感想ざくろが総角の家にお邪魔するというお話です。
総角の家族や近従者を紹介し、彼の幼少時代のエピソードを交えながら
このエピソードに関係する半妖イツエの存在を追っていく事で
総角のキャラ背景描写を深めていくというお話でした。
今回の実家帰省は総角にとっても良かったのではと思います。
幼少時代に過ごしたイツキとざくろを通して再会できたこともそうですし、
家族にざくろを紹介することができました。
パートナーと嘘ついていますが、今後二人はどんなパートナーになるのでしょうか。
ざくろとしても多々収穫はあったようです。
半妖と戯れる妹の総角組子や母の総角千代子は
素性を隠しているざくろの存在を見抜いていて、
この千代子の鋭さや、人には見えない半妖を感知できる組子の力に驚嘆していました。
描写は無いですが、千代子も半妖のイツキが見えていたのかもしれません。
ざくろとしても人間にもこんなタイプがいたのかという良い意味の驚きだったようです。
総角家の女性達は特殊能力でも持っているのでしょうか。
(千代子や組子がやたら総作画監督ハセシン氏のタッチのように見えました)
何より大事なのは、総角家にはざくろの理解者が二人もいたという事でしょう。
名門総角家が半妖のざくろと結ばれるのは状況的に中々に認めづらいでしょうし、
父親の妖怪嫌いもとてもネックな部分になります。
その父親を緩衝材として千代子と組子が今後活躍するのではと感じました。
それにしても半妖達はかわいいですね。
今回のイツキも愛でたいタイプでした。
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