3部になってますます熱くなり続けるグレンラガン。今回はネタバレ回。
かつて螺旋族(人間)と反螺旋族の戦争があって螺旋の戦士:ロージェノム)側は敗北。
ガンメンそしてグレンラガンは螺旋族側の兵器だった。
螺旋族はそれぞれの星(地球もその一つ)に戻ったものの
反螺旋族が各星に殲滅システムを埋め込んみ、百万人以上になると
システムが発動すると。そして地球殲滅方法とは月を激突させる事。
ニアは反螺旋族のメッセージを伝えるメッセンジャー。
たまたまロージェノムの娘だっという事だったらしい。
システムを発動させないよう、ロージェノムは人間を地下へ追いやり
最低限の生活をさせ、恐怖で支配していたと。
衝撃の事実を突きつけられる、シモン・ロシウ、そして全人類。
シモンは更にニアまで失ってしまうのだから大ショックですよ。
ロシウの活躍ぶりが凄いですね。まさかロージェノム復活させてたとは。
しかも最後にはシモンを逮捕する決断まで下すとは。
ロシウの動向からはますます目が離せない。
あと3部からはロシウの台詞がサブタイトルになるんですね。
今回強調されてたのカミナシティの人間の苦情や暴動というのは
ザンボット3以来の伝統かな。特にグレンラガンが街に落ちそうになった時、
住民が苦情言ってたのは、そんな印象を受けましたね。
時代というキーワードが出てきましたね。
この作品世界の構造が70年代80年代90年代のロボットアニメを
追ってる作りになっていて
3部は90年代で、要はその時代の変化にシモンは抗ってるわけ。
3部からはロボットの武器や戦法、パイロットの考えも90年代っぽく
リアル的な感じではあるけど、シモンは昔から変わらず熱血一直線という事。
人類も地上に出て繁栄しているし、時代は変わったって事を強調してるし。
「いい加減時代は変わったんだよ」「変わりたくないと思ってるのかも」
というギミーとダリーの会話が象徴的に聞こえた。
時代の変化について作り手がメッセージを投げかけたいのは確かかなぁ。
そのメッセージの核にいるのが勿論、シモンなんだろうけどね。
結局、螺旋の力ってドリルとDNAに掛けて使用していたのがわかった。
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私がロボットアニメの遍歴をまったくといっていいほど知らない素人の質問であれですけど。
私は90年代の病(=精神的ひきこもり)って、11話のカミナの死を振り切ってシモンが覚醒するところで、一応のピリオドを打っていると考えていたのですが、まだひっぱってますかね?
「変わりたくない、変わらなければならない」って強迫観念は、90年代というよりむしろネオリベと保守の対立がオーヴァーグラウンドまで含めて激化した「今」の気分に近いと思います。
そこらへんもう少し補足説明してくれると嬉しいです。