ローズ、竜司とマルガのキスを目撃し、
竜司との結婚を急ぎます!!
ローズの純粋さがひときわ印象的でした。
感想マルガリーテ後編といった感じでしょうか。
マルガリーテの叔父の秘密が解き明かされます。人間とドラゴンは違う?
この作品の最大のキモは、人間とドラゴンの関係を描く事でしょう。
両者の間には断絶があり、無理解がある。
この作品では基本的に、人間とドラゴンは対立項として描かれています。

そんな中で例外的な存在がローズと竜司の存在です。
彼らはお互い分かり合っています。
今回もジョージを助けようとお互いが一致し、エンゲージします。
ここでは「まさかドラゴンと人間がエンゲージするなど」という
ジョージをのっとった叔父様の言葉が象徴的ですよね。


そして二人とマルガはジョージを救い出します。
ここで「ドラゴンを忌み嫌っていたドラゴンに助けられるとは」といいますが、
竜司が「助けたのはドラゴンではありません。ローズとマルガです」と切り替えします。
つまり人間とかドラゴンといった事は、関係ないって事が言いたかったのでしょうね。
ローズもマルガもドラゴンですが、それ利上にローズでありマルガなのでしょう。
人間と人間以外の何かでつむぐ物語
人間と人間以外の何かを対照的に配置して物語を作る構成はよくある手法です。
人間とアンドロイド 人間とロボット 人間と自然。
この作品では人間とドラゴン(異形の生物)という関係で描かれています。
そして絵(アニメ・マンガ)で描かれた表現が、
上記のような物語構成(人間とそれ以外の物語)に対して有効的なのは
本作でいえば人間やドラゴンが同じ絵というフィルター上で描かれるからなのです。
つまり人間もドラゴンも絵として等価に描けるわけです。
さらにローズもマルガも人間の形をとっていますから、
なおさら人間とドラゴンに何の違いがあるだろうかって思わさせる事ができます。

ここで結論をいえば、両者には能力の違いはあるのだけれど、
仲良くなれる事には両者の差は関係は無いっていう話につながっていきます。
そして今回は人間とドラゴンの関係が普通のものとして描く為に
物語ラストでマルガが竜司にキスをする事で、
竜司とローズの関係だけが特別でない事を証明させています。
本作において、人間とドラゴンを巡る話はこれからも続いていくでしょう。
まぁ終わっていない原作を全部消化する事も、綺麗に終わる事も
現状では難しいと思うので、まずは個々の過程や描写を楽しみながら
この作品は人間とドラゴンの関係をどう描いていくのかに注目してみます。
まとめ
4話・5話のセットで1本というお話でした。
全体的にダイジェスト風味な展開とノリですが、
より詳細を見たいなら原作を買うべしという見せ方なのかもしれません。
何にしても、人気がでれば続編という方法では
物語をきっちり構成するのは難しいと思います。
TVだけれど、終わらせてはいけない。でも終わらせないともいけないのですから。
江藤実咲さんは、付いていない系のサブヒロインなのでしょうね。
なんだかちょっと可愛そうになってきましたが仕方がありません。
脚本は4話に引き続き倉田雅弘さん。倉田英之さんの弟さんです。
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マルガリーテの叔父の秘密が解き明かされます。人間とドラゴンは違う?
この作品の最大のキモは、人間とドラゴンの関係を描く事でしょう。
両者の間には断絶があり、無理解がある。
この作品では基本的に、人間とドラゴンは対立項として描かれています。

そんな中で例外的な存在がローズと竜司の存在です。
彼らはお互い分かり合っています。
今回もジョージを助けようとお互いが一致し、エンゲージします。
ここでは「まさかドラゴンと人間がエンゲージするなど」という
ジョージをのっとった叔父様の言葉が象徴的ですよね。


そして二人とマルガはジョージを救い出します。
ここで「ドラゴンを忌み嫌っていたドラゴンに助けられるとは」といいますが、
竜司が「助けたのはドラゴンではありません。ローズとマルガです」と切り替えします。
つまり人間とかドラゴンといった事は、関係ないって事が言いたかったのでしょうね。
ローズもマルガもドラゴンですが、それ利上にローズでありマルガなのでしょう。
人間と人間以外の何かでつむぐ物語
人間と人間以外の何かを対照的に配置して物語を作る構成はよくある手法です。
人間とアンドロイド 人間とロボット 人間と自然。
この作品では人間とドラゴン(異形の生物)という関係で描かれています。
そして絵(アニメ・マンガ)で描かれた表現が、
上記のような物語構成(人間とそれ以外の物語)に対して有効的なのは
本作でいえば人間やドラゴンが同じ絵というフィルター上で描かれるからなのです。
つまり人間もドラゴンも絵として等価に描けるわけです。
さらにローズもマルガも人間の形をとっていますから、
なおさら人間とドラゴンに何の違いがあるだろうかって思わさせる事ができます。

ここで結論をいえば、両者には能力の違いはあるのだけれど、
仲良くなれる事には両者の差は関係は無いっていう話につながっていきます。
そして今回は人間とドラゴンの関係が普通のものとして描く為に
物語ラストでマルガが竜司にキスをする事で、
竜司とローズの関係だけが特別でない事を証明させています。
本作において、人間とドラゴンを巡る話はこれからも続いていくでしょう。
まぁ終わっていない原作を全部消化する事も、綺麗に終わる事も
現状では難しいと思うので、まずは個々の過程や描写を楽しみながら
この作品は人間とドラゴンの関係をどう描いていくのかに注目してみます。
まとめ
4話・5話のセットで1本というお話でした。
全体的にダイジェスト風味な展開とノリですが、
より詳細を見たいなら原作を買うべしという見せ方なのかもしれません。
何にしても、人気がでれば続編という方法では
物語をきっちり構成するのは難しいと思います。
TVだけれど、終わらせてはいけない。でも終わらせないともいけないのですから。
江藤実咲さんは、付いていない系のサブヒロインなのでしょうね。
なんだかちょっと可愛そうになってきましたが仕方がありません。
脚本は4話に引き続き倉田雅弘さん。倉田英之さんの弟さんです。
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