失敗 失敗 失敗…
鈴羽にとっての天国と地獄。
父と巡り合えた幸せ。
記憶を失った事を知った絶望。ひどい結末を迎えた鈴羽を救う為に、
オカリンはまた背負い込みました。
その為にまたオカリンは孤独になっていく展開でした。
そしてまゆしぃは本当に救われたのか…
感想鈴羽の本当の親は樽→タル→ダルでしたね。
でも父親がわかったからといって、この作品はその反対の過酷を描きます。
世界を変えることの困難さ
私なりに今回の内容を簡単にまとめてみたいと思います。
まずダルによってタイムマシンが修理され、
そのタイムマシンによって鈴羽が過去へ飛ぼうとします。
しかし前にオカリンが鈴羽を引き止めてたので、
タイムマシンが不完全な修理状態だった。
(まぁこれは鈴羽が2010年に寄り道しようとしていたから)
その為に鈴羽はタイムスリップによって記憶を無くします。
そして数十年経ってから思い出して鈴羽は絶望。自殺します。
岡部はこの事を知り、自分のメールに「鈴羽を引き留めるな」と伝える事で
過去に行けたようです。そして彼女の結末は自殺から病死へ変わります。


そしてオカリンがDメールを送り、鈴羽を過去に無事送った事で
世界線が0.337187から0.409431に変わります。
そしてオカリンはまたみんなとの記憶の共有する世界から離れ、
ダルが鈴羽の父親だった事などを一人で背負いこみます。
この変化によって8時を過ぎても山手線は通常運行を続け、
まゆしぃはこの時間帯でも生き延びる事ができました。

だけどそれはまゆしいが本当に生き延びた事なのかはわかりません。
それは砂時計の砂は見事に落ち終わってしまっているのですから。

喜びと悲しみ 鈴羽の絶望
この作品は持ち上げては奈落に突き落とす展開が多い。
まるでジェットコースターのような展開です。
今回前半の見どころはダルと鈴羽が肉親だったとわかる事。
たぶん鈴羽にとっては人生で最大に嬉しかった出来事でしょう。

たとえこんなタルのような存在でも、父に会えた感慨に浸る鈴羽。
彼女の人生の幸せ度があるとしたら、この時はマックスの「100」でしょう。
この場面を見た時は本当に微笑ましかったです。
でも、


この最後の字の「た」から線が垂れている描写が本当にキツイ…
タイムマシンの失敗を24年後に気づいた時の鈴羽は幸せ度は「0」でしょう。
オカリン達に宛てられた手紙の文面には、「失敗と無意味」の文字が踊ります。
田村ゆかりさんの悲壮感溢れる演技と相まってきついシーンで描かれます。

こんな天国を地獄を一緒に見せるのが
「シュタインズゲート」の物語の魅力なのでしょうね。
ずっと何か大きな展開があるごとに「天国と地獄」を見せてくれます。
まとめ 人生を無意味にしない為に
今回は「人生が無意味だった」と結論付けた鈴羽をオカリンが救済する話でした。
前回の記事でも書いたようにオカリンは決してあきらめない。
今は失敗と無意味の連続かもしれないが、
それを成功と意味あるものに変えようとしている人です。

だから「無意味」と結論付けた鈴羽をどうしても助けたかったのでしょうね。
この厨二的で不屈の精神が彼を支えています。
しかしながら彼は鈴羽の事もまゆしぃの事もすべて自分で背負いこんでいます。
世界を変える事は孤独になる事でもあるのでしょう。
だんだんとオカリンが魅力的に見えてきました。
この作品が面白いのは、主人公が主人公足らんとしている事子でしょうね。
オカリンは主人公の風格を備えているのです。
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でも父親がわかったからといって、この作品はその反対の過酷を描きます。
世界を変えることの困難さ
私なりに今回の内容を簡単にまとめてみたいと思います。
まずダルによってタイムマシンが修理され、
そのタイムマシンによって鈴羽が過去へ飛ぼうとします。
しかし前にオカリンが鈴羽を引き止めてたので、
タイムマシンが不完全な修理状態だった。
(まぁこれは鈴羽が2010年に寄り道しようとしていたから)
その為に鈴羽はタイムスリップによって記憶を無くします。
そして数十年経ってから思い出して鈴羽は絶望。自殺します。
岡部はこの事を知り、自分のメールに「鈴羽を引き留めるな」と伝える事で
過去に行けたようです。そして彼女の結末は自殺から病死へ変わります。


そしてオカリンがDメールを送り、鈴羽を過去に無事送った事で
世界線が0.337187から0.409431に変わります。
そしてオカリンはまたみんなとの記憶の共有する世界から離れ、
ダルが鈴羽の父親だった事などを一人で背負いこみます。
この変化によって8時を過ぎても山手線は通常運行を続け、
まゆしぃはこの時間帯でも生き延びる事ができました。

だけどそれはまゆしいが本当に生き延びた事なのかはわかりません。
それは砂時計の砂は見事に落ち終わってしまっているのですから。

喜びと悲しみ 鈴羽の絶望
この作品は持ち上げては奈落に突き落とす展開が多い。
まるでジェットコースターのような展開です。
今回前半の見どころはダルと鈴羽が肉親だったとわかる事。
たぶん鈴羽にとっては人生で最大に嬉しかった出来事でしょう。

たとえこんなタルのような存在でも、父に会えた感慨に浸る鈴羽。
彼女の人生の幸せ度があるとしたら、この時はマックスの「100」でしょう。
この場面を見た時は本当に微笑ましかったです。
でも、


この最後の字の「た」から線が垂れている描写が本当にキツイ…
タイムマシンの失敗を24年後に気づいた時の鈴羽は幸せ度は「0」でしょう。
オカリン達に宛てられた手紙の文面には、「失敗と無意味」の文字が踊ります。
田村ゆかりさんの悲壮感溢れる演技と相まってきついシーンで描かれます。

こんな天国を地獄を一緒に見せるのが
「シュタインズゲート」の物語の魅力なのでしょうね。
ずっと何か大きな展開があるごとに「天国と地獄」を見せてくれます。
まとめ 人生を無意味にしない為に
今回は「人生が無意味だった」と結論付けた鈴羽をオカリンが救済する話でした。
前回の記事でも書いたようにオカリンは決してあきらめない。
今は失敗と無意味の連続かもしれないが、
それを成功と意味あるものに変えようとしている人です。

だから「無意味」と結論付けた鈴羽をどうしても助けたかったのでしょうね。
この厨二的で不屈の精神が彼を支えています。
しかしながら彼は鈴羽の事もまゆしぃの事もすべて自分で背負いこんでいます。
世界を変える事は孤独になる事でもあるのでしょう。
だんだんとオカリンが魅力的に見えてきました。
この作品が面白いのは、主人公が主人公足らんとしている事子でしょうね。
オカリンは主人公の風格を備えているのです。
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