感想「映司、カッコ良過ぎだろう!!」とアンクの口調で言ってみたくなるほど、彼の心意気が魅力的に映りました。
有名になりたい筑波さん。
彼がメディアで話す用のネタが無くなってしまったようです。
そして、映司の内戦の話を自分の話にしたいと切り出した時には
戸惑っていたけど、大事なのは「内戦の話を伝えることが大事」と思い立った映司。
この気前の良さが映司の魅力ですね。
映司には有名かどうかなんて関係ない。
自分のおかれた状況や立場に応じて、自分のやれる事をするだけ。
だからオーズになったら、オーズの力に見合った事をするだけなのでしょう。
何をしたいか、これも大事です。でも何をしたかはもっと大事です。
結局、筑波さんは自らがホラ吹きであった事を認め、
後藤さんは世界を守りたい気持ちが空回りしていた事を映司の言葉で感じたのでしょう。
映司は本当に強いのは、オーズの力を持っているからではなく、
今回の筑波さんとは違って、絶対に欲望には屈しないからでしょう。
安易な欲望をもっていない。自分のやれることを全力で行う。
彼のこの想いは欲望ではなく、「大望」とも言えそうです。
それにしても今回は中々のピンチでした。
ガメルとウヴァ、そしてアゲハヤミーの3体を相手にしないといけない状況。
それでも、アンクの言うとおりにガメルのコアメダルを入手。
肉を切らせて骨を絶つ戦法のようなオーズの戦いぶりに痺れました。
そして、サゴーゾコンボへ変身!!。 衝撃波と重力攻撃を繰り出す事で、3匹と互角に渡り合います。
さらにこの攻撃でコアメダルをさらに1枚入手!!
大戦果を挙げたといっても良いでしょう。
最後は旅立つ筑波さんに映司が選別のパンツを渡す。
男が生きていくには欲望など必要は無くて
パンツがあれば十分なのかもしれません、という事を感じさせてくれました。
今回は、ヒーローというのは正しい価値観をもったキャラが
正しく強いのはカッコイイという事を証明したような話でした。
映司はコアメダルとオーズの力を駆使し、コアメダルを集める事で
オーズとしても強くなるのでしょうが、人間としてもより成長していくのでしょうね。
脚本:米村正二 監督:金田治 アクション監督:宮崎剛
ここ2回、筑波さん回は米村正二さんを起用してきました。
映司がカッコよく描けていたのが好印象です。
次回13話は「
シャム猫とストレスと天才外科医」
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