プリンセス・レイヤーで知られている谷田貝蘭さんがAGE特に修輔を巻き込みます。
妹の奈緒 姉の凜
今回は有り体にいえば電波女である谷田貝蘭さんの行動に修輔が巻き込まれ
蘭を止めたい姉の凜と、そんな修輔を多少ハラハラしながら見守る奈緒の姿が描かれます。
どちらもそれぞれの兄弟姉妹の生態を観察する形になっているのは面白いです。
まぁ凜は妹の行動を心配し、止めようとしていますが、
奈緒は中々出会えない電波女の蘭と出会った事によって、
お兄ちゃんがどんな化学反応を起こすのか興味津々のようです。
こうした不安そうな凛と、興味津々の奈緒という対比が面白いです。
また兄の全てを肯定しようとする奈緒と
妹の全てを否定しようとする凜という形でも対照的に描かれます。
まぁお互いに変な兄と妹がいたからこその物語です。
みなみけ再び
今回登場した谷田貝蘭とその姉の谷田貝凛。
蘭役は茅原実里さん、凜役は佐藤利奈さんです。
このお二人がそれぞれ姉妹役をされていると
「みなみけ」の長女ハルカ(佐藤利奈さん)・三女チアキ(茅原実里さん)を思い出しますね。
そしてこの作品には、次女のカナ役の井上麻里奈さんが土浦彩葉で参加しています。
という事で、みなみけ三姉妹の久しぶりの協演になりましたね。
よく考えてみたら「みなみけ」と「兄好」どちらもキングレコード製作だったので、
両方の作品の音響監督を調べてみましたら、どちらも「えびなやすのり」さんでした。
と考えると、これは偶然ではなく狙ったキャスティングな事がわかります。
なお、奈緒の喜多村英梨さんも「みなみけ」には内田役で参加しています。
まとめ
たぶん今回で一番重要なのは、蘭が修輔に抱きかかえてと言った際に
奈緒の声を聴いた途端、妹にこの姿を見られてはいけないとダッシュした所でしょうね。
あんなに馬鹿な行動をしていた修輔が、あそこではマジになります。
この終始バカな展開も、この修輔の妹想いを描く為に行っていたのかもしれません。
そんなお兄ちゃんとしての修輔の態度に、妹は心から好きなのでしょうね。
それにしても、蘭の腰ふりダンスは強烈でしたね。
本人は男を悩殺するためにやっているわけではないでしょうが、
その官能的な踊りに修輔には刺激が強すぎるようです。
まぁエロ本やエロ映像好きなお年頃のAGEには、実際の生身の官能が強烈に見えたのでしょう。
そして、ほぼ1話完結で物語を作っていた本作はついに次回へ続きます。
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