この平和な日常を守るために
智樹は戦っているのでしょう。
そはらの言うように「もう少しこのまま」の関係で
いいのかもしれませんね。
彼女達の物語の最後はどこに終着するのでしょうかね。
そんなこんなで今回で最終回です!!
感想今回は最終話でありながら11話と劇場版のブリッジみたいな構成でした。
言い換えるなら、11話のシリアスからのクールダウンと劇場版に向けての整理を行いつつ
TV放映の落し所を提示したような話でした。例えるなら「西部警察PARTⅡ」の最終話「ペガサスの牙」みたいなものでしょうか。
要は最終話といっても全く落とさない最終話という事なのでしょう。
TV放映の落し所というのは、後半の結婚式あたりのエピソードのことですね。
智樹は誰を選ぶのかという問題提起を行いつつ、
結局誰も選べず、カオスが落ちてきたところで幕引きさせましたね。
内容的にはギャグをメインにさせる事でクールダウンさせるという感じ。
本作のジョーカー的存在でもあるじいちゃんの名言
「いい女は水に流す」の意味はわからないですが、
感覚的にわからせてしまう この意味の無い言葉の力。
これが「そらのおとしもの」という作品の魔力なのでしょう。
じいちゃんが登場したことで、上手く締めようとした感じがあります。
以下、原作を読んだ上での感想:主に構成面から。11話の展開に色々意見があったので、最終話を見る前に原作を読みました。
読んでみたら、11話の展開がオリジナルになってしまうのも理解できましたし、
また劇場版の内容もこのエピソードを使うしかないだろうとも想像できました。
(実際、特報を見たら予想通りでした)
あと内容の改変はありますが、基本的にアニメは原作に忠実だという事もわかりました。
この忠実というのは内容というより原作の心意気に忠実だという事です。
一つヒントを言っておきますが、
fの場合、原作に忠実に作ると話のヤマが、8話のイカロスとカオスの戦闘回と
ある劇場版でやると思われるエピソードしかないのです。
でもあるエピソードは劇場版に取っておかなければらない。
そのために、シリーズ後半に物語的なヤマを作るためとTV放映の落し所を作るために
11話と12話後半をオリジナル展開にしたのでしょう。
つまりオリジナル展開は、原作のストックが残り少なく、
また残った原作のあるエピソードは劇場版に保存しないといけないという
苦しい台所事情がさせた事なのでしょう。
それでもヤマを作り、制作者側の解釈を提示した事に関して、
私はこれを制作者側の精一杯の努力の成果だと受け取りました。
まとめギャグとシリアスがそれぞれに振り切れようと頑張っていた作品でした。ミルキィホームズとは違って、ギャグとシリアスが混合になるのではなく
ギャグとシリアスは完全に分離されていた作風でした。
まぁギャグの方が制作者側が得意だったかなぁとは思います。
監督の斉藤久さんはAICの社長が認めるほどの変態らしいですし。
個人的にはこのギャグ部分が大好きでした。一生懸命人に笑い的な何かを伝えようとしていた姿勢が素晴らしかった。
まったくギャグに意味が無いところが素晴らしかった。
低俗で下品な部分が、クレージーでロックでした(もちろん褒め言葉)。
作画は終始素晴らしい。監督の斉藤久さん自体が腕のあるアニメーターさんですし、
へらくれすメンバーも参加してくれました。
作画クオリティは本当に頑張って高めていこうという気遣いが随所に見られました。
それはギャグでも戦闘でも同様にです。
スタッフのおっぱいを気合を入れて描く気持ちがちゃんと伝わってきました。
ED曲の選曲がツボすぎました。なつかしの歌謡曲が好きな私にはたまらない選曲ばかり。
最終話も中村雅敏さんの「ゆうひが丘の総理大臣」のED曲「時代遅れの恋人たち」でした。
このなつかしの選曲達があの田舎風情の世界観である作品世界とマッチしていましたね。
あと歌と内容はきちんとシンクロしているのも見事でした。
ありがとうイカロス。
ありがとうニンフ。(おそらくスタッフに一番愛されていたのは彼女でしょう)
ありがとうアストレア。(個人的に一番好きなキャラです)
そしてカオスもありがとう。劇場版を楽しみにしています~♪
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感想今回は最終話でありながら11話と劇場版のブリッジみたいな構成でした。
言い換えるなら、11話のシリアスからのクールダウンと劇場版に向けての整理を行いつつ
TV放映の落し所を提示したような話でした。例えるなら「西部警察PARTⅡ」の最終話「ペガサスの牙」みたいなものでしょうか。
要は最終話といっても全く落とさない最終話という事なのでしょう。
TV放映の落し所というのは、後半の結婚式あたりのエピソードのことですね。
智樹は誰を選ぶのかという問題提起を行いつつ、
結局誰も選べず、カオスが落ちてきたところで幕引きさせましたね。
内容的にはギャグをメインにさせる事でクールダウンさせるという感じ。
本作のジョーカー的存在でもあるじいちゃんの名言
「いい女は水に流す」の意味はわからないですが、
感覚的にわからせてしまう この意味の無い言葉の力。
これが「そらのおとしもの」という作品の魔力なのでしょう。
じいちゃんが登場したことで、上手く締めようとした感じがあります。
以下、原作を読んだ上での感想:主に構成面から。11話の展開に色々意見があったので、最終話を見る前に原作を読みました。
読んでみたら、11話の展開がオリジナルになってしまうのも理解できましたし、
また劇場版の内容もこのエピソードを使うしかないだろうとも想像できました。
(実際、特報を見たら予想通りでした)
あと内容の改変はありますが、基本的にアニメは原作に忠実だという事もわかりました。
この忠実というのは内容というより原作の心意気に忠実だという事です。
一つヒントを言っておきますが、
fの場合、原作に忠実に作ると話のヤマが、8話のイカロスとカオスの戦闘回と
ある劇場版でやると思われるエピソードしかないのです。
でもあるエピソードは劇場版に取っておかなければらない。
そのために、シリーズ後半に物語的なヤマを作るためとTV放映の落し所を作るために
11話と12話後半をオリジナル展開にしたのでしょう。
つまりオリジナル展開は、原作のストックが残り少なく、
また残った原作のあるエピソードは劇場版に保存しないといけないという
苦しい台所事情がさせた事なのでしょう。
それでもヤマを作り、制作者側の解釈を提示した事に関して、
私はこれを制作者側の精一杯の努力の成果だと受け取りました。
まとめギャグとシリアスがそれぞれに振り切れようと頑張っていた作品でした。ミルキィホームズとは違って、ギャグとシリアスが混合になるのではなく
ギャグとシリアスは完全に分離されていた作風でした。
まぁギャグの方が制作者側が得意だったかなぁとは思います。
監督の斉藤久さんはAICの社長が認めるほどの変態らしいですし。
個人的にはこのギャグ部分が大好きでした。一生懸命人に笑い的な何かを伝えようとしていた姿勢が素晴らしかった。
まったくギャグに意味が無いところが素晴らしかった。
低俗で下品な部分が、クレージーでロックでした(もちろん褒め言葉)。
作画は終始素晴らしい。監督の斉藤久さん自体が腕のあるアニメーターさんですし、
へらくれすメンバーも参加してくれました。
作画クオリティは本当に頑張って高めていこうという気遣いが随所に見られました。
それはギャグでも戦闘でも同様にです。
スタッフのおっぱいを気合を入れて描く気持ちがちゃんと伝わってきました。
ED曲の選曲がツボすぎました。なつかしの歌謡曲が好きな私にはたまらない選曲ばかり。
最終話も中村雅敏さんの「ゆうひが丘の総理大臣」のED曲「時代遅れの恋人たち」でした。
このなつかしの選曲達があの田舎風情の世界観である作品世界とマッチしていましたね。
あと歌と内容はきちんとシンクロしているのも見事でした。
ありがとうイカロス。
ありがとうニンフ。(おそらくスタッフに一番愛されていたのは彼女でしょう)
ありがとうアストレア。(個人的に一番好きなキャラです)
そしてカオスもありがとう。劇場版を楽しみにしています~♪
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ですので原作状況の説明ありがたいです。
8話から11話でオリジナルになったのが良く記載
されていたのも納得しました。
全ては原作が少なくて、劇場版の製作に起因したのですね。
原作が足りなくて苦肉の策だったのですね。
アニメ制作サイドが安易にオリジナルに走らないのは望ましいですね。
しばらくは原作が増えるのを待って3期希望でしょうか。