夢喰いメリー見参!!
メリーと藤原夢路の二人の物語の幕開けです!!
さすが山内重保と思わせる演出が随所に披露されました。
演出家としての幅と引き出しの多さに圧倒されました!!
アクションモノとしても注目です!!
感想インフィニット・ストラトスに続いて連続の視聴になります。
まんがタイムきらら系の作品ですが、4コマ原作で無いのが逆に新鮮にみえます。
スタッフリストをみたら、監督が名演出家、山内重保さんで
JC.STAFFが制作と聞いてしまうと見ずにいられないですね。山内監督は東映動画(現:東映アニメーション)所属時代の
星闘士星矢の劇場版や花よりだんごなど東映で大活躍されたベテラン演出家で
最近はキャシャーンsinsの退廃にまみれた映像美溢れる作風が素晴らしかったです。
とにかく、映像の構築力が高い監督がどうこの萌えっぽい作品を仕上げるのか!!
でも、冒頭のシ-クエンスを見て、さすが山内ワールドと思いました。

カラス、廃墟、不気味な時計、といった退廃的な記号をこれでもかと注ぎ込んで
作品世界のイメージ作りを徹底的に行っているようです。
冒頭から作品世界に引き込まれる演出が見事に成功しています。
映像作品の冒頭は観る人の作品イメージを決定するので大事ですが、1話を見て、この作品に興味を持った人がいたなら最初のシークエンスが
見事に機能したからではないでしょうか。
原作未見でしたので、勝手がわからずでしたが、これはアクションモノだったのですね。原作も何も知らないので見てたら、最初はミステリーで異空間的要素が満載だったので
これはどんなジャンルなのか掴みかねていました。
でも後半の戦闘を見て、これはバトルが大きな要素だという事はわかりました。
後でも書きますが、きちんと描かれたバトルの描写が魅力的です。
一方でメリーと藤原夢路の交流の話でもあるのでしょうね。お互いがお互いの事をまだわからない状態でもあるようですし、
特にメリーは己の存在すらよくわかっていない状態です。
中々に面白い状態ですが、二人がどういった繋がりを見せるのかには期待です。
1話はさすが山内監督らしいミステリアスで異世界的な感覚を持つ映像美でした。ミステリアスすぎて空気感が尋常では無かったですね。
そして異世界(異世界的空気)を描かせたら抜群に上手いですね。
そしてBパートのアクション、素晴らしい!!
注目すべきはメリー達の手や足の踏み込み描写の多彩さでしょう。





こうした手の返しや足の踏み込みといったカットを沢山積み重ねる事で、
アクション描写のレベルが格段に上がります。
それは人体がきちんと動こうとしているのを描こうとしているからあり、
この描写が我々にも「動いている!」という事を伝わらせてくれるのです。
こうした手足のアップを見せるのは、アクションモノの基本ですが、
メリーは手足を見せ方(レイアウト)とカット割りのタイミングがカッコイイです。
だから凄く気持ちよく見られましたね!!
また体の重心移動をきちんと描いたアクションがされていて、
リズミカルに気持ち良い動きです。バトルともいえますし、舞踏ともいえる動き・アクションです。
何にしてもメリーのアクションは超カッコエエです。
山内監督のアクションは勢いだけでアクションを見せずに、
きちんと人体にリアル的にアクションさせるという意味で魅力的に描きます。
最後に溢れるばかりのカタルシスを放出するメリーのキック!!
素晴らしい!!原画陣には馬越嘉彦、西井輝美、大塚健、志田ただし、とみながまりが参加。
東映系というか山内さん繋がりともいえる面子ですね。
これは予想通りの面白さです!!
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感想インフィニット・ストラトスに続いて連続の視聴になります。
まんがタイムきらら系の作品ですが、4コマ原作で無いのが逆に新鮮にみえます。
スタッフリストをみたら、監督が名演出家、山内重保さんで
JC.STAFFが制作と聞いてしまうと見ずにいられないですね。山内監督は東映動画(現:東映アニメーション)所属時代の
星闘士星矢の劇場版や花よりだんごなど東映で大活躍されたベテラン演出家で
最近はキャシャーンsinsの退廃にまみれた映像美溢れる作風が素晴らしかったです。
とにかく、映像の構築力が高い監督がどうこの萌えっぽい作品を仕上げるのか!!
でも、冒頭のシ-クエンスを見て、さすが山内ワールドと思いました。

カラス、廃墟、不気味な時計、といった退廃的な記号をこれでもかと注ぎ込んで
作品世界のイメージ作りを徹底的に行っているようです。
冒頭から作品世界に引き込まれる演出が見事に成功しています。
映像作品の冒頭は観る人の作品イメージを決定するので大事ですが、1話を見て、この作品に興味を持った人がいたなら最初のシークエンスが
見事に機能したからではないでしょうか。
原作未見でしたので、勝手がわからずでしたが、これはアクションモノだったのですね。原作も何も知らないので見てたら、最初はミステリーで異空間的要素が満載だったので
これはどんなジャンルなのか掴みかねていました。
でも後半の戦闘を見て、これはバトルが大きな要素だという事はわかりました。
後でも書きますが、きちんと描かれたバトルの描写が魅力的です。
一方でメリーと藤原夢路の交流の話でもあるのでしょうね。お互いがお互いの事をまだわからない状態でもあるようですし、
特にメリーは己の存在すらよくわかっていない状態です。
中々に面白い状態ですが、二人がどういった繋がりを見せるのかには期待です。
1話はさすが山内監督らしいミステリアスで異世界的な感覚を持つ映像美でした。ミステリアスすぎて空気感が尋常では無かったですね。
そして異世界(異世界的空気)を描かせたら抜群に上手いですね。
そしてBパートのアクション、素晴らしい!!
注目すべきはメリー達の手や足の踏み込み描写の多彩さでしょう。





こうした手の返しや足の踏み込みといったカットを沢山積み重ねる事で、
アクション描写のレベルが格段に上がります。
それは人体がきちんと動こうとしているのを描こうとしているからあり、
この描写が我々にも「動いている!」という事を伝わらせてくれるのです。
こうした手足のアップを見せるのは、アクションモノの基本ですが、
メリーは手足を見せ方(レイアウト)とカット割りのタイミングがカッコイイです。
だから凄く気持ちよく見られましたね!!
また体の重心移動をきちんと描いたアクションがされていて、
リズミカルに気持ち良い動きです。バトルともいえますし、舞踏ともいえる動き・アクションです。
何にしてもメリーのアクションは超カッコエエです。
山内監督のアクションは勢いだけでアクションを見せずに、
きちんと人体にリアル的にアクションさせるという意味で魅力的に描きます。
最後に溢れるばかりのカタルシスを放出するメリーのキック!!
素晴らしい!!原画陣には馬越嘉彦、西井輝美、大塚健、志田ただし、とみながまりが参加。
東映系というか山内さん繋がりともいえる面子ですね。
これは予想通りの面白さです!!
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