夢路、夢からの帰還。
メリーがデレました。
感想夢路の致命傷からの復活劇を描いた話でした。
彼の強さの源はメリーへの本気です。
夢路の夢は何か
今回思ったのは、この作品にとって夢とは何なのかという事でした。
夢の世界の住人である夢魔。周囲の夢魔やその器を飲み込むデイドリーム。
夢魔は人間達の夢に寄生する事で様々な現象が起こり、物語を駆動させます。
では夢路の夢は何なのか、それがわかってきたような気がします。
彼は前回メリーを庇い、重傷を負いました。
彼は「こういう(人を庇う)場面を体験してみたかった」というような台詞を言います。
そして彼は、自分が意識のある中ではメリーに気付かせないよう振舞いました。

こうした彼の行動と言動、そしてフルヘルボーダーグリッチョという
特撮ヒーローが好きな点を見ると、彼はヒーローになりたいのでしょう。
その根本的な動機は「幼少時代に誰かとの約束を守れなかった過去」にあるようです。
今度こそ約束を守るために強くなりたい・強い格好であり続ける。それが夢路です。
今回、ジョン・ドゥに見せた強い意志も全て果たせなかった
過去の約束のような事を二度としない事なのでしょう。
そんな夢路はメリーを守る事、力になる事、何より一緒になる事を心に抱き、
メリーの秘密を解き明かすために、ジョン・ドゥの情報を元に
今後動いていく事が描かれた話のように見えました。
山内演出炸裂
今回の絵コンテも山内重保さん。
耽美的かつ退廃的な夢の世界を描きつつ、
メリーと夢路の距離も上手く描き出していました。
個人的には山内さんはエロいです。わかったのは東映版の「Kanon」の演出からでしたけど。

手前の猫少女の口がエロイです。
このシーンの前はシリアスな展開ですが、このショットを挟む事で
空気感の転換を図っています。

このネコが左腕を舐めている所がサラッとエロイっす!!

大胆な淡い色彩感覚。舞台は現実の世界なのにこの大胆な彩色。
メリーの嬉しさが際立つ演出です。
ここまで、一つの作品の絵コンテを監督が担当するのは珍しい。
他に自分の監督作品で絵コンテを行うのは、出崎統・富野由悠季
または、「ぽてまよ」の池端隆史ぐらいではないでしょうか。
しかも1・2・3・5話に関しては演出まで担当しています。
山内氏以外の3社は絵コンテを担当した場合、演出は担当しない傾向です。
そう考ええると、山内監督仕事し過ぎだろうって思ってしまいます。
まぁ今後の絵コンテを、山内氏が担当するか知りませんが、
6話中、5話が山内コンテというのは豪華ですね。
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感想夢路の致命傷からの復活劇を描いた話でした。
彼の強さの源はメリーへの本気です。
夢路の夢は何か
今回思ったのは、この作品にとって夢とは何なのかという事でした。
夢の世界の住人である夢魔。周囲の夢魔やその器を飲み込むデイドリーム。
夢魔は人間達の夢に寄生する事で様々な現象が起こり、物語を駆動させます。
では夢路の夢は何なのか、それがわかってきたような気がします。
彼は前回メリーを庇い、重傷を負いました。
彼は「こういう(人を庇う)場面を体験してみたかった」というような台詞を言います。
そして彼は、自分が意識のある中ではメリーに気付かせないよう振舞いました。

こうした彼の行動と言動、そしてフルヘルボーダーグリッチョという
特撮ヒーローが好きな点を見ると、彼はヒーローになりたいのでしょう。
その根本的な動機は「幼少時代に誰かとの約束を守れなかった過去」にあるようです。
今度こそ約束を守るために強くなりたい・強い格好であり続ける。それが夢路です。
今回、ジョン・ドゥに見せた強い意志も全て果たせなかった
過去の約束のような事を二度としない事なのでしょう。
そんな夢路はメリーを守る事、力になる事、何より一緒になる事を心に抱き、
メリーの秘密を解き明かすために、ジョン・ドゥの情報を元に
今後動いていく事が描かれた話のように見えました。
山内演出炸裂
今回の絵コンテも山内重保さん。
耽美的かつ退廃的な夢の世界を描きつつ、
メリーと夢路の距離も上手く描き出していました。
個人的には山内さんはエロいです。わかったのは東映版の「Kanon」の演出からでしたけど。

手前の猫少女の口がエロイです。
このシーンの前はシリアスな展開ですが、このショットを挟む事で
空気感の転換を図っています。

このネコが左腕を舐めている所がサラッとエロイっす!!

大胆な淡い色彩感覚。舞台は現実の世界なのにこの大胆な彩色。
メリーの嬉しさが際立つ演出です。
ここまで、一つの作品の絵コンテを監督が担当するのは珍しい。
他に自分の監督作品で絵コンテを行うのは、出崎統・富野由悠季
または、「ぽてまよ」の池端隆史ぐらいではないでしょうか。
しかも1・2・3・5話に関しては演出まで担当しています。
山内氏以外の3社は絵コンテを担当した場合、演出は担当しない傾向です。
そう考ええると、山内監督仕事し過ぎだろうって思ってしまいます。
まぁ今後の絵コンテを、山内氏が担当するか知りませんが、
6話中、5話が山内コンテというのは豪華ですね。
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最終話は作画監督までこなし、あまりの七面六臂な活躍に、台所事情がよろしくないのか?
と勘ぐったりしました。
最近は、もっぱら絵コンテだけですねぇ。