EDのあなるの絵が最高に可愛いよ!!
今回も最高に可愛かったです!!今回は「はちみつとクローバー」と本作品の類似点と
前回に引き続き「涙」の描写に注目しました。
いよいよ物語は佳境ですね。
超平和バスターズは現実や想い出をどう決着つけるのでしょうか?
感想「はちみつとクローバー」の類似性
今回を見ても、
つるこはゆきあつが好き、ゆきあつはめんまが好き
あなるはじんたんが好き、じんたんはめんまが好きという事は変わりませんが、
改めて、主要キャラの人間関係の終着点はめんまだという事がわかります。

じんたんとめんまの関係に割り込めないあなる。
私的にはこの人間関係は
「はちみつとクローバー」を思い起こします。
竹本と森田はぐちゃんが好き。はぐちゃんは修司が好き。
山田さんは真山が好き。真山は原田理花が好き。原田さんは死んだ夫を想い続ける。
というように「はちみつとクローバー」は
片想いの物語なのです。
一方で「あの花」も好きな相手(特にゆきあつとあなる)が自分を見てくれない
ケースが多い点で「片想い」の物語だと思います(じんたんとめんまは例外)。
さらに
男女間のグループ話という意味でも二つは共通しています。
(この話は男女のあるグループの話ですよという意図を伝えるOPの1カットです。
この緑色の花がめんまなのでしょうね)
そしてアニメの「はちクロ2期」と「あの花」の監督は
長井龍雪さん。
私は永井監督が「あの花」の物語を作る時に、
はちクロの物語にインスパイアされた可能性があるのではないかと考えました。
これは私だけかもしれませんが、「はちクロ」のはぐちゃんとめんまは
純粋無垢でみんなの中心にいた存在という意味で似ている存在かもしれません。
さらにいえば「はちクロ」も「あの花」も
ノイタミナ枠で放映されています。
この部分は大きい意味をもつのではないでしょうか。
さてどこまで永井監督が意図的なのかわかりませんが、
「あの花」と「はちクロ」には共通点を感じてしまいますね。
今回もみんなが泣き…
次に個々の描写に注目します。
今回も各キャラクターが泣いてしまいます。
まず、ゆきあつ。
めんまの父親に、めんまの願いを叶えようとして土下座までします。
ゆきあつがなぜ土下座をしたか、たぶんとっさの感情的な行為なのでしょう。
終始クールなはずのゆきあつがめんまの事になると
女装といい、これほどまでに意外な行動に出続けています。

そして土下座して感情が入りに入っちゃのでしょう。
泣いてしまいます。おそらく本人も泣くとは思ってなかったようですが、
それだけ、めんまに対するこだわりが強いのでしょうね。
ここでは泣いたという事はわかりますが、描写的には涙の粒が小さく描かれています。
この涙の量が今回のポイントになります。
次にあなる。

涙を隠していますね。

そしてゆきあつと感情的なやり取りをしてしまうと泣き始めます。
今回は前回とは違い大泣きしているわけではありませんが、泣いていますね。
めんまとじんたんの関係に距離を感じてしまい、
自分だけが蚊帳の外に置かれている疎外感を感じているのでしょう。
自分はじんたんを振り向かせられない絶望感。しかも相手は、見えない状態。
でもめんまは見えなくても、最近は存在している事がわかる。
このもやもや感もあなるがどうしていいかわからない理由でしょうね。

ここで余談ですが、ゆきあつがあなるに「交際しよう」と言うのを聞き、
つるこさんは右手をぐっと握り返します。
どうやらゆきあつが好きなのかもしれません。
ゆきあつ×つるこ×めんまの三角関係が始まりどうです。

最後にめんま。
じんたんが死んでしまうかもしれないダイブにビックリして
「じんたんが死ぬのはいや」と言います。
今回は、超平和バスターズ全体でのキャラ描写も多かったですが
ゆきあつ×つるこ あなる×ゆきあつ(つるこ) ぽっぽ×めんまといった
個々の絡みも見せつつも、最後はじんたん×めんまの関係を描きました。
よくよく考えるとサブタイトルが「みんなとめんま」ですね。
みんなとめんまの関係を描く話だったのでしょう。
そんなめんまは今までよりもずっと、みんなと抱きついたりと物理的に近づきますが
心は繋がらない。そこには悲しさが漂ってくる感じがしました。
さて、涙に話を戻しますと、めんまは本当に大泣きしています。
ここで3人の涙の描写を見ると、ゆきあつはほんの少し泣き、
あなるはゆきあつより涙の量が増え、めんまは2人より大泣きしています。
つまり物語が後半になるにつれ涙の量が、ゆきあつ<あなる<めんまと増えているのです。
これは後半に話を段々と盛り上げるための良い演出ですね。
今回の絵コンテは伊藤智彦(世紀末オカルト学院の監督)さんですが、
前半は客観的にしっとりとした空気感で映像を紡ぎ、
ラストのめんまとじんたんの川下でのやり取りでは感情的に描く演出。上手いです。
まとめ それぞれの過去に何か…
今回は、めんまに何か言いかけようとしたぽっぽ
じんたんもめんまが川に入るのを極度に恐れるなど、
めんまの死に何かある事をほのめかす展開が多かったです。

何かを言いかけようとしたぽっぽ。真相がそこにありそうです。
全11話という事で、残り話数が2話という事を考えると、
めんまの死の真相が語られるのかという期待感はありますね。
まぁ死の真相が語られるのか、めんまという存在は何なのか?
それらがわからないまま終わっても、まぁ私的には
これほど繊細で誌的な映像を楽しめるだけでも、本当に満足しています。
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今回を見ても、
つるこはゆきあつが好き、ゆきあつはめんまが好き
あなるはじんたんが好き、じんたんはめんまが好きという事は変わりませんが、
改めて、主要キャラの人間関係の終着点はめんまだという事がわかります。

じんたんとめんまの関係に割り込めないあなる。
私的にはこの人間関係は
「はちみつとクローバー」を思い起こします。
竹本と森田はぐちゃんが好き。はぐちゃんは修司が好き。
山田さんは真山が好き。真山は原田理花が好き。原田さんは死んだ夫を想い続ける。
というように「はちみつとクローバー」は
片想いの物語なのです。
一方で「あの花」も好きな相手(特にゆきあつとあなる)が自分を見てくれない
ケースが多い点で「片想い」の物語だと思います(じんたんとめんまは例外)。
さらに
男女間のグループ話という意味でも二つは共通しています。
(この話は男女のあるグループの話ですよという意図を伝えるOPの1カットです。
この緑色の花がめんまなのでしょうね)
そしてアニメの「はちクロ2期」と「あの花」の監督は
長井龍雪さん。
私は永井監督が「あの花」の物語を作る時に、
はちクロの物語にインスパイアされた可能性があるのではないかと考えました。
これは私だけかもしれませんが、「はちクロ」のはぐちゃんとめんまは
純粋無垢でみんなの中心にいた存在という意味で似ている存在かもしれません。
さらにいえば「はちクロ」も「あの花」も
ノイタミナ枠で放映されています。
この部分は大きい意味をもつのではないでしょうか。
さてどこまで永井監督が意図的なのかわかりませんが、
「あの花」と「はちクロ」には共通点を感じてしまいますね。
今回もみんなが泣き…
次に個々の描写に注目します。
今回も各キャラクターが泣いてしまいます。
まず、ゆきあつ。
めんまの父親に、めんまの願いを叶えようとして土下座までします。
ゆきあつがなぜ土下座をしたか、たぶんとっさの感情的な行為なのでしょう。
終始クールなはずのゆきあつがめんまの事になると
女装といい、これほどまでに意外な行動に出続けています。

そして土下座して感情が入りに入っちゃのでしょう。
泣いてしまいます。おそらく本人も泣くとは思ってなかったようですが、
それだけ、めんまに対するこだわりが強いのでしょうね。
ここでは泣いたという事はわかりますが、描写的には涙の粒が小さく描かれています。
この涙の量が今回のポイントになります。
次にあなる。

涙を隠していますね。

そしてゆきあつと感情的なやり取りをしてしまうと泣き始めます。
今回は前回とは違い大泣きしているわけではありませんが、泣いていますね。
めんまとじんたんの関係に距離を感じてしまい、
自分だけが蚊帳の外に置かれている疎外感を感じているのでしょう。
自分はじんたんを振り向かせられない絶望感。しかも相手は、見えない状態。
でもめんまは見えなくても、最近は存在している事がわかる。
このもやもや感もあなるがどうしていいかわからない理由でしょうね。

ここで余談ですが、ゆきあつがあなるに「交際しよう」と言うのを聞き、
つるこさんは右手をぐっと握り返します。
どうやらゆきあつが好きなのかもしれません。
ゆきあつ×つるこ×めんまの三角関係が始まりどうです。

最後にめんま。
じんたんが死んでしまうかもしれないダイブにビックリして
「じんたんが死ぬのはいや」と言います。
今回は、超平和バスターズ全体でのキャラ描写も多かったですが
ゆきあつ×つるこ あなる×ゆきあつ(つるこ) ぽっぽ×めんまといった
個々の絡みも見せつつも、最後はじんたん×めんまの関係を描きました。
よくよく考えるとサブタイトルが「みんなとめんま」ですね。
みんなとめんまの関係を描く話だったのでしょう。
そんなめんまは今までよりもずっと、みんなと抱きついたりと物理的に近づきますが
心は繋がらない。そこには悲しさが漂ってくる感じがしました。
さて、涙に話を戻しますと、めんまは本当に大泣きしています。
ここで3人の涙の描写を見ると、ゆきあつはほんの少し泣き、
あなるはゆきあつより涙の量が増え、めんまは2人より大泣きしています。
つまり物語が後半になるにつれ涙の量が、ゆきあつ<あなる<めんまと増えているのです。
これは後半に話を段々と盛り上げるための良い演出ですね。
今回の絵コンテは伊藤智彦(世紀末オカルト学院の監督)さんですが、
前半は客観的にしっとりとした空気感で映像を紡ぎ、
ラストのめんまとじんたんの川下でのやり取りでは感情的に描く演出。上手いです。
まとめ それぞれの過去に何か…
今回は、めんまに何か言いかけようとしたぽっぽ
じんたんもめんまが川に入るのを極度に恐れるなど、
めんまの死に何かある事をほのめかす展開が多かったです。

何かを言いかけようとしたぽっぽ。真相がそこにありそうです。
全11話という事で、残り話数が2話という事を考えると、
めんまの死の真相が語られるのかという期待感はありますね。
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それらがわからないまま終わっても、まぁ私的には
これほど繊細で誌的な映像を楽しめるだけでも、本当に満足しています。
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