俺妹12話分岐ルート
ニコニコ動画等で配信。
桐乃の想いは秘められたまま、
京介は旅立ちに寂しさを抱えたまま
物語は次のステップに進みます。
感想もしテレビ放映の12話が違った展開になっていたらという趣旨のもと、お話が展開します。
テレビでは桐乃は京介によってアメリカ留学を思いとどまりますが、
アメリカ留学を京介に切り出せなかった事で、そのままアメリカ留学に行ってしまいます。
何より桐乃のホットパンツは最高!TV放映後の動画配信の意義。
テレビ版最終話での桐乃が日本に留まるという
原作と違う展開を見せたのは、原作ファンからは意外に映ったと思います。
なぜこうした展開が可能なのかといえば、テレビ(12本)+配信(3本)の
計15本を製作する前提があり、かつTV版で一応の決着をつけたいという
スタッフ側の誠意だったのでしょう。言い換えれば、展開の分岐ができた為、
原作とは違う解釈や展開をアニメで見せられるチャンスだったのでしょう。
原作の展開を好むなら、今回の配信を待てばよいのですから。
また、TV放映後に動画配信する手段が、徐々に浸透してきた印象があります。
これは同じアニプレックス製作でTV放映後配信された「化物語」の成功もあるのでしょう。
TVでは1クール見せて、その後数本配信する売り方は今後多くなりそうです。
特に1クールでは物語の尺が足りない、でも2クールだと間延びしてしまう構成の作品や、
TV放映とは別の解釈や内容を提供したい場合、こうした配信は有効的だと想います。
TV放映する最大のメリットは圧倒的な認知度向上です。
この効果があるからTVで放映され、全話動画配信には中々踏み切れない。
でもTV放映+動画配信の形式であれば、
物語の尺の問題も認知度の問題も解決できるのでしょう。
アニメなのに分岐ルートというゲーム的な展開
桐乃が旅立つTVの12話の最終話とは違う展開ができる展開。
こちらの展開の方が原作準拠ですが、
昔のアニメなら絶対に起こりえない物語の見せ方です。
昔のアニメは1本のストーリーが連続して進行するという形態でした。
まぁ時間軸がループする作品があります。ただ俺妹のようにあるシーンまでは同じで
桐乃が京介にアメリカ行きを切り出せない事で、展開が変わる見せ方は無かったように思えます。
こうしたキャラが選択肢を選ぶ感じ物語が進行し、違う展開が起こるのはゲーム的だと感じます。
それだけPCゲーム(ADV)の影響がアニメにも強くなっているのでしょうね。
またこの作品は、桐乃が選択肢を選ぶようなPCゲームが好きだからこそ、
こうしたゲームの選択肢を選ぶような展開がマッチングするのだと思います。
また今回、京介が買って来たゲーム。
ゲームキャラは一つしかないけれど、クリアする事で分岐は広がっている。
また物語の展開で桐乃が泣く時に、桐乃が「会いたい時に会えない寂しさ」を主張しますが、
このゲーム自体の内容も「俺妹」という本編を暗喩していますね。
何が言いたいのかといいますと、俺妹で感じたのは
「PCゲーム的な想像力」がアニメの物語を侵食しているという事ですね。
今後、こうしたゲーム的な選択肢やフラグを意識するような作品は増えてくるでしょう。
特に「ヨスガノソラ」のようなゲーム原作では尚更です。
でも「俺妹」は小説原作なのに、ゲーム的展開を見せました。
それだけ「ゲーム的な想像力」が広がっているのでしょうね。
余談なのですが、私が知ってる中で分岐展開で
一番面白かったのが仮面ライダー龍騎のTVスペシャルです。
TVスペシャルでは放映中に電話投票を行い、その投票結果で物語の展開を変える。
つまり視聴者の投票結果が物語を決めるという事がありました。
あれは当時、面白かったですね。
まとめ
桐乃がいなくなった事で、京介にとって桐乃の存在が客観的にわかったのでしょうね。
「清々したぜ」「頑張りやがれ。バカやろう」という京介は
桐乃への気持ちが段々とわかってきたようです。
そして京介は気丈にそして優しく振舞いますが、
そんな京介の心を埋めるのは黒猫なのでしょうね。
彼女はやはり可愛いです。
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感想もしテレビ放映の12話が違った展開になっていたらという趣旨のもと、お話が展開します。
テレビでは桐乃は京介によってアメリカ留学を思いとどまりますが、
アメリカ留学を京介に切り出せなかった事で、そのままアメリカ留学に行ってしまいます。
何より桐乃のホットパンツは最高!TV放映後の動画配信の意義。
テレビ版最終話での桐乃が日本に留まるという
原作と違う展開を見せたのは、原作ファンからは意外に映ったと思います。
なぜこうした展開が可能なのかといえば、テレビ(12本)+配信(3本)の
計15本を製作する前提があり、かつTV版で一応の決着をつけたいという
スタッフ側の誠意だったのでしょう。言い換えれば、展開の分岐ができた為、
原作とは違う解釈や展開をアニメで見せられるチャンスだったのでしょう。
原作の展開を好むなら、今回の配信を待てばよいのですから。
また、TV放映後に動画配信する手段が、徐々に浸透してきた印象があります。
これは同じアニプレックス製作でTV放映後配信された「化物語」の成功もあるのでしょう。
TVでは1クール見せて、その後数本配信する売り方は今後多くなりそうです。
特に1クールでは物語の尺が足りない、でも2クールだと間延びしてしまう構成の作品や、
TV放映とは別の解釈や内容を提供したい場合、こうした配信は有効的だと想います。
TV放映する最大のメリットは圧倒的な認知度向上です。
この効果があるからTVで放映され、全話動画配信には中々踏み切れない。
でもTV放映+動画配信の形式であれば、
物語の尺の問題も認知度の問題も解決できるのでしょう。
アニメなのに分岐ルートというゲーム的な展開
桐乃が旅立つTVの12話の最終話とは違う展開ができる展開。
こちらの展開の方が原作準拠ですが、
昔のアニメなら絶対に起こりえない物語の見せ方です。
昔のアニメは1本のストーリーが連続して進行するという形態でした。
まぁ時間軸がループする作品があります。ただ俺妹のようにあるシーンまでは同じで
桐乃が京介にアメリカ行きを切り出せない事で、展開が変わる見せ方は無かったように思えます。
こうしたキャラが選択肢を選ぶ感じ物語が進行し、違う展開が起こるのはゲーム的だと感じます。
それだけPCゲーム(ADV)の影響がアニメにも強くなっているのでしょうね。
またこの作品は、桐乃が選択肢を選ぶようなPCゲームが好きだからこそ、
こうしたゲームの選択肢を選ぶような展開がマッチングするのだと思います。
また今回、京介が買って来たゲーム。
ゲームキャラは一つしかないけれど、クリアする事で分岐は広がっている。
また物語の展開で桐乃が泣く時に、桐乃が「会いたい時に会えない寂しさ」を主張しますが、
このゲーム自体の内容も「俺妹」という本編を暗喩していますね。
何が言いたいのかといいますと、俺妹で感じたのは
「PCゲーム的な想像力」がアニメの物語を侵食しているという事ですね。
今後、こうしたゲーム的な選択肢やフラグを意識するような作品は増えてくるでしょう。
特に「ヨスガノソラ」のようなゲーム原作では尚更です。
でも「俺妹」は小説原作なのに、ゲーム的展開を見せました。
それだけ「ゲーム的な想像力」が広がっているのでしょうね。
余談なのですが、私が知ってる中で分岐展開で
一番面白かったのが仮面ライダー龍騎のTVスペシャルです。
TVスペシャルでは放映中に電話投票を行い、その投票結果で物語の展開を変える。
つまり視聴者の投票結果が物語を決めるという事がありました。
あれは当時、面白かったですね。
まとめ
桐乃がいなくなった事で、京介にとって桐乃の存在が客観的にわかったのでしょうね。
「清々したぜ」「頑張りやがれ。バカやろう」という京介は
桐乃への気持ちが段々とわかってきたようです。
そして京介は気丈にそして優しく振舞いますが、
そんな京介の心を埋めるのは黒猫なのでしょうね。
彼女はやはり可愛いです。
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