東雲さんは可愛いなぁ~。 今回は囲碁サッカー部をめぐる2つのチラシから
「日常」を考えてみたいと思います。
感想
段々面白くなってきた感じです。
単に見慣れただけかもしれませんが、
面白いと感じたのは私の中での真実です。背景ネタ
新房×シャフトが「ぱにぽにだっしゅ」で黒板に落書きを始めてから
背景でギャグを言う手法がアニメでも定着しつつあると思います。
(マンガなんかでは背景にネタを描くのはよくあります)
日常でも小ネタをどんどん混ぜていますね。

このように眼鼻口と全く意図が読みづらいチラシが貼られていますが
単純にシュールだから面白いって事で良いと思います。

何度と描写されるたぶん多くの人が気になる「囲碁サッカー部」の勧誘チラシ。
この部活の詳細が明らかになる事は無いと思われるだけに
視聴者側としては実態が気になるところです。

今までは「囲碁サッカー部」のチラシばかり見せられましたが、
この背景では「碁石がなんだサッカーがなんだ」という
囲碁サッカー部を否定するようなチラシが張られています。
ここで「囲碁サッカー部の勧誘チラシ」=肯定
「囲碁がなんだサッカーがなんだのチラシ」=否定、と捉えるなら
この肯定と否定のせめぎあいが背景で行われていることになります。
つまり囲碁サッカー部をめぐる争いが、あの世界で行われているのです。
この争いはもちろん、相生や水上は知りませんし興味も無いでしょう。
でもあの世界では「囲碁サッカー部」をめぐる争いが起こっている。
踊る大捜査線的に言えば「物語はキャラだけで起きているんじゃない。背景で起きているんだ」
と言えそうですね。
つまり相生や水上が知らない部分でも世界は動き「日常」は動いている。
ドラマがあり、物語は進行している。そんな事をこの2枚のチラシは思わせてくれます。
ギャグの方向性は基本的にスルー
日常で起こされる自然に発生したおかしみやギャグには寛容な傾向がありますが
狙ったギャグ・意図的なギャグはスルーされる展開がとても多いです。
その1

相生が水上麻衣にブロッコリーを差し出そうとする瞬間。
まぁこれは水上が聞こえていないだけなのですが、
何にしてもスルーされます。
あとブロッコリーはゆでた方が上手いです。
その2

クラスを和ませようするため、親父ギャグを言う担任。

完全スルーを決め込む生徒たち。

何事もなかったかのように平然とする先生
基本的に日常はツッコミなしのボケオンリーなギャグの作り方をしている傾向が強いです。
一概にすべてのネタがツッコミなしとは言えませんが、
私はボケる→ツッコミ→さらにボケる。この一般的・典型的で流る笑いの作りを
弁証法的ギャグ作りと呼んでいますが、日常はボケをスルーすることでボケの連鎖と拡散が
続きます。ここには先ほどのボケ・ツッコミのような弁証性は無いです。
ボケ続けると、なんかおかしさだけが残り、妙な感覚に陥るのが面白いですね。
まとめ

今回の聖地巡礼的な背景はこちら。
住宅街の路地っぽい雰囲気がとても生活感・日常感を感じさせてくれます。
このシーンでは博士と東雲がゆっくり歩く、ゆったりなテンポで見せてくれます。
このテンポこそが実は「日常」で表現したい事なのかもしれませんね。
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感想
段々面白くなってきた感じです。
単に見慣れただけかもしれませんが、
面白いと感じたのは私の中での真実です。背景ネタ
新房×シャフトが「ぱにぽにだっしゅ」で黒板に落書きを始めてから
背景でギャグを言う手法がアニメでも定着しつつあると思います。
(マンガなんかでは背景にネタを描くのはよくあります)
日常でも小ネタをどんどん混ぜていますね。

このように眼鼻口と全く意図が読みづらいチラシが貼られていますが
単純にシュールだから面白いって事で良いと思います。

何度と描写されるたぶん多くの人が気になる「囲碁サッカー部」の勧誘チラシ。
この部活の詳細が明らかになる事は無いと思われるだけに
視聴者側としては実態が気になるところです。

今までは「囲碁サッカー部」のチラシばかり見せられましたが、
この背景では「碁石がなんだサッカーがなんだ」という
囲碁サッカー部を否定するようなチラシが張られています。
ここで「囲碁サッカー部の勧誘チラシ」=肯定
「囲碁がなんだサッカーがなんだのチラシ」=否定、と捉えるなら
この肯定と否定のせめぎあいが背景で行われていることになります。
つまり囲碁サッカー部をめぐる争いが、あの世界で行われているのです。
この争いはもちろん、相生や水上は知りませんし興味も無いでしょう。
でもあの世界では「囲碁サッカー部」をめぐる争いが起こっている。
踊る大捜査線的に言えば「物語はキャラだけで起きているんじゃない。背景で起きているんだ」
と言えそうですね。
つまり相生や水上が知らない部分でも世界は動き「日常」は動いている。
ドラマがあり、物語は進行している。そんな事をこの2枚のチラシは思わせてくれます。
ギャグの方向性は基本的にスルー
日常で起こされる自然に発生したおかしみやギャグには寛容な傾向がありますが
狙ったギャグ・意図的なギャグはスルーされる展開がとても多いです。
その1

相生が水上麻衣にブロッコリーを差し出そうとする瞬間。
まぁこれは水上が聞こえていないだけなのですが、
何にしてもスルーされます。
あとブロッコリーはゆでた方が上手いです。
その2

クラスを和ませようするため、親父ギャグを言う担任。

完全スルーを決め込む生徒たち。

何事もなかったかのように平然とする先生
基本的に日常はツッコミなしのボケオンリーなギャグの作り方をしている傾向が強いです。
一概にすべてのネタがツッコミなしとは言えませんが、
私はボケる→ツッコミ→さらにボケる。この一般的・典型的で流る笑いの作りを
弁証法的ギャグ作りと呼んでいますが、日常はボケをスルーすることでボケの連鎖と拡散が
続きます。ここには先ほどのボケ・ツッコミのような弁証性は無いです。
ボケ続けると、なんかおかしさだけが残り、妙な感覚に陥るのが面白いですね。
まとめ

今回の聖地巡礼的な背景はこちら。
住宅街の路地っぽい雰囲気がとても生活感・日常感を感じさせてくれます。
このシーンでは博士と東雲がゆっくり歩く、ゆったりなテンポで見せてくれます。
このテンポこそが実は「日常」で表現したい事なのかもしれませんね。
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なるほど、背景のチラシ2枚の奥に物語があるとは!!
チラシ自体にはきずいていましたけど
まさか、そんな隠された意味があるとは思いませんでした
なかなか面白い所に目をつめましたね
自分も見習いたいです(出来ればの話ですが…)