ついに京介は桐乃に手を出す。
その余りの大胆な行動に隠された京介の真意とは！！



今回でコミケデビューを果たした桐乃。
コミケの楽しさの後に待っていたのは、
意外な人との遭遇でした！！さて桐乃はどうする？
　

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－感想－

さて、今回は前半は桐乃が自宅にモデル系の友達を招待しながら
後半は沙織と黒猫とコミケに行くと話を描いています。
そのコミケの帰り道に、桐乃の友達あやせと偶然出会ってしまうという話です。

桐乃は前回に「モデル的な事もオタクな趣味もどちらも大切なもの」というような
発言をしていますので、彼女達の存在は当然大事です。
ただ桐乃のカテゴリで京介を振るいにかければ、オタクカタゴリになっているようなので
モデル系の友達とは合わせたくないでしょう。
もしくはモデル系友人には完璧な桐乃像を見せたいのかもしれません。

もしくは桐乃は京介が他の女の子と仲良くなるのが嫌なのかも。



それは、桐乃はこの状況を望んでいたのですから…(冗談です)
(ちなみに桐乃の下着のディテールは素晴らしく描き込まれていましたね。眼福。眼福。

一方、部屋に閉じ込もり中の京介は妹に薦められてたゲームをやろうとしては手付かず。
薦められてもゲームが進まないというのはよくわかります。

そして桐乃の勘違いもあって、同人誌(それもエロ有)が友人達の部屋に持ち込まれるという
桐乃の沽券に関わる問題を、京介が防ごうとしました。
その妹想いな姿を見て、何かを感じたのがあやせです。
あやせは桐乃の欠点も知りつつ、でも親友でありたいとするスタンスみたいです。
こうしたスタンスのあやせには京介に好感触みたいです。



今回、後半は沙織と黒猫とコミケに行くお話になります。
コミケの描写ですが、参加者というモブを描ききったスタッフの頑張りと共に、
コミケの参加者を客観的に描かれていたのは好印象でした。
あれだけモブを描くのは大変だなぁというのは伝わります。

彼女達の存在も桐乃にとっては大きくなってきましたね。

黒猫さんの暑さ防御に対する邪気眼ぶりが個人的にツボにつきました。
一方の桐乃、好きなゲームが完売で入手できず悲しそうです。
ただゲームに勝つと入手できそうだと。桐乃はゲームに挑戦しますが、弱いので歯が立たず。
沙織もダメ。それを観て黒猫さんが動きます。黒猫さん、格ゲーに強かったのですね。
そして桐乃に黒猫さんがプレゼントするくだりの二人のやり取りは面白かったですね。



そんな楽しさいっぱい大満足に訪れた青天の霹靂、
それがあやせとの遭遇いう事で今回は終了でした。

---

今回の話で思ったのが今の人間関係の付き合い方です。

ネットにおけるコミュニケーションの発達によって、
同じ趣味人同士の結びつきや交流が容易になり活発化したと思います。
その事で自分が持つ趣味に応じてカテゴライズされ、様々な友人達と付き合うようになり
それぞれのコミュニティで違う友人と付き合う関係性が生じているのだと思います。

例えばオタクな趣味で付き合う友人、音楽の趣味で付き合う友人
スポーツの趣味で付き合う友人、それぞれ違う人間という状況が起きています。
もっとわかりやすく言えば、リアルの友人と、ネットでの友人という言い方でもいいです。
私で言えば大学時代の友人もいれば、ネットの知り合いもいる。地元の友人もいる。

でもそれぞれにカテゴライズされたコミュニティ同士は交わらない。
私で言えば、ネットの知り合いと大学時代の友人同士では交わらないわけです。
それはコミュニティを結び付けているもの
例えば、オタクな趣味やスポーツな趣味の相違が前提でしょうし、
それぞれ属するコミュニティで自分の立ち居振る舞い・ポジションが違う。

そしてそのコミュニティの中に合わせて自分のパーソナリティーを出してきますから、
オタクな趣味のコミュニティにいる私と、
スポーツな趣味のコミュニティでは違った振る舞いをします。
このお話で言えば、桐乃はあやせ・加奈子というモデル系友人、
沙織・黒猫というオタク系友人で振舞い方は違います。
さらにいえば、違うコミュニティに対する偏見、つまりオタクへの偏見がある。
だからオタクなワタシを桐乃はあやせや加奈子に見せられないわけです。



ただそこで起こる問題として、違うコミュニティの人が出会う事です。

それが今回の黒猫と沙織と一緒にいる桐乃があやせと遭遇することです。
いつもあやせには見せている違う自分をあやせに見られた恐怖感。
もしかするとあやせ達に嫌われてしまう可能性が生じたと考えたのでしょう。
(まぁ嫌われることは無いでしょうが、桐乃はそれを恐れているはずです)

オタクな趣味もモデルな趣味もどっちも大切だと言いながら、
このそれぞれに属する友人達とどう付き合っていくか。
モデル系の友人たちに自分の趣味をどう理解してもらうのか。今後に注目です。

今回を見て「俺妹」は極めて現代的なコミュニティの問題を描き
多くの読者に共感で受け入れられているんだなと感じました。
　

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－感想－

さて、今回は前半は桐乃が自宅にモデル系の友達を招待しながら
後半は沙織と黒猫とコミケに行くと話を描いています。
そのコミケの帰り道に、桐乃の友達あやせと偶然出会ってしまうという話です。

桐乃は前回に「モデル的な事もオタクな趣味もどちらも大切なもの」というような
発言をしていますので、彼女達の存在は当然大事です。
ただ桐乃のカテゴリで京介を振るいにかければ、オタクカタゴリになっているようなので
モデル系の友達とは合わせたくないでしょう。
もしくはモデル系友人には完璧な桐乃像を見せたいのかもしれません。

もしくは桐乃は京介が他の女の子と仲良くなるのが嫌なのかも。



それは、桐乃はこの状況を望んでいたのですから…(冗談です)
(ちなみに桐乃の下着のディテールは素晴らしく描き込まれていましたね。眼福。眼福。

一方、部屋に閉じ込もり中の京介は妹に薦められてたゲームをやろうとしては手付かず。
薦められてもゲームが進まないというのはよくわかります。

そして桐乃の勘違いもあって、同人誌(それもエロ有)が友人達の部屋に持ち込まれるという
桐乃の沽券に関わる問題を、京介が防ごうとしました。
その妹想いな姿を見て、何かを感じたのがあやせです。
あやせは桐乃の欠点も知りつつ、でも親友でありたいとするスタンスみたいです。
こうしたスタンスのあやせには京介に好感触みたいです。



今回、後半は沙織と黒猫とコミケに行くお話になります。
コミケの描写ですが、参加者というモブを描ききったスタッフの頑張りと共に、
コミケの参加者を客観的に描かれていたのは好印象でした。
あれだけモブを描くのは大変だなぁというのは伝わります。

彼女達の存在も桐乃にとっては大きくなってきましたね。

黒猫さんの暑さ防御に対する邪気眼ぶりが個人的にツボにつきました。
一方の桐乃、好きなゲームが完売で入手できず悲しそうです。
ただゲームに勝つと入手できそうだと。桐乃はゲームに挑戦しますが、弱いので歯が立たず。
沙織もダメ。それを観て黒猫さんが動きます。黒猫さん、格ゲーに強かったのですね。
そして桐乃に黒猫さんがプレゼントするくだりの二人のやり取りは面白かったですね。



そんな楽しさいっぱい大満足に訪れた青天の霹靂、
それがあやせとの遭遇いう事で今回は終了でした。

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今回の話で思ったのが今の人間関係の付き合い方です。

ネットにおけるコミュニケーションの発達によって、
同じ趣味人同士の結びつきや交流が容易になり活発化したと思います。
その事で自分が持つ趣味に応じてカテゴライズされ、様々な友人達と付き合うようになり
それぞれのコミュニティで違う友人と付き合う関係性が生じているのだと思います。

例えばオタクな趣味で付き合う友人、音楽の趣味で付き合う友人
スポーツの趣味で付き合う友人、それぞれ違う人間という状況が起きています。
もっとわかりやすく言えば、リアルの友人と、ネットでの友人という言い方でもいいです。
私で言えば大学時代の友人もいれば、ネットの知り合いもいる。地元の友人もいる。

でもそれぞれにカテゴライズされたコミュニティ同士は交わらない。
私で言えば、ネットの知り合いと大学時代の友人同士では交わらないわけです。
それはコミュニティを結び付けているもの
例えば、オタクな趣味やスポーツな趣味の相違が前提でしょうし、
それぞれ属するコミュニティで自分の立ち居振る舞い・ポジションが違う。

そしてそのコミュニティの中に合わせて自分のパーソナリティーを出してきますから、
オタクな趣味のコミュニティにいる私と、
スポーツな趣味のコミュニティでは違った振る舞いをします。
このお話で言えば、桐乃はあやせ・加奈子というモデル系友人、
沙織・黒猫というオタク系友人で振舞い方は違います。
さらにいえば、違うコミュニティに対する偏見、つまりオタクへの偏見がある。
だからオタクなワタシを桐乃はあやせや加奈子に見せられないわけです。



ただそこで起こる問題として、違うコミュニティの人が出会う事です。

それが今回の黒猫と沙織と一緒にいる桐乃があやせと遭遇することです。
いつもあやせには見せている違う自分をあやせに見られた恐怖感。
もしかするとあやせ達に嫌われてしまう可能性が生じたと考えたのでしょう。
(まぁ嫌われることは無いでしょうが、桐乃はそれを恐れているはずです)

オタクな趣味もモデルな趣味もどっちも大切だと言いながら、
このそれぞれに属する友人達とどう付き合っていくか。
モデル系の友人たちに自分の趣味をどう理解してもらうのか。今後に注目です。

今回を見て「俺妹」は極めて現代的なコミュニティの問題を描き
多くの読者に共感で受け入れられているんだなと感じました。