「奴らのサイバディは全部僕が破壊する」
タクトの決心が決まる展開でした。
彼の決心が伝わる横顔。今までに無い緊張感ある表情です。
タクトにとってワコという存在がいよいよ大きくなっていく感じです。
-感想-
「世界は私を苦しめているだけじゃない」
ワコの心の強さが輝いた回でした。今回はワコの心情をメインに物語は進み、
タクトとワコの関係が緊密になっていく過程を描いていきました。
そしてワコ、スガタメの「夢」について語られていましたね。
さて今回は演劇部のメンバー+タクトが「夜間飛行」で語り合うことからスタート。
タクトは入部扱いとなります。そしてここでワコの夢が歌手になる事が語られます。
ここで夢に対しては演劇部の顧問でもある理事長が
「具体的な夢を持つ事」は夢の実現に向けて良い事だと言います。
そしてそのワコにヘッドとサカナちゃんは
夢について語るような、いつもの寓話を話し合っています。
「努力をしない勝利など意味は無い」とヘッドは言いますね。
夢に対してのヘッドなりの考えなのでしょう。


そしてスガタに仕える
スガタメ・タイガーが
実はスガタに心を寄せている事がわかります。
そこに目をつけたのが、ニチ・ケイト。「ブーゲンビリア」の代表です。
ケイトはタクトとワコがくっつけば、スガタはフリーになるといいます。
ケイトがスガタメを説得というか、何か吹き込む時の演出は
パースがやたら効いていてエロかったですね。
スガタメにとっての
「夢」はスガタと一緒になる事なのでしょう。

そして舞台はワコとタクトしかいない空間に移ります。ワコはタクトに自分の夢と巫女の運命について語ります。
ワコが歌手になりたいという
「夢」。
しかし巫女になってサイバディと繋がってしまった事によって
彼女が外の世界に出ると、サイバディの封印が解かれてしまう。
そのため島から出られず、外に出て歌手になる事を断念したといいます。
ワコは世界のルールに縛られた悲劇のヒロインだという事がわかりますね。
(まるで薔薇の花嫁のようだという突っ込みは野暮なのでしょうが・・・)
でも、その巫女になった夜、泣き明かした夜のご飯が美味しいという
エピソードは良かったですね。自分の運命に絶望せず、悲観せず
今生きているの素晴らしさを「食」という具体的行為を通して
生の実感を感じたのは、人として共感できる部分です。
でもタクトはそんなワコの態度に納得いかないような表情に見えます。
多分、運命を受け入れてしまい、抗わない・もしくは抗えない所に不満があるのでしょう。
であれば、その運命を断ち切れるのは誰か。それは自分自身だと気づいたのでしょう。
そしてゼロ時間突入となり、タウバーンを呼び出したのはいいですが、
今回は特に戦わず十字団は引き上げます。
それはスガタメの彼女の心の問題でもあったのでしょう。
スガタメは誰かと戦って勝つ事で夢を叶えるという方法など望んでいなかったのでしょう。
スガタメは自分の夢があれば良い少女なのでしょう。
ケイトはその事を最初からわかっていたような振る舞いでした。
ケイトの目的は何だったのでしょうか。
スガタメさんを利用して、タクトやタウバーンの仕組みや
サイバディのフェーズについて、何らしか見てみたかったのでしょうか。
今回、タクトはワコと空間を共有する事でサイバディの破壊を決意します。
それがワコの夢の為、ひいては自分の為に。
1話では巻き込まれながら十字団のホンダ・ジョージと戦い
2話ではワコを守りたいという思いでゴウダ・タケシと戦い
3話ではワタナベ・カナコとダイ・タカシの思惑によって戦わされました。
そして4話では、いといよ自己の自発的な動機を獲得するに至ったのでしょう。
ワコを解放する為に、ワコに世界の外を見せるために。この流れだと
「世界を革命するために」というフレーズも出てきそうですね。
というのはウテナファンのたわごとです。


つまり今回はタクトが戦う動機に目覚める話だったのでしょう。
一方のワコもタクトに対しては最初海辺で会った時から何か惹かれるものがあったのでしょう。
だから最初からキスをして、今回は親しみを表すために名前で呼んでほしいと言います。
ただ、二人の急接近。婚約者のスガタには本当の意味でどう映るのか。
タクトと戦うのか、それとも・・・。興味深いです。
今回はドラマ中心に展開が進みましたね。
1話であったような「銀河美少年」などの奇天烈な部分は抑えられ
その部分ではとても見やすい展開だったように思いました。
今回も
「奴らのサイバディは全部僕は倒す」「ワコって呼んで」などなど
名台詞が多かったですね。特に榎戸洋司ファンからすると
「大事なものは目に見えない」という台詞が榎戸さんぽい引用の仕方で好きです。

演出的な側面では前半部分の文字を使った演出が2話目に続いて使われています。
コミカル要素を入れたいための演出なのでしょう。
今回の話は前半はコミカルに後半になるにつれてシリアスになりますね。また後半のタクトとワコがいたゼロ世界?は普通の世界と区別するために
普通の世界で描かれるような明るい色彩は使わずに、薄っぽい暗い色彩な点にも注目です。
またいつも晴れ晴れしい南十字島で、違う世界とはいえ雨が降った点にも注目でしょう。
次回は「マンドラゴラの花言葉」です!
画面右側で「輝きのタクトのキャラ人気投票」を開催中です。
ぜひ奮ってご投票お願いします!
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-感想-
「世界は私を苦しめているだけじゃない」
ワコの心の強さが輝いた回でした。今回はワコの心情をメインに物語は進み、
タクトとワコの関係が緊密になっていく過程を描いていきました。
そしてワコ、スガタメの「夢」について語られていましたね。
さて今回は演劇部のメンバー+タクトが「夜間飛行」で語り合うことからスタート。
タクトは入部扱いとなります。そしてここでワコの夢が歌手になる事が語られます。
ここで夢に対しては演劇部の顧問でもある理事長が
「具体的な夢を持つ事」は夢の実現に向けて良い事だと言います。
そしてそのワコにヘッドとサカナちゃんは
夢について語るような、いつもの寓話を話し合っています。
「努力をしない勝利など意味は無い」とヘッドは言いますね。
夢に対してのヘッドなりの考えなのでしょう。


そしてスガタに仕える
スガタメ・タイガーが
実はスガタに心を寄せている事がわかります。
そこに目をつけたのが、ニチ・ケイト。「ブーゲンビリア」の代表です。
ケイトはタクトとワコがくっつけば、スガタはフリーになるといいます。
ケイトがスガタメを説得というか、何か吹き込む時の演出は
パースがやたら効いていてエロかったですね。
スガタメにとっての
「夢」はスガタと一緒になる事なのでしょう。

そして舞台はワコとタクトしかいない空間に移ります。ワコはタクトに自分の夢と巫女の運命について語ります。
ワコが歌手になりたいという
「夢」。
しかし巫女になってサイバディと繋がってしまった事によって
彼女が外の世界に出ると、サイバディの封印が解かれてしまう。
そのため島から出られず、外に出て歌手になる事を断念したといいます。
ワコは世界のルールに縛られた悲劇のヒロインだという事がわかりますね。
(まるで薔薇の花嫁のようだという突っ込みは野暮なのでしょうが・・・)
でも、その巫女になった夜、泣き明かした夜のご飯が美味しいという
エピソードは良かったですね。自分の運命に絶望せず、悲観せず
今生きているの素晴らしさを「食」という具体的行為を通して
生の実感を感じたのは、人として共感できる部分です。
でもタクトはそんなワコの態度に納得いかないような表情に見えます。
多分、運命を受け入れてしまい、抗わない・もしくは抗えない所に不満があるのでしょう。
であれば、その運命を断ち切れるのは誰か。それは自分自身だと気づいたのでしょう。
そしてゼロ時間突入となり、タウバーンを呼び出したのはいいですが、
今回は特に戦わず十字団は引き上げます。
それはスガタメの彼女の心の問題でもあったのでしょう。
スガタメは誰かと戦って勝つ事で夢を叶えるという方法など望んでいなかったのでしょう。
スガタメは自分の夢があれば良い少女なのでしょう。
ケイトはその事を最初からわかっていたような振る舞いでした。
ケイトの目的は何だったのでしょうか。
スガタメさんを利用して、タクトやタウバーンの仕組みや
サイバディのフェーズについて、何らしか見てみたかったのでしょうか。
今回、タクトはワコと空間を共有する事でサイバディの破壊を決意します。
それがワコの夢の為、ひいては自分の為に。
1話では巻き込まれながら十字団のホンダ・ジョージと戦い
2話ではワコを守りたいという思いでゴウダ・タケシと戦い
3話ではワタナベ・カナコとダイ・タカシの思惑によって戦わされました。
そして4話では、いといよ自己の自発的な動機を獲得するに至ったのでしょう。
ワコを解放する為に、ワコに世界の外を見せるために。この流れだと
「世界を革命するために」というフレーズも出てきそうですね。
というのはウテナファンのたわごとです。


つまり今回はタクトが戦う動機に目覚める話だったのでしょう。
一方のワコもタクトに対しては最初海辺で会った時から何か惹かれるものがあったのでしょう。
だから最初からキスをして、今回は親しみを表すために名前で呼んでほしいと言います。
ただ、二人の急接近。婚約者のスガタには本当の意味でどう映るのか。
タクトと戦うのか、それとも・・・。興味深いです。
今回はドラマ中心に展開が進みましたね。
1話であったような「銀河美少年」などの奇天烈な部分は抑えられ
その部分ではとても見やすい展開だったように思いました。
今回も
「奴らのサイバディは全部僕は倒す」「ワコって呼んで」などなど
名台詞が多かったですね。特に榎戸洋司ファンからすると
「大事なものは目に見えない」という台詞が榎戸さんぽい引用の仕方で好きです。

演出的な側面では前半部分の文字を使った演出が2話目に続いて使われています。
コミカル要素を入れたいための演出なのでしょう。
今回の話は前半はコミカルに後半になるにつれてシリアスになりますね。また後半のタクトとワコがいたゼロ世界?は普通の世界と区別するために
普通の世界で描かれるような明るい色彩は使わずに、薄っぽい暗い色彩な点にも注目です。
またいつも晴れ晴れしい南十字島で、違う世界とはいえ雨が降った点にも注目でしょう。
次回は「マンドラゴラの花言葉」です!
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