今度のノイタミナアニメはオタクな垢抜けない少女の物語。
クラゲ好きな倉下月海と鯉淵蔵之介が出会って物語は始まります。
垢抜けないながらも可愛い表情が魅力的です。
木曜の夜がまた一段と面白くなりそうです!
-感想-ノイタミナ枠の新作アニメです。恥ずかしながら、原作マンガの存在も知りませんでした。
どの作品も見て無くてもタイトルぐらいは聞くのですが・・・。
という事で、何の予備知識もなしに見る事になりました。
OPを見たら、
シリーズ構成:花田十輝
キャラクターデザイン:羽山賢二
監督:大森貴弘
制作:ブレインズベース
という事で、期待せずにはいられない布陣でした。またOPは「スターウォーズ」「007」「雨に唄えば」といった
映画のパロディを多用していましたね。元ネタの映画は誰の趣味で選ばれたのかなぁ。
さてお話は、おしゃれや華やかさとは無縁のクラゲ好きなオタクの女の子が主人公。
そこに女装趣味の美少年と出合ったのが1話の骨子と言えそうです。美少年と会って、倉下月海さんはどうなっていくのか。
垢抜けてしまうのか、そのまま突っ走るのか。
夢に向かってどう生きるのか、私には予想がつかないですが、楽しみです。
微笑ましいコメディタッチに作品世界は進み、
彼女達
「尼ーず」が好感的な存在として描写されていました。
これにはおそらく原作も含めて制作側の彼女達に対する
優しい視線が注がれているのが、見る側にも伝わってくるからでしょう。
私自身がオタクな女の子を扱った題材の作品に触れていなかったので
新鮮に見ることができました。自分の好きなものに一途な姿には
男性も女性もなく、共感できるなぁなんて思ったりしました。
私は三国志が好きなので、まややが良いですね。

三国志ネタ的には、黄巾の乱の時、黄巾族が用いたスローガン
「蒼天己死~」が書かれた急須がツボでしたね。倉下月海さんの好きなものであるクラゲ。
クラゲは幻想的でありながら、どこか透明感がある海の存在です。
この部分に彼女のピュアな面が垣間見えるといっても良いでしょう。
彼女が魅力的に見えたなら、それはこのピュアさではないでしょうか。
また彼女は決して美少女には描かれていませんが、可愛く描かれています。
幅広い層に違和感なく受け入れられるキャラだなぁと感じました。

一方の美少年鯉淵蔵之介くんは違和感そのものの固まりですね。
そこは作品として狙っているのでしょうが、良い感じで演出されています。
コメディとしての出来は抜群でしたね!!倉下月海が鯉淵蔵之介がいることにバレないよう動こうとしている点とか
わかりやすくて、共感できる仕上がりでした。
ちょっと変わった女の子達の日常を描くことには定評がある
花田十輝氏のシナリオが光る印象でした。
面白いので2話も見ようかなと思います!!
それにしても大森貴弘監督はいつからここまでの手練手管な監督になったのでしょう。
「夏目友人帳シリーズ」「デュラララ」とスマッシュヒットを飛ばす
監督の演出技量には驚嘆させられます。EDを見たら音響演出も兼ねているようですし。
この作品でもそのコメディタッチな演出が生きています。
で、ちょっと思ったのですが
「夏目友人帳」「デユラララ」も含めて
大森監督作品は女性の支持が多い作品を手掛けているんだなぁと感じました。
こう考えると20代向け女性マンガ雑誌の原作であるこの作品も
大森監督には相性が良さそうです。こうした女性受けの良い作品を
送り出した評価が20代の一般女性をメイン視聴者層とする
ノイタミナが大森監督を求めたのかもしれませんね。
EDのけんけんぱ。作画が松本憲生さんでした。原画にもいましたね。
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どの作品も見て無くてもタイトルぐらいは聞くのですが・・・。
という事で、何の予備知識もなしに見る事になりました。
OPを見たら、
シリーズ構成:花田十輝
キャラクターデザイン:羽山賢二
監督:大森貴弘
制作:ブレインズベース
という事で、期待せずにはいられない布陣でした。またOPは「スターウォーズ」「007」「雨に唄えば」といった
映画のパロディを多用していましたね。元ネタの映画は誰の趣味で選ばれたのかなぁ。
さてお話は、おしゃれや華やかさとは無縁のクラゲ好きなオタクの女の子が主人公。
そこに女装趣味の美少年と出合ったのが1話の骨子と言えそうです。美少年と会って、倉下月海さんはどうなっていくのか。
垢抜けてしまうのか、そのまま突っ走るのか。
夢に向かってどう生きるのか、私には予想がつかないですが、楽しみです。
微笑ましいコメディタッチに作品世界は進み、
彼女達
「尼ーず」が好感的な存在として描写されていました。
これにはおそらく原作も含めて制作側の彼女達に対する
優しい視線が注がれているのが、見る側にも伝わってくるからでしょう。
私自身がオタクな女の子を扱った題材の作品に触れていなかったので
新鮮に見ることができました。自分の好きなものに一途な姿には
男性も女性もなく、共感できるなぁなんて思ったりしました。
私は三国志が好きなので、まややが良いですね。

三国志ネタ的には、黄巾の乱の時、黄巾族が用いたスローガン
「蒼天己死~」が書かれた急須がツボでしたね。倉下月海さんの好きなものであるクラゲ。
クラゲは幻想的でありながら、どこか透明感がある海の存在です。
この部分に彼女のピュアな面が垣間見えるといっても良いでしょう。
彼女が魅力的に見えたなら、それはこのピュアさではないでしょうか。
また彼女は決して美少女には描かれていませんが、可愛く描かれています。
幅広い層に違和感なく受け入れられるキャラだなぁと感じました。

一方の美少年鯉淵蔵之介くんは違和感そのものの固まりですね。
そこは作品として狙っているのでしょうが、良い感じで演出されています。
コメディとしての出来は抜群でしたね!!倉下月海が鯉淵蔵之介がいることにバレないよう動こうとしている点とか
わかりやすくて、共感できる仕上がりでした。
ちょっと変わった女の子達の日常を描くことには定評がある
花田十輝氏のシナリオが光る印象でした。
面白いので2話も見ようかなと思います!!
それにしても大森貴弘監督はいつからここまでの手練手管な監督になったのでしょう。
「夏目友人帳シリーズ」「デュラララ」とスマッシュヒットを飛ばす
監督の演出技量には驚嘆させられます。EDを見たら音響演出も兼ねているようですし。
この作品でもそのコメディタッチな演出が生きています。
で、ちょっと思ったのですが
「夏目友人帳」「デユラララ」も含めて
大森監督作品は女性の支持が多い作品を手掛けているんだなぁと感じました。
こう考えると20代向け女性マンガ雑誌の原作であるこの作品も
大森監督には相性が良さそうです。こうした女性受けの良い作品を
送り出した評価が20代の一般女性をメイン視聴者層とする
ノイタミナが大森監督を求めたのかもしれませんね。
EDのけんけんぱ。作画が松本憲生さんでした。原画にもいましたね。
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