新章突入!!
青春の謳歌と共に十字団の攻撃も激化。
青春にサイバディ戦とタクトの人生は
ますます楽しそうです。
今回は何より戦闘の「タウミサイル」に全部持っていった印象。
作画の良さは相変わらずのボンズです。
感想今日の格言
「やれそうな気がするときは。やれる」新章突入です!!
新章になった事を本編では第3フェーズと表しており、
上手く章立てと融合させている事に巧みさを感じさせます。今回のおさらい
冒頭、おじさんがサイバディの存在は全世界が知る事になると言い出し
タクト達を見て生きる力に満ち溢れていると言います。
さてこのおじさんは何物なんでしょうか。
今回は兄好と同じく水着回です!!
タクト・スガタ達が海で青春を謳歌します。
マキナ・ルリがタカスギ先輩とデートした話を聞き、
ワコは彼氏がほしいと願います。
ワコはタクト・スガタをどちらを選ぶのでしょうか。
ここで、
ケイ・マドカとアタリ・コウという新キャラ登場です。
新シリーズに向けて、キャラクターを新たに展開させました。
この上のキャプを見たときに、上下逆だったのでビックリしました。
初登場のシーンに画面を逆にする事でインパクトを持たせた演出がかっこいいです。
彼女達は何者といっても、まぁ敵だろうとはここで予測がつきます。
ここでケイ・マドカとアタリ・コウとワコ・ルリのビーチバレー対決します。
さて、
男っぽく中性的な雰囲気と声の持ち主コウ。縦ロールで女性的なマドカ。
それぞれセーラームーンSに出てくる
セーラーウラヌスとセーラーネプチューンに似ているイメージを持ちました。コウがウラヌス、マドカがネプチューンですね。
これは、
タクトの監督の五十嵐卓哉さん、脚本家の榎戸洋司さんは
お二人ともセーラームーンSに参加していたので、モチーフを借りてきたと思われます。
またケイ・マドカはセーラーネプチューンだけではなく
縦ロールなのでウテナの有栖川樹璃要素もあります。いわば
榎戸洋司作品のハイブリッドキャラともいえます。

ケイ・マドカ【輝きのタクト】 有栖川樹璃【少女革命ウテナ】こうした過去作品のキャラのモチーフを使う意味は
過去作品を乗り越えたいという意志があると個人的には受け取ってしまいます。
ビーチバレーの勝負の決着後、綺羅星十字団総会に場面転換します。総会では次のフェーズに進むために、タウバーンを倒す必要性の再確認がされます。
ヘッドはひが日死の巫女の所在も掴んだようですが、正体は秘匿します。
またヘッドによって電気棺が壊され、真のシルシを持つもののみが
今後のフェーズではサイバディを動かせない事を伝え
そしておとな銀行の3人をバニシングエージをヘッドハンディングした事を表明。
ダイ・タカシもシルシを持つものでした。
ヘッドの思惑通りに十字団が動いていく様が描かれます。
今回はさっそくバニシングエージに属するケイ・マドカがタクトに挑みます。
ワタナベ・カナコいわく「欲しいものはどんな手段を用いても奪う」とのこと。
タクトは一度はケイ・マドカを剣術で追い詰めます。
しかし、今までの電気棺とは違いサイバディ内に搭乗している事を知っているタクト。
彼は止めをさせません。ケイもその事に気づき、タクトの甘さに激怒。
ミサイル攻撃を行い、タウバーンは苦戦します。




ここで、タクトはタウバーンの変身を行い
「タウミサイル」と名づけた必殺技で見事に打ち倒します。
このミサイルの描写、一見ビームかと思いきや
なんと本人がミサイルの実弾に扮しているのがとても魅力的でした!!
タウバーンとタクトが一体となる事をきちんと表現している演出です。
タクトに多少足りてないと思っていたのが、こういった変な演出だったので
今回の「タウミサイル」は素晴らしく見えました。
バニシングエージの第一の刺客は破られましたが、
次回以降も彼らの挑戦がタクトに待ち受けていそうです。
甘えが見えたタクト
今回、サイバディ戦で相手に止めを刺そうとした時に躊躇したタクト。
ワタナバエ・カナコにもケイ・マドカにも感づかれたようです。
カナコはここで「今までの戦いとは違う事」をほのめかしします。
違いとはこれからの戦いは、死ぬ可能性があるという事です。「相手を殺さないと戦いに勝てない時、あなたはどう立ち向かうのか。」カナコはこうも言い、今後の展開の不安性を暗示させます。
今後はタクトに危機が訪れた時に、どう行動していくのにかにも注目です。
ヘッドの目的とは?
今回は、ヘッドがいよいよ表に出てきた印象を持ちます。
彼の行動を見ていると、前回で負けた事を微塵も感じさせませんね。
彼にとっては自身の敗北など自身の目的の前では、
大した意味を持たないのかもしれません。
ヘッドが見守る眠っていた女性の存在が明かされました。おそらく彼女と関わった何かをヘッドは願っているのでしょうね。
彼女を目覚めさせるのとか、あるいは・・・。
そして彼女の目覚めが近い事を知りヘッドは、
今回のクーデター的な十字団の掌握を図ったのでしょう。
またヘッドは「巫女の目覚めが近い」と言っているので、
ひが日死の巫女の可能性が高いです。ヘッドとタクトとの並々ならぬ関係は、絵の持ち主から推察されていますが、
この彼女とタクトにも何か関係があるのでしょうか。
舞台変化・音楽の変化による感動
新章になりゼロ時間の舞台がまた変化しました。
ゼロ時間を封印する神殿も登場し、ゼロ時間の全貌があらわにされていきました。
こうやって展開が進むに連れて、ゼロ時間の舞台が変わるのは
物語が次の段階に進んでいる事を視聴者にビジュアルでわからせている意味で
とても魅力的ですし、カッコイイです。
また、戦闘に誘う歌も変化。タイトルは
「秋色のアリア」。
ニチ・ケイト(小清水亜美)が歌います。
こうやって変化をつけて、飽きさせない作りになっているのは感心します。
ウテナとの比較 生きる力(リビドー)と気高さ
今回、おじさんがタクト達を見て
「生きる力に満ち溢れている」と言います。
やっとこの台詞を聞きわかりました。
この生きる力とは、それはたびたび触れられているリビドーと同義でしょう。
そしてリビドーは少女革命ウテナにおける「気高さ」の事なのでしょうね。ウテナにおいてもタクトと同様に決闘をしますが、
その勝敗を決めるのは強さよりも心の気高さです。
つまり輝きのタクトは「生きる力」の強い人間が強い世界観なのでしょう。
「生きる力」とは「青春の謳歌」であり「リビドー」でもある。
この「リビドー」が正しく強い人間が最後まで勝ち残るのでしょう。
タクトは前回、ナツオ、そしてイクロウから
「生きる力」を学んでいる描写がありました。彼らの分の意志を背負って
タクトは青春を謳歌し、十字団と戦い続けるのでしょう。
またタクトは戦闘中にワコの
「やれそうなときはやれる」という言葉を言います。
この事の意味は、タクトは今でも成長し続けていると言う事なのでしょう。
スガタには剣術の稽古をつけてもらい、ワコからは生きる気概を学んでいるのです。
いうなれば、今回勝てたのはワコのおかげでもあるのです。
まとめ
今回は新章に突入という事もあり、サイバディやゼロ時間
第3フェーズに関する様々な設定的な部分でお披露目した内容でした。
この新章は「ひが日死の巫女編」でよいのかなぁ。
ウテナで言う「黙示録編」に該当するのかもしれませんね。
前回のミズノ姉妹のようなドラマティックな内容は全く無く、
とても客観的な視点で物語が進行していた印象ががありました。 そしてこれからは真のシルシを持つものの戦いとなります。
つまりタクトの相手の全部銀河美少年という事になります。
今回、ヨウ・マドカが女性でも銀河美少年と名乗り
タクトと戦ったのは、銀河美少年が美少年でなくてもいい事を
視聴者にわかりやすくインパクトをもって伝えたいからでしょうね。
画面右側で輝きのタクトのキャラ人気投票を開催してますので
ぜひ奮ってご投票お願いします!
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感想今日の格言
「やれそうな気がするときは。やれる」新章突入です!!
新章になった事を本編では第3フェーズと表しており、
上手く章立てと融合させている事に巧みさを感じさせます。今回のおさらい
冒頭、おじさんがサイバディの存在は全世界が知る事になると言い出し
タクト達を見て生きる力に満ち溢れていると言います。
さてこのおじさんは何物なんでしょうか。
今回は兄好と同じく水着回です!!
タクト・スガタ達が海で青春を謳歌します。
マキナ・ルリがタカスギ先輩とデートした話を聞き、
ワコは彼氏がほしいと願います。
ワコはタクト・スガタをどちらを選ぶのでしょうか。
ここで、
ケイ・マドカとアタリ・コウという新キャラ登場です。
新シリーズに向けて、キャラクターを新たに展開させました。
この上のキャプを見たときに、上下逆だったのでビックリしました。
初登場のシーンに画面を逆にする事でインパクトを持たせた演出がかっこいいです。
彼女達は何者といっても、まぁ敵だろうとはここで予測がつきます。
ここでケイ・マドカとアタリ・コウとワコ・ルリのビーチバレー対決します。
さて、
男っぽく中性的な雰囲気と声の持ち主コウ。縦ロールで女性的なマドカ。
それぞれセーラームーンSに出てくる
セーラーウラヌスとセーラーネプチューンに似ているイメージを持ちました。コウがウラヌス、マドカがネプチューンですね。
これは、
タクトの監督の五十嵐卓哉さん、脚本家の榎戸洋司さんは
お二人ともセーラームーンSに参加していたので、モチーフを借りてきたと思われます。
またケイ・マドカはセーラーネプチューンだけではなく
縦ロールなのでウテナの有栖川樹璃要素もあります。いわば
榎戸洋司作品のハイブリッドキャラともいえます。

ケイ・マドカ【輝きのタクト】 有栖川樹璃【少女革命ウテナ】こうした過去作品のキャラのモチーフを使う意味は
過去作品を乗り越えたいという意志があると個人的には受け取ってしまいます。
ビーチバレーの勝負の決着後、綺羅星十字団総会に場面転換します。総会では次のフェーズに進むために、タウバーンを倒す必要性の再確認がされます。
ヘッドはひが日死の巫女の所在も掴んだようですが、正体は秘匿します。
またヘッドによって電気棺が壊され、真のシルシを持つもののみが
今後のフェーズではサイバディを動かせない事を伝え
そしておとな銀行の3人をバニシングエージをヘッドハンディングした事を表明。
ダイ・タカシもシルシを持つものでした。
ヘッドの思惑通りに十字団が動いていく様が描かれます。
今回はさっそくバニシングエージに属するケイ・マドカがタクトに挑みます。
ワタナベ・カナコいわく「欲しいものはどんな手段を用いても奪う」とのこと。
タクトは一度はケイ・マドカを剣術で追い詰めます。
しかし、今までの電気棺とは違いサイバディ内に搭乗している事を知っているタクト。
彼は止めをさせません。ケイもその事に気づき、タクトの甘さに激怒。
ミサイル攻撃を行い、タウバーンは苦戦します。




ここで、タクトはタウバーンの変身を行い
「タウミサイル」と名づけた必殺技で見事に打ち倒します。
このミサイルの描写、一見ビームかと思いきや
なんと本人がミサイルの実弾に扮しているのがとても魅力的でした!!
タウバーンとタクトが一体となる事をきちんと表現している演出です。
タクトに多少足りてないと思っていたのが、こういった変な演出だったので
今回の「タウミサイル」は素晴らしく見えました。
バニシングエージの第一の刺客は破られましたが、
次回以降も彼らの挑戦がタクトに待ち受けていそうです。
甘えが見えたタクト
今回、サイバディ戦で相手に止めを刺そうとした時に躊躇したタクト。
ワタナバエ・カナコにもケイ・マドカにも感づかれたようです。
カナコはここで「今までの戦いとは違う事」をほのめかしします。
違いとはこれからの戦いは、死ぬ可能性があるという事です。「相手を殺さないと戦いに勝てない時、あなたはどう立ち向かうのか。」カナコはこうも言い、今後の展開の不安性を暗示させます。
今後はタクトに危機が訪れた時に、どう行動していくのにかにも注目です。
ヘッドの目的とは?
今回は、ヘッドがいよいよ表に出てきた印象を持ちます。
彼の行動を見ていると、前回で負けた事を微塵も感じさせませんね。
彼にとっては自身の敗北など自身の目的の前では、
大した意味を持たないのかもしれません。
ヘッドが見守る眠っていた女性の存在が明かされました。おそらく彼女と関わった何かをヘッドは願っているのでしょうね。
彼女を目覚めさせるのとか、あるいは・・・。
そして彼女の目覚めが近い事を知りヘッドは、
今回のクーデター的な十字団の掌握を図ったのでしょう。
またヘッドは「巫女の目覚めが近い」と言っているので、
ひが日死の巫女の可能性が高いです。ヘッドとタクトとの並々ならぬ関係は、絵の持ち主から推察されていますが、
この彼女とタクトにも何か関係があるのでしょうか。
舞台変化・音楽の変化による感動
新章になりゼロ時間の舞台がまた変化しました。
ゼロ時間を封印する神殿も登場し、ゼロ時間の全貌があらわにされていきました。
こうやって展開が進むに連れて、ゼロ時間の舞台が変わるのは
物語が次の段階に進んでいる事を視聴者にビジュアルでわからせている意味で
とても魅力的ですし、カッコイイです。
また、戦闘に誘う歌も変化。タイトルは
「秋色のアリア」。
ニチ・ケイト(小清水亜美)が歌います。
こうやって変化をつけて、飽きさせない作りになっているのは感心します。
ウテナとの比較 生きる力(リビドー)と気高さ
今回、おじさんがタクト達を見て
「生きる力に満ち溢れている」と言います。
やっとこの台詞を聞きわかりました。
この生きる力とは、それはたびたび触れられているリビドーと同義でしょう。
そしてリビドーは少女革命ウテナにおける「気高さ」の事なのでしょうね。ウテナにおいてもタクトと同様に決闘をしますが、
その勝敗を決めるのは強さよりも心の気高さです。
つまり輝きのタクトは「生きる力」の強い人間が強い世界観なのでしょう。
「生きる力」とは「青春の謳歌」であり「リビドー」でもある。
この「リビドー」が正しく強い人間が最後まで勝ち残るのでしょう。
タクトは前回、ナツオ、そしてイクロウから
「生きる力」を学んでいる描写がありました。彼らの分の意志を背負って
タクトは青春を謳歌し、十字団と戦い続けるのでしょう。
またタクトは戦闘中にワコの
「やれそうなときはやれる」という言葉を言います。
この事の意味は、タクトは今でも成長し続けていると言う事なのでしょう。
スガタには剣術の稽古をつけてもらい、ワコからは生きる気概を学んでいるのです。
いうなれば、今回勝てたのはワコのおかげでもあるのです。
まとめ
今回は新章に突入という事もあり、サイバディやゼロ時間
第3フェーズに関する様々な設定的な部分でお披露目した内容でした。
この新章は「ひが日死の巫女編」でよいのかなぁ。
ウテナで言う「黙示録編」に該当するのかもしれませんね。
前回のミズノ姉妹のようなドラマティックな内容は全く無く、
とても客観的な視点で物語が進行していた印象ががありました。 そしてこれからは真のシルシを持つものの戦いとなります。
つまりタクトの相手の全部銀河美少年という事になります。
今回、ヨウ・マドカが女性でも銀河美少年と名乗り
タクトと戦ったのは、銀河美少年が美少年でなくてもいい事を
視聴者にわかりやすくインパクトをもって伝えたいからでしょうね。
画面右側で輝きのタクトのキャラ人気投票を開催してますので
ぜひ奮ってご投票お願いします!
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