逢いが人生を切り開き、転機を呼ぶ。そういった事を改めて感じさせてくれました。




楓の母の料理で一同がくつろぐシーンです。画面分割の演出が用いられています。
リズミカルに流れていくシークエンスがとても効果的です。
1話の感想記事でも書きましたが、キャラの性格や心情というのは台詞だけではなくて
飲物の飲み方や食べ方にこそ現れるのだと思います。(これは現実でも同様だからです)
そういう意味で再び見ると新しい発見があるのかもしれません。
1話の感想で書きましが、佐藤順一監督作品は
一つの事に一緒懸命打ち込む少女の物語を描く傾向があります。「魔法使いTai」では
「魔法」「カレイドスター」では
「カレイドステージ」そして
「たまゆら」では
「写真」になるでしょう。
「魔法」や
「カレイドステージ(サーカス・マジック)」は派手さがありますが
「写真」というのは一般的な趣味であり、それがゆえに日常系となりえます。
普通の女子高校生があまり取組まない趣味ではありますが、ありえないわけではない。
そして写真を写すに足る瀬戸内海の風景の数々。
「日常」「写真」「瀬戸内海」この辺りの世界観のマッチング具合が上手いと思いました。


-佐藤順一の挑戦-「たまゆら」は佐藤順一の挑戦だと感じました。
それは日本の深夜アニメで流行している日常系アニメ・美少女アニメへの挑戦です。
佐藤監督はこの手のジャンルで大きな功績を残しています。
しかし多くの日常系・美少女系作品が「原作」ありきだという事です。
佐藤監督の「ARIAシリーズ」もマンガ原作です。
佐藤監督の挑戦というのは
「原作に頼らず、オリジナルの日常系アニメが作れるのか」。
ここにあると感じました。佐藤監督が自分の題材で日常系アニメを作る
それが
「たまゆら」なのです。そして
「たまゆら」はそのゆっくりとした日常の中で
彼女達の等身大で穏やかな成長を描いていると感じました。
そして監督の特長のキャラへの優しい視線がこの作品でも生きています。
彼女達の物語は今後どう紡がれるのか楽しみです。
かおるさんのこのショットが気に入りました!! http://nichael.blog101.fc2.com/blog-entry-81.html
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-感想-
2話も1話と同様に彼女達の日常が淡々と、
そして一つ一つ美しく紡ぎだされていました。「沢渡楓」の写真がプロの写真家
「志保美りほ」の心をも動かすお話でした。
そして楓は「りほ」との出逢いから「写真」という趣味が
いよいよ「夢」に変わるという感じに移り変わりそうです。
でもまだふわふわしている楓の「夢」のありか。
それをたまゆらに例えるオチは上手いといえるでしょう。出逢いは大事です。現実的な話、人生は出逢いが全てでしょう。
私も大学のゼミの教授との出逢いとその教えが生きる指針になっています。
出逢いが人生を切り開き、転機を呼ぶ。そういった事を改めて感じさせてくれました。




楓の母の料理で一同がくつろぐシーンです。画面分割の演出が用いられています。
リズミカルに流れていくシークエンスがとても効果的です。
1話の感想記事でも書きましたが、キャラの性格や心情というのは台詞だけではなくて
飲物の飲み方や食べ方にこそ現れるのだと思います。(これは現実でも同様だからです)
そういう意味で再び見ると新しい発見があるのかもしれません。
1話の感想で書きましが、佐藤順一監督作品は
一つの事に一緒懸命打ち込む少女の物語を描く傾向があります。「魔法使いTai」では
「魔法」「カレイドスター」では
「カレイドステージ」そして
「たまゆら」では
「写真」になるでしょう。
「魔法」や
「カレイドステージ(サーカス・マジック)」は派手さがありますが
「写真」というのは一般的な趣味であり、それがゆえに日常系となりえます。
普通の女子高校生があまり取組まない趣味ではありますが、ありえないわけではない。
そして写真を写すに足る瀬戸内海の風景の数々。
「日常」「写真」「瀬戸内海」この辺りの世界観のマッチング具合が上手いと思いました。


-佐藤順一の挑戦-「たまゆら」は佐藤順一の挑戦だと感じました。
それは日本の深夜アニメで流行している日常系アニメ・美少女アニメへの挑戦です。
佐藤監督はこの手のジャンルで大きな功績を残しています。
しかし多くの日常系・美少女系作品が「原作」ありきだという事です。
佐藤監督の「ARIAシリーズ」もマンガ原作です。
佐藤監督の挑戦というのは
「原作に頼らず、オリジナルの日常系アニメが作れるのか」。
ここにあると感じました。佐藤監督が自分の題材で日常系アニメを作る
それが
「たまゆら」なのです。そして
「たまゆら」はそのゆっくりとした日常の中で
彼女達の等身大で穏やかな成長を描いていると感じました。
そして監督の特長のキャラへの優しい視線がこの作品でも生きています。
彼女達の物語は今後どう紡がれるのか楽しみです。
かおるさんのこのショットが気に入りました!! http://nichael.blog101.fc2.com/blog-entry-81.html
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