感想前回9話・今回10話で爆弾男、そして真木さん紹介編と位置づけられるのではないでしょうか。
そして
トライドベンダー初披露でもありました。
オーズを器にしてメダルをオーズに集中させようとしている鴻上さん。
真木はオーズを器にする事を疑問に思っているようですが、
どうやら最後に真木が絵画に向かって意味深に語っているように
メダル集めは世界の良き終末と関係してくるそうです。
今回は真木のキャラが一通り語られました。真木さんは物語にはよくいる、研究のためには人命など関係無いという心情の持ち主でした。
自身の体験から人命や人助けを第一の心情である映司とは、水と油のような関係でしょう。
今回、自分の部下がグリードに利用され実験の為に爆弾が作り続けられている事を
看過した真木を絶対に映司は見逃せなかったのでしょう。
映司としたら、真木は爆弾男と同罪という事だと感じたので殴ろうとしたのでしょう。
人に対してこれほど怒る映司を見たのは、今回が初めてではないでしょうか。
(サブタイトルの「拳」というのは、映司が真木を殴った事を指すのでしょう)あんなに自分勝手なアンクにさえ
「自分の前で喋るな」というあんな怒り方はしませんから。
見ている側とすれば、真木を殴ろうとした時はスカッとしましたね。
真木の思うようにはさせてはいけないという気持ちもありましたから。
そんな真木さんは、肩に人形がなければ喋れないというキャラのようです。人形を落した後の狼狽ぶりはとても面白かったですね。
実は真木さんの本体はあの人形なのかもしれませんね。
人間の方は発声器というか、ただ喋るための装置というか。
そんな想像をしてみましたが、今後その辺りはどう描かれるでしょうか。
それにしても、
真木さんを演じている神尾佑さんは大変そうだなぁと思いました。
ずっと肩に乗せている人形に向かって喋らないといけないから、肩が凝りそうです。
また、映司と話す時でも、視線は人形側を向いているので演技的に大変なのかもと思いました。
今回はそれでも真木が開発した初登場の
トライドベンダーに助けられる展開でした。
トライドベンダーは暴れまくり、タトバコンボでは制御できず、
ラトラータコンボで制御できる感じでした。
まさに暴れ馬ならぬ、暴れトラなんでしょうが、暴れっぷりが可愛かったです。
そして
トライドベンダーに乗って、オーズがヤミーをバッタバッタ打ち斬る展開は
ゲームでの効率の良い経験値稼ぎ(メダル稼ぎ)のようでカタルシスがありましたね。
最後は、アンクが白石さんに正しい言葉の勉強を強要させられて、タジタジのようでした。
はやく人間の価値観を覚えて、心象が悪い比奈さんとも仲良くなってほしいものです。
次回
11話は
「旅人とアゲハ蝶と有名人」です。
真木さんの次回予告の発言を聞いていると、後藤さんが危なさそうです。
脚本:小林靖子 監督:柴崎貴行 アクション監督:宮崎剛
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