智樹はヘブンズドア(天国)を開ける。
その先に待っていたのは、肥溜め(地獄)でした!! クイズの正解よりも、己の心情を貫き通す智樹は男の鑑です!!
今回はこのクイズの元ネタから、作り手が何を狙っているのか。
そして作品のあり方について考察していきます。
感想映画化決定おめでとうございます!!作り手がこの作品を、銀幕という舞台でどう見せてくるかに期待です。
この作品のスタッフ陣なら、気合と情熱で映画を盛り上げてくれるでしょう!!
またここ数年、マニア向け深夜アニメ作品でアニメ放映→映画化という流れが多いですが、
マニア向けコンテンツにおいて深夜枠放映という形態以外での展開をする事で
ビジネスでの新しい模索を行っているのでしょうね。
今回、智樹がバーカバーカと女子生徒に言われるのが我慢ならず、
その光景を見た生徒会長が対決の場としてクイズを提案しました。
この元ネタは
「アップダウンクイズ」ですね。


wikiによると、
クイズに正解すると解答者の乗ったゴンドラが1段上昇(アップ)、
誤答すると位置に関わらず最初まで下降(ダウン)するルール だそうです。
TBS系列・毎日放送で放送され、1963年から1985年まで放送された長寿番組です。



生徒会長、そはら、アストレアさんのあられもない姿が堪能できます。
生徒会長なんてクイズでボケたい、つまり
「皆殺し」って言いたいだけの為に
この企画を思いついたようにしか思えません。
最後は智樹が「(女子更衣室は)覗かない」という自分の良心とは反する答えが言えませんでした。
天使の声に彼は自分の信念をとおす事を決心した姿には、他の生徒同様に感涙ものでした!!
後半はアストレアと対決して、だんだんと仲良くなる過程が描かれていきます。
頭のよさ勝負が段々とエスカレートして自分の面子をかけた戦いになっていきましたね。
ダイダロスさんから見ても、二人は仲良しでしたね。
そして本筋では、ダイダロスさんはちょっと追い詰められた感じです。
第2世代のエンジェロイドという存在もシナプス?はいると言っていましたが、
イカロス・ニンフ達との衝突は避けられないかもしれません。


今週のあすとれあさん。凄いおっぱいですねぇ。
さて「そらのおとしもの」。1期は見ていないのでなんともいえないのですが
1970年代・80年代の邦楽をカヴァーしているのに加えて、
フォルテに関しては昭和のテレビ番組のまねっこを盛んに行っている印象です。(3話の女子プロレス、5話の電人ザボーガー、今回のアップダウンクイズ。)
平成も22年が過ぎました。つまり今の若い子の殆どが平成生まれだという事です。
そしてアニメを支持する若年層にこれらのまねっこの元ネタを知る機会は少ないでしょう。
でも作り手はかつてのテレビ番組(バラエティー・特撮含め)のまねっこを
「そらのおとしもの」という作品を通して提供する。この意味は何でしょうか。
監督の斉藤久さん(通称ジミーさん)は1969年生まれ(41歳)だそうです。
つまり監督以下スタッフ達が昭和時代のテレビ黄金時代で育った世代が多いのでしょう。
その子供時代・若い頃に見た番組や音楽を今の若い子に知ってもらいたいのでしょう。
例えば
「とんねるずのみなさんのおかげです(現:でした)」の初期も
とんねるずが子供の時に見た好きな番組を模したコントが多数作られました。
その代表的なものは「仮面ライダー」のパロディ、
「仮面ノリダー」でしょう。
「そらのおとしもの」も「(略)おかげです」のように作り手達が好きだった作品を
自分達なりに新たに作り直して、作り手が体験した楽しさを若い人に伝えているのでしょう。
毎回、特に生徒会長が仕掛けていくネタ達。今後も続くのかわかりませんが
数々のネタのあり方について考える事は、本筋以外での楽しみ方を広げていくと思います。
言いかえれば、「そらのおとしもの」は「アニメはシナリオの本筋以外にも
別の角度からの楽しさ・面白さを見せてくれる作品」なのだと思います。ED曲は「Xボンバー」の主題歌ですね。永井豪原作の人形劇(漫画もある)でした。
今回も含め、この作品のED曲の数々チョイスは上手すぎるとしか言えないですね。
超メジャーな曲でもなく、かといって超マイナー曲でもない。
絶妙のチョイスで選んできていると思います。選曲のセンスも見逃せないところです。
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感想映画化決定おめでとうございます!!作り手がこの作品を、銀幕という舞台でどう見せてくるかに期待です。
この作品のスタッフ陣なら、気合と情熱で映画を盛り上げてくれるでしょう!!
またここ数年、マニア向け深夜アニメ作品でアニメ放映→映画化という流れが多いですが、
マニア向けコンテンツにおいて深夜枠放映という形態以外での展開をする事で
ビジネスでの新しい模索を行っているのでしょうね。
今回、智樹がバーカバーカと女子生徒に言われるのが我慢ならず、
その光景を見た生徒会長が対決の場としてクイズを提案しました。
この元ネタは
「アップダウンクイズ」ですね。


wikiによると、
クイズに正解すると解答者の乗ったゴンドラが1段上昇(アップ)、
誤答すると位置に関わらず最初まで下降(ダウン)するルール だそうです。
TBS系列・毎日放送で放送され、1963年から1985年まで放送された長寿番組です。



生徒会長、そはら、アストレアさんのあられもない姿が堪能できます。
生徒会長なんてクイズでボケたい、つまり
「皆殺し」って言いたいだけの為に
この企画を思いついたようにしか思えません。
最後は智樹が「(女子更衣室は)覗かない」という自分の良心とは反する答えが言えませんでした。
天使の声に彼は自分の信念をとおす事を決心した姿には、他の生徒同様に感涙ものでした!!
後半はアストレアと対決して、だんだんと仲良くなる過程が描かれていきます。
頭のよさ勝負が段々とエスカレートして自分の面子をかけた戦いになっていきましたね。
ダイダロスさんから見ても、二人は仲良しでしたね。
そして本筋では、ダイダロスさんはちょっと追い詰められた感じです。
第2世代のエンジェロイドという存在もシナプス?はいると言っていましたが、
イカロス・ニンフ達との衝突は避けられないかもしれません。


今週のあすとれあさん。凄いおっぱいですねぇ。
さて「そらのおとしもの」。1期は見ていないのでなんともいえないのですが
1970年代・80年代の邦楽をカヴァーしているのに加えて、
フォルテに関しては昭和のテレビ番組のまねっこを盛んに行っている印象です。(3話の女子プロレス、5話の電人ザボーガー、今回のアップダウンクイズ。)
平成も22年が過ぎました。つまり今の若い子の殆どが平成生まれだという事です。
そしてアニメを支持する若年層にこれらのまねっこの元ネタを知る機会は少ないでしょう。
でも作り手はかつてのテレビ番組(バラエティー・特撮含め)のまねっこを
「そらのおとしもの」という作品を通して提供する。この意味は何でしょうか。
監督の斉藤久さん(通称ジミーさん)は1969年生まれ(41歳)だそうです。
つまり監督以下スタッフ達が昭和時代のテレビ黄金時代で育った世代が多いのでしょう。
その子供時代・若い頃に見た番組や音楽を今の若い子に知ってもらいたいのでしょう。
例えば
「とんねるずのみなさんのおかげです(現:でした)」の初期も
とんねるずが子供の時に見た好きな番組を模したコントが多数作られました。
その代表的なものは「仮面ライダー」のパロディ、
「仮面ノリダー」でしょう。
「そらのおとしもの」も「(略)おかげです」のように作り手達が好きだった作品を
自分達なりに新たに作り直して、作り手が体験した楽しさを若い人に伝えているのでしょう。
毎回、特に生徒会長が仕掛けていくネタ達。今後も続くのかわかりませんが
数々のネタのあり方について考える事は、本筋以外での楽しみ方を広げていくと思います。
言いかえれば、「そらのおとしもの」は「アニメはシナリオの本筋以外にも
別の角度からの楽しさ・面白さを見せてくれる作品」なのだと思います。ED曲は「Xボンバー」の主題歌ですね。永井豪原作の人形劇(漫画もある)でした。
今回も含め、この作品のED曲の数々チョイスは上手すぎるとしか言えないですね。
超メジャーな曲でもなく、かといって超マイナー曲でもない。
絶妙のチョイスで選んできていると思います。選曲のセンスも見逃せないところです。
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