今回はシリアスの中にコメディを混ぜ込む作劇。
様々な状況の中で従業員達が
いろんな考えと感情を交差させる。
群像劇的様相を示したお話だったと思います。緒花の行動力に魅力を感じました。
あと美人コンサルの空回りが可哀想に思えてきました。
何より女将さんは良いキャラしてますね。
感想仕事は順調にいかない それが仕事の醍醐味
宣伝によってお客が多く来ている中、所用などで従業員の人数が足りない。
そんな中、女将が倒れてしまうという危機的状況を向かえました。
緒花の空想ではこんなに楽しそうにしていたのに…。

仕事って順調にはいかないですよね。
いつも想定外のハプニング!ハプニング!!の連続ばっかりです。
ただ旅館の従業員の精神的支柱の女将が倒れてしまい、
現場にいないのは従業員にとってショックでしょう。

この旅館は大企業のように個人のカリスマで経営しているのではなく
女将のカリスマで従業員をまとめた組織だけに事態は深刻です。
そんな女将さんの意思を引き継ごうとしているのは緒花です。

字が達筆そうなのがこれまた魅力的。
緒花が女将さんが書いた日誌を読むことで、
緒花がなすべきことがわかったというのが、今回でした。
ここで緒花がすごいのは、奈子を呼び寄せ、徹までも連れてくる為に
金沢駅まで呼びに行く行動力。こうした緒花の行動力は魅力的です。

見えを切った緒花!
こうしたキャラは躍動感があって、行動的なキャラは素晴らしいですね。女将もしたたか
私がこの作品で好きなのは女将でしょうね。
まず仕事に掛ける情熱や旅館経営へのスタンスが伝わってくる所が好きです。
次になんだかんだで、緒花に愛情を伝えている所も良いです。
普通に若者の成長達を見守る好々爺的存在として描かれています。

今回、女将が倒れましたが、見舞いをしていた緒花に
「早く帰れ」と突き放すようにしながら「がんばりな」とも励ます。まさに飴と鞭です。
一方で自分が書いた日誌の存在を緒花に暗にほのめかし
緒方に読ませようとする所も、女将のしたたかな所でしょう。
日誌の存在をほのめかしたら、緒花は読むでしょうから。
まぁ女将は孫の緒花の気持ちがわかるのでしょうね。
おそらく女将と緒花は似た者同士なのでしょう。
(この似た者同士だと感じさせる描写は1話から多いです)
花いろのキャベツ作画
「よあけな」のキャベツ回以降、どんな作品でもキャベツの作画に注目しています。
「花いろ」のキャベツはリアルで見ごたえがありますね。

また凄腕の料理人のはずの富樫蓮二がプレッシャーで
キャベツ切りに苦戦している所が伝わってくる作画が面白かったです。
(まさか旦那がプレッシャー弱かったとは・・・)
キャベツの切り方として、ああゆっくり切った作画は初めてではないでしょうか。
旅館をかき乱す美人コンサル

今回も女将の危機に乗じて美人コンサルが颯爽登場しますが
明らかに足を引っ張る存在として描かれていますね。
演出的にも変なハッタリをつけた撮影処理をしていて、空回り感を増幅させています。
まぁ彼女は今のところは損な役回りですが、そのうちフォローされる事を期待しています。
まとめ
女将の体調不良と、仕事が回らない展開を打破するシリアスな展開なのに
コンサルの空回りや、富樫蓮二のプレッシャーに弱い点がコメディとなっていたのが面白かった。
一方で種村孝一と緒花のすれ違いも描くなどバラエティに富んだ構成でした。

金沢駅の背景のリアル感が何とも素晴らしい!
おおっと!、なんと徹を呼ぶところで物語は「次回へ続く」と引っ張りましたね。
基本的に1話完結だった話が、今回・次回合わせて2話構成にする感じです。
あと音楽が良かったですね。特に奈子が戻ってきて、
緒花が旅館から出るあたりのBGMが颯爽感と高揚感をあおっていたのが特に良かった。
FFの音楽にも参加した浜口史郎さんらしい曲調でした。
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感想仕事は順調にいかない それが仕事の醍醐味
宣伝によってお客が多く来ている中、所用などで従業員の人数が足りない。
そんな中、女将が倒れてしまうという危機的状況を向かえました。
緒花の空想ではこんなに楽しそうにしていたのに…。

仕事って順調にはいかないですよね。
いつも想定外のハプニング!ハプニング!!の連続ばっかりです。
ただ旅館の従業員の精神的支柱の女将が倒れてしまい、
現場にいないのは従業員にとってショックでしょう。

この旅館は大企業のように個人のカリスマで経営しているのではなく
女将のカリスマで従業員をまとめた組織だけに事態は深刻です。
そんな女将さんの意思を引き継ごうとしているのは緒花です。

字が達筆そうなのがこれまた魅力的。
緒花が女将さんが書いた日誌を読むことで、
緒花がなすべきことがわかったというのが、今回でした。
ここで緒花がすごいのは、奈子を呼び寄せ、徹までも連れてくる為に
金沢駅まで呼びに行く行動力。こうした緒花の行動力は魅力的です。

見えを切った緒花!
こうしたキャラは躍動感があって、行動的なキャラは素晴らしいですね。女将もしたたか
私がこの作品で好きなのは女将でしょうね。
まず仕事に掛ける情熱や旅館経営へのスタンスが伝わってくる所が好きです。
次になんだかんだで、緒花に愛情を伝えている所も良いです。
普通に若者の成長達を見守る好々爺的存在として描かれています。

今回、女将が倒れましたが、見舞いをしていた緒花に
「早く帰れ」と突き放すようにしながら「がんばりな」とも励ます。まさに飴と鞭です。
一方で自分が書いた日誌の存在を緒花に暗にほのめかし
緒方に読ませようとする所も、女将のしたたかな所でしょう。
日誌の存在をほのめかしたら、緒花は読むでしょうから。
まぁ女将は孫の緒花の気持ちがわかるのでしょうね。
おそらく女将と緒花は似た者同士なのでしょう。
(この似た者同士だと感じさせる描写は1話から多いです)
花いろのキャベツ作画
「よあけな」のキャベツ回以降、どんな作品でもキャベツの作画に注目しています。
「花いろ」のキャベツはリアルで見ごたえがありますね。

また凄腕の料理人のはずの富樫蓮二がプレッシャーで
キャベツ切りに苦戦している所が伝わってくる作画が面白かったです。
(まさか旦那がプレッシャー弱かったとは・・・)
キャベツの切り方として、ああゆっくり切った作画は初めてではないでしょうか。
旅館をかき乱す美人コンサル

今回も女将の危機に乗じて美人コンサルが颯爽登場しますが
明らかに足を引っ張る存在として描かれていますね。
演出的にも変なハッタリをつけた撮影処理をしていて、空回り感を増幅させています。
まぁ彼女は今のところは損な役回りですが、そのうちフォローされる事を期待しています。
まとめ
女将の体調不良と、仕事が回らない展開を打破するシリアスな展開なのに
コンサルの空回りや、富樫蓮二のプレッシャーに弱い点がコメディとなっていたのが面白かった。
一方で種村孝一と緒花のすれ違いも描くなどバラエティに富んだ構成でした。

金沢駅の背景のリアル感が何とも素晴らしい!
おおっと!、なんと徹を呼ぶところで物語は「次回へ続く」と引っ張りましたね。
基本的に1話完結だった話が、今回・次回合わせて2話構成にする感じです。
あと音楽が良かったですね。特に奈子が戻ってきて、
緒花が旅館から出るあたりのBGMが颯爽感と高揚感をあおっていたのが特に良かった。
FFの音楽にも参加した浜口史郎さんらしい曲調でした。
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