スガタと同じ誕生日だと知ったタクト。
3人を巡る物語の本格的な幕開けです!!タクトとスガタには何か因縁めいた関係があるのでしょうか?
戸惑いを含め複雑な表情を抱くタクト。
前回とはうって変わり、シリアスに話は進みます!
感想今回は面白すぎるでしょう!!今までに無いほどのシリアスさを見せてくれた回でした。
前回のようなギャグ回も望んでいましたが、
今回のような展開も、望んでいたので大満足です!!タクトとワコのデートのなかで、スガタの秘密が語られました。
スガタが有している「王の柱」としての能力。
強大な力としての「王の柱」は一度使えば、生涯眠ってしまう力。
この力をスガタはワコの危機の為に使いました。
スガタのワコに対する気持ちは、言葉なぞ不要で
彼の行動と表情を見ればわかります。また、タクトはタクトでワコのスガタへの気持ちを確認する描写がありました。
ワコにとってはスガタはスガタで大切な人なのは間違いありません。
ワコは銀河美少年と王のどちらを選択するのでしょうか。
ただ、王の力というのは綺羅星十字団の部隊「エンペラー」の呼称と連想してしまいます。
タクトとスガタが同じ誕生日というのは運命的ですね。同じ誕生日であるとなぜ運命的だと連想してしまうのか。
世の中には同年同日で生まれた日は人は他にもたくさんいるはずなのに。
こうした認識自体を改めて問いかける内容にも見えました。
ただ、サイバディの能力も有しているという共通項も相まって
タクトはスガタに運命的なものを感じたのかもしれません。
今回でタクト・スガタ・ワコの3人の話が始まったのかもしれません。今まで自分から行動を起こさず傍観者であったスガタがワコの為に行動した。
つまりこのスガタの物語が今回で始まったといえるのかもしれません。
しかし今まで力の秘密を知ったことで心を閉ざしたスガタ。
一方のタクトも銀河美少年としての力を持っていますが、
その力を使って前向きに生きているように感じます。
この二人の対象的な生き方が今後物語をどう動かしていくのでしょうか。
今回のチェックポイントは、
話のテーマを象徴していた「時計」の存在でしょう。タクトの懐中時計が壊れた事がキッカケで
タクトとワコのデートが始まるのが、最初の話の流れでした。
この「時計が壊れている」事。
それは「時間が止まっている」事を暗示させているのでしょう。
そして「時間が止まっている」というのは、スガタが誕生日に己の運命を知ってから
自分の誕生日を嫌いになった事を象徴しているのかもしれません。<
それはスガタは自分の運命を知ってから時間が止まっているのでしょうスガタもワコも力を有しているために南十字島に囚われた人間達です。
この事は時間と空間に制約されています。
この時間の制約をタクトの懐中時計が壊れている事で表現しているように見えました。
さらに今回サカナちゃんの会話で
「不老不死」という単語も出てきていました。
これも
「時計が壊れている」=「時間が止まっている」=「不老不死」という連想が
容易にできますね。
榎戸洋司さんの脚本は「何か」を象徴的に用いて
テーマを語るというお話作りが多いです。「少女革命ウテナ」を例にすれば、薫幹(かおるみき)というキャラクターがいるのですが
彼は勝負所において、または物事の見方において
「甘さ」が目立つキャラでした。
この彼の
「甘さ」を表現するために、彼がメインの話では
「甘さ」の象徴として
「ミルクセーキ」を劇中に登場させていました。
「輝きのタクト」も今回の「時計」のように「何か」を見立てテーマを語る描写がありました。
今後「輝きのタクト」で作品中に意味深な小道具が出てくるかわかりませんが、
もし登場してきたら、小道具とその小道具の意味に注目してみると
より作品が面白く見えるのかもしれません。
そして力を使い眠りについたスガタですが、
次回以降ではタクトとワコがスガタを何らかの形で救うのでしょう。
この事でスガタがタクトをより意識するという展開になりそうではあります。
今回のヘッドとサカナちゃんの会話。サカナ「戦いが始まる。危険で暗い夜の海。サムは銛を手に今戦いを挑む。
そして言葉では到底語り尽せない激しい格闘の末にイカ大王をしとめたサムは、
ついにその青い血を手に入れた」
ヘッド「なんだ…戦闘シーンの描写は無しか」
サカナ「瓶に詰めたイカ大王の血は、青く煌々と輝き夜の海を照らし出す」
ヘッド「それは神秘的だねえ」
サカナ「その青い血を携えてサムは王様に謁見する。
『王様、約束の青い血です!これがそうです!』
王様は歓喜に震え瓶を受け取ると、いきなりその青い血を飲み干した」
その青い血は、不老不死の魔法にかけられた王様が
永遠の人生を終わらせることが出来る唯一の薬だったのだ」
『ありがとうサム。これで今宵眠りにつけば、私はもう二度と目覚めぬ』
ヘッド「…思いがけない展開だな」
サカナ「このジュース、美味しくないわ」
ヘッド「それでサムはどうしたの」
サカナ「人生という冒険は続く」
ヘッド「いいとこなのに…」


今回の内容で思ったのは
「少女革命ウテナ」との比較においてですが、
「輝きのタクト」は学園生活の外でタクト達の生活が描かれている事でした。
タクトは今回、買い物したり、お茶をしたりしていますが
学園生活外が描かれなかったウテナとはこの点で大きく違うと感じました。
それでもタクトの島が隔絶された場所であるという点では
外界とは隔絶された学園生活を送っていた印象があるウテナと同じように見えます。
この事は「タクト」は「ウテナ」より少し広い世界、それでも隔絶された舞台を設定する事で
より広い世界を射程にして物語を描きたかったのかもしれません。

アクションシーンが素晴らしかった!!!
ビックリするぐらい動いていました!!
特にスガタのメイド2人と敵側のアクションが最高にかっこよかったです!!
(おそらくメイドのアクションは亀田さんではないかと推測)
サイバディに乗らなくても、こんな超人的なアクションがあるとは思いませんでした。
そして今回の敵はとても未熟な存在として描かれていたように思えました。
またサイバディ戦が無かったので「モノクローム」は歌われませんでした。
まぁ劇中ではBGMとして使用されていましたが。
次回予告を見ると、3話のサイバディ戦を担当された新井淳さんが
サイバディ戦を担当されているようです。これは楽しみです!!
画面右側で「輝きのタクトのキャラ人気投票」を開催中です。
ぜひ奮ってご投票お願いします!
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感想今回は面白すぎるでしょう!!今までに無いほどのシリアスさを見せてくれた回でした。
前回のようなギャグ回も望んでいましたが、
今回のような展開も、望んでいたので大満足です!!タクトとワコのデートのなかで、スガタの秘密が語られました。
スガタが有している「王の柱」としての能力。
強大な力としての「王の柱」は一度使えば、生涯眠ってしまう力。
この力をスガタはワコの危機の為に使いました。
スガタのワコに対する気持ちは、言葉なぞ不要で
彼の行動と表情を見ればわかります。また、タクトはタクトでワコのスガタへの気持ちを確認する描写がありました。
ワコにとってはスガタはスガタで大切な人なのは間違いありません。
ワコは銀河美少年と王のどちらを選択するのでしょうか。
ただ、王の力というのは綺羅星十字団の部隊「エンペラー」の呼称と連想してしまいます。
タクトとスガタが同じ誕生日というのは運命的ですね。同じ誕生日であるとなぜ運命的だと連想してしまうのか。
世の中には同年同日で生まれた日は人は他にもたくさんいるはずなのに。
こうした認識自体を改めて問いかける内容にも見えました。
ただ、サイバディの能力も有しているという共通項も相まって
タクトはスガタに運命的なものを感じたのかもしれません。
今回でタクト・スガタ・ワコの3人の話が始まったのかもしれません。今まで自分から行動を起こさず傍観者であったスガタがワコの為に行動した。
つまりこのスガタの物語が今回で始まったといえるのかもしれません。
しかし今まで力の秘密を知ったことで心を閉ざしたスガタ。
一方のタクトも銀河美少年としての力を持っていますが、
その力を使って前向きに生きているように感じます。
この二人の対象的な生き方が今後物語をどう動かしていくのでしょうか。
今回のチェックポイントは、
話のテーマを象徴していた「時計」の存在でしょう。タクトの懐中時計が壊れた事がキッカケで
タクトとワコのデートが始まるのが、最初の話の流れでした。
この「時計が壊れている」事。
それは「時間が止まっている」事を暗示させているのでしょう。
そして「時間が止まっている」というのは、スガタが誕生日に己の運命を知ってから
自分の誕生日を嫌いになった事を象徴しているのかもしれません。<
それはスガタは自分の運命を知ってから時間が止まっているのでしょうスガタもワコも力を有しているために南十字島に囚われた人間達です。
この事は時間と空間に制約されています。
この時間の制約をタクトの懐中時計が壊れている事で表現しているように見えました。
さらに今回サカナちゃんの会話で
「不老不死」という単語も出てきていました。
これも
「時計が壊れている」=「時間が止まっている」=「不老不死」という連想が
容易にできますね。
榎戸洋司さんの脚本は「何か」を象徴的に用いて
テーマを語るというお話作りが多いです。「少女革命ウテナ」を例にすれば、薫幹(かおるみき)というキャラクターがいるのですが
彼は勝負所において、または物事の見方において
「甘さ」が目立つキャラでした。
この彼の
「甘さ」を表現するために、彼がメインの話では
「甘さ」の象徴として
「ミルクセーキ」を劇中に登場させていました。
「輝きのタクト」も今回の「時計」のように「何か」を見立てテーマを語る描写がありました。
今後「輝きのタクト」で作品中に意味深な小道具が出てくるかわかりませんが、
もし登場してきたら、小道具とその小道具の意味に注目してみると
より作品が面白く見えるのかもしれません。
そして力を使い眠りについたスガタですが、
次回以降ではタクトとワコがスガタを何らかの形で救うのでしょう。
この事でスガタがタクトをより意識するという展開になりそうではあります。
今回のヘッドとサカナちゃんの会話。サカナ「戦いが始まる。危険で暗い夜の海。サムは銛を手に今戦いを挑む。
そして言葉では到底語り尽せない激しい格闘の末にイカ大王をしとめたサムは、
ついにその青い血を手に入れた」
ヘッド「なんだ…戦闘シーンの描写は無しか」
サカナ「瓶に詰めたイカ大王の血は、青く煌々と輝き夜の海を照らし出す」
ヘッド「それは神秘的だねえ」
サカナ「その青い血を携えてサムは王様に謁見する。
『王様、約束の青い血です!これがそうです!』
王様は歓喜に震え瓶を受け取ると、いきなりその青い血を飲み干した」
その青い血は、不老不死の魔法にかけられた王様が
永遠の人生を終わらせることが出来る唯一の薬だったのだ」
『ありがとうサム。これで今宵眠りにつけば、私はもう二度と目覚めぬ』
ヘッド「…思いがけない展開だな」
サカナ「このジュース、美味しくないわ」
ヘッド「それでサムはどうしたの」
サカナ「人生という冒険は続く」
ヘッド「いいとこなのに…」


今回の内容で思ったのは
「少女革命ウテナ」との比較においてですが、
「輝きのタクト」は学園生活の外でタクト達の生活が描かれている事でした。
タクトは今回、買い物したり、お茶をしたりしていますが
学園生活外が描かれなかったウテナとはこの点で大きく違うと感じました。
それでもタクトの島が隔絶された場所であるという点では
外界とは隔絶された学園生活を送っていた印象があるウテナと同じように見えます。
この事は「タクト」は「ウテナ」より少し広い世界、それでも隔絶された舞台を設定する事で
より広い世界を射程にして物語を描きたかったのかもしれません。

アクションシーンが素晴らしかった!!!
ビックリするぐらい動いていました!!
特にスガタのメイド2人と敵側のアクションが最高にかっこよかったです!!
(おそらくメイドのアクションは亀田さんではないかと推測)
サイバディに乗らなくても、こんな超人的なアクションがあるとは思いませんでした。
そして今回の敵はとても未熟な存在として描かれていたように思えました。
またサイバディ戦が無かったので「モノクローム」は歌われませんでした。
まぁ劇中ではBGMとして使用されていましたが。
次回予告を見ると、3話のサイバディ戦を担当された新井淳さんが
サイバディ戦を担当されているようです。これは楽しみです!!
画面右側で「輝きのタクトのキャラ人気投票」を開催中です。
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スガタメイドが忍者?でびっくり。
今回のオチは安易に予想が付いた。次回は予告を見る限りではスガタの救出回でしょう。