ざくろさんのときめく表情がたまらないです。
普段が普段なだけに異性に心動かされたときの
彼女の表情はまるで乙女のようです。
ざくろ:中原麻衣さんの演技がピカイチに光ります
今回で、面白い作品なのではと、より強く思うようになりました!!
-感想-
今回の「おとめ妖怪ざくろ」。人と半妖の立場の相違・問題が浮き彫りにされました。
1話で世界観とキャラを描き、2話で問題提起を起こすのはオーソドックスな構成でした。 人と魔物・妖怪・吸血鬼・異星人の混血が主人公であり
かつその設定が物語を推し進める核になるという話はよくあります。例えば
「ダイの大冒険」では人と竜の騎士の混血
「蒼き流星レイズナー」では地球人と異星人の混血が主人公であり
それぞれに主人公が両立場から理解されない状況が描かれ、
それでもなお、戦い続けていくというお話だったと思います。
特に少女マンガでは人と自分の違う何か(例:吸血鬼等)の混血が主人公というのは
よく見かけられるモチーフだと思います。本作もその流れに位置づけできるでしょう。
この作品でもざくろ達、半妖は妖人側からは理解されているようですが、
人間側からは彼女達の行動に対して無理解を示されてしまったお話でした。


妖人というのは異形のものであり、さらにいえば自然的な存在です。
それを今回ざくろが指摘したように
「夜は暗いものなのに電燈で明るくしてしまった」つまり自然を否定する人間の文明開化の進展は根本的に妖人側の存在を脅かすものです。
ざくろが文明開化を嫌がっているのも、おそらく彼女の半分である妖人の血が
本能でそれを悟っていからでしょう。
それでも人と交流しなければ生きて行けないと妖人側も感じているようで
人間との交流を模索しているようです。次回以降の焦点でしょう。
また今回、窮地に立たされたざくろ達に対して、好意的な存在を示した
陸軍の花楯中尉の存在はその振舞い方も含めてどうやらざくろを虜にしたようです。
今後は総角さんとの三角関係になるでしょうが、それは次回以降のお楽しみという事で。


あと今回印象的だったのはアバンタイトルでのざくろの幼少時代。
母から柿の木を登ってはいけないエピソードのお話が彼女の夢を通して語られました。
このお話が今後のエピソードとどう関連してくるのかも興味深いです。
ざくろは戦闘中になると声変わりするみたいですね。
それは蛍・雪洞・鬼灯達が歌うことでざくろを強くしているのでしょうかね。
あの彼女達が歌いながらざくろが戦うという状況は優雅であり幻想的な空間です。
この描写の見事さは中々に評価したくなりました。

あとこいつら可愛い。総角は早く妖人に慣れなさい!!今回の話で、物語にグイっと引き込まれましたね。
1話は様子見でしたが、コメディもシリアスも深くやってくれそうな本作。
思った以上に面白くなるかもなんてちょっと期待しています。
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-感想-
今回の「おとめ妖怪ざくろ」。人と半妖の立場の相違・問題が浮き彫りにされました。
1話で世界観とキャラを描き、2話で問題提起を起こすのはオーソドックスな構成でした。 人と魔物・妖怪・吸血鬼・異星人の混血が主人公であり
かつその設定が物語を推し進める核になるという話はよくあります。例えば
「ダイの大冒険」では人と竜の騎士の混血
「蒼き流星レイズナー」では地球人と異星人の混血が主人公であり
それぞれに主人公が両立場から理解されない状況が描かれ、
それでもなお、戦い続けていくというお話だったと思います。
特に少女マンガでは人と自分の違う何か(例:吸血鬼等)の混血が主人公というのは
よく見かけられるモチーフだと思います。本作もその流れに位置づけできるでしょう。
この作品でもざくろ達、半妖は妖人側からは理解されているようですが、
人間側からは彼女達の行動に対して無理解を示されてしまったお話でした。


妖人というのは異形のものであり、さらにいえば自然的な存在です。
それを今回ざくろが指摘したように
「夜は暗いものなのに電燈で明るくしてしまった」つまり自然を否定する人間の文明開化の進展は根本的に妖人側の存在を脅かすものです。
ざくろが文明開化を嫌がっているのも、おそらく彼女の半分である妖人の血が
本能でそれを悟っていからでしょう。
それでも人と交流しなければ生きて行けないと妖人側も感じているようで
人間との交流を模索しているようです。次回以降の焦点でしょう。
また今回、窮地に立たされたざくろ達に対して、好意的な存在を示した
陸軍の花楯中尉の存在はその振舞い方も含めてどうやらざくろを虜にしたようです。
今後は総角さんとの三角関係になるでしょうが、それは次回以降のお楽しみという事で。


あと今回印象的だったのはアバンタイトルでのざくろの幼少時代。
母から柿の木を登ってはいけないエピソードのお話が彼女の夢を通して語られました。
このお話が今後のエピソードとどう関連してくるのかも興味深いです。
ざくろは戦闘中になると声変わりするみたいですね。
それは蛍・雪洞・鬼灯達が歌うことでざくろを強くしているのでしょうかね。
あの彼女達が歌いながらざくろが戦うという状況は優雅であり幻想的な空間です。
この描写の見事さは中々に評価したくなりました。

あとこいつら可愛い。総角は早く妖人に慣れなさい!!今回の話で、物語にグイっと引き込まれましたね。
1話は様子見でしたが、コメディもシリアスも深くやってくれそうな本作。
思った以上に面白くなるかもなんてちょっと期待しています。
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